m's diary

タイル巡り♡タイル制作♡建築巡り♡町歩き

今年を振り返って2019

2019-12-31 | ブログ
今年も一年があっという間で早かった~
今年はふたごの子供たちも無事、大学生になったので、
私も念願の?某100均でバイトを始めたり、20数年来のヨーロッパへ、初の一人旅を決行したり・・
他にもタイル友と長野遠征台湾遠征、そして関東へもタイル巡りしてくることができた。
特にポルトガルとスペインへのタイル旅は、6日間の短い期間だったけど、
全力を出し切って見たいものを思う存分見ることができ、一人旅の醍醐味も味わうことができた。
ブログも長編になったけど完結させることができて満足。。
もし次又ヨーロッパへ行けるとしたら、イギリスへ和製マジョリカタイルの源流、ヴィクトリアンタイルを訪ねる旅とか、
昔行ったことのあるハンガリーへ再びレヒネル・エデンとジョルナイ工房のタイル作品を巡る旅へ行ってみたい・・などなど夢(妄想?!)が膨らむ。。

タイル作りの方でも、新たなチャレンジで変形タイルテーブルを作ってみたり、
楽しみながら新たな作品を作ることができた。
タイルだけではなかなか使えないので、来年もタイルを使った”何か”を作り出していけたらいいなあ。

今年もいろいろとお世話になった方々やご縁のあった方々に感謝します。
来年もどうぞよろしくお願いします。
今年は喪中につき、新年の挨拶は控えさせていただきます。


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【バルセロナの地下鉄のタイル&ディティールコレクション】ポルトガル(リスボン他)&スペイン(バルセロナ)の旅2019

2019-12-28 | ポルトガル(リスボン他)&スペイン(バルセロナ)の旅2019
バルセロナの地下鉄も、リスボンほど、どの駅にもというわけではなかったけど
いくつかタイルを見つけることができた。
このタイルはたしか、カタルーニャ駅だったかと思うのだけど、


渋めの色合いの素焼きのタイルに印花で描かれたさまざまな乗り物や鳥、木々の組み絵タイル絵。


小鳥と木々、、素朴で可愛いなあ。







色合いも風合いもとても気に入った。


ディアゴナル駅も渋い茶色のタイル貼り。




サグラダファミリア駅には、サグラダファミリアが描かれた陶板


タイルや大理石に囲まれたこんな通路も


これは帰りの空港の駅だったか?
アートな陶板が。





ここからバルセロナの扉編。
グリーンの扉に扉周りにグリーンのレリーフタイルが貼られた入口。


扉両脇の付柱には華麗な装飾が施されている。


アールデコっぽい装飾の面格子


バルセロナで多かったガラスの扉に面格子がはめられたもの。


幅細目の真っ白な扉。


サーモンピンクの壁にグリーンの扉が鮮やか。


重厚感のある木製の扉上部に大理石の彫刻がほどこされた扉。


落書きだらけの扉。


緑あふれるバルコニーのある扉。


優雅な曲線を描く扉。


モダニズムぽい幾何学模様の扉。



シンプルだけど可愛いドアノブ


鋳物のドアノッカー


髭のおじさん、向かい合う犬





面格子いろいろ。


扉上部につく面格子。




建築年が入った面格子も。







建物に貼りつく顔コレクション。


髪の毛がアールヌーヴォーな持ち送りの彫刻。


こちらも持ち送りにつく女性の彫刻


噴水についていた彫刻。


二階のバルコニーを支える迫力のライオンの顔


建物入口の付柱を支える不気味な顔


同じく、葉っぱの怪人。


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【バルセロナ最終章・サン・ジュセップ市場&副司教館他】ポルトガル(リスボン他)&スペイン(バルセロナ)の旅2019

2019-12-27 | ポルトガル(リスボン他)&スペイン(バルセロナ)の旅2019

バルセロナ最終日の朝、午前中には空港へ向かわなければいけなかったので、
いつものごとく早起きし、最後の時間はホテル近くのサン・ジュセップ市場と前日に夕方に閉まっていて見れなかった副司教館へ行くことにした。


バルセロナで宿泊してたホテル、オスタルマレノストゥルムでまずは朝食を。
セルフの朝食は大き目のクロワッサンにはちみつを掛けて、+ミルクティーとオレンジジュースがmy定番に。
ヨーグルトやチーズもあって充実。


ホテルはメトロのリセウ駅すぐそばの便利な立地で、市場も近かったが、
開いてる時間に行けたのはこの日初めて。
サン・ジュセップ市場は1836年に創設された歴史ある市場で、生鮮食品からお菓子屋ナッツ、スパイスなどなんでもそろう最大規模の市場。


入口のアーチのステンドグラスがきれい。


アーチの土台はこんなモザイクタイルで彩られてた。


アジアの市場のように混沌とした感じ?はなく、美しく、整然とした市場だった。


果物もきれいに整列。





塊で店頭に並ぶ生ハムのお店も。


ナッツ類も豊富。


玉子屋さんはこんな可愛いディスプレイ。


めちゃめちゃ色鮮やかなグミの店。
スペインではグミがポピュラーなのか?スーパーでも多種類売ってた。


チョコレートも!種類豊富で美味しそう・・
でも市場でゆっくり買い物できる時間もなく・・
先を急いだ。



まだ朝早いので暗い道のり。


歩いていると、建物の腰壁にこんなタイル絵を発見。
ピザを焼く人、洗濯する人、釣りをつる人、稲を刈る人・・
さまざまな作業をする人の姿が描かれてる。


こちらのタイルも。


シンプルなこんなタイルもあった。


これは少し小さめのマジョリカタイル。
白と緑のタイルの中に、ポイント使いのマジョリカタイルが映える。




細い路地に、こんなタイル絵も。


そして副司教館へやってきた。
これは前日に閉まってた写真。


副司教館は12世紀に建てられたもので、現在はバルセロナ市立古文書館となっている。


入口にあるポストはドメネク・イ・モンタネールによってデザインされたものだそう。
カメとツバメの彫刻が貼り付いた大理石のポスト。


門の細工。こんなとこに顔が・・


中へ入ると、アーチの回廊に囲まれた中庭に噴水があった。





苔むした石の彫刻の顔からちょろちょろと流れ出る水。



それぞれ顔の表情が違ってて面白い。



そして回廊にはタイルが貼り巡らされている。


壺に入れられた花の組み絵タイルの周りには華やかな花をデザインしたタイルでびっしりと埋められ
上下の緑のモールディングタイルも鮮やか。


階段で二階へ。



二階から見下ろす中庭。
この後は急いでホテルへ戻り、帰りの空港へ向かった。

これにて、ポルトガルとスペインの8日間(現地6日間)の旅が終了。
後、番外編のバルセロナのディティール編が残ってるけど、今年中に完結できそうでよかった。
写真整理が大変で、なかなかブログが終わらず;
結局、6日間で54記事と膨大な量になってしまったけど、写真整理しながら旅をもう一度振り返ることができて、自分の中でもやっと旅が完結できた!


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【バルセロナのガウディ建築・カサ・カルベット&カテドラル他】ポルトガル(リスボン他)&スペイン(バルセロナ)の旅2019

2019-12-25 | ポルトガル(リスボン他)&スペイン(バルセロナ)の旅2019
いよいよバルセロナも終盤に。
ガウディのカサ・カルベットにやってきた。
繊維製造業を営むカルベットの事務所&住宅兼賃貸集合住宅として、
1898年から1900年にかけてガウディにより建てられた。


ファサードは他のガウディ建築からすると大人し目、
石造りの壁面に鍛造鉄のバルコニーがつく。
石はモンジュイックで採石されたものが使われているという。


バルコニーの下にはカタルーニャの紋章やイトスギのモチーフが彫られ、
柱はカルベットが繊維製造業者だったことから、糸巻の形をイメージしたものだとか。


ドアノッカーは鍛鉄製の十字架をモチーフとしたもの。


ドアをノックするとその十字架が南京虫を叩くというイメージだそう。
扉を開けるとタイルの腰壁があるようだけど、残念ながらこちらの扉は固く閉ざされてた。


一階にはチョコレートショップとレストランが入っていて、
チョコレートショップの方は閉まっていたが、レストランカサ・カルベットの方は
オープンしていて、少しだけ中を見せていただくことができた。


入口のステンドグラスと木製の扉の装飾。


一階は当初は事務所と倉庫として使われていたという。


奥には当初からのステンドグラスが見られた。
新しいもののようだけど、上からたくさんぶら下がった照明も雰囲気があって
マッチしてるなあ。


バルコニーから植物があふれ出るこんな集合住宅も。



この日は9月11日、カタルーニャの日で、カタルーニャ独立派のデモがあちこちで行われてた。


そして、カテドラルへやってきた。
1448年に150年かけて完成したゴシック様式の教会。


残念ながら、見学時間が過ぎていて中には入れず。


聖堂の横手の壁面にはぽつぽつと貼り付いてる何かが・・


ガーゴイルだ!


これは豚?!
いろんな動物が貼り付いてた。





聖堂の裏手のほうへ行くと、美しい装飾が施された渡廊下が。
この辺りは由緒ある貴族や富豪の館が集まっているという。
こちらはそんな二つの館を結ぶ渡り廊下。



下から見上げると、廊下の裏面まで細かな装飾が。


どこからともなく美しい音色が聞こえてきた。
聖堂の裏手でピアノのパフォーマンスが行われていて、美しい調べに思わず足を止めて聞き入ってしまった。
通りがかりの人たちも足を止め、人垣が大きくなっていた。


パフォーマーの後ろのタイルも気になった。
素焼きのタイルがいい味わい。デザインも素敵だなあ。


そしてランブラス通りを歩いて、レイアール広場へ向かった。




レイアール広場は19世紀半ばに修道院を改造してできた広場だそう。


この広場にはガウディが初めてデザインした街灯がある。
1878年にバルセロナからの依頼で作ったものだそう。


夕ご飯はランブラス通りで、この列に惹かれて、アジア麺のファーストフード店へ。


麺の種類やトッピング、ソースを選ぶと、目の前で調理してくれる。


トッピングいろいろ。


出来上がった麺はテイクアウトできる筒状のボックスに入れてくれる。
美味しかった~
ランブラス通りは観光客などで夜もにぎわってて、大道芸人のパフォーマンスを
見るのも楽しかった。


そして同じくランブラス通りで昼間に目をつけてたお店で、このポスターのりんご酒を飲んでみたいと食後にやってきた。


店内はクラシックな内装。
お店の真ん中にコの字型にカウンターがあり、


天井には天使の天井画。




私はもちろん、この左端のリンゴのシードルを注文。


見た目、ビールみたいだけど、リンゴソーダのような味で美味しかった。
こうしてバルセロナ最後の夜が更けていった。
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クリスマスのアイシングクッキー

2019-12-24 | クラフト

今年も娘と一緒にクリスマスのアイシングクッキーを作った。
ご一緒してるバドミントン仲間へおすそ分け。


ツリー


雪の結晶


トナカイ
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東寺の終い弘法からのtupera tupera絵本の世界展、そしてロームイルミネーション

2019-12-23 | 美術館・ギャラリー他

先日、「tupera tupera絵本の世界展」のチケットを頂き、珍しく娘が付き合ってくれるというので娘と一緒に京都へ行ってきた。


21日だったので東寺の終い弘法市にも立ち寄ったのだけど、
遅めの出発だったので、もうお店は閉まりかけ。
以前も買ったことあるインドのスタンプ屋さんでスタンプを二個買ったのみ。


伊勢丹の美術館「えき」KYOTOに到着すると、入り口前でちょうどtupera tuperaのお二人によるライブ制作が行われてた。



美術館の近くのエレベーターの扉はこんなtupera tupera仕様の顔ラッピングがされてたり、


会場内は一部を除いて撮影禁止だったが、場外にこんな撮影スポットが用意されてたり、子供も大人も楽しめる仕掛けもいろいろ。


絵本の原画はカラフルな紙や布をコラージュしたものから描かれたものまで
多種多様。どれも色彩豊かで美しい~
tupera tuperaのことはよく知らなかったのだけど、無印の「顔ノート」の方だったんだ~と繋がった。


「パンダ銭湯」もこの展覧会の原画で初めて読んだのだけど、
衝撃的なパンダの秘密におののいた。


そのパンダ銭湯が展示会場に出現。


パンダ銭湯のコーナーは撮影OK。
渋い山水画を背景に湯船に浸かるパンダたち。


展示会場を出ると、ライブ制作途中だった金の屏風絵が完成してた。
独特で面白いキャラがいっぱい。
ショップで、世界中のおめんと顔パーツが入った「おめんワークボックス」に惹かれてほしくなったが・・なんとか踏みとどまった。
後、「オニババ対ヒゲ」という絵本も強烈で・・絵とか文字にめちゃめちゃ惹かれた。


美術館を出た後は駅前からバスに乗ってロームのイルミネーションへ。


メタセコイヤの並木道がイルミネーションで覆われていて圧巻・・


一体どうやってこの大量の木々にイルミネーションをつけたんだろう・・
と思うくらいのすごい量。








イルミを堪能した後は、娘の牛タンが食べたいというリクエストにより、
二人焼肉に行ったが、一見のお店に入ってしまったため、不本意な結果に終わってしまった;

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【バルセロナのモデルニスモ建築・カサ・アマトリェールその三】ポルトガル(リスボン他)&スペイン(バルセロナ)の旅2019

2019-12-22 | ポルトガル(リスボン他)&スペイン(バルセロナ)の旅2019

プッチのアマトリェール邸、その三はプライベートスペースとオフィスへ。


グラシア通りの他の邸宅と違って、アマトリェール邸はパブリックスペースが奥に、
プライベートスペースがグラシア通りに面した部屋におかれているという。


部屋と部屋を仕切る扉周りにも動植物のレリーフ


それぞれの彫刻には意味があるようだけど、
これは猫が毛糸の玉で遊んでる?!



家具が本当にどれも素敵で、細工の細かさが半端なく、職人技が光ってる。





趣向が凝らされたドアノブ。


小サロン。
お隣のカサ・バトリョとは違って、グラシア通りに面した窓には
視界を遮るように真ん中に柱がつけられていた。


スクエアに張り出した窓の上部はステンドグラスが入れられ、
ピンクの大理石のねじれた柱には細かな細工が施された金物の装飾がつけられている。



ステンドグラスは花や葉をデフォルメしたようなデザイン。



腰壁は花模様に透かし彫りされ、ステンドラスが貼られてる。
梅の花のようなピンクのガラスが可愛いなあ。


こちらは二人暮らしだったという娘の寝室。
淡い色彩のベッドはアールデコ風の装飾がびっしりと施され、床は寄木貼りに。


花模様がデザインされた天井、球状のステングラスの照明も淡い色合いを放ってた。


同じく部屋に置かれてたワードローブも色調を合わせたもので、
ベッドとサイドチェストと同じアールデコ風の植物文様がデザインされてた。


こちらはアマトリェールが取集したガラスコレクションが
ショーケースに並ぶコーナー。


ロマングラスのコレクターだったというアマトリェール。


コレクションルームの隣はアマトリェールのプライベートルームに。
部屋を仕切るように存在感のあるアーチの柱が並ぶ。


寝室との境のドア周りの豪華装飾。
ロマングラスのレリーフや財布をくわえた鳥、知性を表すフクロウなどのレリーフで
装飾されている。


こちらは繊細な木彫が施された造り付けのベンチ。


背もたれだけでなく、両脇にも彫刻が。


天井には民族調の細かい装飾も


プライベートルームにはガラス以外のコレクションもあり、センス良く
ディスプレイされてた。


食堂と同じくステンドグラスの装飾がぶら下がったシャンデリア。


アマトリェールの寝室。
重厚感あるシックな内装。


娘の寝室と同じく球状の色違いの照明。


トイレは白とブルーのツートンカラーのタイルが貼られてた。


トイレのブラケット照明。


トイレのドアハンドル。





再びイスラムタイルに覆われた廊下へ。


こちらはアマトリェールのオフィスとして使われていた部屋の入口。
入口両脇には華奢な装飾柱がアーチを支え、水玉のステンドグラスの入った欄間、


シャンデリアが入口を飾ってる。



内部もステンドグラスに囲まれた優雅な空間に。


このステンドグラスの照明も個性的。


革張りの椅子には細かく植物文様が描きこまれてた。


天井装飾は陶器の花がアクセントに。


床のローマモザイクも花模様が可愛い。
これにてアマトリェール邸の見学ツアーが終了。
ツアーの最後には「その一」に載せた階段ホール下で、チョコレートショップの
ホットチョコレートのサービスを頂いた。
アマトリェール邸、細部に渡って密度の高い装飾尽くしが見られ、
モデルニスモからゴシック、ムデハル様式までさまざまな様式が入り混じっていて最も好みの可愛い邸宅だった~ああ堪能した。。


後で知ったところによると、バルセロナの街中の歩道に敷かれてるこの花模様のタイルは
アマトリェール邸のエントランスで敷かれてるタイルのデザインからきてるそう。



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【バルセロナのモデルニスモ建築・カサ・アマトリェールその二】ポルトガル(リスボン他)&スペイン(バルセロナ)の旅2019

2019-12-21 | ポルトガル(リスボン他)&スペイン(バルセロナ)の旅2019

プッチのアマトリェール邸、いよいよ内部見学へ。


玄関入口には窓にも使われていた水玉のステンドグラスのデザインを取り入れた
照明が可愛い。


壁と天井にはスグラフィトの装飾が美しく、天井に渡された梁にも
細やかな彫刻が施されてた。


床はローマモザイク


長い廊下を歩いて、


ダイニングルームへ。


ステンドグラスの入った大きな窓から光が入り、とても明るい。


窓のステンドグラスは上部に葉の茂ったオレンジの花か果実?がデザインされてた。


そしてこのダイニングのシャンデリア、
ステンドグラスの入ったガラス板がぶら下がってて、可愛い過ぎる~


天井にもびっしりと模様が描かれる。


床は大理石とタイルの象嵌模様。


暖炉もなんとラブリーなデザインなのか?!
ハート模様までついてる・・


暖炉の周りにはこんな花のレリーフタイルが囲む。


部屋の腰壁は、イスラム風のタイルが豪華。



扉周りの装飾は鶏から猿、鷲?などの動物からエビや蜘蛛など、昆虫まで・・
動植物が彫刻されていた。


そしてお隣のリビングへ。



個性的なテーブルやキャビネット、椅子なども全て、当初からのオリジナルのものだそう。部屋の内装とのトータルコーディネイトがぴったり決まってる。



細かく模様が描きこまれた木製の天井から


華やかなデザインのシャンデリアが下がる。


廊下へ出ると、床はやはりローマモザイクに。


全ての部屋の天井装飾やタイルなどは違ったものが使われてた。


扉の装飾金具・・細かいところにも手が込んでる。


そして吹き抜けの階段ホールに面した廊下のステンドグラスの窓。


タイルと大理石に囲まれた贅沢な手洗いも。


蛇口は牛?豚?


扉の繊細な金具・・
美しい装飾だらけで、どこも見逃せない。







廊下のイスラムタイルが貼られた腰壁に、大理石の柱には植物文様が彫られている。






水玉のステンドグラスの扉には


リボンのような形の取っ手がつく。





壁の内装と椅子のデザインもぴったり


象嵌細工のキャビネット。


六角形の中にさらに花形にくり抜かれ、装飾された凝りに凝った天井。



その天井から下がるペンダント風のシャンデリアもおしゃれだなあ。



ひとつひとつの部屋の内装、調度品が美しく、好みのものばかりで
すっかり魅了されてしまった。
見学はその三に続く。


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ボタンスタンプと花タイル

2019-12-20 | 陶芸&タイル作り

先日、タイル作りに使おうと、ロハスで手に入れたいくつかのボタンを使って
花タイルを作った。


そのボタンをもっとスタンプとして使いやすくするために、コルクにつけて使う、
という技をネットで見つけたので、やってみようと思った。
が、我が家ではワインを飲まないため、コルクをどこで手に入れようか?
と、陶芸室で話してたら、家にたくさんある、と言われた方が大量にくださった。
ありがたい~



そしてせっせとコルクにボタンを貼りつけて、ボタンスタンプを作った。
押し心地もよさそう~


あと、以前レジンにはまった時に、やたらと作ってたこのチャームの
縁を使ってスタンプしても可愛いかも~と。


その新種のスタンプを使って作った花タイルたち。
より模様が複雑化してバリエーションが豊富になったかも。
今まで一枚も同じデザインのものは作ってなかったけど、
より組み合わせが色々増えていろんなデザインのものが作れそう。


スタンプが楽しくてはまる~
今度は花タイルばかりを集めた天板のテーブルか何かを作ってみたいな。

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【バルセロナのモデルニスモ建築・カサ・アマトリェールその一】ポルトガル(リスボン他)&スペイン(バルセロナ)の旅2019

2019-12-19 | ポルトガル(リスボン他)&スペイン(バルセロナ)の旅2019

グラシア通りへ戻ってきて、カサ・アマトリェールを見学することに。
カサ・アマトリェールはチョコレート製造で財をなしたアマトリェール氏の邸宅。
1898年から1900年の間にプッチ・イ・カダファルクにより改装された。


屋根は階段状の切妻屋根になっていて、壁面にはスグラフィトで描かれた植物文様、陶器の装飾レリーフも貼り付いている。


建物はモデルニスモに中世ゴシック様式を取り入れたもので
あちこちに張り付く装飾が興味深い。


入口には竜を退治するカタルーニャの守護聖人、サン・ジョルディの姿が。


八芒星がデザインされた扉。


華やかな装飾の持ち送り


二階のバルコニーの裏までも美しく。



各階の窓周りにはさまざまな動植物の彫刻が見られ、


アマトリェールは趣味でカメラを楽しんでいたところから
カメラを持つ男の彫刻もあり、


家業のチョコレート製造を表す、チョコレートを流し込んでいる動物の装飾や



陶器コレクターであったため、陶器を抱えた天使のレリーフも。



プッチは装飾でどんな人が住んでいるのかを表現したという。


エントランスホールへ。


突き当りはチョコレートショップになっていて、入り口の扉は
カラフルなステンドグラスになっている。






手前にはアーチが連なる空間。


腰壁にはイスラムタイルが贅沢に貼られ、





床にはローマ風モザイクも。



更には吹き抜けの階段ホールがあり、


上を見上げると、美しいステンドグラスの入った天窓から光が差し込む。





階段親柱には鷲や、アマトリェールのイニシャルの入ったエンブレム、
花のレリーフなどが彫刻されている。


階段腰壁には優雅な植物文様のスグラフィトが。


実はここは、前日にこの階段ホールまで見せてもらうことができたのだけど、
これは内部も見学するべきだと思ったので、翌日にやってきたのだった。


階段を上っていくと、ステンドグラスの入った窓




そして階段の壁面につく照明。
クアドラス邸で見たのとよく似てるが、こちらのほうがゴージャス。


階段下には、チョコレートショップの飲食スペースがあり、
内部見学後にはこちらでホットチョコレートのサービスがあった。


ホットチョコレートはココアのような飲料的なものでなく、
まさにドロドロしたチョコレートで、カリッと焼かれたバゲットにつけて食べると
濃厚でおいしかった。。


階段下周りに貼られてたタイル。


同じく階段下に貼られてたタイル。


この後は二階の扉から中へ入り、内部見学ツアーがスタート。
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