m's diary

日々の暮らし、旅、建築巡り、クラフト、など気ままに・・

岐阜・タイル巡り【美濃の町歩き】

2018-09-21 | 建築巡り・街歩き【大阪】

旧粘土工業所を思う存分見学した後、やってきたのは美濃。

大正12年に建てられた長良川鉄道美濃市駅本屋。

当初の基本構造を残しながら改修され、現在も現役で使われている。

 

 

 

 

旧名鉄美濃町線美濃駅舎。

大正12年に建てられ、平成11年に廃線になったが、当時の駅舎、プラットホームはそのまま残されている。

 

 

プラットホームには車両もいくつか残されてた。

 

 

 

 

そして美濃の町並みを歩いた。

美濃は江戸から明治時代にかけて造られた商家が軒を連ね

伝統的建造物群保存地区に選定されたうだつの町並みが見られる。 

 

火災での燃焼を防ぐために造られた防火壁、うだつは裕福な家でしか造ることができなかったという。

 

そして屋根の上に祀られていた神棚のようなものは、火除けの神様だそうで、

町内に一つ程あるそう。

 

 

 

 

重要文化財になっている代々造り酒屋を営んでいた小坂家住宅へ。

屋根は珍しい、ゆるやかなカーブを描くむくり屋根に。
 
当初はうだつが三本ついていたそうだけど、明治時代の改修で真ん中の1本が取り払われたという。

 

  

現在も小坂酒造場として酒造りを行い販売されている。

 

 

中の間には箱階段や金庫、古い看板や掛け時計などが残されている。

 

 

 

 

 

 

 

土間の片隅にはこんな電話室も残されてた。

 

 

 

 

古い衣装箪笥を商品のディスプレイ台にアレンジ。

 

 

家紋の入ったのれん

 

 

おくどさん

 

 

 

 

 

母屋やから後ろに続く酒蔵まで総て江戸時代の貴重な建築なのだそう。

 

 

そしてぷにょさんが以前泊まったことがあるという岡専旅館。

こちらの旅館にもたくさんモザイクタイルがあったとのことで、ぷにょさんが

宿の方に見学をお願いしてくれた。

 

 

宿の方は快く中まで案内してくださった。

洗面所周りにびっしり貼られたモザイクタイル。

 

 

トイレや廊下の腰壁などにふんだんに貼られたさまざまなパターンのモザイクタイルを見せて頂くことができてよかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

タイル貼りのこちらの建物は自然堂という調剤薬局のよう。

 

 

 自然堂のタイル。

 

 

同じ並びにあった美容院の床タイルが可愛かった。

 

 

ホーロー看板がいっぱい。

  

 

旧美濃町産業会館は昭和16年に美濃町信用購買販売利用組合により建設され、

組合が解散してからは農業協同組合や商工会議所、公民館、紳士服店なども入居していたという。

現在は美濃和紙あかりアート館として活用されている。

 

 

上部は下見板張り、腰タイル貼りに。

 

今井家住宅は庄屋兼和紙問屋だった町屋で江戸中期に建てられたそう。

現在は資料館に。

 

 

素敵なガラスの建具が入ったお店を発見。

古道具屋さん

 

 

明治9年に建てられた旧小学校の本館を移築したもの。

小学校移転の際、宝勝院が譲り受けた。

 

 

洋風の柱頭飾りやベランダが特徴的な擬洋風建築。

 

 

波のように見える柱頭飾り。

美濃を見学し終えた後は、宿泊地の関まで送ってもらい、この日は解散。

 

 

ホテルにチェックインした後、予約してもらってた宿の近くのさくら川というお店へ。

2000円もしないコースだったのに彩り豊か、食材も豊富でとても美味しかった!

 

 

お店の人に関へ何をしにやって来たのか?と問われ、

旧粘土工業所へタイルを見にやって来た、というと、かなり興味を持ってもらえ、突っ込んで聞いてくださったのだが、

お店の人の??は最後まで消えないようだった。

この後は遅くまでやってる近くのコメダコーヒーで女子トークに花が咲いたのだった。

 

 

 

 

コメント

岐阜・タイル巡り【旧八百津発電所本館】

2018-09-19 | 建築巡り・街歩き【その他】

 

午後からの旧粘土工業所のタイル見学前にメンバーに岐阜駅からのプランを考えて頂き、旧八百津発電所へやって来た。

山奥の険し目のくねくね道を通って到着、こんなところ車でないと到底来れない・・連れて来てもらえて有難い。

旧八百津発電所は明治44年に木曽川水系初の本格的な発電所として建設され、当時としてはわが国有数の発電所だったそう。

昭和49年丸山発電所の完成により閉鎖されたという。

それまで63年間稼働し、平成10年に重要文化財に、そして資料館としてオープンしたのだそう。

 

対岸から眺める発電所の建物はまるで湖畔に佇むヨーロッパの古城のよう。

素敵だなあ。

 

 

 

建物だけでなく、敷地全体が重要文化財となってるそうで、

発電所は現在主流のダム式ではなく、水路式という方法がとられ、水圧鉄管や貯水槽が見られる。

 

 

本館のそばにある小さめの建物は放水口発電所といって

電力需要が増加した大正6年に本館発電所の放水口からでる落差7mの水を再利用して発電していたという。

こちらも他に類例のない貴重な発電装置だそうだけど、非公開。 

 

 

  

こちらが本館。

建物はイギリス積みの煉瓦造りで外装はモルタル仕上げに。

左の発電設備のある発電棟と送電設備のあった送電棟に分かれている。

 

 

発電棟は放熱性が考慮されて、軒高12mの広い空間に。

 

 

操業当時のままの状態で残っているようで

 

 

大きな水車(手前)に発電機を直結した発電装置が三組設置されてる。

すごい迫力!

 

  

当初は発電機、水車ともアメリカ製だったが、出力増強時に国産品に取り換えられたという。

 

 

日本製らしき社名とマーク

  

 

水車や発電機の迫力ある姿に萌えるー

 

 

 

 

水車の心臓部、ランナー

 

 

 

  

  

 

 

 

 

 

影絵式の工具掛け

機器の点検、修理作業の工具掛けで、持ち出し中の工具が一目でわかるようになってるとか。

なるほど~これだと、使った後もちゃんと元に戻せそう。

 

 

工具の現物・・持ち上げたら、めちゃめちゃ重たかった・・

 

 

錆び剥げ萌え~~

 

  

送電棟の2階から。

 

 

送電棟1階の母線室。

 

 

巨大な碍子が並ぶ母線室。

旧発電所時代のままのものがよく残されたリアルな発電所資料館を楽しめた。

 

  

 

 

 

 

行きに通った八百津町公民館飯田分館にタイルが見えた、との情報だったので、

帰り道に立ち寄った。

 

 

ほんとに、入口の玄関ポーチの壁面にモザイクタイルが貼られてた。

よく目に留まったものだなあ。

 

 

赤いたばこの吸い殻入れがかわいい。

八百津町公民館飯田分館のプレートと時計。

 

 

 

 

そしてランチにやって来た。

古民家を改装したというレストラン、葉菜。

 

 

 

 

 

 

ランチセットの前菜。

 

 

えびと魚のすり身のハンバーグ

メインも野菜がいっぱいで盛りだくさんで美味しかった。

 

 

お団子が入った御汁粉のデザート付き

満足のランチタイムだった。

 

 

 

 

 

コメント

台湾料理教室・紅焼牛肉麺&ニラ饅頭

2018-09-18 | 食・グルメ

今日は久しぶりに、リュウ先生の台湾料理教室へ行ってきた。

この日のメニューは紅焼牛肉麺とニラ饅頭。

 

 

ニラ饅頭は皮から手作り。

具材も卵やあみえび、春雨、揚げなど、具沢山。

 

 

手でこねた生地を丸く伸ばして具を包み込む。

 

 

餃子のように二つ折りした生地の端をねじるようにつまんでいくと出来上がり。

この縁取りだけでなんか見た目が本格的になったなあ。

 

 

美味しそうな焼き色もついた。

 

 

牛肉麺の方は大きめに切った野菜と牛スジ肉を炒めてから煮込む。

 

 

八角と花椒のスパイスがアクセントに。

やっぱり台湾らしいかおり。

 

 

丸ごと入れたトマトから、ほんのりスープに赤味がついてさっぱりした風味に。

このスープを茹でた乾麺に掛ける。

 

 

青梗菜やネギ、そしてきざみ高菜を添えて出来上がり。

きざみ高菜は台湾でも日本のお漬物とほぼ同じだそう。

圧力鍋で煮込んだスジ肉が柔らかく、麺との相性もよくて美味しかった!

 

 

デザートには仙草ゼリーを頂いた。

 

 

仙草は台湾で取れる薬草だそうだけど、それが使いやすいように顆粒になって売られてるとのこと。

新竹の関西という地域が産地だそうで、そちらではこんな加工品があるという。

驚くことに、この仙草に片栗粉を入れて溶くと仙草ゼリーができるのだ。

面白いなあ。

ちなみによく似てる亀ゼリーはこれとは又違うもので、本物の亀の甲羅を煮だしてそのコラーゲンで固めたものだとか。

台湾スィーツはこの仙草ゼリーにしても、豆花、愛玉にしても、大好きな固めてプルプル系のものが充実していて

しかもヘルシーなのがいいなあ。

 

 

この日は初対面のお二人とも台湾情報をいろいろ伺いながら料理を作って楽しめた。

 

リュウ先生情報によると、今度の10月7日嵐山で台湾祭が初めて開催されるとのだそう。→台湾祭 in 京都嵐山2018

先生も中華粽やネギパイ他お店を出されるとのこと。

その他美味しい屋台もいろいろ出るようなので・・行きたいなあ~。

 

 

 

 

コメント

岐阜・タイル巡り【粘土工業所のタイル】

2018-09-15 | 建築巡り・街歩き【その他】

少し前、タイル友の会(TTK)のメンバーが、岐阜県関市にある旧粘土工業所で素晴らしいタイルが見れるという

リサーチ&見学の予約を取り付けてくださり、TTKメンで見学へ訪れてきた。

 

 

岐阜駅で合流して、レンタカーを運転してもらい、いざ粘土工業所へ!

途中、素敵プランも立ててもらって、旧発電所や古民家ランチ(後ほどじっくり報告)をしつつ到着。

 

 

粘土工業所は大正13年に岐阜県関町にて創業。
 
当初は素地製タイルのみの製造だったが、昭和2年頃より施釉タイル、その後美術彫刻を施した腰張り用、
 
テラコッタ、床タイルを製造し、昭和12年頃合資会社となる。
 
と見せて頂いた資料には書いてあったけど、

タイルを製造されていた時のことをよく知る人はもうおられないようで、現在は関ブロック工業他、
 
いくつかの会社グループとなっていて、その旧事務所の中にお宝タイルは眠っているとのこと。
 
社長の奥様にお話を少し聞かせて頂いた後、旧事務所の中にあるタイルを貸し切り?!で存分に見せて頂いた。
 
 
 
 
建物の玄関上に掲げられた「NK」のマークは粘土工業所のマークで昭和3年から昭和12年にかけて使用されていたという。

 

 

玄関ポーチを支える柱にも渋い色合いの型押しタイル、

 

 

入口扉周りも布目タイルなど様々なタイルの競演が見られる。

 

 

そして、ガラスの扉を開けて目の前に飛び込んできたのは!

ジャジャーーーーーーン!

めちゃめちゃいい色と質感とデザインのレリーフタイル、そして床タイル・・

 

 

私たちは皆、興奮を抑えきれず、ため息と称賛の雄叫びを上げながら写真を撮り始めたが、、

今回約束を取り付けてくださった☆さんがおもむろにマイ箒&ちりとりを取り出し、掃除を始めた。

さすが、訪れるのが2度目となると冷静だなあ。

そう、タイルを美しく写真に収めるにはタイル表面のゴミと埃を取り除く作業は必須だったのだ。

皆一旦、カメラを置いて、ぞうきんや汗拭きシートなどで一斉清掃を開始。

 

 

 

表面の埃をふき取ると、一層美しい輝きを放つタイルが現れた。

 

 

準備万端。これで心おきなく撮影ができる・・

L字型のカウンターの腰壁には渋い布目地のタイルが貼られ、その所々にいろんなデザインのレリーフタイルが

貼られている。

見本ともなったタイルだろうからデザインはほぼかぶっておらず、見たことのないレリーフタイルのオンパレードに大興奮!

 

 

東洋的な雰囲気のあるレリーフタイル

 

 

ひと際凹凸が激しかった立体的なお花模様のタイル。

四分の一サイズを対角に入れることで可愛さ倍増。

 

 

天使?らしき顔が描かれたタイル。

よく見ると片耳に輝くイヤリングをつけたおばさんかも?

 

 

想像上の動物?!不死鳥?

左のは足が蛇化してる・・

 

 

こちらも伝説の生物、羽を持つ天馬?

 

 

 

 

4分割された小さめタイルがかわいいなあ。

葉っぱのタイルに、子供の顔が分割されたキュビズムタイル。

 

 

女性の上半身のタイルもリアル。

別室にこのタイルが多用されたタイル壁もあった。

 

 

色が変わるとガラッと雰囲気が変わるなあ。

 

 

これは何?花瓶?

 

 

おばちゃん風天使タイルのこちらの色合いもいいなあ。

 

 

幾何学的なデザインのものも。

 

 

湯気が立ち上るティーカップもなんだかアールデコ調で素敵。

 

 

本?の上で考える人

 

 

花のデザインのタイルは手作り感があってほのぼの。

 

 

これは葉っぱと実らしき植物がデフォルメされたものか?アートなデザイン。

一通りのレリーフタイルを撮り終えたところで、ほっと一息。

 

 

カウンターの一面に入れられた型板ガラスも素敵だなあ。

 

 

押さえの桟にも細かく彫刻が入ってた。

 

 

カウンター前の床のタイルは立方体のだまし絵風タイル。

 

 

そして、カウンターの向こう側の床には、

 

 

床タイルがパターン毎にまとまって貼られてる。

奥様が言われていたように、腰壁のタイルも床のタイルも一つもはがれることなく、このように美しい状態を保ったまま

残されているのは奇跡だなあ。

当時とタイルの品質と施工技術のレベルの高さがうかがえる。

 

 

 

真ん中のメインのタイルを囲み、絨毯のように縁取りデザインされたタイルが9パターンほど、床に貼り巡らされる。

未だかつて見たことのないボリュームのタイルに益々狂喜!!

 

 

 

 

網目模様のものもあれば、

 

 

ヘリンボーン貼りのもの

 

 

布目地に模様の入ったレリーフタイル

 

 

矢羽形を組み合わせたバリエーションもいろいろ

 

 

 

 

所々カラフルな色が混じるヘキサゴンの組み合わせも可愛い。

 

 

そして隅に貼られてたこの亀甲型、クロコダイル調タイル、

これは以前、下呂温泉の湯之島館の春慶荘の浴室で見たタイルとパターンが同じだ。

このタイルの雰囲気、質感は独特。

 

  

春慶荘では単色で使われていたが、こちらは色分けされていて、それによりこのタイルが紫陽花がモチーフだったと分かった。

こちらの粘土工業所でつくられたものだったんだなあ。

 

  

部屋の隅の方まで、隙間埋めるように貼られたタイルも見逃せない。

T字のような模様が入った型押しタイルも初めて見た。

 

 

 

 

 

そして、入ってすぐ右手にある応接スペースらしき部屋にはこんなタイル壁が残されている。

めちゃめちゃ好みの色合いと雰囲気のタイル壁!

壁面の上部には羊らしき頭部が付いていたと思われるが、残念ながら今はない。

 

 

玄関のカウンターの腰壁にもあった女性の胸像レリーフタイルが渋い布目地の色タイルの間にぽつぽつと置かれてる。

 

 

 

 

色とりどりのタイルは、泰山タイルほど華やかさはないけれど、どれもシックで落ち着いた深みのある色合いで超好み。

 

 

釉薬の重ね掛けで出された深みのある色合いと風合い・・たまらんなあ。

 

 

 

 

 

そして社長室の床には、ややくすんだライトブルーが素敵なタイルが敷き詰められてた。

 

 

 

 

私たちは更に、社長室の隅でソファに隠れるようにして貼られていたこれらのタイルたちのことも見逃さなかった。

ソファを少しずらして、表面の埃を取り去ると色鮮やかに浮かび上がってきたタイル。

 

 

渋いイエロー、焼きむらや窯変が美しいタイル・・

タイルってやきものなんだなあと改めて感じ入る。


 

 

  

我々はこのタイル部屋で1時間半~2時間ほどは粘っただろうか?

この素敵タイル空間で至福のひと時を過ごしたのだった。

この素晴らしいタイルたちを惜しげもなく見せてくださった関ブロック工業の方、

そしてアポを取り付けてくださった☆さんに感謝です。

コメント

久々の再会

2018-09-15 | 暮らし

そろそろ節目の年になるからか?最近ちょくちょく同窓会的な集まりも増えて、今日は久々大学のテニス部の友人たちと集えた。

中には会うのは10年以上ぶりになる友人もいて、岡崎から大阪まで駆けつけてきてくれた。

久々だけど、ほんとにみんな顔も雰囲気も変わってなくて、卒業してから20数年経つのに驚異的だなと・・

近況の報告から、懐かしい部活時代の思い出話まで話は尽きず・・

部旗をなくして真っ青になった話から、怖かった先輩の話、みんなの下宿に集った話や学祭の模擬店での出来事いろいろ

すっかり忘れていたけど、爆笑せずにはおれない話をいろいろ思い出すことができて、一気に学生時代にタイムスリップできた。

更に場所を変え、話に夢中になっていたら気付いたら4時半になってた;

また再開を誓ってお開きに。

久しぶりにみんな元気で会えてよかった。後、地方に2人いるけど、次回はフルメンバーで会えたらいいなあ。

 

 



 

コメント

山形の旅2018【旧西村写真館他】

2018-09-13 | 山形の旅2018

 

旧西村写真館は大正10年に建てられた洋風建築で、当主自らが設計施工されたという。

先ほど、マップに載っていた連絡先に問い合わせると、見学させて頂けることになり、ご主人とこちらで待ち合わせしていた。

 

 

軒の飾りが華やかでかわいい。

写真館らしく華やかで夢のある外観だなあ。

 

 

外観を撮影していたら、ご主人が自転車に乗ってご近所から駆け付けてくださった。

 

  

玄関扉を開けて頂くと、カウンターが置かれた受付スペースがある。

 

 

外観の洋風さとうって変わって、玄関周りはこんな丸窓がはまっていて、和風の印象。

1階の生活スペースは和風の造りになっている。

 

 

外から見ると軒に隠れて目立たなかったが、玄関扉上部にはこんな色ガラスが入っていた。

 

 

写真館として使用されていた2階とのことで案内して頂いた。

 

 

 

 

階段を上がってすぐの部屋は待合室に。

 

  

細かく桟が入った明るく大きな窓と大きな鏡が壁面に貼られている。

 

 

モダンな家具と写真の見本が並ぶ待合室。

ここでお客さんは鏡を見ながら撮影前の身なりを整えたのかなあ。

 

 

当時のガラス扉。

 

 

こちらが撮影場。

撮影室は北向きの安定した自然光が入る造りになっているそうで、

室内は北向きに広く取られた窓からの光が入ってとても明るい。

 

 

当時使われていたカメラや

 

  

大きなスポット照明、

 

 

 背景のスクリーンも様々残されている。

 

 

自然の森の風景から、

 

 

 こんな和室の背景まで。

 

 

当時はこの機械を使ってスクリーンを交換されていたそう。

現在写真館を守られているご主人のお父様と叔父様が写真館を営まれていたと伺った。

 

 

そして目を惹くのは撮影に使われていたという様々なデザインの椅子。

形や色がどれも素敵で可愛い!

 

 

レトロで楽しい椅子がいっぱい。

 

 

優雅な形のソファも。

ちょうど去年、フリーペーパーの撮影で山形出身の橋本マナミ親子が来られ、こちらの写真館で撮影されたとか。

後ほど冊子を見せてくださると、和風のスクリーン背景にこの椅子に座っての写真がとてもいい雰囲気だった。

 

 

こちらの写真館が会場となって、演奏会や展覧会などイベントも時折開かれているという。

 

 

現像室として仕切られていた部屋の扉上部にはこんな和風の欄間が入れられていたり、

和洋折衷のデザインが面白い。

 

 

 

 

 

 

 

部屋の片隅にはこんなレトロなストーブもあった。

時が止まったような写真館の内部空間にじっくりと浸ることができた。

ご主人には親切に案内して頂き、いろいろとお話も伺うことができてよかった!

どうもありがとうございました。

 

  

西村写真館の近くにある、こちらは大正元年に建てられた吉池小児科医院。

なんと現役の医院。

 

 

 

 

西村写真館へ行く前に立ち寄ったら、この日も診療されているようだったので、

後ほど又伺おうと思っていたら、後で訪れた時にはもう閉まっていた。

 

 

ガラス越しにみたところ、内部もすばらしい雰囲気のようだった。


 

そして最後に訪れた旧市島銃砲火薬店。

江戸時代から火薬を扱っていた商家だとか。

建物は昭和2年に建てられた山形で最初の鉄筋コンクリート造店舗建築だそう。

 

この後はレンタサイクルの返却時間がぎりぎりになっていたので、連絡を入れて慌てて駅前へ直行し返却。

猛暑の中、2日間のサバイバル?!建築巡りはようやく幕を閉じた。

予定通りのノルマを果たし、完全燃焼!

再び夜行バスで大阪へ戻ったのだった。

 

 

コメント

山形の旅2018【七日町旭銀座界隈の建築他】

2018-09-12 | 山形の旅2018

七日町旭銀座界隈にやってきた。

まつのや旗店は外にも内にもモザイクタイルが見られる店舗。

 

 

ショーウィンドウ下のモザイクタイル。

 

 

ショーウィンドウの中にもモザイクタイル柱があった。

張り紙や商品などで覆われてるのが残念・・

 

 

こちらもショーウィンドウ下のモザイク。

 

 

おしゃれな外観の郁文堂書店は昭和8年創業の本屋さん。

文化人が集うサロンでもあったそう。

平成9年頃から店を閉じていたが、昨年、再生プロジェクトによりリノベーションされたという。

 

  

七日町郵便局は元大正14年に建てられた丁子屋という用品店で、その後、ダンスホールとビリヤード場を経て

昭和47年から郵便局になったそう。

 

 

こちらも元洋傘店をリノベーションしたカフェ。

古い店舗をうまく改装したお店がこの通りにはいくつかあるようだ。

 

 

そのカフェの向かいにはめちゃめちゃいい味わいの壁面が。

 

 

山形銀行本店の壁面で、銀行の創立100周年を記念して1997年に造られた彫刻家の作品のようだ。

 

 

タイルのいい質感といい色合いにうっとり。。

 

  

道路を隔てて向かいには元洋菓子店、梅月堂だったというYT梅月館。

昭和11年に、日本のモダニズム建築家の代表といえる山口文象が建てた建物だそう。

一見、普通ぽいけど、ガラス張りの外観など当時ではとてもモダンなデザインだったという。

 

 

隣のこちらの建物も近代建築なのか?タイルが部分的に貼られ、レリーフ装飾なども見られる建物。

11月にピザ店がオープンとの看板が出ていた。

 

  

今度は蔵を改装したショップを発見。が定休日のよう。

一度解体された石蔵と土蔵をリノベーションして造られた複合施設なのだとか。

レストランの他クラフトショップやイベントスペースなどとして使われてるそう。

 

  

 

 

こちらは土蔵のレストラン。

 

 

自転車を走らせていると遠くにきれいな色のビルを発見!

あれはもしやタイル?!

吸い寄せられるように駆けつけてみると、

 

 

グリーンとブルーが混じりあったニュアンスのある色合いのタイルがびっしり!

 

 

下の方は又青色がかった違うサイズのタイルが貼られてる。

近くで見ても素敵だなあ。

 

 

青と緑のところどころに入る茶色が更に彩りを深めていて、

 

 

タイル自体にも立体感があり、壁面はより豊かな表情に。

 

 

エントランス付近の床に敷かれたタイルも味わいがあった。

このビルは山形新聞、山形放送などが入居している山形メディアタワーという2007年に建てられたビルだそう。

タイル使いがおしゃれで素敵なビルだった。

 

この後、お昼ご飯を食べ損ねてた私は「餅の星野屋」という店を観光マップで見つけ、

ここで思い切り餅とかき氷を食べてやる~と意気込んでやってきたのだけど、、

なんと来るのが遅すぎて、かき氷は売り切れ、餅は最後の一つだと・・

泣く泣く最後の一つを買って、次のチェックポイントへ。

 

 

山形まなび館は昭和2年に山形県下初の鉄筋コンクリート造の校舎として建てられた

旧山形市立第一小学校の建物で、約80年小学校として使われていた。

その後は山形まなび館として、資料室やカフェ、イベントスペースなどとして活用されている。

 

 

建物内部は改装されていたが、階段まわりには建築当初の造りが見られた。

 

 

そしてここのカフェでやっとひと息つけた時には夕方の4時近くになってた。

山形のソウルフード、どんどん焼きと念願のかき氷を食べてひと休み。

マップで次に訪れる予定だった旧西村写真館をみると、連絡先と内部随時公開、との文字を見つけ、

早速電話をかけてみた。

近くにお住まいなのですぐ駆けつけてくださることに・・

 

 

  

コメント

山形の旅2018【旧山形師範学校本館&千歳館他】

2018-09-11 | 建築巡り・街歩き【大阪】

旧県庁舎を出た後はすぐそばの山形六日町教会へ立ち寄る。

明治20年に始まった市内最古のキリスト教会で、建物は大正3年に建てられたもの。

ここは内部は開放はされていなかったので外観だけ。

 

 

そして、明治34年に建てられた旧山形師範学校へやって来た。

正門

 

 

本館の主翼部は現在、教育資料館として公開されている。

建物はルネッサンス様式の木造桟瓦葺き2階建。

中央には旧公舎時計台の名残の塔屋が、屋根上には円形のドーマーウィンドウが可愛い。

 

 

車寄せには軒飾りが付き、

 

 

アーチの内側にも凝った装飾が施されている。

 

 

内部の床や天井は斜めの板張りになっていて、美的効果と構造上の強化も考慮されているとか。

 

 

当時の教室が活用されて、展示室になっている。

 

 

マネキンを使ったリアルな展示も。

 

 

 

 

 

同じ敷地内に建つのは旧山形師範学校講堂。

 

 

老朽化が激しいようで、ロープが張られ、立ち入り禁止に。

 

 

入口に建つ門衛所も可愛い。

 

 

千歳館へ向かう途中に通った美容室。

 

 

扉周りはにぎやかなモザイクタイル尽くし。

 

 

丸窓の装飾が美しいスナック?!

 

 

入口のアーチにも。

 

 

好きな感じのタイル。

 

 

千歳館は大正4年建築の料亭で現在もレストランとなっている。

ハーフティンバー風の外観に和洋折衷の車寄せ。

 

 

玄関扉上部の欄間

 

 

車寄せ

 

 

玄関たたきのタイルはカラフルなモザイクに。

 

 

 

 

内部は和風のよう。

張り紙があって水木金はランチができるとのこと。なんとこの日は水曜だったのだけど、

すでにランチタイムの2時半は過ぎていて・・

頼んでみたが、やはり無理だった~無念;

 

 

裏口?にはタイル貼りの円柱が立ち、

 

 

ポーチにもモザイクタイルが。

町歩きは続く・・

コメント

山形の旅2018【旧県庁舎&県会議事堂】

2018-09-10 | 山形の旅2018

山形の旅の続き、旧県庁舎と旧県会議事堂のある文翔館へやって来た。

大正5年に建てられた旧県庁舎は昭和50年まで、約60年間県庁舎として使われ、その後昭和58年まで

東南村山合同庁舎として使われて、現在は保存修復工事の後、山形県郷土館、文翔館として公開されている。

 

 

県庁舎は英国近世復興様式を基調として建物だそうで、半地下式の煉瓦造りの3階建となっている。

外壁は花崗岩の石貼りだそう。

 

 

エントランス

ボランティアガイドさんがおられたので、急いでいたけどせっかくなので高速ガイドをお願いした。

 

 

入口扉上部のステンドグラスはリースのようなデザイン。

 

 

重厚な大理石とアーチが連なる玄関ホール。

  

 

正面の大階段から見下ろす玄関ホール。

 

 

重厚感あふれる装飾のある階段ホール

 

 

階段ホールのステンドグラス。

 

 

大理石の柱の上部には細やかな漆喰装飾が施されている。

 

  

正庁は重要な会議等に使用され、内装も最も豪華。

 

 

正庁の漆喰飾りは改修時には残っていなかったところ、天井裏から見つかった破片や当時の資料をもとに復元されたそう。

果物と花、アカンサスなどの装飾が修復時の職人の手によってとても細やかに再現されている。

 

 

寄木の細工も凝った床

 

 

バルコニーはひび割れがひどく解体修理された。

当初の赤と黄色の市松状のタイルが出てきたため、当初の状態に復元されたという。

 

 

貴賓室

重厚感たっぷりのオリジナルの暖炉

 

 

ステンドグラスの入った衝立があった。

 

 

天井の漆喰装飾は部屋毎に違っていてどれも見事に復元されていた。

 

  

 

 

知事室。

ボード貼りされていた天井は漆喰の花飾りに、壁紙も現存していた模様から復元されたそう。

 

 

 

 

 

絨毯は昭和30年代に織られた山形県産品だそう。

 

 

高等官食堂として使用されいた部屋。

床は前面に道中格子と呼ばれる寄木模様が復元されている。
 

 

この部屋だけ腰板壁が高くなっているのは、音の反響により食事中の話し声がよく通るようにするためだとか。



時計塔は札幌の時計塔に次いで2番目に古いものだそう。

時計職人の方が手動で巻き上げているのだとか。

 

 

中庭は煉瓦がむき出しになっていて、煉瓦造りの建物であることがわかる。

この中庭と知事室は映画、「るろうに剣心」のロケ場所にもなったそう。

中庭はオープンカフェとしても使われてるようだけど、この日は暑すぎてムリ;

 

 

旧県庁舎と旧県会議事堂をつなぐ渡り廊下。

 

  

旧県会議事堂。

 

 

議場も空いていると見れるのだけど、この日は使用中だったため、上の窓からのみの見学。

 

 

当時としては珍しい水洗式トイレが使われていたそう。

壁や床には色鮮やかなタイルが貼られていたことがわかり、タイルも復元したのだという。

 

 

 

コメント

天理大学付属天理図書館見学他

2018-09-09 | 建築巡り・街歩き【その他】

 

今月の建築講座で訪れたのは天理大学。

こちらは天理大学付属天理図書館は昭和5年に武田五一の設計で建てられた。

閉架式の図書館は、入って正面奥が4層の書庫、その両脇に事務室と閲覧室が並ぶという造りになっていて

内装は大理石のカウンターに豪華で独特なデザインのシャンデリア、装飾の入った天窓など贅を尽くした造りになっている。

この日は内部撮影禁止だったのだけど、以前訪れた時は、撮影可で、撮っていた内部の様子。

この日は以前訪れた時には見れなかった閲覧室も見ることができた。

閲覧室も素敵で、落ち着いた暗緑色の壁にアールデコの透かし彫りの入ったダークブラウンの閲覧用の机と椅子が

並んでいて、ここで一日読書をして過ごしてみたくなるような?雰囲気。

 

 

玄関ポーチの傘を広げたような照明も面白いなあ。

 

 

玄関ポーチ床のモザイクタイル。

 

 

図書館の周りをぐるりと一回り。

 

 

裏の出入り口の両脇につけられた照明

 

 

 

 

 

 

大正15年に武田五一と岩崎平太郎設計により建てられた天理大学一号棟。

 

 

 

 

 

 

玄関ホール床の華やかなモザイクタイルの模様。

 

 

床の隅の方にはモザイクタイルで縁取りも

 

 

ホールの照明。

 

 

天理大学創設者記念館、若江の家

大正13年に創設者の勉強室として建てられたものだそうで、昭和30年に現在の位置に移転されたという。

 

 

こちらも内部は見れたが撮影禁止。

花や鳩のデザインのステンドグラスや暖炉や天井の飾りと凝った設えが見られた。

 

 

駅から天理大学へ到着する前に目の前に現れた巨大な建物は「おやさとのやかた」という天理教の建物だそうで、

天理教関連の学校や病院、詰所などの施設が入ってるのだそう。

 

 

コンクリート造りの建物は連なる唐破風の屋根や朱色の窓枠など全て統一されている。

 

 

壮大な天理教教会本部の建物。

 

 

駅から大学へ向かう途中にはレトロな商店街があって、そこにいくつか喫茶店があったので

目をつけていたけど、早々と閉まっていた喫茶店もあり、こちらの「ふるさと」へ立ち寄った。

 

 

お店に入ると目に飛び込んできた陶板の壁。

 

 

補強?デザイン?のために入った斜線?がちょっと邪魔だけど、

 

 

抽象画のようないくつかのパターンのレリーフタイルが組み合わさり、色合いも渋くでいい感じ。

 

 

こちらのお店は営業されて約50年といわれていた。

 

 

プリンパフェを頼んだら、めちゃボリュームたっぷりで、真っ赤なさくらんぼとカラースプレーがレトロ。

仲間の方々から頂いた旅のお土産も一緒に。

 

 

プラスチックのカバーの照明もレトロでかわいかった。

コメント