m's diary

タイル巡り♡タイル制作♡建築巡り♡町歩き

岡山&香川の旅2016【女木島・女根】

2016-10-27 | 岡山&香川の旅201...


女木島では瀬戸内芸術祭の最中だったので、皆が案内所で休憩中にちょっと近場を回ってきた。
休校中の女木小学校の中庭で展示中の大竹伸郎の「女根」を見に入った。



作品名の「女根」は女木島の"女"と、「生命力」の象徴としての"根っこ"、そして作品が女木島の人々の憩いの場として島に"根付いていくこと"
への願いが込められているそう。




カラフルなアクリル板が太陽の光を通して、床に敷かれたタイルにカラフルな影を落としていた。











床に貼られたタイルは既存のものではなくて、作品として設置されたものだそう。





意外にもタイルワールドがさく裂してて楽しめた。





熱帯の植物らしきものがプリントされたタイルやカラフルでビビッドなタイルが中庭の地面を覆う





石の間にモザイク状に貼られたものも





最もメインらしきオブジェは生命力あふれる植物と廃材アートが爆発してた













植物たちと錆びたもの、そしてアートの融合?!













女木島に自生していたというヤシの木





校舎内にあるトイレは蛍光グリーン





ここにもタイル





モザイク画も。

結局ここ一か所だけ見てきたのだけど、植物とアートの融合が楽しめた。

この後は、再びフェリーで高松へ戻り、青春18きっぷで帰途に就いたのだった。
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岡山&香川の旅2016【女木島・鬼ヶ島大洞窟】

2016-10-26 | 岡山&香川の旅201...


早朝散歩が終わった後、ママ友と子供たちとの待ち合わせのフェリーターミナルへ。
この日はママ友親子が香川に来たときはいつも訪れてるという女木島へ行くことに。
ちょうど瀬戸内芸術祭の真っ最中でフェリー乗り場は異常な人が。
なんとか女木島行きの切符を買って、フェリーに乗り込んだ。





20分ほどで女木島に到着。





このカモメ、どっかで見たことあるなあと・・以前愛知の佐久島へ訪れた時に見たのと同じアート作品だった。





更にバスに乗って鬼ヶ島の大洞窟へ向かった。
なぜかボロボロで、真夏だというのにエアコンもないバスでかなり山手の方へぐるぐると上ってきた。
見晴らしもいい





ママ友はまたもやここまで来たというのに、待ってるから入ってきて~と、、





鬼ヶ島大洞窟は紀元前100年頃に手で掘られたといわれる長さ400mもの洞窟。
桃太郎伝説の鬼が住んでいたとされる女木島で、洞窟の中には鬼がたくさんいた。





以前の芸術祭の既存作品でオニノコ瓦プロジェクトのオニ瓦たち。
よく見ると面白い顔の鬼もいる





遠目で見るとドクロのようで不気味だなあ。





今年の新たな映像アートも。





洞窟の外にも瓦がいっぱい。

戻ってくると、ママ友は案内所のおばちゃんとすっかり話し込んでいた。
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岡山&香川の旅2016【高松県庁舎東館】

2016-10-23 | 岡山&香川の旅201...


栗林公園を後にし、やって来たのは香川県庁舎東館。
昭和33年に丹下健三設計により建てられたモダニズム建築。





和風建築の意匠を取り入れた鉄筋コンクリート造りの建築で軒の垂木風のものもコンクリート造りという細かい造形が見られる。





庭園には太鼓橋がかかる





広々とした2階の高さのあるピロティ













コンクリート打ち放しの中、パイプの覆いだけ荒々しい石積みに









建物の中へ入って、受付のカウンターと棚





香川県出身の洋画家、猪熊弦一郎作の陶板壁画「和敬静寂」









カラフルな陶製の椅子、石テーブルなどの家具類も丹下研究室によるデザインだそう。





まるで美術館のようなロビーだなあ





天井はコンクリートの梁の間を木製の板が入れられ、その中に照明が埋められている。





中央にコンクリートの耐震壁を置き、建築の「背骨」とするコアシステムと呼ばれる日本初の試みがされていて、
コア内部に階段、エレベーター、トイレなどの共用施設が収まっているのだそう。





階段の壁に取り付けられているのは換気口で各階色違いになっていた。









議会棟の大会議室前。
1階の受付ロビーにあったのと同じデザインの木製の棚が置かれてた。

駆け足でなんとか見れた高松県庁舎東館だったが、ガイドツアーも行われてるそう。





県庁を出て、もう1軒見たかった喫茶店、城の眼。
昭和37年に建てられたアートな雰囲気の喫茶店





コンクリートに模様が入った斬新な外壁。

この後はママ友&子供たちとの待ち合わせ場所に慌てて向かったのだった。
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岡山&香川の旅2016【栗林公園】

2016-10-19 | 岡山&香川の旅201...
丸亀城を見た後は、高松へ向かい、滑り込みで高松城のスタンプを押して、ホテルにチェックイン。
夕飯は骨付き鶏の「一鶴」へ行きたかったのだけど、ものすごい長蛇の列で断念・・
仕方なくその辺の居酒屋へ入ったのだけど、皆で楽しくディナータイムできた。




翌朝、ママ友は時間になったら子供たちを連れてモーニングを食べさせておいてくれるというのでお言葉に甘えて;
私はホテルでレンタサイクルを借りて早朝散歩へ繰り出した。
まずは行きたかった栗林公園へやって来た。
栗林公園が圧巻のスケール!!
紫雲山を背景に広がる回遊式大名庭園は75万㎡の広大な敷地に6つの池と13の築山、そして松林が広がる。
景色が大き過ぎる?ので今回だけ写真、大き目で。
 
ここは飛来峰から望んだ絶景。





芙蓉峰から
背景の山並みと庭園が一体となって、壮大な眺め













いい形の松。
あちこちにある松の木も素晴らしく手入れが行き届いていて美しい~





四方正面の数寄屋風書院造りの施設、掬月亭。
早朝だったのでまだ開いてなかったが、中からの眺めもよさそう。









鶴亀松。
園内には1400本の松があり、約1000本が手入れ松だそうで、その中でも最も姿が美しいとされている。





松がほんとに美しくて感動・・








力強い幹のうねり

早朝の栗林公園の散策、人も少なく絶景を独り占めできて最高だった・・
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岡山&香川の旅2016【丸亀城】

2016-10-17 | 岡山&香川の旅201...


岡山を後にし、香川へ向かう。
香川ではまず丸亀へやって来た。
岡山城に続いて百名城巡りは丸亀城へ。




友人親子はもう何度か来てるそうだけど、我が家は丸亀には来たことあるけど丸亀城は初。
400年の歴史を持つ丸亀城は全国の現存12天守のうちの一つで石垣の名城としても有名だそう。
ほんとうに石垣がきれい




お城の玄関には鏡石と呼ばれる2mを超える大きな石が入れられた石垣が迫力いっぱい




高さ20m以上の高石垣には「扇の勾配」と呼ばれる反りが美しい。
石垣、といえば以前訪れたことがある金沢城が石垣の博物館と呼ばれるくらいさまざまな石垣が見れたけど、
丸亀城も小規模ながら美しい石垣が見れた。





とにかくお城の天守まではかなりの急こう配。
ママ友はせっかく来たのに、売店で待ってると・・
お土産屋さんが大好きなのだそうで、
旅行はお土産屋さんで現地の人と交流しながらゆっくり見れたら、それで十分楽しいのだとか。
旅の楽しみ方も人それぞれなんだなあ。




私と子供たち二人は天守へ。
丸亀城の天守は15メートルあり、三重三階の造りで、全国に12しか残っていない木造天守の1つだそう。
1660年に完成。





百名城のスタンプ帳にスタンプ





天守からの眺め





売店に戻ると、ママ友はお店のおばちゃんたちとすっかり話し込んでいて、欲しかったという骨付き鶏の巨大なマスコットもゲットし、
満足そうだった。





お城から駅までのアーケードには以前訪れたことがある大正末期から昭和初期に建てられた商家で
現在、まちの駅として公開されてる秋寅の館。
二階部分の外壁が黒いタイルで覆われていて迫力がある。

以前訪れた時の丸亀の近代建築巡りはこちら





シャッターが下りていた洋品店の意匠





丸亀を見た後は高松へ。
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岡山&香川の旅2016【岡山の近代建築巡りその2】

2016-10-14 | 岡山&香川の旅201...
ノートルダム清心女子大学をじっくり見せて頂いたため、予定時間を大幅オーバー;
このままでは約束の時間までに全て見終わることができなさそう~と思ったので
ママ友に電話で様子伺い・・
3人ともちょうど、岡山城へ行くのにバスを乗り間違えて時間くってしまったそうで、
お互い時間が足りずで、待ち合わせ時間を少し遅らせることにした。




岡山県総合グランドにやって来た。
グランド内に明治43年に建てられた旧陸軍第十七師団偕行社の建物が移築保存されている。
現在は岡山県総合グランドクラブとして活用されている。





1階にはカフェが









陸軍の星マークが入った階段親柱









2階へ
当初は大広間として使われていた部屋で天井のティンパネルが残されていた。
部屋の仕切りは、後年改装時のものだとか。





扉上部の装飾









大正12年に禁酒運動の岡山の拠点として建てられた、岡山禁酒会館。





現在、カフェなどが入る複合スポットになっていて、
カフェでは当時の食堂の人気メニューのカレーが再現されているそう。





大正11年に建てられた旧日本銀行岡山支店
現在、文化・芸術の創造拠点、ルネスホールとして活用されている。





正面には4本のコリント式円柱が立ち並び、古代ギリシャ様式の意匠が見られる。





漆喰仕上げが施された天井や、階段や回廊に取り付けけられた手すりのデザインなどは当初のものが残されている。





銀行時代の入口扉





明治41年に建てられた明治旧旭東幼稚園園舎。





昭和54年まで使用され、その後移築復元された。
建物は正八角形の遊戯室を中心に四方へ保育室や保母室が張り出した形となっていて
保育士の目が絶えず行き届くように設計されているのだそう。
八角形園舎の先駆けとなったもので重要文化財に。





最終ポイントを見学した後は、猛スピード?!で自転車こいで岡山駅へ・・
なんとか待ち合わせ時間に間に合った;
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岡山&香川の旅2016【ノートルダム清心女子大学】

2016-10-08 | 岡山&香川の旅201...
友人親子との合宿?は18きっぷで岡山に到着した後は、まずは駅前でお昼ご飯を皆で食べ、
その後は早速、岡山城へ行くみんなと別れて私だけ別行動。
レンタサイクルでチェックしてた建築を巡ることに。
チェックポイントは結構点在してるし、絶対お城一軒見るより時間かかりそう~~と思ったので
ほぼ全力で自転車を漕いで、まずはノートルダム清心女子大学へ。




ノートルダム清心女子大学は昭和4年、アントニン・レーモンドの設計により建てられた。
こちらはノートルダムホール東棟の聖堂。
外観しか見れないかなあ。と思っていたのだけど、守衛室でお伺いすると、なんと案内していただけるということに。
うれしい~~





聖堂は建物の2階にある。
左右対称についていた聖堂への階段。





かまぼこ状にアールを描く高い天井に、規則正しく並ぶ長方形の小窓









多くの窓から光が入り、とても明るい雰囲気の聖堂。





建物正面から見た時に見えたステンドグラスは淡い色合いの色ガラスが入れられていて





遠目で見た時にははめごろしだと思っていたが、一つ一つ開くようになっていた。





このかわいいらせん階段は?!
と、興味を持つと、特別にと上がらせて頂くことができた。









二階席から見下ろす。





二階からは照明も間近に。
どことなく和の雰囲気を感じさせる幾何学模様の照明がこのシンプルな聖堂にとてもマッチしてた。





聖堂を見学させていただいた後はノートルダムホール本館へ。




本館の教室。
こちらの教室も聖堂と同じく天井は緩いカーブを描き、解放感のあるデザインに。




教室と廊下の間には丸窓がついていて、中の様子がうかがえるようになっている。








トイレの扉がレトロでとてもかわいい!




中庭




そして、中庭に面したテラスもアーチの回廊が素敵だなあ。




最後は新館の塔の上から、コの字型に配置された校舎を望むことができた。


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岡山&香川の旅2016

2016-10-05 | 岡山&香川の旅201...
もう10月になってしまったのだけど、夏休みは最後に、息子と息子の友達親子との青春18きっぷの旅へでかけた。
私が「合宿行くなら付き添いで一緒に行ってあげるから。その代わり現地別行動でな!」
と、半分冗談で言ってたのが、実現・・
息子の友達のママも行くことになり、しかもそのママが
私は自由にしてくれていいから、子供たちに付き添ってくれるとの有り難いお言葉!
ということで4人で1泊2日の岡山&香川の旅に出かけることになった。
一体なんのクラブの合宿なのかというと、息子の友達が立ち上げたという歴史部。
息子は友達に引っ張られて人数合わせ?でとりあえず入ったようだ。
運動部じゃないので長い夏休みはゲーム&漫画三昧になるのは目に見えていたので、せめてこじつけの「合宿」を勧めたのだった。





合宿のテーマはもちろん?!日本の名城巡り。
友達からこのスタンプ帳を入手するように指令が出た。
友達親子はもうすでに名城巡りはずっと以前からやっていて、今回も丸亀城と高松城はリピートすることになるけど
城好きなのでリピートは全然OKとのこと。

18きっぷでの旅は初だという友達親子だったが、夏休みの混んでる時期にも関わらず、
そのママ友の不思議な能力?のおかげか、道中ほぼ座れて快適に旅することができたのだった。
まずは岡山編から・・
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