m's diary

タイル巡り♡タイル制作♡建築巡り♡町歩き

建築画カレンダー

2007-12-31 | 趣味その他


旅行記の方のブログ、フォートラベルで同じコミュの方から来年の建築画のカレンダーを頂いた。
建築画のジャンルでは有名な島口暉生さんと言うアーティストの描いた西洋館、札幌の豊平館、旧門司三井倶楽部、神戸の旧ハンター邸、旧函館区公会堂、横浜山手の外交官の家、新潟県議会旧議事堂の六枚が描かれている。

銅版画のような繊細な線で描かれた建築画がいい感じで気に入ってしまった。
カレンダーはここ数年部屋にはかけていなかったのだが、シンプルで素敵だったので来年はこのカレンダーを部屋にかけさせていただこう~





子育てなどで?しばらく意識から遠ざかっていた建築巡り、今年はこの旅行記のブログなどでも刺激を受け、あちこち巡ることが出来、忘れかけていた建物を見る喜びや楽しみを再び味わうことができた。
来年もまた引き続きいろいろなものを見に出かけたいな。
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光の教会

2007-12-30 | 建築巡り・街歩き【大阪】



安藤忠雄の「光の教会」へ今年最後の日曜礼拝へ参加。

いつも行く図書館の建築コーナーにある「光の教会 安藤忠雄の現場」という本、
気になりながらも「光の教会」へ行く時には読んでから行こう~とは考えつつ機会を失っていたが・・・
先日あるコメントでマイミクのCさんからこの本はおすすめ、ということをお聞きしこれをきっかけにこの本を借りて来て読んでみた。
それがすごく面白くて感動した!

厳しい予算の中でも妥協を許さない安藤忠雄の「光の教会」建設に対する信念と情熱、それを理解し周りで支える人たちとの信頼関係などが細やかに描かれていて、お金ではなく自分の信念や人との信頼関係で動くことが出来る人たち、そしてその結果ようやく完成した教会の話に感動~

今回この本を読んでこの感動が冷めやらぬうちに生の「光の教会」を見ておきたい、と出かけたのだった。





毎週日曜日10時半から行われる日曜礼拝。
教会の見学目的の場合でも出来る限りこの礼拝へ参加をすることを勧めるとの旨がHPに記されていたので参加することに。

初参加の私は住所、名前などを書き、礼拝の簡単な説明を受け、聖書、賛美歌集などを貸し出して頂いて礼拝堂へ案内された。





礼拝堂は直方体の建物に斜めに壁が貫入していて、そこが入り口になっている。
斜めの壁は内部に差し込む光を制限する役割と壁に沿って導かれるというアプローチの役割の二つの機能を果たしている。





そして礼拝堂へ入った途端、正面の十字架から差し込む光が目に飛び込んできた。
すごい。。
朝の光が鋭く差し込む礼拝堂は何だか神々しい雰囲気に満ち満ちていて、そこにはほんとに感動的な光景があった。





後ほど聞いた牧師さんのお話ではこの礼拝堂を作るにあたって牧師さんが安藤忠雄に望んだことはシンプルでありながら聖なる空間。
何の飾りもいらない、ステンドグラスも十字架さえもいらない、しかし教室や集会所のようなただの箱であってはならない聖なる空間をということだったのだそう。
でもそれが見事にかなえられた空間なのでは、と思ってしまった・・




床材や椅子などはこのコンクリートの荒々しい建物に調和するようにと建築用の足場板を材料にして作られている。







安藤忠雄の希望により前方は光の十字架と説教壇だけにしたいということで後方へ置かれたオルガン。





礼拝堂内から見た、直方体に切り込む斜めの壁。
礼拝堂内に風の通る通る箇所といえばここだけ。
この中にはエアコンなどの設備はなく冬は寒く、そしてその寒い冬より困難なのが夏だという。
今日の朝は6℃、ストーブを焚いてようやく13℃になったのだそう。
牧師さんの話では安藤忠雄とある方との対談が冬場、この礼拝堂であったのだそうだが安藤忠雄にこの寒さを思い知らせたいとストーブも焚かずにいたという。
約30分の対談後さすがの安藤忠雄も「寒い~!」と飛び出してきたのだそう。

が安藤忠雄は今もまだ、よりクリアな光を取り込むために十字架部分のガラスを外すことを諦めていないという・・




礼拝堂建設10年後に造られた隣接する教会ホール。
礼拝堂とは別々の建物ではなく、一つの建物としてお互いが補い合っている。
礼拝堂とは雰囲気が変わって床板や椅子などの家具も明るい色調。




外側から見た十字架。
安藤忠雄の「昔からそこに在るものに対して敬意を表する」という気持ちから元々ある木々は全て残されている。

この教会に通われている方は元々ほとんどがご近所の方々ばかりだったのが、新しい礼拝堂が出来てからは遠くから来られる方がずいぶん増えたのだそう。

この日は初めて礼拝に参加した人は17名もいた。
遠くは大分や東京から、さらには韓国、香港からの外国の方々も。

今年の締めくくりによい本とよい建築を見ることが出来て幸せ&感謝です~!

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和菓子クリスマスバージョン

2007-12-25 | 食・グルメ

先日、新築をした友人宅へお呼ばれされた。
一緒に行った友人が行きつけの和菓子屋さんで買ってきてくれたクリスマスバージョンの和菓子!
かわいい~~!
友人の意見を取り入れて毎年クリスマス用新作を出されてるそうだが・・
今年の新作はサンタさんとベル、そして友人リクエストのティファニーボックス。
ベルのリボンが苦心の作(写ってない;)だそうだが、和菓子でクリスマスを表現するのってやっぱり難しそう・・
アレルギーの子を持つママがケーキは無理だから今年はこれを買おうかな?
と言っていたが、ほんとにこれならケーキが食べれない子供でも喜びそう。




そしてお邪魔した新築のお家がすごかった~
玄関もリビングも吹き抜けで開放感いっぱい!
ここは住宅展示場のモデルルームか!?
さらに家全体が暖かくなる外断熱という工法で建てられている。
この日はすごく寒い日だったが、早朝つけていたエアコンを消した状態でもポカポカ温かい。このあたたかさが夕方まで続くのだそう。
最近の家ってすごい・・こんなことになっていたとは・・
冷え性の私にはうらやましすぎる~~
夢のようなお宅拝見のひとときでした・・
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クリスマスパーティ

2007-12-24 | 暮らし


毎年恒例のE家とのクリスマスパーティー。
ここ3年くらい、メニューが毎年トマトベースのイタリアン鍋になっていた。
今年こそはと鍋からの脱却を図り、少しはクリスマスを意識したメニューに!

今年のメニューはローストチキン、ミートローフ、クリームパスタのチーズ鍋、コブサラダに決定。
Eさんは手負傷の為、私が下ごしらえをし、仕上げを一緒に、ようやく完成~!
これしきの料理を作るのになぜこんなに時間がかかるんだろう~というくらい
・・慣れない料理を作るとアタフタ・・
来年は又イタリアン鍋復活かも?!





そしてクリスマスケーキは炊飯器で炊くおからのスポンジケーキにした。
焼き立ては膨らんでいたケーキがぺしゃんこになって失敗・・
が、子どもたちによるワイルドなデコレーションで何とかカバー?!





最近流行ってる?そうだが頂きものの「マジックツリー」
木の形をした紙のようなものを特殊な液に浸すと液を吸い上げて12時間後に立派なツリーに成長する、とい不思議なツリー。
パーティしながら観察・・





ほんとに不思議なことに紙の枝から結晶のようなものがモコモコ出て出てきた。
一体これは何??

来年度の合同旅行計画の話し合いもしながら食べて飲んでしゃべって楽しいひと時が過ごせた。

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100万人のキャンドルナイト in NICO

2007-12-23 | 食・グルメ


「私たちは 100万人のキャンドルナイトを呼びかけます。
2007年の冬至の日、12月22日夜、8時から10時の2時間、
みんなでいっせいにでんきを消しましょう。

ロウソクのひかりで子どもに絵本を読んであげるのもいいでしょう。
しずかに恋人と食事をするのもいいでしょう。
ある人は省エネを、ある人は平和を、ある人は世界のいろいろな場所で
生きる人びとのことを思いながら。(中略)

でんきを消して、スローな夜を。
100万人のキャンドルナイト。」
(100万人のキャンドルナイト呼びかけ文より)





この日は子どもたちはおばあちゃん家にお泊り。
久々に?旦那と二人きりで「カフェNICO」でのこのキャンドルナイトに参加することに。
20数人でいっぱいのアットホームな雰囲気の店内、後半はタレントの藤田幸恵さんによる朗読も。





各テーブルの上に灯される蝋燭のあかり。





8時の電気消灯までにまずはお食事。
この日は冬至にちなんだ料理の数々が乗ったワンプレート。

冬至にはゆず湯に入って、「ん」のつく食物を食べる。
という習慣があるのだそう。
なんきん、れんこん、大根、サーモン、にんじん・・・・
ばっちりワンプレートメニューに組み込まれている。

温かいポトフがうれしい。





裏の石釜で焼いたというローストチキン。
その「石窯の主」の方が切り分けてくださった。
チキンの中にはカレーピラフが詰まっていてパリパリのチキンと共に美味しく頂いた。





ドリンクはキャンドルナイトの特別メニューの「黒糖ゆずスカッシュ」を。





デザートはトライフル。





そして8時になり電気が消され、蝋燭の明かりのみに。

こちらのお店で使われている蝋燭は全て蜜蝋とのこと。
みつばちが蜂蜜を作るときに一緒に出す蝋で作られた蜜蝋はどこか甘い香りがして
体にもやさしく、目にもやわらかい明かりなのだそう。





ほんとに蝋燭の明かりは幻想的。
昔から好きな蝋燭。
蝋燭にまつわるエピソードも多々あり・・

昔、友人と蝋燭を囲んで語り合う?「ろうそくの会」というのをやっていたこともあったなあ~

独身時代ヨーロッパへ旅した時にレストランへ入ると必ずあった各テーブル上の蝋燭。
これに憧れて結婚したら食卓では蝋燭を灯して夕食を食べる!と誓い、しばらく実行していたことも。

結婚式をした時にもらう一年ごとに目盛りの入った長~い蝋燭・・あれを結婚5年目くらいまで、毎年結婚記念日には律儀に目盛り分灯していたり・・さすがに今はもう捨てた!

蝋燭のあかりを見ているといろいろと思い出される・・





これはお店の人が作られた氷のキャンドルホルダー。
氷の中でゆらめくキャンドルも素敵。

この頃から店内では撮影大会?が始まり・・
一人のお客さんがキャンドルの写真の撮り方をレクチャーし始めたのがきっかけで
この角度がいい!だの背景はこれを入れたら?など、互いの写真を批評?し、ほめ合いながらひとしきり盛り上がってしまい、妙に楽しい一体感が生まれた。









外から窓ガラスを通したキャンドルもいい感じ、と教えてもらい撮ったもの。









そして8時半からは藤田幸恵さんの朗読が始まる。「賢者の贈り物」
この日は昼も梅花でアナウンサーの朗読を聞き、夜もで、朗読に縁があった。
旦那はお昼のかわいい新人アナの時は飛び起きて聞いてたくせに、
今回は又睡魔に襲われたようで・・いびきをかかないか?こっちがヒヤヒヤした!





こうして静かなキャンドルナイトの夜が更けていった・・
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梅花子どもの本フェスタ’07

2007-12-22 | 子供と楽しむ施設・イベント

梅花女子大学で行われたクリスマスイベントと同時開催の子どもの本フェスタへ参加。




まず「日本の童謡・アジアの愛唱歌」と題してもり・けん氏のハーモニカコンサートがチャペルで行われた。
知っている歌は皆で歌いましょう~と和やかムードのコンサート。




その後児童文学科の学生有志による「クリスマスおはなし会」へ。
若くてかわいい女子大生のおねえさんの読み聞かせに子どもたち釘付け?!
旦那まで釘付け!




そしてMBSアナウンサーによる「おはなし夢ひろば」
最小限の照明とBGMをバックにアナウンサーが絵本や童話を朗読。
さすがにプロのアナウンサー!
耳に心地よく響く朗読の声。
耳からしか伝わることのない朗読の世界では想像力が無限に広がるという。

最後の二人のアナウンサーの掛け合いによる「100万回生きたねこ」ただでさえ泣かせる話なのにすばらしい朗読がさらに話を盛り上げ、心にしみわたってきた。
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師匠の家のツリー

2007-12-21 | 暮らし

先日うちのクリスマスツリーをコーディネイトしていただいたクリスマスの師匠のうちのツリーを拝見。
いつもなら家全体が「メリークリスマス!!」という感じなのだが今年は受験生がおられるため出したのはツリー1本のみとのこと。




世界各国のオーナメントがぶら下がるツリー。
クリスマスグッズを集めていると知っている周りの友人の方々がどこかへ旅行へ行く度にお土産にくれるというオーナメントがこのツリーに集結。




去年はお星さまだったツリートップが今年はろうそくを持った天使のお人形に!
ろうそくとスカートの中がライトアップされてきれい。




両方ともイギリス土産で
ポットはハロッズの今年の新作オーナメントだそう。



マレーシア土産のサンタさん




イギリス土産の鳩。




オーストラリアのサンタさん。




カナダの木で組み合わせて作られたトナカイとストック?!




カナダのブリキでできたサンタさん




イギリスのマリアさま




クリスマスカードも頂いた。
クリスマスらしからぬクリスマスカードがまたいい感じ。




玄関につるされていたアレンジも緑が素敵で渋い!

ひととき、クリスマス気分を味わせていただいた。



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岸和田の町並み

2007-12-19 | 建築巡り・街歩き【大阪】



岸和田自然資料館からは歩いて、岸和田の町並みを散策。
岸和田城。





岸和田城の城郭のすぐ南にある「五風荘」は旧岸和田城主、岡部氏の新御茶屋の跡であり、財閥の寺田家が、昭和4年から10年の歳月をかけて造った別荘なのだそう。





回遊式日本庭園は自由に見学できる。





立派な主屋と三つの茶室がある。









紀州街道の町並みは江戸時代の岸和田城下で最もにぎやかだった所で現在も伝統的な造りの家が並んでいて昔ながらの景観を見ることができる。









観光案内所、まちづくりの館。





無人でみかんを売ってるお店が。
大きいものから小さいものまで皆一袋100円で売られていたみかん。
買って食べてみるととても甘くて美味しかった!





そして和菓子屋さんで名物の玉時雨とくるみ餅を買う。

自然資料館にレトロ建築、昔ながらの街並みと、岸和田満喫の一日でした~。

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きものとかふぇ いなばや

2007-12-18 | 近代建築&古民家他リノベカフェなど

岸和田ではお昼のランチに創業100年以上の呉服店がカフェを併設してリニューアルしたお店「いなばや」へ




入り口は横の通路から




店内は吹き抜けで梁が通った高い天井がゆったりと。
私たちが訪れた時には土曜日にかかわらず、お客さんが常連さん一人しかおらず、ゆっくりさせてもらった・・




2階は元呉服店ということで着物が展示されている。




野菜カレーランチはドリンク付で860円。


 
ワンプレートランチはドリンク付で880円。
子供たちはドリンクの代わりにアイスクリームをつけてもらっていた。



裏庭には蔵があり



小物などのショップになっていた。


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岸和田レトロ建築

2007-12-16 | 建築巡り・街歩き【大阪】



岸和田自然資料館見学の前後に岸和田にある渡辺節設計の建築2軒を含む町歩きを楽しむ。
昭和8年設計の旧和泉銀行本店であった建物を地元の方が買い取り、出来るだけ元の姿に復元しつつ再生された建物。





内部の方も少し見せていただこうと中を覗くとお店の方が快く招きいれて下さり、いろいろと建物の説明をしながら案内していただけた。
大切な文化財を残したいという思いからこちらの銀行であった建物を買い取り、約2億円かけてできるだけ建設当時の姿に戻していったのだそう。
現在は健康食品の販売や岩盤浴などのスパを経営されながら地域の方々のコミュニティーの場として、隣には寄席や小さなコンサートなどが開ける舞台や教室などのスペースも提供されているという。

気持ちのよい吹き抜けの空間。
天窓はこの度の改築で新たに加えたものだそうだが、1階、2階の金庫、書庫などの場所は変わらず。





当時のままの重厚な金庫の扉。
今はお店の倉庫として使われている。





改装の時に天井をはがしていくと見つかった4本の柱の装飾はそのままの形で保存。

お店の方はとても気さくな方で岸和田にはだんじりだけでなく、さまざまな文化財があり、多くの人岸和田の魅力を知ってもらいたいと熱く語られていました。





もう1軒渡辺節設計の「自泉会館」へ。
岸和田紡績の倶楽部施設として昭和7年に建てられた自泉会館は、現在岸和田市の施設として利用されている。













翌日はクリスマスの催しが開かれるということで飾りつけがされていた。





催しのリハが行われていた大ホールはお願いして少しだけ写真を撮らせていただいた。
大ホールは船底形天井になっていて立派なシャンデリア、巨大な暖炉、装飾的な効果のある階段など見どころがたくさん!
ゆっくり見れなくて残念・・

この他にも銀行建築やお隣の貝塚市にあった赤レンガ倉庫なども見ることが出来て思わぬ収穫のあった一日でした~

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