m's diary

タイル巡り♡タイル制作♡建築巡り♡町歩き

四日市&養老&名古屋の旅2020【名古屋・為三郎記念館】

2020-08-05 | 四日市&養老&名古屋の旅2020

松風閣でランチ&見学をした後は、古川美術館の分館、為三郎記念館へやって来た。



為三郎記念館は名古屋を代表する実業家、古川為三郎が昭和9年に茶事を目的に建てられた数寄屋建築。


玄関の欄間の装飾。
館内はこの日行われていた展覧会の為、撮影禁止に;庭のみOK。
展覧会によっては、又は通常は撮影できるみたいなので残念・・



こちらは建物に囲まれた中庭。
竹が清々しい。


館内は数寄屋造りならではの数々の凝った意匠が見られて
見応えたっぷり。


市松の無双窓が見える大桐の間。
館内はカフェにもなっていて、庭園を眺めながらお茶することもできる。


建物は各部屋に終日、光が差し込むように、「雁行形」といわれ、
南西向きに斜めに配置されている。



又、高低差を利用して建てられた為、建物の一部は懸崖造りになっていて、


庭から見ても美しい建物だった。


建物見学の後は庭園も散策。






茶室、「知足庵」



庭にあった膝を抱える人の形をした石。
面白いデザイン。を


為三郎記念館を見学した後は付近を散策。
可愛い雰囲気の建物は元フランス料理店の建物。


オランダの風車の風景がプリントされたかわいいタイルが玄関先に貼られてた。

この辺りはいくつかの高級レストランが集まるよし川ビレッジという一帯になっていて、再開発の為、一時休業中になっているようだった。
その時に偶然、事務所に来られたというよし川ビレッジの吉川社長にお会いし、
これもご縁と、なんと家に招き入れていただけるという事態に。
ご自宅ではアンティークの調度品などを見せて頂き、数々の武勇伝などを聞かせて頂くことができた。


古川美術館横で見つけたカフェのタイル。

この後はレンタカーを返し、駅前でお茶して解散した。
久々の一泊旅行楽しかった!ありがとう~!!
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四日市&養老&名古屋の旅2020【名古屋・松風閣】

2020-08-04 | 四日市&養老&名古屋の旅2020

養老の千歳楼に泊まった翌日は、ゆっくり目にチェックアウトし、
まずは養老の滝へ。
前日の雨で水量が増していて迫力の滝。


雨上がりの鮮やかな新緑と瑞々しい苔。


そして養老駅へやって来た。
入り母屋造りの駅舎は、瓦屋根にドーマー窓が乗っていて和洋折衷に。





駅の付近を散策。
駅前公民館や、


こんな洋館がついた住宅も。


そして一路、名古屋の覚王山にやってきた。
ランチに、登録文化財の料亭、松風閣を予約してもらってた。
昭和9年に建てられた本館と離れからなる建物。


見学もお願いしていたので、食事の後、空いているお部屋を案内していただけた。


こちらは本館二階の大広間。
本舞台をもつ60畳の間と、床の間のある30畳の間からなる。



結婚式用にテーブルセッティングがされていて、90畳の広間が見渡せ、圧巻。




特にこの折上げ格天井がすばらしく、格間には木蓮、鉄線、稲穂などの草花が
京都の職人による手描きで描かれている。



天井を埋め尽くす植物文様はほんとに壮麗。



60畳と30畳の間にある欄間には鳳凰や植物文様などが透かし彫りされたものが
入れられている。










幅2間ある床の間には、花頭窓のついた書院があり、


天袋のついた床脇。


離れの二階へやって来た。
檜舞台のある40畳の部屋は結婚式などで使われるのだそう。
結婚式仕様にセッティングされてた。


竹がランダムに貼られた階段の装飾が面白い。


離れの一階には庭園に面して、部屋が三つ並ぶ。


庭園。






橋に見立てたように板を渡した廊下。


それぞれ趣向が凝らされた部屋を堪能させて頂いた。






食事をした部屋の窓から。


松花堂弁当は、どの料理もおいしくて、幸せいっぱい。



特にこの土鍋で炊いたゆり根の入ったトウモロコシご飯が美味しすぎて、
三杯も食べてしまった。
帰ってからも家で何度もトウモロコシご飯を再現してしまった・・


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四日市&養老&名古屋の旅2020【養老・千歳楼その二】

2020-08-03 | 四日市&養老&名古屋の旅2020

宿泊した千歳楼、館内探検その二。
お手洗いの扉を開けると、そこは大理石とタイルの濃密空間が広がっていた。
大理石の壁に囲まれたトイレに、仕切りにはマーブルタイルとモザイクタイルが
使われている。


仕切りのカーブに沿って貼られるベージュ系のモザイクタイル。
細かい模様は大理石風を意識?


手洗い場はコーナー部分に扇形に設けられてた。
こちらも上部はグリーン系の大理石で。
大理石の産地ならではの、とても贅沢な空間だった。


廊下を歩くと、水車の廃材を利用した装飾窓が見られたり、


洗面所も風流。
李朝の飾り棚が置かれ、


洗面台は、やはり大理石とマーブルタイルが使われている。





もう一か所あった洗面所。
こちらも白とグレーの大理石。
上部にはステンドグラスが入っていた。


ガラス窓の上に小鳥が描かれたステンドグラスが控え目で可愛い。


そして驚いたのがこの男子トイレ。
右手には便器が並び、中央に、こんな大理石でできた噴水がある。
この噴水で手を洗うようになっていたのだろうか?
現在は使用禁止になっていたけど、こんなトイレ初めて見た。


こちらは浴室の近くにあったトイレ。
左手に個室が並んでいるのだけど、その前の広々とした空間。
寄木貼りの床が贅沢。


そして浴室前の洗面所。
こちらはピンクの大理石でコーディネイトされてる。


浴室は白と黒の大理石が市松模様になった床。


ステンドグラスも二か所入ってた。


照明も、アールデコ風のステンドグラスが素敵。
換気口の透かし彫りも凝ってる。


お待ちかねの夕食はしゃぶしゃぶ。
肉、肉、肉ーー!


たらふく食べた。


熱伝導のいい錫製の鍋。
瓢箪のつまみが可愛い。



朝食も盛りだくさんでお腹いっぱいに。


朝食前に、付近を散歩。
こちらは天ぷら小屋と呼ばれる建物。
昭和天皇の奥さんである香淳皇后が来られた際に、天ぷらで
おもてなしをしたという建物が残されている。




更に下っていくと、豆馬亭という明治13年創業の老舗の旅館もあった。


朝食後は、更にひとつ空いたお部屋も見学させて頂けた。
こちらは「竹の間」


名前の通り、竹尽くしの部屋。




細竹が描かれた襖。枠は春慶塗だそう。





竹の床柱が入った床の間。


細かな彫刻が入った李朝のキャビネット


こちらの部屋の畳は半帖畳になっていて、畳の半分を交互にし、
半畳を商売繁盛と掛けてるのだそう。
面白いなあ。


天井は竹の網代板を煤竹で押さえた棹縁天井に。



たくさんのお部屋を案内していただき、すばらしい建物も存分に満喫することができた。
建物の老朽化もあって維持されるのは本当に大変かと思われるけど、
一人でも多くのお客さんに来て頂いて、いつまでも続いていって欲しいものだ。


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四日市&養老&名古屋の旅2020【養老・千歳楼その一】

2020-08-02 | 四日市&養老&名古屋の旅2020

四日市の続き・・
四日市でマジョリカタイルの竈を見た後は一路、養老へ。
この日の宿泊は「千歳楼」。
1764年創業で、明治13年に養老公園が造成された時、最も景観の優れた丘上に
改築されたという。


稲葉なおとの「名建築に泊まる」にも登場していた宿で、楽しみ。
到着した時は土砂降りの雨だったので、翌朝に撮影。


玄関を入ると、目の前に幅の広い大階段。


階段は結構急で、階段の上には大広間がある。


大きな柱時計。


ロビーで、チェックインの手続きを。
ガラス張りのロビーは周りの緑が目に入って爽快。


ガラス窓には竹の節を模した桟が入る。


蝋燭のような照明。


ウェルカムスィーツの柿羊羹を頂いた。



この日、宿泊する部屋、「袖の間」へ。
建物を着物に見立てた時に、ちょうど袖の部分に位置するということで
袖の間と名前がついたとのこと。


袖の間は日本画家の竹内栖鳳がデザインしたという部屋。
3mあるという天井は折上げ天井になっていて、開放感とプレミアム感?いっぱい。
欄間には間接照明が入る。


天井は竹内栖鳳筆による絹本絵画が斜めに張られ、
和紙が平天井に貼られている。


「翆嵐香」と書かれた書は竹内栖鳳によるもの。


前室との境の襖障子には扇面の絵が描かれている。


襖の引手が鶴を模したもので可愛い。



部屋の周りには広い縁側が設けられて、雨に濡れた瑞々しい緑が目に飛び込んでくる。



北山杉丸太が通る縁側の化粧屋根裏天井


部屋についていた浴室のタイル。



もう一つの友人たちが泊まる松の間を見せてもらった。
こちらは「松」をテーマに材料や意匠をデザインした部屋。


松葉の意匠の欄間。


繊細で美しい。


釘隠しは松ぼっくりと松葉が可愛いなあ。


床の間と床脇の間の明り取り。


縁側は引き違いのガラス障子がモダンな雰囲気。


このコーナーも素敵だなあ。


前室と縁側の境は和紙を貼った障子と、
栃の木の板を市松模様に組み合わせた建具。


襖にも松葉がデザインされていて、引手はひょうたん型。


そして女将さんに、大広間やお客さんがおられない部屋も案内していただけた。
大広間は50畳あり、縁側との間に建具はなく、眺望もよく壮観。


間接照明付きの障子を貼った亀甲くずし模様の組子の欄間が部屋を囲む。


二間幅の床の間。
四方柾目の杉床柱と落掛、黒檀の床框など貴重な木材が使用されているそう。


天井には扇の散らし模様が描かれた和紙を貼った襖が貼り付けられていて華やか。


広々とした縁側。


露台の欄干の透かし彫りは瓢箪を合わせたデザイン。


他にも空いていた楓の間を見せていただくことができた。


床脇にはエアコンがビルトインされてて、網代の天井など凝った細工も見られた。



地袋の扉に描かれてたコオロギ。


天袋の扉の引手も不思議な形。


瓢箪型の襖の引手


部屋のお風呂のタイル。

館内探検は更に続く・・
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四日市&養老&名古屋の旅2020【四日市・すわ公園交流館&マジョリカタイルの竈の家他】

2020-07-26 | 四日市&養老&名古屋の旅2020
カトリック教会を後にし、JR四日市周辺へやって来た。
近鉄の駅と比べて閑散としてる・・


駅周辺は廃店舗が目立ち、さびれた雰囲気。


看板建築のような建物も。




以前は商店街があったそうだけど、


すでに取り壊されていた。


朝一に訪れた楠温泉のご主人が、見学交渉してくれようとしていた
もう閉業してしまった四日市温泉。
黄土色のタイル貼り、角の丸い小さな窓が左右対称に四つ並ぶ可愛い外観。







ボーダータイルが縦にびっしりと。


そしてすわ公園交流館へやって来た。
昭和4年に四日市の実業家、熊澤一衛より、図書館として寄贈された建物。
病院や児童館としても使われ、現在は交流館として公開されている。


スクラッチタイル貼りの外観に、上部にはテラコッタの柱とレリーフ


レリーフにはウサギが餅をつく姿が描かれてる。


建物前には子供が甕を担ぐ噴水跡も。


やきものの羊の吐水口。


玄関ホールの壁面には、こんなタイルの装飾。
大き目の布目タイルの周りには濃い紫がかった均窯釉のようなきれいな発色のタイルが貼られてた。





近くのスナック街で見つけた可愛いタイル壁。


そして見学予約していたマジョリカタイルの竈があるという竈の家へ。
築110年以上の古民家が公開されていて、そこで竈を使った料理体験ができるという施設。
竈で料理をしようとしたら前後約4時間は必要というので、今回は断念して
見学だけさせていただくことになっていた。


大正末期から昭和初期に作られたという煉瓦造り、タイル貼りの竈。
一列にはマジョリカタイルが入れられてる。


あざみのつぼみと葉が表されてる。
葉っぱのデザインも華麗で、今まで見たことのない図案。


祖母が住まわれていたという管理されている方のお話を聞かせてもらいながら見学。





こんなモザイクタイルのシンクも残されてた。

マジョリカタイルの貼られた現役の竈、本当に貴重だなあ。
残してもらえててうれしい。
お時間のある方はぜひ竈料理体験されてはいかがでしょうか?!
暮らしを楽しむ竈の家→

この後はこの日の宿泊地、養老へ向かった。
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四日市&養老&名古屋の旅2020【四日市・四日市カトリック教会他】

2020-07-25 | 四日市&養老&名古屋の旅2020

ランチの後、伝七邸へ行く途中に車中から見えて気になっていた四日市カトリック教会へ立ち寄った。


コロナの為、扉は閉められていたのだけど、事務所へお願いすると、
中へ入れて頂くことができた。


内部は、扇形のように横に広がる変形六角形?の聖堂で、
ステンドグラスに囲まれた空間。




祭壇を正面から



木製の十字架に彫られたキリストを中心に、
背面はタイル壁、ペンダントライトが左右対称に垂れ下がっている。


ステンドグラスの光がいい感じに長椅子に影を落としている。


天井からぽつぽつぶら下がるライトが、教会ぽい雰囲気?ではないが、
この聖堂にマッチしていて素敵だった。


ステンドグラスとライトとのバランスもいいなあ。


後方にも中央部はステンドグラスがびっしりと入れられていて、
その下には木彫りのキリストの肖像などが掛けられていた。
木の温かみとステンドグラスの光に包まれ、美しくデザインされた教会だった。







外壁はタイル。
ステンドグラスの窓を外から。


スタイリッシュなマリア像。


教会の近くの喫茶エリカも、車中から見つけたお店。
白と紺の市松模様の中に照明が仕込まれた斬新なデザインの外観。


中へ入る時間は残念ながらなかったけど・・
先へ急いだ。
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四日市&養老&名古屋の旅2020【四日市・伝七邸】

2020-07-24 | 四日市&養老&名古屋の旅2020

お昼は、登録有形文化財となっている「伝七邸」にてランチの予約していた。
「伝七邸」は紡績会社東洋紡績の創始者、第十世伊藤伝七の別邸として明治29年に四日市に移設され、明治39年から「料亭浜松茂」として要人ご用達の迎賓館として使われてきた建物。


2017年、老朽化と後継者不在のため、存続の危機を迎えたが、九鬼家11代目九鬼紋七の手により、再建された。
食事の前に、お客さんがまだ入っていない部屋を案内していただくことができた。


こちらのさつき棟と、玄関棟は登録有形文化財となっている。
以前は料亭旅館だったそうで、こちらは宿泊にも使われていたという。


次の間の桐の板戸には松の絵が描かれているが、
宿泊客が宿賃の代わりに描いていったというエピソードが残されているとか。


シンプルだけど落ち着いた雰囲気のお部屋は


部屋に面する美しい庭を望むことができる。





夏の設えの簾戸が涼し気。





床柱や長押などには面取りが施されるなど丁寧な仕事が見られる。


部屋のそばにあったお手洗いの扉。
ハート型のような桃のようなデザインの透かし窓。


トイレの中の腰壁はタイル貼り。


そして廊下の一画にあった洗面所もモザイクタイル貼り!


ピンクの長細タイルとオレンジの正方形タイルの可愛い組み合わせ。


シンクの中はグレーっぽい玉石タイルが敷き詰められていた。


そして広間へ。
広間へのアプローチには木彫りで、まるでタイルのように表された床がモダン。


大広間前の待合?スペース。
きれいな庭が目に飛び込んでくる。



大広間は結婚披露宴の会場としても利用されているそう。


床の間と床脇。


長い天袋があったり、


こんな桐の花が透かし彫りされ、市松状になったおしゃれな窓も。



閉めると市松模様が全て桐の花に。


こちらの大広間も、窓の外は庭園が広がる。



メンバーが戸袋にひょうたん型のくり抜き発見。


そして食事をする部屋へ向かう。
風情のある渡り廊下を伝い


お部屋の玄関は、黒い玉石タイル敷き。


そして案内されたこの日の食事を頂くお部屋。
通常のランチは個室で頂くことはできないのだけど、
コロナ期であるため、ゆったりとした個室をあてがって頂けた。


ランチはリーズナブルで、黒毛和牛の鉄板焼きは2000円。
料理長直々にご挨拶にも来ていただき、なんだかリッチな気分に。


もちろんこちらの部屋もお庭が眺められる。


お隣の部屋。
こちらの部屋も二方が窓に囲まれていて、開放感があるなあ。


ゆっくり食事を頂いた後、お客さんが帰られた後、
もう一つの大広間へ。



このお部屋も窓から眺めるお庭がすばらしい。


最後にお庭に案内していただいた。


こちらのお庭は新しいそうだけど、水琴窟の涼し気な音も聞くことができた。
リーズナブルで優雅なランチが頂けて、満足。。
素晴らしい建物に、ランチも個室対応でコロナ対策もばっちりなので、こらからもたくさんのお客さんに来てもらえたらいいなあ。
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四日市&養老&名古屋の旅2020【四日市・楠温泉他】

2020-07-23 | 四日市&養老&名古屋の旅2020

先日、友人たちと久々に1泊旅。
四日市、養老、名古屋と、老舗の旅館や料亭建築などを堪能してきた。
四日市でどこか見学場所を探していた時に見つけた、まちかど博物館で紹介されていた楠温泉。
尋ねてみると、見学させて頂けるということになり、やってきた。



親切なご主人が時間外い開けて下さり、玄関からタイルに迎えられる。


昭和8年創業の楠温泉。
内部はほぼ当時のままだそうで、こちらの組格子の欄間は
珍しいものだそう。



照明のシーリング装飾も当時のままだそうで、ご主人が男湯は青、
女湯は赤に塗られたそう。


白いタイル貼りの洗面台。


シンクには紺色の丸タイルが敷き詰められている。
女湯は赤の丸タイルだった。


扉の周りのモザイクタイル。


そして浴室へ。





この花のタイルが可愛い~!


床の少し大きめヘキサゴンタイルともぴったり。


浴槽の真ん中には壺を担いだビーナス像。


この水栓柱のコーナー部分を丸く覆うモザイクタイルにも萌える~


ライオンの吐水口も




奥の壁面を覆うタイルもモダン。


こんなタイルも。


女湯の脱衣所にあった藤製のベビーベッド。
ご主人にはじっくり見学させていただき、
更にはもう閉店された四日市温泉にも見学できるか聞いてあげようか?と、
電話までかけて頂いたが、閉店されてるので、やはり無理とのことだった。


ランチ時間までもう少し時間があったので、近くの酒蔵の外観見学へ。



創業170年の宮崎本店。
黒壁に覆われた貯蔵庫や倉庫は昭和初期に建てられたもの。





かつては町内に30以上の蔵があったそうだが、現在はこちらの宮崎本店が全て引き受けられ、8000坪になる大きな蔵になったそう。


洋館の本店事務所もあった。


2階部分はタイル貼りで、妻壁上部には、遠目で見ると雄牛のようなレリーフが。



事務所後方には本宅の立派な和風建築もあった。


近くの建物のファサードに貼られてたいい感じの大判タイル。

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