m's diary

タイル巡り♡タイル制作♡建築巡り♡町歩き

京都近代美術館&時忘舎他

2024-08-04 | 純喫茶&リノベカフェなど

久々に京都へ・・
最高気温40℃の予報が出てたが、一度延期になってた予定だったので
意を決して決行。
友人案で、京都近代美術館で開催中の「倉俣史朗のデザイン」を見て
会員制カフェの時忘舎へ連れて行ってもらえることになっていた。
西院からレンタサイクルは、自分案・・
この暑さの中、どうかと思ったけど、バスに乗ったり歩いたりするよりはマシではないかなーと


自転車走行中、早速、いいタイル見つけて、止まってしまった;
渋い~惚れ惚れ



途中お昼に、町屋カフェジョイントホットという、築100年を超える町屋を改装した就労支援カフェを友人が見つけていてくれた。
日替わりランチ850円は、穴子の柳川ときゅうりとわかめの酢の物、玄米ご飯をチョイス。


カフェの並びの古本屋さんのショーウィンドウ下には、ふっくらモザイクタイルが輝いていた。


柱はモザイクタイル貼り。


こんな結晶釉の現れたふっくらタイルも見つけた。


こちらの書店と額縁屋さんは、近代建築のよう。


タイルと面格子、植木のバランスが絶妙だったお家。


マーブルタイルが見え隠れしていたお家も。


鉄分が混じったような斑点が面白いこのタイルも好き。


入口がドライフラワーに覆われているいかにもおしゃれなカフェも発見。



タイルと面格子。


そして、京都近代美術館「倉俣史朗のデザイン」へやって来た。
店舗設計やさまざまな家具のデザインを楽しむ。
創作の源となった夢日記なども面白かった。


一部撮影可能なコーナーがあったり、椅子に実際に座れるコーナーもあったり


バラの花の造花をアクリル樹脂で固めた椅子、「ミス・ブランチ」
写真撮り忘れたたのだけど、建築資材のエキスパンドメタルを使用した椅子が、建築資材と思えぬような見た目の美しさや座り心地のよさもあり、
意外で面白かった。
エキスパンドメタルをテーブルの脚に、ガラスの天板を置いたテーブルも最高に美しくて気に入った。


コレクション展は、特別展と関連を持たせたポスト・モダンのデザインの作品から、横尾忠則、福田平八郎の作品などがたっぷり見れて楽しめた。












美術館の後は、すぐ近くの時忘舎へやって来た。
一度行ってみたいと思っていたが、会員制の為、なかなか機会なく、
友人が会員になったのにまだ一度も行けてないので行きたいとのことで
ラッキー。
同伴者は、入場に300円のみ要。+飲食代
建物は、大正3年創業の旧竹中精麦所の元工場をリノベーションしたもので、
工場は昭和16年に閉鎖され、戦後は文化アパートとしてして使用されていたこともあったのだそう。


敷地内には疎水が取り込まれていて、工場時代には、深さ70cmの水路に
直径4mもの水車を回して麦の精麦を行っていたのだとか。



建物は、老朽化が激しく、一旦土壁を全て剥がし、柱や梁などの部材はできる限りそのままにリノベーションされたのだそう。
現所有者でカフェを経営されてる方が、いろいろと詳しくご説明してくださった。
当初は、ガラスの窓の入った部分はなく、完全な平屋で、文化アパートとして使用されていたので、部屋が区切られていたのだそう。



現在、奥の個室は、その文化アパート時代のちょうど一区画分だそう。



土壁を取った時に見えた竹組みは、一部、わざと露出させ、アクリルガラスをいれて欄間風にして保存されている。


精麦所だった当時は、この岡崎一帯は、工場の煙突が立ち並ぶ工業地帯
だったそう。
向かいには製氷工場、友禅染の工場などがあったそうだが、現在はマンションなどに移り変わり、唯一こちらの時忘舎のみが当時の姿を残した貴重な建物となった。
所有者の方は、この貴重な建物の保存活用を目的にカフェ・サロンを始められたという。


会員制の為か、この日は、ほぼ私たちのみでゆったり過ごすことができた。











チーズケーキとコーヒーを。
無添加・オーガニックの手作りのもので、チーズケーキは小麦粉も不使用だとか。
砥部焼の器もいいな。

カフェでゆっくり話してくつろいで、お店を出るころには日も落ちていたので、帰りは楽勝で西院まで帰れた。






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