m's diary

タイル巡り♡タイル制作♡建築巡り♡町歩き

マレーシアの旅2010【番外編:デング熱】

2010-10-14 | マレーシアの旅2010
無事終わったかにみえたマレーシアの旅だったのだが・・
今回は帰って来てからとんでもないハプニングが待ち受けていた・・
帰ってきて3日目の夜中に娘が頭痛を伴う発熱に見舞われ急きょ入院することに。
検査の結果、なんとデング熱と判明;

デング熱は東南アジアなどに生息するネッタイシマカやヒトスジシマカが媒介するウィルス性の熱性疾患でそのウィルスを持つ蚊に刺されることによって感染、発症する。
感染しても発症しないということもよくあるそうなのだが娘は見事に発症してしまった。
潜伏期間は4日から7日というので、ペナンで行ったトロピカルフルーツファームが濃厚かなあと。
蚊対策としては虫除けスプレーに虫除けリング、シールと総動員していたのだが、それがあまり効果がなかったようで、
娘は結構蚊に刺されてしまっていた。
蚊に刺されないようにするというのは東南アジアの旅では基本といえば基本だったのに・・防御を怠ってしまったのが悔やまれる。

娘は40度近い高熱が2日ほど出、その後急に熱が下がり、ほっとしたのもつかの間、もう一度熱が上がり出した。
これはデング熱の特徴で二度熱が出て下がるというようなM字型の熱型をたどることが多いのだそう。
デング熱の治療としては特効薬があるわけではないので
水分補給の点滴のみで本人の免疫力と自然治癒力による回復を待つしかないという。

もうひとつ心配だったのはデング熱より重篤なデング出血熱になってないかどうか・・
デング熱の症状のひとつに血小板の数値が下がるというのがあるのだけど
デング出血熱というのになると、血小板の数値の低下が著しく、
解熱時に鼻や歯茎など体の粘膜からの出血に始まり、
ひどい場合は血管からの出血でデングショック症候群というショック状態に陥る危険な場合があるそう。
これはデング熱に二度目にかかった時になる確率が高まるそうだが、一度目で必ずしもならないというわけではないそう。
娘の場合は血小板の数値は徐々に下がっていたのだが、
幸い輸血をすることもなく、デング出血熱でもなかったようで
二度目の熱は一日で下がり、その後は急速に回復することができた。

今回もホメオパシーを補助的に使った。
一度目の高熱が出ている時は髄膜炎を防ぐためのレメディ(Bell)を、
二度目の熱が出た時にはホメオパスに相談して、デング熱に有効なレメディ(ChinaとPuls)を取らせてみた。
そのおかげかどうか実際のところはわからないけど、ほんとに無事早期に回復することができたのでよかった!
病院では水分補給の点滴だけで回復を待つという感じだったのでホメオパシーは今回も自分にとっては大きな心の支えになった。
世間では最近バッシング報道があったりで、逆にホメオパシーが知られてきてるようだけど、
私はこれまでと同じようにホメオパシーを妄信することはないけど、
有効だと思う場合は生活に取り入れていこうと思う。

入院した市民病院では、やはり今までデング熱の患者を受け入れたことはなく
子どものデング熱患者というのも症例があまりなかったよう。
病院ではデング熱などの感染症に詳しい病院と連携を取りながら、綿密に対応をして頂けたので、
おかげ様である程度安心感をもって10日間の入院生活を送ることができた。

海外へ行くということはさまざまなリスクがあるということとある程度覚悟を持って行ってたつもりだけど、
今まで数度の家族での海外旅行では病気などのトラブルにあったこともなく
常々うちの子どもたちは丈夫だと過信してしまっていたことから危機管理が薄れてしまった結果だなあと・・
娘には申し訳ないことをしてしまったと反省・・;

デング熱は二度目に掛かった場合、より重篤な症状が出るデング出血熱になる確率が高まるということで、
子どもたちとはもう二度と東南アジアをはじめ、その熱帯の蚊が生息する地域へは
行くのは控えようと思う。
特に山奥や森林に行かずとも都会にもデングウィルスを持つ蚊はいるので。
今回の旅は家族での東南アジアへの最後の旅になってしまった。


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マレーシアの旅2010【アロー通りの屋台他】

2010-10-13 | マレーシアの旅2010


マレーシアの旅編、いい加減に終わらせないと;
最後はクアラルンプールで食べた物。
クアラルンプールで泊まったブキッ・ビンタンはアロー通りの屋台街が有名。
晩御飯は二晩ともこの屋台街ですました。





あちこちに見られた屋台はフルーツ屋台。
ドリアンの屋台が多くて立派なドリアンが山積み。





私はドリアン好きだが家族は皆嫌いなのでスーパーでも丸ごとはなかな買えなかったのだけど
屋台ならどこでもパックに小分けして売られてるのだ。
値段もラップの上からマジックで書かれてるので安心。
1パック買って一人で平らげた~満足。





この手前の大きな果物はジャックフルーツ。
この果物もにおいにちょっとクセがあるのだけど美味しい!
ここでも1パックお買い上げ。





これはココナッツジュース屋台。





中華料理、点心のお店も多い。





この日はここでいくつか点心を頼んでみた。
大きな葉っぱに包まれていたのはもっちりしたちまき。





ここで飲んだ「テ・タレ」は底のシロップ?がなんとなく薬膳ぽかった。





油条などの揚げパンを売る屋台も。
ここでも買い食い。





蒸したり揚げたりのいろんな串の屋台。










朝ごはんに食べた肉骨茶(バクテー)
漢方薬で煮込んだ骨付きの豚肉でご飯に汁も一緒にかけて食べる。
ホテル近くの有名店、「新峰肉骨茶」にて。
名物料理というので期待して食べたが・・
薬膳風味(八角?)がきつ過ぎて自分たちにはいまいちだったかも・・





セントラルマーケットの中で食べた「ロティ・ジャラ」
卵がたっぷり入ってそうな生地を網目状に焼いたもの。
これを頼んだらカレーと一緒に出てきた。
たたんで、カレーに付けて食べる。





チャイナタウンにて、のどが渇いたのでロンガン水を。
羅漢果と龍眼という果物の実が入ってる甘い飲み物。
さっぱりと美味しかった!





ロンガン水の斜め前にある豆腐花の人気店。
さすがにロンガン水のすぐ後にはしごはできなかったけど。





亀苓膏(亀ゼリー)で有名な恭和堂の店先。





亀ゼリーは亀の甲羅の成分と漢方をブレンドして作られたもので、かなり苦い。
正露丸とサロンパスを混ぜたような風味というか・・
でも何か効きそうな感じがして自分的には結構好きな味。
別添えの甘いシロップをかけて食べる。


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マレーシアの旅2010【KLのアール・デコ建築他】

2010-10-10 | マレーシアの旅2010


クアラルンプールにはコロニアルやムーア風の建築だけでなくアールデコ風な建物もちらほら見かけた。

こちらのセントラルマーケットは1888年に建てられた元市場。
建設当時から97年間は肉や魚、野菜、日用品などが売られる大きな市場だったが
1980年代初期には市庁による取り壊しの危機に。
その後保存されることになり現在は民族色豊かな工芸品を売るお店や飲食店などが入っている。





直線的で斬新なデザインが印象的なエントランス。
二日目はここで木彫りの人形を買うのに悩んで?粘って長居してしまった・・





こちらはトゥンク・アブドゥル・ラーマン通りの建物。
奇抜なピンクやオレンジ、灰色となんだかすごい色合いに塗り替えられているがデザインはアール・デコ調の建物が並ぶ。





ファサードの天辺がこんなギザギザになった建物や





ファサードの上にはこんなアンテナのようなものをつけてる建物が多かったが
これは装飾?!






インド映画を専門に上映しているコロシアム映画館もきれいに塗りなおされているが歴史的な建築物。






コロシアム映画館に隣接するのは1921年創業のマレーシアで最も古いカフェのひとつ、
コロシアムカフェ。
ステーキが売りだそうで、食事に訪れたかったが実現できず・・





チャイナタウンのアーケードの中では売っているものは怪しいコピー商品が多いのだが建物は魅力的なものがたくさんあった。





アーケードを抜けて、ショップハウスが並ぶ街並みを歩く。







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マレーシアの旅2010【マレーシア・イスラム美術館】

2010-10-08 | マレーシアの旅2010


クアラルンプールではせめてこの美術館だけは入っておきたかったマレーシア・イスラム美術館。
国立モスクから少し歩いてやってきた。
ここにはマレーシアだけでなく世界のイスラムアートが集められているというので期待大。
建物は1998年オープンなので新しいものだが、エントランスのブルーのタイルがとてもきれい。





植物文様が描かれたイスラームの典型的なデザインのタイル。





エントランスホールもすっきりと美しい。
天井には星型の飾りが





この天井の星型飾りの中身も又複雑でイスラムアートしてる・・





二階の屋上にはこんなブルーのドームが置かれているが・・外へ出てみることができない。
展示物は撮影禁止の為、写真はないが、最初のコーナーでは世界中のモスクの模型が展示されていたり、
美しいカリグラフィーの写本や宝飾品の数々、金属工芸や陶磁器などなどイスラムアートが満載の楽しい美術館だった。





そしてミュージアムカフェも美しい~
ここでランチもいいなあ、と思っていたのだが、なぜかレストランは閉まっていた。









ミュージアムカフェ内の壁の装飾などはウズベキスタンから本場の職人を招いて造られたものだそうでとても洗練された空間。





中庭には噴水があり、ゆったりした造りの美術館。
ミュージアムショップも充実していた。

実はここで展示物に夢中になっていて家族を見失い迷子に・・
慌てて受付で呼び出しをお願いしたら、瞬時に無線で各階の警備員へ連絡が行き、
三人連れを見つけて出してくれた。
迷子になったのがここでよかった~





美術館の入り口にて。
ムスリムの女性の服装が色鮮やか。
クアラルンプールはムスリムが多いのかマラッカやペナンに比べてあちこちで
こういう装いの人々を見かけた。
スカーフと服で色を合わせてる人などなど皆おしゃれ。
コーディネイトを観察するのも楽しかった。


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マレーシアの旅2010【KLの建築その2】

2010-10-06 | マレーシアの旅2010


二日目朝、まず家族で訪れたのは「クアラルンプール駅」
1910年にA.B.ハボックにより設計されたもので、2001年にKLセントラル駅が開業するまで鉄道の玄関口として使われて来た。
構内にはヘリテージ・ステーション・ホテルがあるということで
見学しようと入り口を探すが・・クローズとのこと。
ホテルは閉められてしまったのかなあ?!





現在はKTMコミューターが発着するのみとなっている駅構内。
歴史を感じさせるたたずまいのプラットフォームに立つとなんだか旅情が沸き立ってくる。





一部博物館になっていて、マレー鉄道に関する展示がいろいろと。





クアラルンプール駅の向かいに建つのはマレー鉄道事務局ビル。
こちらもA.B.ハボックにより1917年に建てられたビル。
デザインは古代ギリシャから13~14世紀のオスマン帝国まで、アジア、ヨーロッパ各地の建築様式がブレンドされているそう。
少し黒味を帯びた外壁には火山岩が使われているとか。





尖塔アーチが美しい回廊。






階段がらせん状に巡る吹き抜けの玄関ロビーも美しい。





階段手摺の複雑な装飾。






そして鉄道事務局ビルのすぐ後ろにあるのは国立モスク。
こちらは1965年に建てられたマレーシアを代表する現代建築で東南アジア最大のイスラム寺院。





ターコイズブルーの屋根は上から見ると星型になっているそう。





伝統的なイスラム装飾を現代風にアレンジしたモスクで、
あちこちに幾何学模様のイスラム装飾が見られた。





観光客も入り口でマントとスカーフを借りる(女性)と内部見学可。














礼拝堂内部はすっきりとしたデザインのステンドグラスが配された静謐な空間が広がっている・・
礼拝堂はイスラム教徒以外は立ち入り禁止。





天井や柱の装飾も細やか。





柱の下部にはこんな色鮮やかなタイルも見られた。




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マレーシアの旅2010【KLの建築その①】

2010-10-05 | マレーシアの旅2010
マラッカからペナン、ペナンからこの旅最後の都市クアラルンプールへやってきた。
移動の度に都市が大きくなっていき、建物のスケールも大きくなってきた・・
KLのムルデカスクエアにはイギリス統治時代の面影が残る19世紀後半から20世紀初頭に建てられた歴史的建築物が多く残されている。





1904年イギリス人建築家A.B.ハボック設計による旧市庁舎
ムーア建築の影響を受けたドームやアーチがとても美しい~





1915年A.B.ハボック設計により完成した旧高等裁判所。
現在は民事と軽微な刑事裁判所として使用されている。





1894年にイギリス人建築家A.C.ノーマンによって設計されたスルタン・アブドゥル・サマド・ビル。
イギリス統治下の連邦事務局として建てられ、現在は最高裁判所として使用されている。
ビクトリア様式とムーア様式が融合した造りで
全長137mもあるこのビルは威圧感たっぷりに独立広場前にそびえ立っていた。
独立宣言をはじめ重要な行事は常にこのビル前で行われてきたのだそう。





時計台を真ん中に両脇にはドームのあるタワーが立ち、内部には階段がらせん状に巡っている。





スルタン・アブドゥル・サマド・ビルの隣につながっていて一体となっているかのように見えるのは1907年に完成した旧郵便局ビル。
現在は高等裁判所。





国立歴史博物館はA.C ノーマンの設計により1910年に銀行として建て直された建物、1996年改修されて博物館となった。





テキスタイル博物館は1905年A.B.ハボック設計により鉄道事務局ビルとして建てられたもの。





クアラルンプール記念図書館。
1899年に植民地政府の印刷局として建てられたコロニアル様式の建物。
1986年に改装され図書館となった。





スルタン・アブドゥル・サマド・ビルの前に広がる大きな広場は独立広場。
1957年8月31日、マレーシアの独立が宣言された場所。
広々とした芝生はイギリス統治時代はクリケット場で今も競技場として使われることもあるそう。






ロイヤル・スランゴール・クラブは1884年にイギリス人のクリケットクラブかつ社交場として建てられたチューダー調の建物。





1885年にACノーマンの設計により建てられた英国系の教会、セント・マリー教会。
ゴシック建築を基調に設計されていて、内部は天井は132mもあるそうだが、
この日は内部は使用中?だったようで見ることはできなかった・・





マスジット・ジャメは1909年にハボックにより建てられたKL最古のイスラム寺院。
三つ並んだ玉ねぎ型のドームが美しい。
国立モスクが完成するまでKLで最も重要なモスクだった。

ここは礼拝時以外は見学ができ、女性は入り口でスカーフとマントを借りて肌を覆ってから
中へ入る。









大理石の回廊。
この中は女人禁制なのか?ムスリム以外は立ち入り禁止か?入ろうとしたら止められた。





礼拝前に体を清めるための沐浴場。


モスクをはじめ建物の多くが北インドのムーア様式の影響を受けているということで
玉ねぎ型のドームや美しいアーチが多用された建物が自分の目には新鮮でインパクト大だった。

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マレーシアの旅2010【ペナンの魅力的な門扉いろいろ】

2010-10-04 | マレーシアの旅2010


ペナンの最後に散策時に見つけた魅力的な門扉コレクションを。










エメラルドグリーンに赤いちょうちんが映える玄関。





こちらは真っ赤な扉に赤い玄関灯と赤でコーディネイトされた入り口がインパクト大





扉の花の格子がかわいい!
床の象嵌タイルもカラフル~






赤茶色の扉で統一されたシックな玄関





繊細な格子の扉に椅子がアクセントになった古びた味わいの玄関。





薄いグリーンの壁に赤茶と金のツートンの扉がマッチして美しい~











この格子模様もかわいい!





不思議なデザイン。





キャセイホテルの玄関わきの優雅な窓格子。

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マレーシアの旅2010【ペナンで食べたものいろいろ】

2010-10-03 | マレーシアの旅2010


マラッカに続いてペナンでもマレーシアグルメを満喫~
ペナンは屋台フードがおいしい!ということでちょうどホテル、チョン・ファッツィー・マンションのすぐそばにあった屋台街「レッド・ガーデンズ」で一日目の夕食を取った。
ここではフードコートのようにいろいろなお店が周りに並んでいて、好きなものを注文しに行き、席番号を伝えて待っているとテーブルまで運んで来てくれる。





こちらは鶏南ライスとサテ。





甘辛いつけダレで焼かれたサテに甘めのピーナッツソースをつけて食べる。





マラッカで食べたクレイポットライスが美味しかったのでここでも注文してみたが・・
ちょっと期待してたものとは違った・・





二種類の太さの麺が入ったちょっとスパイシーなラクサ。





デザートに食べた揚げアイスは結構普通・・





二日目の晩に食べたのは通りがかりに入ったナシカンダールのお店。
ナシカンダールというのはカレーのぶっかけご飯、というもので
お店はイスラム教徒のインド人が経営しているのだそう。





まずタンドールチキンを頼んだらチキン以外にもチャパティーや二種類の具のないカレーなどが一緒に付いてきた。





そして私たちはメニューを見てカレーを注文してしまったが、
店頭に並んでいるいろんな種類のカレーを何種類か選んでご飯と一緒に一皿に盛ってもらう
べきだった~と。
そうするとお皿の中でいろんなカレーが混ざり合い絶妙な風味になったカレーを味わうことができる。
それがナシカンダールの醍醐味なのだ。





こちらはお店の人のすすめによって頼んでみたもの。
パンケーキのような中にたまごと玉ねぎを炒め合わせたようなものが入っている。
これも意外と美味しい~





チャー・クイティオ。
クィティオは米粉で作った平たい麺でそれを野菜や魚介類と炒め合わせたもの。
これを食べた「サイアー・ミュージアムレストラン」はこれまた素晴らしいプラナカンスタイルのお屋敷だったが残念ながら写真撮影禁止・・





ビーチストリートの建物巡りで一人歩きの一休みに入った屋台街でおやつ。
ピサンゴレン(バナナを揚げたもの)とジャックフルーツを揚げたもの。
そしてずっと飲みたかったテ・タレ。
テ・タレは濃いめの紅茶にコンデンスミルクを入れたもの。
このテ・タレが美味しくて次の日も家族を連れて飲みに来た。





隣ではバナナの葉にご飯とおかずを載せて包む簡易のお弁当を作ってた。





ここも一人歩きの最中に入ったお店、「松鶴軒涼茶」
さまざまな涼茶や、薬効のある薬粉茶などが味わえる。





私は蜂蜜入りの菊花茶と苦い薬効成分の入ったゼリーに甘いシロップがかかったハーバルゼリーを食べてみた。
この苦ウマスィーツは病みつきになりそうな味で気に入ってしまった。
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マレーシアの旅2010【ペナン・プラナカンマンション】

2010-10-02 | マレーシアの旅2010


ペナンにも19世紀末にペナンの有力者によって建てられた豪奢なプラナカンの邸宅を
公開している施設、「ペナン・プラナカンマンション」がある。
内部にはマレーシア国内から集められたプラナカンの家具や装飾品などの展示があり
屋敷全体がプラナカン・アンティークのコレクションハウスになっている。

明るいエメラルドグリーンの外壁が印象的な外観。





入り口を入ると広い吹き抜けの中庭が目の前に広がっている。
中庭を挟んで西洋風の部屋と中国風の部屋というふうに部屋の装飾分かれている。





こちらは中国風の部屋の豪華な入口。





床に敷き詰められたイギリス製の象嵌タイル。





二階のフェンスと柱の優雅な装飾。





入り口付近に下がっていたシャンデリアは三人の天使が照明を捧げ持っていた。





中国風の部屋には見事な螺鈿の家具が置かれていた。





部屋のつい立ても透かし彫りがびっしりと・・





シャンデリアがまぶしい洋風の部屋。





中華と洋がミックスされたような不思議なデザインのステンドグラス。





豪華なダイニングテーブルとダイニングセット。
別室にはプラナカン陶器のコレクションやガラスのコレクションもふんだんにあってもうお腹いっぱいに。





二階のテラスから中庭を望む。









螺鈿の家具以外にもこんな華やかな装飾がついた西洋家具も。





豪華絢爛なペナンスタイルのウェディングベッド。





ベッドの刺繍飾りは色鮮やかで細やかなもの。





二階の隅にあった洗面台は花の絵付けがされ、回りにはマジョリカタイルが貼られたかわいいものだった。









こちらの邸宅もドラマのロケ地になったそうだが、雰囲気のある見応えいっぱいのすばらしくゴージャスな邸宅だった。








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マレーシアの旅2010【トロピカル・フルーツ・ファーム】

2010-09-30 | マレーシアの旅2010


ペナンでも街中観光ばかりでは子どもたちが退屈だろうから、と思ってちょっと遠出。
テロッ・バハンから少し山奥に入ったところにある「トロピカル・フルーツ・ファーム」へ。
普段あまり見慣れない南国の果物がどんなふうにして実になっているのか子どもたちにも見せてやりたいし、自分も見てみたい!
おまけにここはトロピカルフルーツが食べ放題なのだ。





この日はちょっとのんびりバスに乗って行こうと思っていたので街中観光後ウェルド・キー
バスターミナルからバスに乗った。
海岸沿いのカーブの多い道をバスが結構なスピードで飛ばす。
ビーチリゾートのタンジュン・ブンガを抜け、バトゥ・フェリンギを抜けてさらに先へと進む。
バスには地元の学生が多く乗っていたが、徐々にその数が減り、最後は私たちだけに。
1時間以上は乗っていただろうか、終点のテロッ・バハンへ着いた。
ここは静かな漁村、その先は国定公園が広がっている。
ここから更にバスに乗り換え約15分、トロピカル・フルーツガーデンを目指す。





バス停からかなりの坂道を上ってフルーツガーデンに到着した。
ここではガイドさんに案内してもらいながら園内を回る。そして最後にフルーツバイキング。
入場料大人30RM、子ども20RMくらいだったか?入場料は昔のガイドブックよりかなり高くなっていた。
市場で果物を思う存分買ってもこんな値段にはならないだろうな、という値段だけど
ここはフルーツの木も見れることだし・・と。
欧米人の家族連れと合流し、園内を見て回った。





ランブータンの実

ガイドのおじさんは時折ジョークを交えながら果物の木の解説をしてくれるが
英語が達者でない我々は細かいことはあまり分からない;





ヤシの実






パイナップルの赤ちゃん





ドラゴンフルーツ
サボテン科というだけあって、その木はまさにサボテン。



 
ドラゴンフルーツの花





龍眼





ウォーターアップル





パッションフルーツの花、トケイソウ





アセロラ





パパイヤ

もっと果実がたわわに実るフルーツ園を期待していたのだが、どれも成長途中という感じ?!
まだまだいろいろとたくさんの果物の木を見たが、メモを取り忘れて何が何の木か分からなくなってしまった~





ガイドさんの説明も終わり、いよいよお待ちかね、フルーツ食べ放題のコーナーへ。
いろんなフルーツがカットされ、バットに並べられている。
キャーーー!うれしい~





ドラゴンフルーツにマンゴー、パパイヤ、メロンにパイン、ライチにスイカの赤と黄、スターフルーツ、
バナナ、ココナッツにジャックフルーツ、ランブータン、オレンジ、エッグフルーツ?
とトロピカルフルーツが勢ぞろい~~
(果物の王様と女王のドリアンとマンゴスチンがないな・・)
私は好きなドラゴンフルーツとジャックフルーツ、マンゴー、それに初めて食べたエッグフルーツが気に入って何度かお代り。
エッグフルーツは卵の黄身をゆでたような、芋のペーストのような不思議な食感・・

子どもたちは、というとパイナップルとスイカとかバナナとか日本でも食べれそうなありきたりなものばかり食べてるし・・





そして隣にはジュースのコーナーもある。
ショーケースの中の好きなフルーツを選んでオリジナルジュースを作ってもらえるのだ。
めちゃめちゃ手際のよすぎる係のお兄さんが、何人分ものジュースを瞬時に作り上げる。
そのスゴ技を見るのも楽しかった・・





旦那のミックスジュース、私のマンゴージュース、娘のスイカジュースと息子のパインジュース。
ジュースぐらい冒険したらいいのに娘と息子はまたまたスイカとパインかよ・・
作りたてのフレッシュジュース、美味い~~
トロピカルフルーツを十分満喫!





しかし帰りにひとつ問題が勃発・・
帰りはタクシーでテロッ・バハンまで出ようと思い、呼び出しを頼んだのだが
山奥だからか?ここまでタクは来てくれないと。
しかもバスはいつ来るのかわからない;
やはりこういう所はタクをチャーターしてくるものだなあ。
道路沿いでとりあえずバスを待つことにするが、日も暮れかかってきてるので不安・・
このあとトロピカルスパイスガーデンに行こうとか思っていた計画はとんでもなくなった。
こうなったらヒッチハイクをするしかないかなあ。
家族四人が乗れて、万が一運転手が危険人物だった場合、戦える相手、
・・女性ドライバーなら安心かも?と通りかかる車を物色・・
しかし車は結構なスピードで飛ばしてくるので物色してる間に目の前を通り過ぎて行く。
その時に一台の車が目の前で止まった。
助手席から一人の男が出てきて車に乗せてくれるという。
頼みもしないのに止まってくれる車ほど怪しいものはない・・
と躊躇したが、運転手のおじいさんを見て妙に安心した我々はタクシー代分くらいを支払って乗せてもらうことに。
なぜか足元がゴミ溜めのようになってた後部座席に家族4人きちきちで乗りこんだ。
やや不安げな我々に助手席の男は、果物の龍眼を食べるようにと束でくれた。
な~んだ、やっぱりいい人だったんだ。
おじいさんのゆるゆるのんびり運転で無事テロッバハン辺りのバス停へ到着、よかった~
助かった~。




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