m's diary

タイル巡り♡タイル制作♡建築巡り♡町歩き

朝日新聞社見学

2008-06-30 | 工場見学・社内見学&子連れイベント


昨夜はどうやら風邪を引いたみたいで喉の激痛で眠れなかったのだが、月曜日、土曜参観の代休のため、予約をしていた朝日新聞社の見学へ友人親子と訪れた。

まずは見学者ホールにて、様々な担当の記者の取材風景のビデオを見、いよいよ社内見学へ。社内は撮影禁止。
新聞記者やカメラマンが働く編集局へ行き、新聞ができるまでの説明を受ける。
今では記事や写真はパソコンや携帯で送っているが、なんと昭和41年までは伝書鳩を使っていたのだそう。

新聞の印刷方法はアルミニウムの板に焼付け、平らな面で印刷するオフセット印刷という。中之島のこの支社では13万5千部刷られている。

編集局内には校正に使うための赤鉛筆が7600本もあるという。



   

編集局の中を歩いた後は、新聞用紙が置いてある紙庫を見学。
新聞巻き取り紙は一つ855kgの重さ。
20分で1本刷り上るという。中之島の支社ではこの紙を180本使う。

その後印刷する輪転機や刷り上った新聞を梱包するところを見学。

この小型印刷機はその姿から「ダルマ」「おたふく」と言われ、朝日新聞創刊当時の印刷機で一時間で300枚印刷していたそう。

隣はこの印刷機で印刷した朝日新聞創刊号の復刻版。
今から129年前の1879年に朝日新聞の第一号が出という。





最後に「見学記念新聞」として最初にグループで撮った写真とグループ名が入った新聞を記念にもらえた。





お土産は鉛筆二本とものさし、消しゴム、新聞の用紙で作ったメモ帳、子どもに下敷きなどいただいた。
又こちらのアサコムホールでは新聞作り講習会や、パソコンでの紙面作りなども体験することができるようだ。


コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

土曜参観

2008-06-28 | 趣味その他
      

土曜参観があった。
今回は「私の宝物」というお題で自分の宝物を持ってきて、それを皆に発表するという授業。
娘はおばあちゃんにもらったクマのぬいぐるみ、息子は公園?で拾った白い石のことを発表していた・・
しかし隣同士のクラスとは言え、出席番号が同じくらいなので、一人、息子の方を見逃してしまった~

中には「生の亀」やら袋からバラバラとおもちゃのピストルを何丁も出してくる子もいて、インパクトのあるお宝、いろいろ楽しませてもらった。

廊下や教室に貼り出してあった傘の絵、シンプルな題材だけにそれぞれ個性があふれていて面白く、かなり笑わされた。
柄のめちゃめちゃ太い傘から超コンパクトな傘、絞った雑巾のようにねじれた傘もあるかと思えば、きっちり畳めてないくらいパンパンな傘まで・・バラエティに富んでいて楽しい。
傘の絵から性格まで読み取れそう?!
ちなみに左は息子、右の傘と魚は娘の絵。息子の魚の絵は不明・・
まあまあ無難路線か?!


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ビルマ料理大会第三弾

2008-06-27 | 異食文化の会


ビルマ料理を作る会、前回、前々回とご一緒したビルマ人のビルマ語の先生が今度はビルマでもモヒンガーに次ぐ人気の麺類、オンノウ・カウソエ(ココナツラーメン)を作ってくれる、というのでビルマ料理第三弾を我が家で開くことになった。

ビルマ人の先生は普段、ビルマの家ではお手伝いさんが料理をするのであまり作ったことはない、と言いながらも、私達が見守る?中、今回もほとんど一人で作ってくださった。





オンノウ・カウソエはココナツミルク、ひよこ豆の粉ににんにくしょうが、ナンプラー、ターメリックなどを入れ、玉ねぎ、鶏肉を煮込んだスープをフライや薬味などトッピングしたラーメンにかける。





トッピングにはひよこ豆の粉を団子にして揚げた物に大根を揚げたもの(ほんとはヘチマだが大根で代用)、ゆで卵に刻みネギ、揚げた春巻きの皮、レモンなど。
前回のモヒンガーの時もそうだったが、とろみのあるスープに、パリパリの食感の米粉と小麦粉を半々に混ぜた衣のフライが絶妙な感じ。





そしてまたまた大量のデザート。
五人が五人ともデザートを用意するので大量に・・
ビルマのお菓子はタマネーとシュエチーサヌエマキン。
お菓子の達人の友人手作りのパンプキンパイと具沢山マフィン。
そしてビルマ人の先生に日本の和菓子を食べてもらおうと友人が持って来てくれた水饅頭と水無月。
私は今回台所の掃除で手一杯?だったので手抜きのゼリーを・・





ビルマ帰りの友人が作って来てくれたデザート(上)、シュエチーサヌエマキン。
なんだかありえないような難しい名前に笑ってしまう・・
粗挽き小麦粉を使うところをクスクス、ケシの実を使うところをゴマにして、砂糖を普通より少なめにして作ったら、友人曰わく全く別物?ができてしまったとか…。
しかし私たちは本物を知らないのでこういうものか~と納得…するしかない??

ビルマ人の先生はタマネーというお菓子(手前)を作ってきて下さった。
タマネーはビルマでは二月の寒い時期に作る伝統的なお菓子で
蒸した餅米に、ココナツ、ゴマ、落花生等を混ぜて突き潰した物。
砂糖が入っていないので甘くないお菓子だ。

例年2月にはタマネー祭りといって、タマネー作りの競争が行われるそう。
早く美味しく作ったチームが勝ちなのだとか。

お菓子を早く美味しく作る競争??
そんな微妙な判定は誰がどう下すのだろう~?





ビルマ帰りの友人の旦那様が現地にてタマネー作りをしてる様子。
もち米を砕いて火にかけてかき混ぜている。

日本にいながら様々なビルマ料理を三度にも渡って楽しませて頂き、妙にビルマについて詳しくなった私たち・・
今度はビルマ人の先生に日本の料理をご馳走しようということでお開きに・・
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ベトナムで見たいものベスト3

2008-06-26 | ベトナム縦断の旅2008


ベトナムへ行く目的の一つはもちろんベトナムの建築巡り。
前回二年前のベトナムではホーチミンのみの滞在だったので、今度は古都フエやホイアン、ハノイの建築が楽しみ。
何度か図書館で借りてきて眺めているのが増田彰久氏の美しい写真と共に紹介されている「建築のハノイ」と「ベトナム町並み観光ガイド」。
旅先で本を持ち歩くのは重いだろうし、高い本なので・・ついにコピーを取ってしまった・・

本によるとハノイはアジア最大のフランス建築の宝庫!
東洋と西洋が融合したバラエティに富む近代建築!
王朝時代からハノイの中心だった旧市街36通り地区にはフランスと中国の文化の影響を受けた町屋!
ベトナム、中国、フランス、日本と交流を持った様々な国の家屋の特徴を融合させているホイアンの旧家!
中国の紫禁城を模して建てられたというフエの王宮!
フエの貴族たちが住んでいたという、建物と自然の庭が調和したガーデンハウス!
っと建物だけでも見たいものが山積み・・・





そして二つ目に気になるのは「ホンノンボ」
独特な視点のエッセイが楽しい宮田珠己氏の「ふしぎ盆栽・ホンノンボ」という本がツボにはまってしまった。
ホンノンボというのはベトナムの伝統的な盆栽のことで日本の盆栽のように植物が主役ではなく、岩が主体。その上に陶器のミニチュアが乗っており、それが水を張った鉢の中にある。
ホンノンボの岩の中にはいろいろな地形が形造られていて、独特な風景が描き出されているという。
日本の盆栽のように堅苦しくなく、ちょっととぼけたゆるい感じが魅力のホンノンボ。

宮田珠己氏はホンノンボの魅力について、
探検のワクワク感、その奥に何が隠れているかわからない迷宮性、ダイナミックな地形を持つエキゾチズムと語っている。
ホンノンボの魅力が語りつくされたこのエッセイを読んでどうしても実物が見たい!と思うようになった。





ホンノンボを手っ取り早く見るにはホーチミンではチョロンの中華街のお寺、
ハノイではタイ湖のほとりの鎮国寺や鎮武観などに行くとよいらしい。
そのほかにも個人の邸宅、レストランやカフェ、小学校や役所のような公共施設にもあるという。
ベトナムで出来る限りたくさんのホンノンボを探し出すのが楽しみだ。





そして、もう一つは前回行った時にとても気に入ってしまった水上人形劇!
(写真は国立民族学博物館に展示されてる水上人形劇の人形)
水上人形劇というのは1000年近くも前から存在したと言われるベトナムを代表する伝統芸能で、
農村での収穫や祭りの際に村にある池や湖を舞台にして行われていた。

現在は庶民の生活を描いたものや古くから伝わる伝説などをモチーフとした、17編の短編劇が披露されている。

水を張った舞台には人形と人形遣いの間に幕があり、人形遣いは幕の後ろで水に浸かりながら竹と糸で操っている。
その仕掛けは水中に隠れているので人形だけが動いて見える。





前回ホーチミンの歴史博物館で見た水上人形劇に感動。
独特な味わい深い人形の表情と繊細で、時には大胆な人形の動きに目が釘付けになった。
今回はハノイにある水上人形劇場で国立人形劇団による人形劇を見るのがとても楽しみ。
ホーチミンにも水上人形劇場が新たに出来たそうなのでそちらも楽しみだ。





前回ホーチミンでお土産に買ってきた水上人形劇の人形。
子供達がいたずらしてボロボロに・・


この三つを主目的に、今回は四つの都市を廻るのでその地方ならではの名物料理やお菓子、雨季の果物にも期待!
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雲雀丘花屋敷の建築巡り

2008-06-23 | 建築巡り・街歩き【兵庫】



冷蔵庫を衝動買い?した私達は池田の実家へ向かった。
夕飯までに時間があったので前から気になっていた雲雀丘花屋敷の建物巡りへ一人行くことにした。
池田からなら電チャリで行けるのだ。

雲雀丘花屋敷は明治後期から発展した街で都心部から環境がよく健康的な住宅地として注目を集め始めた。
大正4年に阿部元太郎氏という土地経営者が雲雀丘地区にモダンな洋風住宅を建てたことが始まりで、以降山手に向けて開発がすすめられたとのこと。
隣地の花屋敷地区は東洋紡社長の河崎助太郎氏が花屋敷土地(株)を設立して開発を手がけた。
「宝塚雲雀丘・花屋敷物語」という本が詳しいそうで一度読んでみたい。





NHKの朝の連続テレビ小説「ふたりっ子」でも登場したという登録有形文化財にも指定されている
S邸。
この洋館は昭和初期に建てられ、戦後の一時期は進駐軍のダンスホールとして接収されていたという。

この辺のどこの家もそうだけで門から家までのアプローチが長すぎて、塀や木々が邪魔をしてなかなか建物の全貌を見ることができなくて無念・・





木々の隙間から撮ってみるが・・





真っ赤な屋根が印象的!
これはこの地を開発した阿部元太郎氏の先進的な思想により、この地に建てる建物の屋根は、すべて赤い屋根瓦の洋館にし、外国のような洋風モダンスタイルの街並みを創ろうとしたためだそう。





そういえば、この家も赤い屋根だし、





この家も!と赤い屋根が目立って多かった。





東洋食品研究所 高崎記念館と書かれた表札があった建物。
帰って検索してみると唯一一件ヒットした「ヴォーリズを訪ねて」のブログより、
ヴォーリズの近江療養院の医者だった諏訪蛍一博士の住宅で、昭和初期に高崎達之助氏という事業家に引き継がれ、高崎氏由来の東洋食品研究所の「高崎記念館」として改修されて(1990年)管理されている。
とのことがわかった。









ものすごい植木群に覆いつくされた邸宅。
この奥には素晴らしい建物があるはずだろうけど家までが遠すぎて全然見えない。
こんなお宅がたくさんあった・・
植木の手入れ、大変そうだ・・









ここは洋風のイングリッシュガーデン風の庭を持つ家。





煉瓦で出来た倉庫?みたいなものも発見。

もっとじっくり歩き廻りたかったがここら辺で雨が土砂降り状態になってきたので仕方なく帰途についた。
又天気のいい日に歩きで来たいなあ。

コメント (13)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ベトナム縦断列車旅が・・・

2008-06-21 | ベトナム縦断の旅2008


この夏休み7月の下旬に家族でホーチミンからハノイまでのベトナム列車縦断の旅の計画を立てていた。
縦断するのはホーチミンとハノイのちょうど真ん中くらいにあるホイアンとフエに寄るためでもある。

ホーチミンからハノイまでは丸々列車に乗り続けても速くて30時間ほどかかる。
今回は途中でホイアンとフエで一泊ずつし、ホーチミンからダナン、フエからハノイは夜行を使って行こうと思っていたのだが・・
なんとフエからハノイまでの列車はベトナムの旅行社が全て押さえていてもう満席で取れないらしい・・

カフェのツアーバスも検討したがやはり子連れではきついようで。
18時フエ発8時ハノイ着の夜行バス・・寝てる間だから行けそうだけど、微妙・・
旅行社の人には子連れでツアーバスはきつい、飛行機をとすすめられた。

飛行機の場合一泊の宿代も増えるしで料金はツアーバスの場合の10倍にもなる(バスが安過ぎるので)
・・が考えた結果、安全策をということで
やっぱりフエからハノイまでは飛行機で行くことにした。
なのでホーチミンからフエまでは列車、フエからハノイは飛行機。
とりあえずはベトナムを縦断できるということに。
期間は9日間ということで縦断するにはぎりぎりの日数なので、効率よく廻らねばなあ。


行程

1日目 11時関空発~14時35分ホーチミン着

2日目 ホーチミン

3日目 ホーチミン 19時ホーチミン発夜行列車

4日目 12時30分ダナン着
       ↓
    タクシー1時間でホイアン着

5日目 13時ホイアン発タクシー
   14時14分ダナン発列車~16時33分着フエ

6日目 21時35分フエ発飛行機~22時45分ハノイ着

7日目 ハノイ
 
8日目 23時30分ハノイ発

9日目 5時33分関空着

なんとつい先日発覚したのが思い込みでハノイのホテルを一日間違えて取ってしまっていて、訂正しようとしたらもう満室で取れないことに・・;
別のホテルを依頼中。
あえて頭の整理のためブログに行程を書いてみたが、これで合ってるかな~
なんか抜けてそうで恐い・・

    
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

手作り餃子の会

2008-06-20 | 食・グルメ


NPOで留学生の支援などのお仕事をされてるマイミクのCさんのお誘いで中国人と手作り餃子を作る会に参加した。
皆で美味しい手作り餃子を作って、利益分はこの度の中国四川大地震の義援金にされるということ。
いつもながら迅速なボランティア活動がすばらしい。

私は友人とお昼の部に参加。
中国人の方四名、フィリピン人一人、日本人六人、自己紹介するまでは誰が日本人で誰が中国人なのか?
日本語がうまい中国人なのか?日本語がヘタな日本人なのか??わからない状態に・・

とりあえず先に作って頂いてた餃子を皆でテーブルを囲んで食べた。
中国では餃子は水餃子がポピュラーだそう。
中国のとろみのある濃い醤油に少し甘みのある酢を多目に入れ、お湯を少し足し、ラー油を入れたタレで食べた。
やっぱり手作りの皮がプリプリモチモチですごく美味しい~水餃子にするとツルツルといくらでも食べれそう。





中国の方が作ってきてくださった油条はお粥や豆乳に浸しながら食べる揚げパン。





ひとしきり食べて話をした後は餃子作りを。
タネは豚ミンチにキャベツなど普通の餃子と同じようだが、この中国の謎の粉?がいつもと違う風味を醸し出していたようだ。
八角や桂皮などいろんなスパイスが13種類ミックスされている謎の粉。
そして薄力粉と強力粉を半々で練った生地を麺棒で丸く伸ばし、包んでいく。
皮の手触りがいいな~意外と皮は伸びて包みやすい。
実は私は皮からの餃子を作るのは初めて;





餃子の包み方は家庭によってさまざまなようで・・・
しかしこの包み方は美しすぎる~~
思わず私もこれを包んでいた中国の方に教えを乞うてしまった。
餃子を作ってる間もこの会のことを聞きつけて、餃子は食べずに義援金だけを置いていく方も。
自分達で作った餃子もお土産に持たせて頂き、餃子の会楽しませていただきました。


震災や災害は特別なことではなく普通のことなのでかかわり方も自然体で平常心で
と淡々とボランティア活動されてるCさん、すばらしいです・・
たしかに震災やいろいろな災害に会われた方々も、その直前まではいつもと同じような日常生活を送っていたのだと思うと、自分たちにもいつどんな災害が降りかかってくるか分からない、他人事ではないものだとかみしめた。


コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

わくわく探検隊「花と草笛と野遊び」

2008-06-17 | 工場見学・社内見学&子連れイベント


服部緑地で毎月第三日曜日に催されているわくわく探検隊に参加した。
毎月いろいろなテーマでボランティアガイドの方と一緒に緑地の中を散策しながら自然と遊ぶ催し。
今回は花と草笛と野遊び、というテーマだった。

ヒマラヤスギの周りにはこんな燐片がたくさん落ちている。
これを使って出来たものは・・・?





なんと火星人!





クロガネモチの葉っぱは丸めてセロテープでとめ吹き口を少しつぶすと笛になる。
他にもヨシの葉やタンポポの茎なども笛に。





今度はカタバミの葉っぱを使って、十円玉を磨くと・・





十円玉がピカピカに!
カタバミの葉の成分にあるシュウ酸が銅を溶かすのだそう。





ササ舟は自分が子どもの頃もよく作って流してたなあ。





これはタイサンボクの木。
木蓮のような花がつき、いいにおいがする。
この落ち葉を使って・・・





キツネのお面を作った。
ひげは松葉。





私はこの日初めて知ったのだけど、アジサイの本当の花は、このガクアジサイでいうと、中のつぼみのような部分なのだそう。
外側の花は飾り花と言って、虫たちを集めるための見せ掛けの花に過ぎない。
なので普通のアジサイは全部が飾り花で飾り花をかき分けると小さなほんとの花が現れるのだ。
ちなみにガクアジサイは元々日本産で普通のアジサイは外国からのものらしい。





これは地中海産のアカンサスモーリス。
アカンサスといえば・・・





このアカンサスの葉は近代建築で装飾のモチーフとしてよく使われる葉だ!
コリント式の柱の柱頭装飾など・・
初めて生のアカンサスの葉が見れてちょっとうれしかった。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本民家集落博物館

2008-06-16 | 建築巡り・街歩き【大阪】



この日は服部緑地でわくわく探検隊「花と草笛と野遊び」という子どものイベントやフリマをやっていたので、ついでに一度見てみたかった民家集落博物館へもやってきた。子供たちが遊具で遊んでいる間に一人で博物館内を散策。

ここは日本各地の代表的な民家を移築復元し、関連民具と合わせて展示された野外博物館。
11棟ある民家はどれも17世紀~19世紀の江戸時代に建築され昭和30年代まで人々が生活してきたもの。

まず最初に現れた飛騨白川の民家はとにかく大きくてすごい迫力の民家だった。





この飛騨白川の民家は3階建ての合掌造と呼ばれる。
屋根の高さは約12m、1階だけで約200㎡あり、釘を用いず木のツルで縛って組むだけの構造なのだそう。

すごい大きさの家!と思っていたら、この地方では一軒の家に30人から40人の家族が一緒に暮らしていたようだ。
なんと長男以外の子供達は結婚してもそれぞれ自分の生まれた家で親と一緒に暮ら
すので夫婦は別居、生まれた子どもは母親の家で育てられるそう。
そ、そんな制度があったなんて・・





1階は人の住むところで2階3階は養蚕の作業場だったという。





こちらは信濃秋山の民家で国指定重要文化財。
長野と新潟の県境にある秋山郷は豪雪地帯だったため雪国特有の形をしている。
雪の重みで家がつぶれないよう重さを分散させたL字型の中門造りというもの。
積雪から土壁を保護する茅壁が独特の外観。





この岩手県盛岡市の南部の曲家の特色は家族と同じ部屋の下に馬が住んでいて家族の一員同様に馬が大事にされていたのだそう。
母屋とうまやをつなげてL字型になっている。





この日は囲炉裏に火が入っていた。
ここの囲炉裏は靴のまま腰掛けて火に当たれるように、囲炉裏がずいぶん下の位置にある。
母屋と馬屋が繋がっているので囲炉裏に火を入れると馬屋まで暖かい空気が行き渡るようになっていた。





宮崎県の日向椎葉の民家、重要文化財は竿家造りと呼ばれる並列間取りの横一列に部屋が並んだ長い造り。
ちょうど屋根の葺き替えが終わったところで内部の公開はされてなかった。
葺き替え直後の茅葺屋根ってこんな色してるんだなあ。





これは大阪堂島の米蔵。元堂島川に沿って建てられていたもので、瓦葺、土蔵造りで、壁の厚みは約30cm、白漆喰で仕上げてある。





奄美大島の高倉はヒメツバキという堅い木で柱が造られていて、その堅さから鼠が爪をかけて登ることができない、と言われていた。
出入りは丸太に刻みを入れたはしごをかけて昇り降りする。
風通しがよく、高温多湿な気候に耐え、米や干物、大事な着物などを良い状態で保存することができたのだそう。

同じ民家でもそれぞれの地方の気候や風土に合わせていろいろと違いがあるのが面白い。
白川郷や岩手の遠野の曲家などは現地で見たことあるが、こうして同じ場所に11棟もあるとそれぞれの民家の違いが比較できて、なるほどなあ~と思ってしまった。





敷地内にはきれいなアジサイが花を咲かせていた。














コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大阪市立大学付属植物園

2008-06-15 | 季節の花・自然


土曜日午前中、門真でバドミントンだったので午後からは近くのはずの?くろんど園地へ行ってハイキングしようと思い向かっていたのだが・・
またまたナビが、ここはほんとに車道か?というような道を案内し、細い農道を後4kmも運転しないといけないということになって旦那はついにギブアップ・・
このまま帰るにはしゃくなので前に見つけてた大阪市立大学付属の植物園へ行くことにした。

ここは日本産の樹木約450種類から外国産針葉樹に観賞樹などなど樹木充実の植物園。緑好きの私は満足~
広大な敷地の中を散歩しながら気持ちのいい森林浴ができた。





メタセコイヤの木





きれいな緑色の葉をどっさりつけていた木、これは何の木だったか?





葉の裏が白いウラジロガシ





なんとなくヨーロッパ調、クリスマスツリーを思わせるドイツトウヒ





幹のねじれ具合が独特のシダレエンジュはマメ科の木らしい。





山の斜面にひっそり咲いていたササユリ。
葉が笹の形に似てる。





ヤマアジサイ





スモークツリーはほんとに煙のようなボワッとした花。





ブラシの木。
ほんとにコップ洗い用のブラシみたい・・





ショウブも満開





ハーブ園





入場料大人350円、中学生以下無料。
毎週水曜、土曜は1時半から約1時間の園内案内会があり、今回は途中から合流させてもらえた。




コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする