m's diary

タイル巡り♡タイル制作♡建築巡り♡町歩き

個展へ向けてタイル制作中

2022-08-31 | 陶芸&タイル作り
10月28日から11月1日の須田画廊での個展に向けて、焦りつつ作品を準備中。

骨董市で見つけた昭和レトロな鏡の額に合わせて、タイルをデザイン。
赤みを帯びたコテコテの額に合わせて、マロンとトルコ釉を使用してみた。

こちらは、好きな色の組み合わせで、飴と黄瀬戸に鮮やかなトルコ釉。

こちらも古道具屋さんで見つけた、回転する台。
テレビを置く為の台だそう。

台の天板に、タイルを貼ってみた。

こちらは、以前に型を作っていた復元マジョリカタイルを久々作ったもの。


素焼きが上がったものを、釉薬の乗りをよくする為、水でじゃぶじゃぶ洗って微細な埃を取り除き乾燥させてるところ。

骨董市や古道具屋さん巡って額を手に入れ、額に合わせたタイルをデザインすることもあれば、作ったタイルに合わせての額作りも必須。
大小の額を作って、塗装。

釉掛けは、一枚一枚スポイドで釉薬を落としていく。


小さなピースを組み合わせて作ることが多いので、その中のひとつでも欠けてしまうと、一つのピースを一から作り直しになってしまうので、なかなか完成しきらないものがいくつか溜まってて焦る。
焼き上がり待ちは、割れてないようにと祈るばかり。
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自転車で地黄公会堂&エスペーロ能勢&目標達成

2022-08-30 | ロードバイク

そろそろ涼しくなってきたので、山以外も行けるかな?と野間峠を下りて、向こう?!の世界へ。
前から見に行きたかった地黄公会堂へやってきた。

地黄公会堂は昭和11年に建てられた洋風のモダンな公会堂。


黒塗りの檜の下見板貼りの外壁に、白いアーチ窓が映えてカッコいい。


和風の車寄せは、後ほど付けられたものだそう。

扉上部のアイアンの装飾。


2階のバルコニーにも装飾の入ったフェンスが付けられてた。


残念ながら、閉まっていて内部は窓越しにしか見れなかったけど。
格天井の広間が見えた。
今も現役で使われてるようだ。

隣に建つ同じく下見板貼りの建物は、何だったのかな?
縦長の上げ下げ窓がついていた。

すぐ近くにあった酒屋さんの建物が立派すぎて、思わず立ち止まり、店先におられたおじさんに尋ねると、130年前に建てられた建物だそう。
当時も「東松」という造り酒屋だったという。
とにかく先を急ぎ、後を振り返らない旦那は、さっさと行ってしまったので、
ろくに話も聞けず、慌てて追いかける。

この辺りは、地黄城の城下町だったそうで、ちらほら立派な民家や蔵などがあって、あれもこれもゆっくり見たかったけど、旦那は立ち止まる気なしなので断念;

そして、近くで調べた時に出てきた「エスペーロ能勢」でランチすることに。
(N'skitchenへ行こうとしたら満席と言われた、、)


こちらの建物も築100年の古民家を改装したお店で、細工の入った欄間などが残されていた。

フェアトレードの商品も扱うお店で、布のしつらえなども素敵。

吹き抜けの天井にかかる螺旋階段。

ランチは、素朴でヘルシー。
小鉢のカレーも美味しかった。
珍しい、テンペもついてた。

飲み物のチャイを注文して、ケーキは半分ずつに。

その後、野間の大けやきに寄った。


めちゃめちゃ大きなけやきの木。
季節によって、ふくろうが、巣作りに来てるそうなのだけど、、残念ながら巣立ってしまった後だった。

資料館があって、ふくろうの写真があった。めちゃめちゃかわいい!

2種類のふくろうが来るそうで、ついこの前までいたのは、こちらのアオバズクのよう。渡り鳥で、今は東南アジアへ渡ってるとか!
ふくろうにそんな長距離、飛ぶ力があったとは!それで再び、来年戻ってくるなんて、、資料館の方に聞いて驚いた。
この後、二つの峠をなんとか越えて家に辿りついた。



ここからは、常日頃、上ってる勝尾寺と妙見山ヒルクライムのこと。

心拍爆上がり問題?!で夏の間、タイムアタックを休止?し、ゆるゆると上っていたが、少し涼しくなって、早朝でなくても走れるようになった先日、久々に思い切り走ってみた。




目標の20分切りまで後10秒の所で、休止してたけど、また一からだなあ、、と思っていたら、なんと20分切り達成してた!



妙見山は、少し前に目標の35分を密かに達成してたので、これで差し当たっての自分目標はクリアできたので満足。

しかも夏の後半は、自転車のおかげか、降圧剤をほとんど飲まなくても、なんとか血圧を維持することができたのがうれしい。
(急に涼しくなったからかまた上がり気味だけど、、)
医者からは、全力はやめてほどほどに、と言われてるので、これからもほどほどに、たま〜に全力で?がんばってみよう。


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箕面滝道・時習堂&山本珈琲館

2022-08-28 | 建築巡り・街歩き【大阪】


箕面の滝道へ、
大学で書道専攻してる娘の卒業制作の題材探しに
滝道の途中にある「時習堂」がいいんじゃないかと、娘に付き合って久々行ってみることに、、


滝道の始まりにある橋本亭は、改装されてきれいに。1階はカフェ&ギャラリーになってる。


滝道の半ばくらいにある時習堂まで、川沿いの新緑ルートを歩く。
水の流れと、紅葉の新緑が清々しい〜

赤い提灯がかかる期間限定の川床には、お客さんがちらほら。

そして時習堂へ到着。
こちらは、日本創造教育研究所という企業へ社員教育などを行う会社がつくられた施設で、偉人の言葉などが展示されていたり、小学生向けに論語教室などされてたりと、地域や人々に還元されている。
めちゃめちゃ熱い係のおじさんに、論語
や大學について、熱心な説明を受けた。
しかし、肝心の題材探しは、、?!


坂村真民の直筆の詩もたくさん展示されていて、いいなと思う詩もいくつかあった。


敷地内には、琵琶湖畔の隣松庵から移築されたというお茶室がある。





向かいには、研修施設として使われている加古川山荘という施設がある。
元旅館だそうで、


中は改修もされてるようだけど、奥に建物が繋がっていて、

まさに迷宮旅館のような趣き。


見学はやはり無理なようだ。

川向こうにあるのは、山本珈琲館。

ここでお茶することに。

建物は、新しいようだけど、中はゆったりと豪華で居心地もよかった。


窓の外の緑が目に入り、

アンティークの家具調度品が重厚感ある。






まだまだ蒸し暑かったので、あまおうカキ氷を食べて、しばし涼んで帰った。

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常滑・ヒルズハウスセカンド&みんなの縁がわ&喫茶キャニオン

2022-08-20 | 建築巡り・街歩き【その他】

常滑の今回のお宿もヒルズハウスセカンドさんへ。
夕方、宿に入ってからは、展示の準備を少し。


前回泊まった部屋とは別のお部屋だった。
ツインの部屋を一人で贅沢に。


1階のギャラリースペースでは、鯉江正廣展が開催中。


翌朝、ご主人が作られた手作りのモーニングを頂く。
朝から具沢山スープやローストビーフが贅沢~


それに器が全て、作家さんのもので、バターケースから小皿、珈琲カップ、
デザートカップまで、いろいろと楽しめた。
朝食後は、昼からの資料館の当番前に、「みんなの縁がわ」さんへ向かった。


無理やり詰め込んだ感がある土管の間の食器たち。


黒壁のある路地を歩く。


盆栽鉢製造窯元の壁の風化がいい感じ。


その先をゆくと現れる元美容室の扉周り。


錆びたブルーのトタンの間から生え出るシダ。


緑の蔦とサビ


そして「みんなの縁がわ」さんに到着。
大正館のちょうど前にあったとは、今まで知らなかった・・

キング砥石のご夫人が主催されている「みんなの縁がわ」
現在開催中の陶の森資料館での杉江製陶所タイル見本室再現展の運搬などにも
多大なるお力をお貸し頂けた。
今後イベントでタイルのワークショップもお考えとのことで、
何かできることがあればとご相談にやってきた。


お店は、元酒屋さんの建物をそのまま利用し、コミュニティスペースや、
近所の子供たちの駄菓子屋さんとして、更にコンサート会場になったり、
お稽古事の教室としても使われていたりと、多くの人が集う場になっているという。


私が滞在中にも子供たちが駄菓子を買いに来たり、
常連のお客さんが来たりと賑わっていた。


店内には杉江製陶所タイル見本室から救出されたタイルが3枚、
こちらで展示されている。
この3枚は、見学会時には、什器などで隠れていて見れなかったもの。
すぐ目の前でみることができる。





杉江製陶所のクリアファイルとシールも販売して頂いてます。


常連のお客さんからおすすめされた梅シロップを購入。
今年は梅酒やシロップを作ってなかったので、買ってみたけど、
これ、すごく美味しかった~


中で行き来ができる隣接する建物は、酒屋さんの倉庫として使われていた建物だそうで、カフェや菓子工房などが入っている。
この日はお休みだったが。

一通りお話を終え、資料館の当番前に昼食へ行くという私を車で送ってくださることに。


みんなの縁がわさんのある通りは、かつて常滑のメインストリートで、多くの商店が並び、賑わっていたという。
すぐそばの廃店舗は、昔藤製乳母車を販売していたというお店だったそう。


細かいモザイクタイルが貼られてた。


縁がわさんの一押しのカレー屋さん、「omomom」はお休みで残念だったが、素敵な純喫茶キャニオンを紹介してもらった。
なんとワンコイン500円で鉄板ナポリタンなどのランチが食べれるという。




内部もレトロな雰囲気。


熱々の鉄板に乗ってやってきた卵が敷かれたナポリタン、美味しかった。
この後は陶の森資料館の当番へ→


当番の後、帰りの駅へ向かう道すがら、社長に裏通りを案内してもらう。
今まであちこちかなり歩き回ってるはずだけど、まだ通ったことのない道がいろいろあった。


民家の壁面下部に貼られた手作り風の凝ったタイル。


なんだか怪しい動物が描かれた看板。


土管のそばでゆったり昼寝する猫。


今回もいろいろと楽しい常滑での滞在だった。



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常滑・imawoまわるカフェ&三角庵他

2022-08-19 | 建築巡り・街歩き【その他】

常滑、今回は陶の森資料館の当番と、9月にヒルズハウスセカンドさんで
タイルと写真の展示をしていただく為、搬入も兼ねてやってきた。
青春18きっぷで常滑入り。
スーツケースに詰めれるだけタイルを詰めてやってきたので、
ものすごい重量となったスーツケース、駅近だと思ってなめていた;
ヒルズハウスセカンドさんへの上り坂の小道の鉄板の上で滑って、スーツケースを倒してしまうという失態。
が、中身はなんとか大丈夫だった。


荷物を置かせてもらった後、道すがらお昼ご飯を食べて資料館へ向かうことに。


大きな水甕のお店。


このカエルの水甕がユニークでインパクト大。
数十年前に作られたお店のオリジナルのものだとか。


こちらは先代が作られたというカエルの水甕。


そしてお昼に行ってみたいと思ってた「imawoまわるカフェ」へやって来た。
築100年の古民家を再生したお店だそう。


店内はさまざまな廃材がアップサイクルされている。
床が水玉模様?!
埋め込まれた丸い板は、焼成前の陶器を乾燥させるためのものだそう。




古い箪笥を再利用したレジ周り。


喫茶室は窓が開け放たれて、そよそよと風が通る。


子供用の小さなキッズスペースも。


古い建具などが活用されてる。





ランチは、ヴィーガンメニューで、カレーと迷って、高野豆腐を肉味噌に見立てた豆乳の坦々麺を。
高野豆腐感は、全くなく美味しかった。


雑貨屋さん&ギャラリーになってる2階も拝見。



2階も手作り感のある棚や、棚がそのまま扉になっていたり、楽しい造りが見られる。




B級品のやきものの器の販売が。B級品とは思えないものばかりでリーズナブルだった。


食後は「常々」のギャラリーにて開催中の、陶の森資料館の展示設営にも
ご尽力頂いたハヤシダイスケさんの個展にも立ち寄った。


ずらりと壁に掛けられた顔たち。
似てるようで一枚一枚違う表情。


杉江製陶所の蔦の絡まる煙突を描いたものも。
やわらかい表情の布人形や、


土で作られたオブジェ。


どれもほのぼのとする作品たちだった。
偶然、お店を開けに来られたご本人さんからもいろいろとお話を伺うことができてよかった。
この後は陶の森資料館へ。→


午後いっぱい資料館で当番をした後は、宿へ戻る前に
早目の夕食に三角庵へやって来た。


「創業100年麺類一筋」の張り紙が。
なんか期待できそう?!


味噌煮込みうどんのスペシャル版、海老天と餅が入った「黄金餅」(おかねもち)を頼む。
出てきた鍋は、具沢山で一人用とは思えぬような量。汗を掻きながら平らげた。
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常滑・古民家のお宿&ギャラリーのヒルズハウスセカンドさんにて個展をします。

2022-08-18 | 個展他


9/6〜9/19に常滑の築150年の古民家のお宿&ギャラリーヒルズハウスセカンド「三人の街歩き展」の中で「タイルの世界」展を開催させて頂くことになりました。
自作のタイルアートとポルトガルのタイル写真の展示になります。

杉江製陶所タイル見本室の腰壁の施釉タイルのデザインを縮小復元したものも展示させて頂きます。

とこなめ陶の森資料館の杉江製陶所「95年前の見本室タイル再現展」や愛知芸術祭のついでにお立ち寄り頂けたらうれしいです😊よろしくお願いします。
9/10午後から9/11終日在廊予定です。

会場のヒルズハウスセカンドさんは、たもとにとこにゃんのいる北山橋を渡ってすぐ右手にあります。

今年5月、杉江製陶所見学会のお手伝い時に、偶然宿泊させて頂いたことがご縁で、今回有難くもお声をかけて頂きました。
ヒルズハウスセカンドさん、素敵なお宿です。前回の宿泊時のレポはこちら

常滑・古民家の宿ヒルズハウスセカンド - m's diary

今回の常滑のお宿は、古民家を改装したヒルズハウスセカンドへ。前回宿泊したHotelR9TheYardがGW中で、お高くなっていたこともあり、別の場所をと探していたところ、初の民...

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とこなめ陶の森資料館・「95年前の見本室タイル再現展」

2022-08-16 | 建築巡り・街歩き【その他】

この週末は、とこなめ陶の森資料館2階で開催中の「95年前の見本室タイル再現展」へ、当番のお手伝いに行ってきた。



階段を上がると、そこはもう展示空間。
天窓からの自然光に照らされて神々しく浮かび上がる
切り出された腰壁のタイル、土管の木枠、そして床タイルのフロッタージュ。


会場に入ると、あの事務室の床モザイクが見事再現されてた~
丁寧に切り出されたタイルたちがパターン毎にずらりと整列。
並びも事務室にあった時のまま。再会に感動~!


裏にモルタル、土の付いたタイルたちはすごい重さだという。
保管場所から会場まで運搬、設営と、暑い最中に動いてくださった方々に感謝。


展示は床タイルを囲んで、貼り板、そして床タイルのフロッタージュ、
解体時の記録写真から生み出された絵画などの制作物が掲げられている。


床タイルをそのまま写し取ったフロッタージュは、タイルの細かな凹凸が現れていて、白黒ながらとてもリアルで迫力があり、アートの域。


布バナーに鮮明に映し出された写真を見ると、ついこの間まであった工場の煙突や窯、建物たちは、今はもうないんだなあと、しみじみ。



第三室の釉薬調合室に敷かれてたタイルたちも健在。



最初の見学会が行われた時には、これがもう見納めと思っていたけれども、さらなる見学会が開催され、
そしてクラウドファンディングが実施されて、皆様方の努力の賜物で、また再びこのような状態で
目にすることができるようになろうとは・・
ほんとに奇跡的で感慨深い。


こちらは本間さんレスキューによる事務所棟の天井板をアップサイクルした額に、写真から起こされた17さんのスケッチ。


細かく描き込まれたスケッチに見入ってしまう。


解体前の杉江製陶所、最後の夜。


ハヤシダイスケさんによる製陶所の蔦が絡まる煙突のイラスト。


発掘された型を使って焼き上げたなぞのオブジェ?!


工場から解体前後に発掘された発掘品も並ぶ。
八角形の煙突の角部分の煉瓦の型枠。


通路の展示コーナーにも所狭しと、釉薬見本、クリンカータイルと製造用ロールの展示が圧巻。


釉薬見本は、目の覚めるようなオレンジ、渋い茶系、
一枚一枚微妙に違う色合いに、研究の試行錯誤の跡が見られる。


さまざまなカラーと窯変のタイルは、まるで宝石。


そして美しい真紅の辰砂釉のタイル。



杉江製陶所、テラカッターの結晶タイルも吸い込まれそうな美しさ。



全ての人にぜひ生で体感して欲しい。


布目、スクラッチ、砥石のセット。

二日間、当番をして、来場されたお客さんの反応をお伺いすると、
近くに住んでいながら、今まで知らなかったが、ネットや新聞、テレビで見て
来てみて、このような工場が近くにあったこと、その貴重さを知り、タイルに興味を持ったという方々もおられて、ほんとにうれしいことだなと、改めてタイルを残すことができてよかったなと思った。


1階では企画展の「常滑の装飾タイル」も開催中。









こちらの展示にも杉江製陶所のタイル、スクラッチタイル見本や



杉江製陶所で発掘されたタイルいろいろの展示も。

杉江製陶所「95年前のタイル見本室再現展示」は10/10まで行われています。
常滑では愛知国際芸術祭も開催中です。
ぜひ併せてお楽しみください。




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妙見山からの豊能のひまわり畑

2022-08-07 | ロードバイク

自転車で朝活。勝尾寺から妙見山へ上った後、豊能のひまわり畑がちょうど見頃だというので訪れた。
田んぼと山並みの緑が背景のひまわり畑、黄色が映えてきれい〜


見事に満開で、みんなこっちを向いてるのが、怖いくらい。
ちゃんとしたカメラを持ってくればよかった・・
ロードバイクは荷物積めないのがネック;



ひまわり、久しぶりにこんなに見れてうれしくなった。









残念ながら、今年でここのひまわり畑は終わりらしい。
最後に見れて、写真に収めることができてよかった~



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日本玩具博物館と中国の民衆玩具

2022-08-06 | 美術館・ギャラリー他
日生から姫路の日本玩具博物館へやって来た。
がんばれば、備前からはしごできるのではないか?と、急遽行くことに。


日本玩具博物館はとてもすばらしい博物館で、常設展示の以前のレポはこちら→
この日は企画展「中国の民衆玩具の世界」が開催されていて、
まずは一番奥の6号館企画展示室へ向かった。


素材別、地域別に展示された中国の民衆玩具。
特に気になったのが、布の玩具で、虎のモチーフのぬいぐるみ「布老虎」


虎は、魔除けの力を持つと考えられている。
カラフルな布に、デフォルメされた顔、
何よりフォルムが可愛い。


地域によって、雰囲気も異なるようで、
どの虎も個性的。






こちらは、子供用枕で、横になって寝た時に、耳が痛くならないよう、真ん中に穴が空いてる。
蛇や蠍、ムカデなどのアップリケが施されているのは、魔除けの意味があるという。


金魚やコウモリの形の枕。
金魚やコウモリも吉祥モチーフ。
カラフルで色がきれいだな。


麦わら細工は、日本の伝統工芸でも見かける。中国のものは、とてもカラフルな感じがするけど。
日本と共通する玩具もちらほら。


変わったものでは、セミの抜け殻が使われたミニチュアのセットなども。



これは、、ベトナムで見た、ホンノンボという盆栽に使われるものと同じだ〜
中国にもあったんだ、、



こちらも、そのよう、、


展示物は、まだまだケースにぎっしりあって、見応えある展示だった。


そしてその展示物がピックアップされ、
紹介されている本、「中国民衆玩具」もゲット。


企画展を見た後は、最初に戻り、閉館時間までゆっくり見れた。

4号館には、前に訪れた時に気になってた神戸人形のコーナーができていた。
明治、大正時代からの古い神戸人形がずらりと並ぶ。


その風貌が独特で、不気味さも感じさせる神戸人形は、からくり人形で、
スイカを食べたり、魚を切ったり、単純な動きのものがいろいろ。


神戸土産としてポピュラーだったんだろうか。


こちらは昭和50年代の神戸人形。

この日は青春18きっぷを生かしまくり、途中下車しながら2か所の美術館と、町歩きを楽しめた。

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BIZEN中南米美術館

2022-08-03 | 美術館・ギャラリー他

備前から日生へやって来た。
日生は十数年前に一時期、家族ではまって、カキオコを食べに来たり、鹿久居島で古代体験したりと度々訪れていたところで、
その時に見つけたお気に入りのBIZEN中南米美術館へ久しぶりにやってきた。


美術館の外壁は、備前焼のタイルでびっしりと覆い尽くされている。


この日は企画展「おしゃべりな土器たち」展が開催中。

こちらの美術館では古代アメリカ大陸で紀元前4千年前から16世紀にかけて出土した土器や土偶、石彫などが収蔵されていて、
それらの器類は、人の顔だったり、動物を象ったものだったりと、ユニークで興味を惹かれるものが多い。
以前には、思わず影響を受けて、猫鉢や人面鉢を作ったことが。


このほのぼのとした雰囲気の蓋付壺は、骨壷だそう。


こちらは、猫型の香炉。


イグアナ付き香炉は、かなり緻密な造形で、イグアナの体のブツブツが、器本体にも模様として入っていて、デザインも素敵。


こちらは、神様に捧げるチチャというお酒を入れると、不思議な音が鳴る、「笛吹きボトル」といわれるもの。
内部が二重構造になっていて、お酒を入れて揺らすとその圧力で音が鳴るという。
今から三千年も前に生まれたとは、、


可愛い双子の笛吹きボトル。


ボトルは一室〜四室に分かれてるものまで。
館長さんによる、笛吹きボトルの実演もあり、オカリナのような音色を聴かせて頂いた。


彩色されたボトルも。


動物型の笛吹きボトル。鳥のボトルもあった。


2階の展示室へ。
これはフクロウ?!
何これ、可愛い~


両脇に猫を従えた人。
還元焼成で焼かれた黒色の土器。


壺から手足がにょっきりと出ている人型の壺。



ろうけつ染めの要領で彩色された壺もカラフルでモダン。


なまずの上に乗るアルマジロだとか。
面白いなあ。


輪っかになってるのは紐を通して携帯するためのものだそう。
いちいち顔や人型になってるのが興味深い。
忍者みたいな恰好の壺も。


片膝ついてる人。


コウモリのような動物が描かれた壺に、壺を担いだネズミ?が立つ。



この美術館のキャラクター、ペッカリーは、古代のヘソイノシシをモチーフに紀元前1000年~前100年につくられた土偶だそう。
おとぼけ顔とこの体勢が気になる。

まだまだ興味深い人面、動物面壺の類がたくさんあって、堪能できた。



この後はもう1軒行きたい美術館があったので、海をチラ見しながら本数の少ない電車に慌てて飛び乗り、姫路へ向かった。





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