m's diary

タイル巡り♡タイル制作♡建築巡り♡町歩き

埼玉&東京&横浜のタイル&建築巡り2019【日本橋のタイル&建築巡り】

2019-05-30 | 埼玉&東京&横浜のタイル&建築巡り2019

日比谷から東京メトロで日本橋まで移動してきた。

日本橋まできたのは、高島屋の屋上の小森忍の陶器の噴水を見るため。

10時開店まで、チェックしていた建物巡りと、日本橋方面へ行くというと、即座に送ってくれた

TTKメンバー情報によるタイルスポットを巡ろう。

 

 

大正9年建築の山二証券ビルはスパニッシュ様式の建物。

 

 

丸窓を飾るテラコッタの装飾が優美。

 

 

アーチのある玄関扉の両脇にはねじり柱

 

 

更にバルコニーと見どころの多い建物だった。

 

 

お隣の昭和9年建築のフィリップ証券。

 

 

昭和3年に建てられた日証館は現在、賃貸事務所ビル。

 

 

ここの玄関ホールの内装がすごい。

 

 

天井のモールディングが重厚感いっぱい。

 

 

大理石の柱と床

 

 

そして階段も。

 

 

エレベーターホール

 

 

照明を真下から見上げる。

 

 

 

 

洋風の格天井?!

 

 

そしてタイルポイント都寿司へやって来た。

 

 

お店全体もタイルに囲まれているのだけど、そのタイルの外壁に貼り付く魚の陶板がかわいい。

 

 

 

 

喫茶桃乳舎。明治22年に牛乳店として創業。現在は激安の洋食屋さんだそう。

建物は昭和8年のものだそう。

建物の天辺には桃のレリーフが。

 

 

大正14年建築の永楽屋は洋品店。

 

 

 

 

更にチェックポイントの室町ビル。

 

 

濃紺とグリーンの濃淡のタイルがめちゃきれい!

 

 

大小のペアでリズミカルに並ぶ窓。

 

 

この色に、惚れ惚れ。。

 

 

このコーナーにも惚れ惚れ。。。

 

 

 

 

 

素敵すぎる室町ビル。

教えてくれてありがとう~

 

 

更にタイルチェックポイントへやって来た。

中華料理の大勝軒。

こちらは取り壊しのうわさがあるそう。

 

 

グリーンのタイル貼りの外壁に、

 

 

大勝軒の文字にモザイクタイルが貼られてた。

 

 

そしてその向かいの鶏肉屋さんの鳥萬。

 

 

この店先にもタイル貼りの台が。

 

 

マーブルタイルの縁。

この後は日本橋高島屋へ向かった。

 

 

 

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埼玉&東京&横浜のタイル&建築巡り2019【本郷&銀座&日比谷の町歩き】

2019-05-28 | 埼玉&東京&横浜のタイル&建築巡り2019

鳳明館本館に泊まった日の朝、本郷の町を歩きながら、地下鉄の駅へ向かった。

 

 

大正14年、武田五一設計により、仏教の説教場として建てられた求道会館。

一見、ロマネスクの教会風の佇まいだけど、仏教の建物なんだなあ。

 

 

シャボン玉の泡風のシャビーな面格子。

 

 

床面に貼られた小口タイルはあまりみたことないような・・

色合いもきれいな宇宙色。

 

 

昭和3年建築の万定フルーツパーラー。

 

 

家政婦紹介所と看板が出ていた建物。

 

 

玄関先にはこんなタイルがあった。

 

 

地下鉄に乗り、昨日に続いて再び銀座へやって来た。

昨日見れなかった電通ビルのエレベーターホールを見るために、、

こちらは昭和4年に建てられた泰明小学校。

 

 

蔦が絡まった校舎は涼し気。

 

 

 

三連アーチ窓が目を惹いた泰明ビル。

 

 

大阪でもよく似たデザインのビルを見たような。

 

 

細やかな面格子。

 

 

そしてリベンジにやって来た電通銀座ビル。

 

 

玄関上部には社章の五芒星、そして左右にはレリーフが施されている。

 

 

吉祥天と、右には広目天のレリーフ。

 

 

電通ビルのタイル。

玄関から入ってエレベーターホールを見に行こうとしたら、

関係者以外は立ち入り禁止の看板が~~

中にいる警備員に目で合図を送ってみたが・・

看板を見ろ!とゼスチャーで答えられ、、撃沈;

友人が行った時にはビルは開いていて普通に見れたというが、システムが変わったのか?!

 

 

気を取り直して、引き続き建物を巡る。 

 

 

丸源ビルの壁面・・

遠くからみたらわからなかったが、近く寄ると、こんな女性の首のレリーフが貼り付く。

 

 

ビルの入口に敷かれたタイルも可愛い。

 

 

裏手に回ると、こんなエレベーターが。

 

 

エレベーターのボタン

 

 

テナントの表示板も素敵だなあ。

 

  

この階段の格子?も。

 

 

更にタイルに覆われたビル。

 

 

緑と白のタイルで幾何学模様のが描かれている。

 

 

 

 

日比谷の方へ移動して、日本生命日比谷ビルへやってきた。

昭和38年に村野藤吾設計により建てられたビル。

 

 

このビルの中の日生劇場には事前に申し込めば、見学できるようだったので、申し込んでみたけど、

この日は劇場を使用する日だったため、見学できなかった;

なので外観だけ。

 

 

バルコニー

 

 

玄関ホール前は大理石モザイクでさまざまな図が描かれている。

天井もアルミ?の板をつなぎ合わせたようなデザインで独特。

 

 

大理石モザイクの作者は長谷川路可。

日本のフレスコ、モザイク壁画のパイオニアだそう。

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして市政会館へやって来た。

昭和4年建築。

 

 

 

 

市政会館の中へ入ると、玄関ホールには明るい水色のつややかなタイルが一面に貼られていた。

 

 

細かい布目地につやのある水色の釉薬がかかっている。

一枚一枚、濃淡があって、とても味わい深く美しい~

 

 

足元の茶系のタイルとのコーディネイトもいい感じ。

 

 

 

 

郵便受け。

 

 

スイッチプレート。

 

 

 

 

エレベーターホールもおしゃれだなあ。

 

 

市政会館と背中合わせに建っている日比谷公会堂

 

 

 

 

日比谷公園の新緑もきれいだった。

 

 

明治43年に建てられた旧日比谷公園事務所。

ドイツバンガロー風の建物で、現在はブライダル施設、フェリーチェガーデン日比谷として使用されている。

 

 

この後は日本橋へ向かった。

 

 

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京橋&谷六の町歩き

2019-05-27 | 建築巡り・街歩き【大阪】

富貴へ行く前と後に歩いたところいろいろ

 

 

お昼はOさんおすすめの鳥せいで鳥めし弁当を食べて、

 

 

時間になるまで、京橋を少しうろつく。

螺旋階段が美しいビル。

 

 

 

 

 

 

グランシャトーは黄色いタイル貼りのビルだった。

 

 

グランシャトーの1階から2階辺りに貼られてたタイル。

 

 

 

 

モザイクタイルに囲まれた玄関

 

 

 

 

2階の面格子も可愛い。

 

 

よさげな旅館まがら。

 

 

ホテル千扇のタイル。

 

 

面格子が華やか。

 

 

富貴の後は、谷六の旧歯科医院を見に行くというので、便乗させて頂くことに。

鶴見緑地線の京橋駅の壁面には桜の花が描かれたこんなモザイク壁画が。

 

 

何メートルあるのか?

超大作!

 

 

すずめがとてもかわいい~

 

 

 

 

背景のグラデーションや

 

 

水の流れも美しい。

 

 

壮大なモザイク壁画だった。

 

 

谷六の旧三山・石井歯科医院へやって来た。

以前暗闇の中で見た記憶が。

 

 

 

 

扉上のステンドグラスに、

 

 

飴色がかった窓ガラスもいいなあ。

 

 

外灯

 

 

入口扉のガラス越しに。

旧歯科医院のことを隣の洋服屋さんに伺うと、京都の大学の先生が調査に見えられていたとかで・・

保存されて、カフェか何かに使われるといいなあ。

 

 

旧歯科医院の並びは古い建物が並んでいて、

 

 

スクラッチタイルや

 

 

建物前の床に明かり採りのガラスブロックが埋められていて、地下室があるとのこと。

表から見ると2階建て+地下で、裏に回ると三階建てに見えるという。

 

 

裏手から見た建物。

 

 

歯科医院を裏手から。

 

 

その後空堀商店街を歩いて、

かき氷を食べるために、山口果物へ向かった。

 

 

煉瓦敷きの階段も。

 

 

 

 

Nモチーフの面格子。

 

 

 

 

山口果物は人気店のようで、少し待ってかき氷にありつけた。

私はパインのかき氷。

この日は暑かったので、かき氷が身に染みて美味しかった。

 

 

みんなのかき氷勢ぞろい。

この日も念願の富貴には行けたし、おかげさまで満喫できた!

 

 

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ホテル富貴

2019-05-26 | 建築巡り・街歩き【大阪】

昨日は1年ほど前に計画しながら行けてなかったホテル富貴へ、ぷにょさんと面格子の会のお二人と女子

会?!をしに行ってきた。

  

 

1年ほど前、ぷにょさんと京橋を歩いた際、偶然見つけたホテルの

 

 

このエントランスのタイルに引き寄せされて、立ち止まり、

 

 

タイルを観察しつつ、

 

 

玄関に導かれ、入ってしまった時、玄関ホールを飾るモザイクタイル画を発見し、驚愕したことがあった。

 

 

なんだ?ここは?!

と、調べてみると昭和遺産として有名なホテルとのこと。

宿泊だけでなく、女子会や撮影などでも利用可とのことだったので、今回は念願の見学&撮影を兼ねて訪れた。

 

 

エントランスのモザイクタイル画は

 

 

海、ヤシの木、ヨットなど、南国の雰囲気が描かれている。

 

 

 

 

玄関ホールの豪華なシャンデリア。

 

 

そしてこちらはフロント。

コテコテの装飾に、

 

 

窓口はステンドグラス風。

 

 

 

 

白い手すりに赤い絨毯の螺旋階段

 

 

 

 

階段の壁面に入れられた装飾も独特。

 

 

そして2階のフロア。

何?これ、今まで見たことがないソファみたいな壁・・

 

 

 

 

3階から螺旋階段を見下ろす。

 

 

そして3階のフロアも仰天な壁の装飾が。

 

 

 

 

 

 

3階フロア。

洋風なのか?和風なのか?よく分からない

摩訶不思議な世界観・・

 

 

障子風の間接照明

 

 

障子に囲まれた真ん中にはモザイクタイルが貼られてた。

 

 

奥の階段の凝りに凝った親柱。

 

 

その上の天井の照明がとても可愛い。

 

 

私たちが予約していた部屋は新館のようで、新館へ。

 

 

シャンデリアや天井装飾が半端なくどぎつい。

 

 

床にはバラが埋め込まれてるし。

 

 

エレベーターで4階へ。

予約してた「英国」とネーミングされた406号室へやって来た。

 

 

部屋の中は英国なだけに英国風な?味付けが。

 

 

部屋の四隅には豪華絢爛な柱頭装飾のついた柱。

 

 

風呂を囲む柱のアーチに誘われ、通路を進むと

 

 

ベッドルームが出現。

 

 

シャンデリアはブルー。

 

 

 

 

ベッドルームの柱の足元にはタイル。

 

 

そしてクローゼットもこんなに華麗。

 

 

部屋の布製の壁紙。

 

 

そしてお風呂は、天窓から光が入ってとても明るい。

 

 

そして様々なタイルの競演が見られる。

 

 

浴槽は丸モザイクタイルで埋め尽くされ

 

 

壁には見たことのない色目もさわやかなデザインのタイルが貼られてた。

お風呂はラドン泉のよう。

 

 

 

 

他の壁面はキラキラひかるオーロラタイル。

後で皆、代わる代わる足湯した。

 

 

洗面台は

 

 

可愛い花柄タイル。

 

 

トイレ、床のタイル。

 

 

そして、ちょうど部屋から廊下へ出た時に、お隣の405号室が全開になっていて、

掃除をされていたので、ちょっと見せて頂くことができた。

こちらは寝殿造のお部屋。

 

 

「英国」の部屋とはうって変わって、和風色が強い。

赤い欄干に囲まれ、階段を上がったところがベッドルームに。

リビングとの間には石が敷かれるなど、演出が細かい。

 

 

部屋の壁にはこんなタイルも見られた。

 

 

そしてお風呂は真っ赤なタイルに囲まれている。

 

 

 

 

非常階段をおりるとこんな照明がついていた。

 

 

各階、すこしずつ照明が違ったり

 

  

 

 

裏口に貼られてたタイル。

 

 

 

 

 

 

 

このネオンサイン、すごい・・光ってるとこ見てみたかった。

お部屋では持ち込みスィーツを楽しみつつ、写真撮影、お風呂で足湯・・と75分間があっという間で、目一杯楽しめた。

 

 

 

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埼玉&東京&横浜のタイル&建築巡り【鳳明館本館・タイル尽くしの風呂他】

2019-05-25 | 埼玉&東京&横浜のタイル&建築巡り2019

この日の宿泊は本郷の鳳明館本館。

鳳明館グループ?!の中では風呂がピカ一と聞いてたので楽しみだった。

 

 

 

鳳明館は築100年以上になる木造建築で、下宿屋から転業した旅館だそう。

 

 

玄関入ったところにあるフロント。

 

 

フロントの欄間には鳳凰の透かし彫り。

 

 

ロビーは意外とシンプル。

本館は別館の二つよりも部屋の造りもシンプルだそうだけど。

 

 

自然木を利用した壁面の飾り

 

 

2階の部屋へ

 

 

階段を上がった正面の壁。

 

 

階段の天井の細工、

 

 

そして廊下も舟底天井に。

 

 

本館の客室は全部で25室だそう。

 

 

私は、紅葉という部屋へ案内された。

亀甲竹の床柱があった。

 

 

風呂に入る前に少し廊下を探検。

洗面所はマーブルタイルがボーダー状に入る。

 

 

 

 

もう一つの洗面台。

グリーンのタイルがアクセントに、細いボーダーのマジョリカタイルも入れられてる。

 

 

 

  

トイレは玉石タイルが敷き詰められてた。

 

 

 

 

廊下に入る窓などの桟には控え目な意匠が入っていた。 

 

 

蝙蝠の透かし彫りも。

 

 

 

 

そして楽しみにしてたお風呂タイム。

誰もいない時を見計らって。

 

 

龍宮風呂はまるで水族館のようで、

 

 

壁面はモザイクタイルとリアルな魚のタイル、わかめのタイルもユラユラと。

 

 

 

 

珊瑚もモザイクタイルで表されてる~

 

 

 

 

そして浴槽ももちろんモザイクタイル貼り。

 

 

スペシャルなタイルたちに囲まれて風呂に浸かる至福のひととき。

 

 

 

 

出入口の階段も。

 

 

さまざまなタイルの競演。

 

 

 

 

排水口を避けて貼られてるタイルも可愛い!

 

  

アーチの中はシャワーブースに。

使えそうになかったが。

 

 

そして、脱衣所にある洗面台もモザイク尽くし。

 

 

 

 

 

そしてこちらはもう一方の風呂、ひょうたん風呂。

ひょうたん型の風呂に玉石タイルが敷き詰められている。

 

 

更に、家族風呂か?少し小さめのおおとり風呂。

 

 

翌朝、窓の外の景色。

ロの字型に建つ鳳明館

 

 

朝、廊下を歩いていたら、宿の方に、今空いているのでお部屋をお見せしましょうか?

と言われ、見せて頂いた「えびすの間」

本館の中では一番見どころのあるお部屋だそう。

 

 

打出の小槌型にくり抜かれた障子にえびす様の彫刻が入れられている。

竿の先はただ今破損してしまっているそう。

 

  

 

 

床柱はごつごつした節と二股に分かれた幹が印象的な奇木が用いられ、

 

 

天井は番傘を広げたような意匠になっていて面白い。

 

 

隣の朝日の間も見せて頂けた。

 

 

 

 

こちらのお部屋も天井の意匠が変わってるなあ。

朝に会った宿の方はとても親切にしてくださった。

 

 

残念ながら台町別館と、森川別館はこの日は閉められていたので見せて頂くことは叶わなかったが、

またいつか機会があれば泊まってみたいなあ。

 

 

森川別館。

鳳明館の宿泊も堪能し、翌朝、2日目の町歩きに突入したのだった。

 

 

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埼玉&東京&横浜のタイル&建築巡り2019【東京さぬき倶楽部のタイル】

2019-05-23 | 埼玉&東京&横浜のタイル&建築巡り2019

 

日もとっぷり暮れたので、屋外のタイルを見るにはもう無理。

ならば室内でタイルを見れる場所、ということでTTKメンに教えてもらった東京さぬき倶楽部へやって来た。

こちらは宿泊もできるが、食事だけでも可能なのだ。

 

 

建物は昭和47年に大江宏設計により、香川県の県営宿泊施設として建てられた鉄筋コンクリート12階建ての建物。

現在は民間経営になってるそうだが、今年度末で閉館するのだそう。

この機会に見ておかねば~

 

 

エントランスの吹き抜けのシャンデリア。


 

エントランスを入ると、受付のカウンターには大きなタイルが貼られていた。

まるで宇宙を思わせるような美しい色合い。

 

 

その陶板が階段にも、

 

 

そして、ロビーには吹き抜けの壁面全体をこのタイルが覆っている。

受付カウンターのタイルより、濃いブルーがかったもの。

すばらしい~~!

タイルは香川県産の土を用いてつくられたものだそう。

 

 

圧巻の空間!!

 

 

タイルを愛でるひととき。。

 

 

こちらはタイルだけでなく、家具もみどころ。

ロビーに置かれている椅子やテーブルなどの家具はジョージ・ナカシマの作品だそう。

 

 

実際に座ってみたが、低めの椅子は、ゆったりとして座り心地もいい。

 

 

天井の照明もこの空間にマッチ。

 

 

 

 

 

 

レストランは2階にあり、この吹き抜けの空間を上から見下ろせる絶好のロケーションにある。

上から見ると、この照明がタイルに反射して、不思議な輝きを放ってる。

これは計算されたものなのか?!

こんな素晴らしい空間で頂ける夕食なのに、お値段はランチ並みで、

 

 

さぬき倶楽部なだけに、さぬきうどんも食べれるのだ。

この日は一日中歩きに歩いてきたのでお腹もペコペコで、ささみチーズ巻に小うどんもセットにして、

ロビーの美しいタイルを眺めながら至福のディナータイム。

出かける前まで体調が悪く、一時はどうなるかと思っていたのだが、

アドレナリンが出まくっていたのか?すごい集中力で思い通りのスケジュールをクリアすることができた!

タイルの神様?!ありがとう!!

この後は、この日の宿泊場所、本郷の鳳明館へ向かったのだった。

 

 

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埼玉&東京&横浜のタイル&建築巡り【銀座のビル巡り】

2019-05-22 | 埼玉&東京&横浜のタイル&建築巡り2019

 

銀座方面へやって来た。

見てみたかったビルがいくつかあったので、日が暮れるまで見て回ろう。

  

昭和4年に建てられた鈴木ビル。

1階には華やかな装飾の柱、スクラッチタイルの外壁、銅板葺きの屋根にはドーマーウィンドウも並ぶ。

表示板によると、かつて甲子屋倶楽部と呼ばれ、公演や稽古事などに部屋を貸し出していた建物だそう。

2階には公演ができる広い舞台があるという。

 

 

デコラティブな1階の柱

 

 

そして内部の入口付近には今まで見たことのないようなタイルが!

 

 

布目地に鮮やかな赤青黄色の釉薬が波のようにゆらゆらと入ってる。

 

 

地の色が暗めなので、黄色などの鮮やかな色合いが入ってもシックに見える。

なんか、斬新なタイルだなあ。

 

 

階段には幾何学模様の桟の入った丸窓も。

 

 

お隣の岩瀬博美商店は昭和3年建築。

同じくスクラッチタイル貼り。

3階にはアーチ窓が四つ並んでた。

 

 

  

 

昭和7年に建てられたビル。

現在はギャラリーMUSEE GINZAとして活用されている。

  

 

銀座柳通りビルのモザイクタイル壁。

 

 

中華のジョーズシャンハイが入る地下への階段壁にもモザイクタイルがびっしり。

 

 

向かいのヨネイビルディング。

昭和5年建築。

 

 

昭和7年建築の和光ビル。

旧服部時計店

 

 

そしてライオン銀座7丁目ビルへ。

ここのビアホールの雰囲気とモザイクタイルは大好きで、2度食事に入ったことあるが、

今回は別のタイルスポットで夕食を予定してたので、入るの断念。

まだ見たことなかった裏口のタイルだけ拝見。

 

 

 

 

昭和4年に建てられた交詢社。

慶応義塾OB中心の社交クラブだった建物。

現在ファサードの一部が保存されてる。

 

 

歩いていると、すごくゴージャスな雰囲気のビルが出現。 

 

 

バルコニーのひとつひとつにレリーフが施され、唐草風の面格子や、

 

その間には豪華なレリーフタイルが入っている。

 

 

厚みもあって、迫力のあるタイルだった。

 

 

そして昭和9年建築、電通銀座ビル。

ここのエレベーターホールのモザイクを見たかったが、日曜だからか開いてなかった・・

ここは外せないので明日出直してこないと~

 

 

昭和8年建築、第一菅原ビル。

 

 

そしてここのタイルも楽しみにしてた有楽町ビル。

昭和41年に建てられたビル。

 

 

一枚だと扉の取っ手になりそうな大ぶりの陶板が長方形のタイルと交互にエントランスに

びっしりと貼り巡らされている。

真ん中の釉溜りとの濃淡が美しいなあ。

 

 

階段手摺の曲線、

 

 

手摺子のゆらゆらとゆらめくデザイン

 

 

どこを切り取っても絵になる素敵な階段ホール。

 

 

タイルは黄瀬戸釉?一色かと思いきや、上の方には赤いタイルの部分や

下の方にはランダムに、濃いい飴釉のタイルも入れられてて面白いアクセントになってた。

 

 

黒に見えるけど、濃い飴釉ぽい色のタイル。

好きな取り合わせ。

 

 

ここもまた立ち去りがたい、素敵なタイル空間だった。。

この後は夕食に予定していたタイルスポットの東京さぬき倶楽部へ向かった。

 

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イラン料理の会

2019-05-20 | 異食文化の会

久々の異食文化の会、ファテメさんが、イラン料理に招いてくださった。

先日、ファテメさんがインターネットラジオに出演した際、パーソナリティを務められたきりりさんを

ゲストにお迎えして、ラジオで話されてたイラン料理をふるまってくださった。

 

 

今日の私のイチオシイラン料理はこのキャッシュ&ボウデンジャン。

ナスの皮をむいて、揚げたものを玉ねぎとサフラン、ミントなどのスパイスと共にトロトロに煮込んだボウデンジャンに

キャッシュという手作りのカッテージチーズを添えて。

ナスをここまでトロトロに煮込むと、なんと素晴らしい甘味と旨味が引き出されるのか!

ご飯にも、パンにつけてもイケる~~

 

 

揚げたナスをこの道具ですりつぶす。

日本のすりこぎのようなものか?!

 

 

そしてこれはラジオでも作り方を話されてた、ルビヤポロ。

インゲンの入ったピラフ。

この日はジャガイモを底に敷いて炊かれてたが、このおこげはイランではおもてなしの料理であり、

私も大好きな一品。

 

 

ケーキのように焼き上げたサフランライスはターチンザファラニ。

干しブドウのようなイランにしかないという、ゼレーシキをトッピング。

ほんのり酸味と甘みが加わって美味しい。

 

 

これはナスを煮込んでヨーグルトで和えたようなサラダ、

名前をむりやりカタカナ表記すれば、ブラーニボウデンジャン。

ご飯に和えても美味しい。

 

 

トマトときゅうりのサラダシラズ。

さわやかな酸味。

 

 

このなすのボウデンジャンでご飯が何杯でもイケる~~

イラン料理、やっぱり美味しい!

皆で大満足ーー

 

 

おしゃべりも弾み、更にデザートタイムに突入!

イランのお菓子、バフラヴァに、チーズケーキ、グレープフルーツゼリー、ブラウニー、そしてブラックサンダー。

 

 

イランのお菓子、バフラヴァは春巻きの皮にナッツやシナモン、砂糖などを巻いて、揚げたものを

サフラン入りの砂糖液につけたもの。

中味は韓国のホットクに似てる・・

 

 

私はいつも料理のレシピを参考にしてる「syunkon」のサイトから

チョコレートブラウニーとブラックサンダーを作ってみたけど、

両方とも超簡単で、10分~15分でできるという・・

 

今日もお腹はちきれそうになるまで食べて、笑い、話せた~

ファテメさんありがとうございました!!

 

 

 

 

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埼玉&東京&横浜のタイル&建築巡り【鶯谷辺りのタイル巡り】

2019-05-19 | 埼玉&東京&横浜のタイル&建築巡り2019

東京国立博物館の泰山モザイクにうっとりしつつ、次への目的地へと急ぐ。

これからは日暮れとの闘い。

これから日が沈むまでにどれだけのものが見れるか・・?!

 

 

 TTKメンバー情報のタイルチェックポイントへ向かう途中見つけた鮮やかなオレンジ色のマーブル模様のタイル。

元飲食店?の店前に貼られてた。

 

 

サイドはきっちりと役物タイルで囲まれてて美しいコーナーが見られる。

 

 

そしてチェックポイントにやって来た。

ねぎしはつねという料理屋さん。

 

 

入口周りを囲むタイル。

こ、これは・・なんと美しいのか!

 

 

ぽってりとかかった釉薬に細かな貫入が入る。

やわらかな志野焼のような風貌のタイル。

 

  

一枚たりとも同じものはない、どのタイルも味わいがあるなあ。

 

 

このタイルたち、見ていて一向に飽きない・・感動~

 

 

向かいを見ると、根岸幼稚園の時計のある塔のレリーフもすてきだなあ。

 

  

よく見ると鳩の部分がステンドグラスのようになっている。

木の表現が細かいなあ。

 

 

そして・・次のタイルチェックポイント、書道博物館へやってきたのだが、

なんと、その敷瓦が見れる地帯へは、4時半の閉館時間10分前だったために入れなかった~

すぐそこにあったのだけど、受付の恐いおばちゃんが、ダメ!!

と、見ることを許さなかった・・

 

 

ちなみに、その敷瓦はというと、教えてくれたTTKメンバーの写真で見ると、

建物のぐるりに敷かれてるようだ。

  

 

この2パターンの敷瓦がびっしりと敷かれてる。

 

 

 諦めて、次のポイントへ行く途中にみた迫力ある建物。

 

 

そしてやってきたのは個人の邸宅の玄関周りにあるこのモザイクタイル壁画。

 

 

まるで幼稚園?かと思うようなカラフルでかわいらしいモザイク画。

お花畑に、魚が泳ぐ池、リンゴの木が描かれている。

 

 

 

 

お花もとてもカラフル。

 

  

 

 

 

 

 

その向かいには少し大ぶりの武骨なタイルが貼り巡らされている。 

 

 

黒い郵便受けも周りのタイルと同化。

 

 

ブルーのきれいなタイルのビルも発見。

 

 

ブルーのグラデーションがとてもきれいだった。

 

 

  

 

 

 

こんな面格子も。

この後は更に銀座の方へ向かった。

 

 

 

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埼玉&東京&横浜のタイル&建築巡り2019【東京国立博物館の泰山タイル他】

2019-05-18 | 埼玉&東京&横浜のタイル&建築巡り2019

埼玉の小川町から東京の上野まで1時間半ほどかかってやってきた。 

予定時刻の4時半より1時間ほど早く着いたので、うまくいけば銀座のビル巡りまで到達できるかも~

 

 

上野の公園口を出ると、目の前には東京文化会館の建物。

昭和36年、前川國男により建てられたモダニズム建築。

 

 

時間ないけど、少しだけ見て行こう。

エントランスロビーは金箔を貼ったようなきらびやかなタイルと朱色のカウンターなどとのコントラストが華やか。

 

 

 足元のタイルは公園の落ち葉をイメージしてるとか。

 

 

石が詰まったような面白い壁面。

 

 

ホールへは公演があるようで立ち入りできなかったけど、あちこちに素敵なデザインが散りばめられている建物の

ようで、時間があればもっとじっくり見学したかった。

 

 

向かいにはコルビジェの設計の国立西洋美術館があり、コルビジェ展をやってた。

興味はもちろんあるけど時間ないのでパス。

 

 

そして今回お目当ての東京国立博物館へ。

ここへは20数年前に東京美術館巡りに来て以来。

当時は一泊二日で美術館を10館巡るという過酷な旅をしていた。

しかし20年経った今も美術館がタイルと建物に変わっただけで、いまだに同じようなことやってるような;

 

  

本館の建物は関東大震災で被害を受けた建物に代わり、昭和7年に渡辺仁設計により建てられたもの。

この瓦屋根や鬼瓦も泰山製陶所により造られたものだそうで、

よく見ると鬼瓦や瓦の一枚一枚が味わい深い色合い。

 

 

車寄せの天井装飾。

建物は和風建築のようだけど、内部の装飾は洋風。

 

 

玄関を入ると大理石の大階段がすごい迫力。

 

 

正面には繊細なレリーフのついた時計

 

 

トップライトから光が射しこむ。

 

 

時計のレリーフ飾りとよく似たデザインが換気口のグリルにも使われてた。

 

 

 階段の照明も素敵。

 

 

 

 

 

 

階段踊り場のステンドグラスも美しい。

 

 

こちらの扉にも繰り返し使われる文様。

 

 

そして今回は建物見学のために入ったので、展示室は素通りして、表玄関のちょうど裏手にあるラウンジへやって来た。

これがその泰山モザイクタイルで作られた壁面の飾り。

 

 

うおおぉーーっ、素敵すぎる。。

 

 

細かな陶片が宝相華を形作る。

東洋的なデザインだなあ。

 

 

一粒一粒の陶片が味わい深い色合いをしてる。

周りの漆喰に櫛目模様が入れられ、

 

 

モザイクと周りの漆喰との調和もしっくりと

 

 

床のモザイクタイルもいいなあ。

所々に布目タイルが入ってる。

 

 

床からの立ち上がり

  

 

扉の両脇コの字型にこのモザイク壁画で埋め尽くされているこの空間は神がかった美しさ。

とても贅沢な空間なのだけど、モザイク壁に足を止める人は皆無のようだった。

 

  

 

 

換気口のグリルも壁面のデザインの一部として馴染んでいる。

 

 

シャンデリアに、

 

 

時計も

和洋折衷の空間にぴったりと。

 

 

ラウンジからはテラスに出ることができて、そこからは庭園を眺めることができる。

 

 

テラスに敷かれてた布目タイル。

博物館のこのラウンジにどっぷりはまってしまった。

 

 

 

 

コメント
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