町歩きを開始。
建物自体の形も、ピンクの窓枠も、二階中央の窓に付いたバルコニーなどなど萌え要素がいっぱい。
正面からだけでも素敵なのに、二階にはこんなステンドグラスまである。
デザインは海に浮かぶ帆船のようだ。
軒下にかかる看板の文字もいいな。
上げ下げ窓にはモールガラスが入れられ、窓枠中央には飾り仕上げがされているなど凝ったつくりに。
病院に隣接するお宅の玄関周りはこんなリアルな竹っぽいタイルに囲まれていた。
そしてこんなたばこ屋さんのショーウィンドウ台も発見。
こんな形の台は初めて見た。
裾すぼまりのやわらかなアールのついた形状は
細かなモザイクタイルでこそ表すことのできる曲面なのかも。
うっとりする~
そうかと思うと、こんなビビットな黄色の壁面が現れた。
柴屋町遊郭跡で見たオレンジや赤のタイルの仲間のような質感。
この壁は映える~
思わず、皆に並んでもらって撮影を。
この壁はさすがにモデルも映えさせた!
まだら模様のクールな印象のタイルと端正な面格子のコンビ。
ここの面格子は、デザインがちょっと可愛い。
タイル面に郵便受けがあるのもポイント高し。
こちらの面格子も三つのパートに分かれていて、いいなー
旧島林書店。
看板は取り外され、シャッターが下りてる。
縦長のアーチ窓と正面には三角の窓が並び、
道路のカーブに沿って、斜めにカットされた一階の店舗。
角には小さなショーウィンドウがついていた。
金網の専門店もあった。
店先に置かれた、長い鳥かごのようなかご。
登録有形文化財の料亭、魚忠。
HPによると、明治38年に建てられた呉服商の住居だった建物だそう。
そしてこだんさんおすすめの創業120年の老舗の和菓子屋さん、餅兵にやってきた。
お店に入るなり目に飛び込んできたモザイクタイル貼りの台のショーウィンドウ。うわ~小豆色だーと思ってたら、
ご主人が出て来られ、このモザイクタイルは特注のタイルだと。
サンプルの色をいろいろと見たがどれもしっくりこず、どれも特注で作ってもらったという。
ガラスケースと土台は先代から受け継いできたものだそうで重厚感がある。
お話によると、小さい頃からお店にあったタイル貼りのショーウィンドウを
記憶を頼りに再現したとか。
よく見ると、どの色も微妙な色合いで、たしかに既成にはなさそうだ。
三色団子のピンク、白、緑と、小豆を炊いた時の色を表しているのだそう。
餅の白色もただの白ではなく乳白色というかアイボリーというか、とてもやわらかい色合い。
ご主人のこだわりのタイルのショーケースをみんなで眺め回した。
特注なので、このタイルは職人さんが一枚一枚手貼りされたとも。
それにしては目地が真っすぐだなあ。
すばらしい職人技も堪能させて頂けた。
お饅頭も、魅力的なものがたくさんあって、苺桜餅やピスタチオ大福とか・・
そそられる~
しかしこの定番の苺大福を選んだ。おいしかった~
しばらく歩くと、お茶屋さんもあり、
二階の面格子が魅力的なこんな建物も。
道路を渡る際に、滋賀県庁も見えた。
タイル貼りの医院、波田医院。
さまざまなニュアンスの緑のタイルが壁面を彩る。
扉の型板ガラスは波田医院なだけに、波模様だった。
こんな吸い込まれそうな路地もあったり、
タイルで山のような絵が描かれた壁面の建物も。
アールのコーナー部分は色違いのタイルが貼られてる。
そして、都湯に到着~
シャンプー&ボディソープ無料設置!
持ってくるの忘れてたので有難い!
こちらが正面玄関。
この日は、浴室で廃墟展という催しが行われていて、
脱衣所と浴室に廃墟写真が展示され、お風呂に浸かりながら写真を鑑賞することができた。
玄関のタイル。
釜場の方にも案内して頂けた。
カラフルなバルブがたくさん並んでる。
誰でもが分かりやすく操作できるようにするためにあえて色分けされてるのだそう。
こちらのお湯は薪で炊かれたもので、とてもまろやかなのだという。
こだんさんが代表して、薪を投入~
水風呂も天然の地下水が使われているそうだ。
見学の後はゆっくりお風呂に浸からせてもらった。
入浴後のみかん水も美味。
この日も一日、盛だくさんで楽しかった!