m's diary

タイル巡り♡タイル制作♡建築巡り♡町歩き

日生の牡蠣バーベキューとカキオコ&備前・cafe MUGENAN +

2024-03-31 | 建築巡り・街歩き【兵庫】



今期3回目の牡蠣を食べに、両親を連れて日生へやってきた。
ここ最近、母の病気がいろいろ発覚して、病院へ付き添うことが多くなってきたが、
まだ気力と体力のあるうちに行きたいと思う所にあちこち連れて行っておきたい。と思いつつ、ちょこちょこ出かけてる。
少し前に室津へ牡蠣の食べ放題に行ったから、カニとか別のものがいいんじゃないか?と提案したら、両親共、牡蠣がいい!と言うので、今回は、日生までやってきた。
日生へは、何度か訪れているが、18年前にも両親と訪れていて、ちょうどこのブログの1回目が日生の記事だった。


あの時と同じように、向かいの五味の市で牡蠣を買って、海の駅しおじでバーベキュー。
(前日までの要予約で90分2500円)
カゴに入った牡蠣、1番大盛りの3000円のものを買ったが、更におまけで追加してくれた。またお代わりに来ます。と言ったが4人ではこれで十分だった。


市場のお姉さんがいうには、今年は特に牡蠣が大きくて、焼いても縮まない、との言葉通り、身がすごく大きくて立派な牡蠣ばかり。


今回もアヒージョにと、オリーブオイルとニンニク、バゲット持参で。
3000円の牡蠣が食べても食べてもなくならない〜4人だと1人10個はありますよと言われてたが、もっと食べた気がする。
それに一粒が大きいので、結構すぐに満腹になった。
ひょっとして食べ放題より、効率よい?!
食べ切れなかった牡蠣は、火を通してからオリーブオイルと共に瓶に詰めて、帰ってパスタに絡めることに。


バーベキューの後は五味の市で買い物して、これまた18年前から根強く残ってたカキフライソフトを買って、後の食べる行程があるので、皆で少しずつ味見。
牡蠣フライにソフトクリームをたっぷりつけて、、と言われたけど、やっぱり別々で食べたいな。



そして、日生から以前は無人島であった鹿久居島へ渡る橋ができたとかで、車で渡ってみることに。
子供たちが小学校の頃に、この鹿久居島で縄文体験ができるというので、友人家族と1泊したことがある。
その時は、悪天候の中、小さなフェリーで渡って、転覆すんじゃないかと恐怖の体験をした記憶あり。
なつかしい、、あのまほろばの郷、調べたらまだ残ってた。



牡蠣の養殖の風景。



いいお天気で、海も空もきれい。
特に海の風景を好む父が喜んでいた。



鹿久居島の先の頭島まで橋は繋がっていて、
こんな魚のモニュメントも。


環境汚染の風刺的なモニュメントのようで、
魚の中は、漂流物らしき、様々なゴミが詰まってた。




再び本土に戻ってきて、次なるミッションのカキオコのお店へ。



日生の路地裏を入り、


「ほり」へやってきた。


さすがに1人一枚はキツいので、旦那以外、3人で2枚をシェア。


どちらかというと広島焼き風の生地に牡蠣がたっぷり入ってた。


焼いてる間に、周辺を駆け足で。


美容院の入口周りのタイルと、店名のサインも陶器でできてて良い感じ。


玄関周りに貼られてた瓦のような立体感のある形のタイル。



この後は、備前方向へ20分ほどドライブし、
備前焼の工房にあるカフェ、cafe MUGENAN +を見つけたので行ってみることに。



門が耐火煉瓦を積み上げて造られているようで、

所々に、釉薬などが貼りついた箇所が見られる。

これは、きれいだな。


山の上には、工房や窯があるよう。



薪が大量に積み重ねられている。
窯の焼成に使用される赤松の木材。
乾燥させる為に外に積み上げてるのだそう。
雨が心配だが、中までは浸透しないので大丈夫とこのと。


常滑でも見た焼酎瓶が積み重なる風景。
備前でも土管が造られてたことは伺ったことあるが、焼酎瓶も造られてたのかな?!

カフェは、門を入って手前にあった。



備前焼のショップも兼ねていてモダンな内装。


商品もモダンでおしゃれなものが多く、



備前焼は、ちょっと雰囲気重めのイメージがあったが、
可愛いケーキと合わせたら映えそう。







備前焼とドライフラワー、合うな〜


そして、こちらの備前焼を使ったスィーツがサーブされた。
かわいい〜



私はプリンに。



皆が休憩してる間に、山の上の工房へ。



登窯かと思っていたが、穴窯だそうで、三基あるとのこと。



昔、備前でも造られていた土管も並んでた。

牡蠣からカフェまで満喫できて、皆、満足して帰途へついたのだった。

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京都タイル巡りと泰山タイル展他

2024-03-30 | 建築巡り・街歩き【京都】

泰山タイル展のあった日、西院から建具屋さんを経て、タイルを巡りながら会場へ。
通りすがりに出会うタイルは、何度か見たものばかりだけど、通るとついつい観察したくなる。
布目のついたボーダータイル。
目地を通して縦と横で貼られたタイルは、端正で美しい。


ここのタイルの奥深さ、味わいも最高〜


深緑から茶系の渋い色味の中に、明るめの差し色が入って、惚れ惚れ。



この日もじっくり味わえた。
突然なくなってたりしたら、ショックなので、通る度に撮って味わっておく。



自転車で、目的地まで行く時は、できるだけ通ったことのない道を選択し、時には路地を分け入り、横道にそれ、なかなか目的地に到達しないこともしばしば。
三条商店会から路地を入ったところに、やや新しめのタイルの貼られた町屋を発見。
(以前写真撮ってた所だったと後ほど気づく)






看板が小さく出ていて、ランチもやってるようだったので、中も気になるし、ここでお昼を済ませていくことに。



店内は、すっきりと改装されているようだったが、窓の建具などは、古いままの箇所もあり、トイレの可愛い小さな棚も大工さんがそのまま残してくれたと言われてた。
表のタイルは、元々はブルーのシンプルなものが貼られていたそうだが、イタリア製のものを大工さんが貼ってくれたのだとか。
この町屋にぴったり、センスのいい大工さんだなあ。


ミックスランチだったか?を頼む。

デザート付きで、自家製のラズベリーが贅沢にたっぷり入ったチーズケーキが美味しかった。
ケーキ付きで1000円とお得。


周辺をぐるりと。
タイルと面格子。







細かなモザイクタイルと面格子。

面格子は、シンプルなパターンの組み合わせだけど、なんだかおしゃれ。



植木鉢がアクセントを添える。

大小のアーチ窓が並ぶ喫茶店鈴屋。
カレーが美味しいようで、
ここも一度入りたいと思いつつ忘れてた。
次回こそは、ここで。







インパクトのある像の立つ建物は、法律事務所。法の女神像だそう。







建具店にようやく到着。
扉を額に見立てて使おうと、2点購入したが、この大きめの狐格子のつく扉もいいなあ、、
2枚セットと言われたけど、、自転車の前カゴに積んでみたが、どう考えても無理そうで断念。





タイルならぬ石貼りの腰壁に型板ガラスの入った木製サッシ、面格子とのバランスが良いなー
2階にもモザイクタイルと、小さ目の面格子も。


そして、前回見つけた様々なタイルが乱貼りされた壁面にも立ち寄る。
一部駐車場のようになっているのだが、ちょうどこの日は、車が1台しか停まっておらず、じっくりタイルを観察できた。



色、形、様々なタイルが有り合わせのようだが、バランスよく貼られている。



所々に、波型文様のレリーフタイルが入っていたり、中央部分が凹んだお皿型タイルがあったり・・



トルコ釉の発色のきれいな工芸的なタイルも。








昭和レトロなプリントタイルなども混じり、



かまぼこ状やねじねじ状のモールディングタイル、ガラスモザイクなども。


階段のヘリに使うようなタイルもあったり、






とにかく広範囲に貼られていて、どのような意図で作られたのか気になる・・







このお花のような形のレリーフタイルも可愛い。
(後ほど、大仏タイルのカタログに載っていた「にちりん」だと気づく)
帽子をかぶった女性のレリーフも。



この辺のプリントタイルもレトロなデザイン。


マイルドな白&グレーのタイル。


細かく金色味を帯びた結晶のようなものが浮かぶ黒渋いタイル。


こちらのタイルも、通る度に何度も撮ってしまう好きなタイル。


中津の西田ビルのタイルにやや似てるが、小さな壁面の中に様々な表情のものが混ざる。


一枚一枚、結晶の出方が違い、どれもがなんと魅力的なのだろうか。



タイルという名の宝石だなあ。
うっとり。。
案外、B級品ばかりを集めて貼られたものかもしれないけど、
自分にとってはS級~


そして、ひたすら自転車を漕ぎ漕ぎ、泰山タイル展の展示会場へやってきた。
会場は、昭和48年まで泰山タイルの製陶所があった東九条の地にあるギャラリー。
私はとにかく前回個展においで頂いた池田先生にご挨拶したくてやって来たのだが・・この日も先生と奥様がおいでになられて、お話することができてよかった。
たっぷりと釉薬がかかった泰山タイルの建築用装飾陶器たちにもうっとり。


今はなき建物のタイルたちも。







吐水口いろいろ。
熊の吐水口って、初めてみたかも。
ライオンと違ってちょっとまぬけな感じがいい。



帰り道、、
型押しタイル貼りの旧医院の建物。





理容サイトーは、タイルと面格子、入口横にはガラスブロック。



モザイクタイル貼りのビル。
将棋の駒のような形の窓が面白く、1階は、
おもしろいデザインの面格子。





郵便受けのあるタイル壁。


白い面格子にバラが映える。


モザイクタイルの腰壁に、花が咲いた植木鉢が等間隔に並ぶ。

飴色のふっくらツヤツヤモザイクタイル。

そして以前一度お邪魔したことのある喫茶Q Qに差し掛かる。

お店は扉が閉ざされ、見るからにやってなさそうな雰囲気だったが、、
扉をよく見ると、openの文字。
思わず中へ。

扉を押して入ると暗闇だったので、やっぱりやってない?!
と思ったが、お客さんが他にいなかったので、照明が消されてたようだった。




汗を掻き掻き自転車漕いでやってきたので、
アイスコーヒーを頼む。
ほっと一息ついてから西院駅へ向かったのだった。











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京都を歩く会・お花見で平野神社〜北野天満宮〜今宮神社他

2024-03-28 | 建築巡り・街歩き【京都】

恒例の京都を歩く会で、春のお花見へ。
桜は去年は、早めのようだったから、今年もそうかなと早めの日程で予定を合わせてたら、ちょっと早すぎた~




今回は、私の京都を回る時の定番、西院からのレンタサイクル、というのに
皆が興味を示し、天気もいいのでみんなレンタサイクルを借りて回るということになった。
三人はママチャリ、体力に自信のない一人は電動をレンタル。
レンタサイクル、前回借りた時から新しくなっていて、車体は、阪急電車と同じ、シックなマルーンカラーになり、かごも大きくなって、なんだかグレードアップしていた。
快適だ~


自転車こぎこぎやってきた平野神社。
神門のそばには一本のしだれ桜が控えめに花を咲かせていた。
こちらは、魁桜(さきがけさくら)と言われ、早咲きの桜なのだだそう。






最初は少し寂しい感じがしたが、程よくつぼみ交じりの枝もフレッシュな感じでいいなあと。









境内の桜はまたさまざまな品種があるようで、
小ぶりな花を咲かせていたもの。





桜苑の桜は、まだまだという感じ。


その代わり、黄色の菜の花がまぶしいくらいに地面を覆ってた。


欲を言えば桜と菜の花のコラボが見たかったが・・


そして、久々に見たたんぽぽ。
最近みちばたで見ることが全くなくなったので、、
たんぽぽ見れてよかった~
黄色、はやっぱり春らしい色だなあ。


そして、お昼は、近くにあった「たかしま」というお店へ。
テレビの「オモウマイ店」でも取り上げられたことのあるお店で、
開店少し前に着くと、もう並んでいる人たちが。
幸い、開店と同時に1巡目で入ることができたのでセーフ。
なんと、お昼のおまかせ定食が800円で6種類の中から選べる。
「おまかせ」なのにそんなに種類があるの?!
3人が鯛の山椒焼を注文。一度に3人分は焼けなかったようで、
まずは、2/3の量の鯛が出てきた。
これでも十分多いのだけど?!
後ほど1/3が追加された。
甘辛味付けの鯛の山椒焼、おいしかった。
メインにハモの天ぷらを選んだ友人は、ハモの天ぷらがお皿に山盛り。
付け合わせのおかずも充実。
出てくるまでに少々時間がかかったが、ゆっくり喋れたし、ボリュームと安さにとにかく驚いた。



腹ごしらえをした後は、北野天満宮へ。
花手水がきれい。













枝からじゃなく、木の幹から直で生えてた梅?の花。



自転車で、結構北上してきたので、せっかくなら北方面へ行こう。
今宮神社のあぶり餅食べに行こう、ということになり、更に自転車をこぐ。


途中に、フォロワーさんに教えてもらったタイルスポットに寄ってもらう。
渋い色合いのコラベルのフォルムのモザイクタイル、白い花のポットとも合って可愛い。




上部は貼りっぱなしのタイルの形をそのまま出した貼り方が特に可愛い。


いいなあ。


そして今宮神社へ向かうも、あぶり餅屋は、定休日で二軒とも閉まってた~
無念・・これ何年か前にも同じことやってる。
行く前、まずは定休日を調べる、水曜は特に定休日が多い。
という教訓を得る。


そしてもと来た道を引き返し、平野神社近くの「クリケット」でお茶することに。
やはり、フルーツサンドが絶品。。
フルーツサンドのハーフとフルーツの盛り合わせ。

ここでもゆっくり話ができて、この後は、自転車で寄り道しながらも西院へ戻った。


途中にあったタイルスポット。
以前にも見ていたが、この前の会津若松で見たタイルとタイプが同じだなあと。









門扉などのアイアンワークが素敵なお家。










この日は友人と一緒だったので、これでも自粛して、タイルは少しだけ。
スクラッチタイルが貼られた塀。


ベージュ系の上品な色味のボーダータイル。


このあたたかみのある白のタイルも良いなあ。




天気もよく自転車日和な一日。
とても楽しかった~







コメント (2)
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福島&宮城の旅2024【会津若松の町歩き】

2024-03-28 | 福島&宮城タイル旅2024
旧観慶丸商店の特別公開に合わせて、天鏡閣のマジョリカタイルとの
東北2大タイルの聖地?!&近代建築を巡る旅へ訪れてきた。
はしごできそうな町として、会津若松と喜多方、郡山、宮城県の村田町をチョイス。タイトなスケジュールだが、行きは郡山まで夜行バス、2泊して、帰りは仙台から夜行バスにすると、時間的にも無駄のない?プランが出来上がった。
朝、郡山へ到着してから、会津若松へ直行。
よりによってこの日から気温が下がると伺っていたが、寒すぎる~
さすがに東北の寒さはワンランク違う感じ。
まずやってきた鈴善漆器店。
創業天保3年、漆器問屋として200年の歴史のある鈴善漆器店にある明治から昭和初期に建てられた7棟の蔵は、登録有形文化財に指定されている。
煉瓦造りのモダンな蔵は、美術蔵として作品の展示がされていて、見学もさせていただくことができた。



江戸末期から明治10年頃までに商品のサンプルとして使用されていたという会津塗の碗がずらりと並ぶ。


手の込んだ漆器の展示も。


美術蔵内部。





本館の二階へ。



階段の天井は船底天井に。


本館2階は、商談や会議室などとして使用されていたそう。
こちらは、洋室。


シーリング装飾が、糸巻のような不思議な形。


二間続きの和室も。


階段下のデッドスペースを利用した金庫もあった。


七日町通り沿いの近代建築などを見て歩く。
大正11年建築、旧郡山商業銀行若松支店。
カフェが入ってるようだったが、この日は定休日。


七日町通りに入ると、存在感のある近代建築が次々に現れた。イオニア式列柱が並ぶ昭和2年岡田信一郎設計による建築。滝谷建設工業。


大正3年建築の白木屋漆器店。
3階建て蔵造りの洋風建築で、1階は店舗と資料室、2階は陳列場として
使用されていて、見学可。




旧玄関ポーチのタイル。


古い看板の展示
他漆器にまつわる様々な展示があった。








2階陳列場階段周り



高価な漆器類が展示されている。





陳列場の奥には、商談楊か?応接室のようなスペースも。


探し彫りのある天井飾り



大正15年建築の塚原呉服店。
ファサードには、中央に赤い煉瓦があしらわれていたり、モルタルの装飾や窓の桟、お店のサインなどがしゃれている。
現役のスポーツ用品店。



建物の側面にもデザイン的な桟が入った窓が並ぶ。


昭和2年建築の第二塚原呉服店。
こちらもまた素敵な看板建築。



「Department store」の文字




当時は最先端のお店だったんだろうなあ。
現在は閉業されているようだが、ガラス越しにちらりと見えた内部は、洋品店のままのようだった。





土蔵造りの建物のようだが、窓などは洋風。
会津木綿を使った洋服のお店で、この日は閉まってた。


窓上のアーチの中に野菜のカブのレリーフがついていた看板建築。
甘味処になっていた。


旧種苗店のようで、野菜のかぶらのレリーフ。



老舗の造り酒屋、鶴之江酒造。


タイル貼りの医院も発見。
このグレーぽいブルーのタイルは好きな色味。


青みがきれいなタイル。


凸凹質感の深緑のタイル。


七日町通りから移動して。
古いたばこ屋さん跡


時間があれば入ってみたかった喫茶店ミラノ。


大正5年建築の小汲歯科医院。
現役のよう。


昭和3年建築の旧会津実業信用組合。

続く、、
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四天王寺のみの市からの西成〜南森町他

2024-03-14 | 建築巡り・街歩き【大阪】

久しぶりに四天王寺の第二日曜ののみの市へやってきた。
お目当ては、自作のタイルと合わせる古材。
昭和レトロな鏡の入った額と彫り跡のアクセントのある木製の額、そして蓋付の書道具用の小箱をゲット。
これらの古材をタイルと合わせてよみがえらせたい。

お天気も良く、春めく境内。


弘法市の日は、いつも長蛇の列だが、この日はなぜか空いてた赤飯もゲットできた。



四天王寺から、動物園前へ。
びんみんさんの投稿で拝見した岩谷雪子さんの展示「西成で植物を採集するということ」へ。こちらは、メイン会場のイチノジュウニノヨン。


外からの光を遮断した空間に、スポットライトに浮かび上がる作品。
それぞれの作品には、西成に生息する雑草を乾燥させ、用いられている。



雑草とは思えないような存在感。


一見、小さな花の形のビーズかと思いきや、季節を変えて採集されたというヨウシュヤマゴボウの実。
自然の形、色味が素敵。


会場は、元酒屋さんの蔵を使用したものだそうで、傷んでいた内壁が剥がされて、煉瓦壁と梁がむき出しになっていて、その風合いもよかった。


他にも、銭湯や飲食店など、町歩きしながら周辺に点在する作品を拝見。



うどん店助六の風格ある佇まい。
こちらも会場のひとつ。
入りたかったが、すでに赤飯食べ過ぎてて、お腹いっぱいで入れず。



コインランドリー床に貼られてたタイル。

別のコインランドリー床に色違いのタイル発見。


型板ガラス(らんまん)と郵便受け。

出窓の下部にもくるむように貼られたモザイクタイル。






面格子とガラスブロックのある元美容院?

マーブルタイルが、コーナーに使われていた入口周り。


モザイクタイルの貼られた玄関先もいくつかあった。


建物の壁面をふと見上げると、丸モザイクタイルがびっしり。


キュビズムっぽい凹凸のある軒裏にまでモザイクタイルが貼り巡らされてた。


キュビズム的外観。


ブルー系の丸モザイクタイルは、きれいな色合いだった。


玄関周りは、薄いブルーの厚みのあるレリーフタイル貼りに。




民家の腰壁。
建物が並んでるかのような型押しタイルは、粘土工業所のカタログによると「茶花壇」という名称だそう。
名前もおもしろいなあ。



面格子のある建物。


そして、展示の会場にもなっている旅館福田屋。

玄関ポーチには、3D風モザイクタイルが。


扉を開けると、ポーチに続いてたたきにも同じく3Dモザイクタイル。
お声を掛けて見せて頂く。
作品は下駄箱のひとつにあり、扉を開けると、ふわふわした植物が敷き詰められていた。(撮影禁止)



受付カウンター下には、オレンジにグリーンのモザイクタイルがポイントに入って

自然木のうねりを生かした柱がかっこいい。

上り框には、また違ったグリーンのタイルがずらりと並ぶ。


玄関ホールの天井も凝ったものに。

階段にもモザイクタイルがチラ見え。
なんと、こちらの旅館は、改装を終えられ1泊素泊まり2500円で宿泊できるという。




動物園前の商店街にもモザイクタイル物件がちらほら。



2階部分が、モザイクタイルに覆われている。


中央の窓に向かってややカーブを描くタイル壁。


こちらはピンクのモザイクタイルと青海波模様の面格子がかわいい。


よく見ると、ピンク一色ではなく、白との市松模様に。



洋品店の店先に、先日訪れた知慕里で見たタイルが貼られてた。


こちらも建物2階のモザイクタイル。
窓に向かって深い傾斜が。


白のモザイクタイルにブルーの縁取り。

こちらも同じく、立体感のある壁面に。


オレンジをベースに、紺色もアクセントに使われていた。
2階がモザイクタイル貼りの建物、以前歩いた時よりたくさん見つかった。


この後は、ホテル富貴の社長さんも参加されていた南森町のギャラリーの写真展を拝見しに。


最後に思い出して、元々北千里の駅にあった時に度々伺っていて、移転したと聞いた台湾料理店、yuan縁へ。

温かい芋圓と煮ピーナッツ入りの豆花を頂きほっと一息つけた。
無事この日の予定してた行程こなせて満足。。



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