m's diary

日々の暮らし、旅、建築巡り、クラフト、など気ままに・・

長野のタイル&近代建築巡り2019【藤屋御本陳&アルプス温泉】

2019-08-08 | 長野のタイル&近代建築巡り2019

渋温泉から長野駅へ戻ってきた。

レンタカーを返した後、建物見学&夕食を兼ねてやってきたのは藤屋御本陳(陣ではないらしい・・)。

 

 

前身の御本陳藤屋旅館は江戸時代の創業に始まり、加賀百万石前田家などの本陣として、参勤交代の常宿となっていたそう。

現在の建物は大正13年に善光寺仁王門の再建を担った宮大工・師田庄左衛門により建てられたという和洋折衷の建物。

 

 

現在は改装され、ブライダル&レストランとして営業されている。

前回家族で長野へ来た時はブライダルフェア中でランチはできず、見学だけさせてもらったことがあったのだけど、

内部は新しく改装された印象だった。

 

 

この日はディナーだったので、夜の雰囲気もよくて、ダイニングルームは照明が落とされ、

テーブルにはランプが灯されていい雰囲気だった。

アラカルトで頂いたイタリアンの食事も美味しくて満足。

 

 

食後には館内を少し案内してもらうことができた。

1階のサロンは前回来た時より更に手が加わったようで、、オリジナルらしきタイルが貼られた暖炉がカウンターで隠れてしまい

ゴージャスな龍のレリーフと鬼瓦で装飾されたカウンターキッチンに生まれ変わってた。

 

 

カウンターに貼られてたタイル。

 

 

床のタイルもカラフル。

 

 

壁面に一部貼られてたタイル。

 

 

三層吹き抜けの空間にかかるX型の大階段は総欅造りだそう。

 

 

2階の中ホール。

折り上げ格天井はオリジナル?

 

 

 

 

 

2階の待合は和風な造りがそのまま生かされて

 

 

こんなレコードプレーヤーも片隅に残されてた。

 

 

3階の大ホールは7mの吹き抜け

 

 

 新しく入れられたというステンドグラスも。

 

 

古くからある備品の得点ボードを再利用したものなど、館内は新と旧がうまく調和していた。

 

 

ラウンジは坪庭が眺められ、欄間が生かされた和の空間。

 

 

舟底天井の渡り廊下は雰囲気たっぷり。

 

 

ライトアップされた坪庭。

 

 

渡り廊下を突き進むと、離れがあり、旅館時代にVIPルームだった「本陣の間」が貸し切りの個室に。

隅々まで丁寧に案内して頂くことができた。

 

 

この後は夜行バスで帰る予定だったので、銭湯で汗を流していくことに。

 

 

見つけておいたアルプス温泉へ。

 

 

またまた入浴中、他のお客さんがおられない空白の時間がやってきて・・

了承を得てモザイクタイル画を撮影。

 

 

灯台を表わしたモザイク画だそう。

男湯の方は同じデザインの色違いでブルー系のモザイク画になってるとか。

旅の最後もタイルで締めくくることができてよかった。

 

 

今回も丸二日間、タイルと建築を巡る楽しい旅ができた。

タイル友の会として、行く先々でタイルの美しさと貴重さを説いて回ることもできたかな?!

今回もいろいろと情報をくれたタイル友の会のみんな&ぷにょさんに感謝!!

 

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長野のタイル&近代建築巡り2019【渋温泉の町歩きとタイル】

2019-08-07 | 長野のタイル&近代建築巡り2019

長野へ戻るまでまだ時間があったので、小布施へ立ち寄る予定だったが、渋温泉街を歩くのもおもしろそう!

と急きょ立ち寄ることになった。

車を駐車場に停めて歩き始めると見えてきた、元旅館の金具屋別館臨仙閣の建物。

 

 

臨仙閣の玄関周り。

内部もとても気になるが、ずいぶん前から営業はされておらず、公開もしてないとのこと。

 

 

大胆なフォント・・

「ひしや」と書かれているようだけど、ちょっと考えないとわからない;

  

温泉街の石畳の通りを歩く。

雰囲気があっていいなあ。

 

 

 

 

渋温泉には九湯の外湯がある。四番湯・竹の湯。

角間温泉同様、宿泊者以外は入れないのは残念だけど・・

 

 

タイル探しも忘れずに、

 

 

お店の床に貼られてたモザイクタイル。

 

 

独特な渋い色味のタイル。

 

 

パズル風タイル。

 

 

手でちぎった風のチップタイル。

 

金具屋の前にさしかかった。

ダメ元で見学をお願いしてみたけどやはりだめだった;

 

 

金具屋の外観だけ写真に収める。

 

 

温泉玉子が売っていたので買ってみた。

ゆでたまごじゃなく、黄身がとろとろの温泉玉子は食べにくかった。

自分的には高温の温泉水で茹でた固ゆでの玉子が好き。

 

 

金具屋以外にも内部が気になる立派な旅館がぽつぽつある。

 

 

 

 

外湯は宿泊客のみだけど、足湯は入れるみたい。

 

 

こんなタイルも珍しいなあ。

 

 

昭和レトロな射的場もあった。

 

 

立派な唐破風のついた旅館の入口。

 

 

持ち送りのデザインも変わってる。

 

 

 

 

細かい布目の和風のボーダータイル。

 

 

とても深いブルーのタイル。

 

 

きれいだ~

 

 

こちらは深みのあるグリーンのタイル。

 

 

グリーンの濃淡が美しい~

 

 

夜になるとネオンが光るであろう、こんな路地も発見。

 

 

スナック333

思わずベトナムのビールを思い出してしまった。

 

 

同じ路地にこんな看板も。

 

 

プラスチックの切り絵風の看板。

 

 

何と向かいの壁には、こんなモザイクタイル画もあってびっくり。

 

 

なにかの物語の一コマのようなモザイク画。

スナックのある路地には似つかわしくない・・

 

 

路地を進むとびっしりとタイル貼りの建物が。

 

 

何気に前を通った旅館小澤屋の塀にも、

 

 

モザイクタイルがびっしり。

渋い取り合わせ。

 

 

先ほど見たのと同じようなタイル。

前の黄色の花とのコントラストがきれい!

 

 

元たばこ屋のショーウィンドウらしきものも

 

 

モザイクタイルがびっしり。

オレンジとグリーンのタイルが可愛い。

 

 

 

 

微妙なラインが入ったモダンなタイル。

 

 

そして古そうな三角屋根の洋館を発見。

 

 

急な傾斜地に建っていた下見板張りの建物で、

何の建物だろう~と見ていた時、タイミングよくお隣の建物から持ち主の方が出て来られた。

伺ってみると、住宅だったようだけど、長らく倉庫として使ってる、とのこと。

 

 

中が気になったので伺ってみると、1階部分を見せて頂けた。

天井はティンパネルが貼られていてびっくり。

 

 

 縁取りの装飾が細かい。

 

 

間口は狭いけど、奥行きがかなりありそう。

 

 

持ち主の方が、更に上に大正時代の建物がある、と言われたので見せて頂いた。

 

 

斜面を上がると見えてきた建物。

 

 

もう廃墟化してるようだったけど、、

「庵心亭」?と看板が下がってた。

旅館の離れのような雰囲気。

 

 

その高台から見た洋館の屋根。

 

  

更に先を行くと、旅館よろづやにはモザイクタイル貼りの円柱が何本も立ってた。

こちらの本館には登録有形文化財になっている純木造伽藍建築の桃山風呂というのがあるようだ。

HPで見るとすごそう・・

 

 

縦長の細かいモザイクタイル貼り。

 

 

渋温泉から安代温泉に突入。

安代温泉の共同浴場、安代大湯。

 

 

この建物の周りには細かい布目地のボーダータイルが縦にびっしり貼られてた。

 

 

飴釉の濃淡がきれい。 

 

 

側面には窓がリズミカルに並んでる。

ネットで見ると、中はモザイクタイル貼りの温泉のよう。

 

 

旅館安代館は明治35年創業。

築100年以上たつ木造三階建ての内部には朱塗りのらんかん橋や傘天井があるらしく、興味深い。

 

 

閉ざされていたが、元旅館の佇まいを残す建物。

 

 

 

 

最後にすごくきれいな釉溜りのあるタイルを見ることができた。

 

 

思い切り凹凸のあるタイルにたっぷりかかった釉薬。

溜まったところの発色がとても美しかった。

 

 

渋温泉の町歩きを堪能!

温泉街はやはり風情があって、歩くだけで楽しく、タイルもたくさん見つけることができてよかった。

この後は長野駅へ向かった。

 

 

 

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長野のタイル&近代建築巡り2019【旧志賀山文庫・ザファームハウス】

2019-08-05 | 長野のタイル&近代建築巡り2019

旧志賀高原ホテル(志賀高原歴史記念館)を後にし、ランチを予定していたザファームハウスへやって来た。

こちらの建物は渋沢栄一の孫が昭和13年に東京に建てたものを移築したもので、

平成17年まで志賀山文庫という資料館として使われていたそう。

 

 

現在は志賀高原ビールの醸造元の「玉村本店」所有のレストランになっている。

 

 

栗の木が使われているというシンプルだけど落ち着いた内装の玄関。

 

 

 

 

階段を見上げる。

2階は残念ながら立ち入り禁止。

 

 

飲食スペースは元の姿を残しつつリノベーションされていた。

 

 

厨房とを隔てる壁にはこんなガラスの小窓風のものがあったが、

実は壁と壁の間に仕切りの扉が収納されていて、その扉のガラスが小窓を兼ねてるそう。

 

 

カウンターを支える鋳物の脚は以前の建物で使われていたものを再利用されたという。

 

 

真鍮の取っ手もいい感じ。

 

 

いい味わいの鉄の扉は酒造工場のものをリサイクルしたもの。

 

 

ランチはいくつかの選択肢の中からハヤシライスのセットにした。

朝食からお腹いっぱい食べていたので、志賀高原ビールは飲める余地なし;

 

 

食後は展示室として使われている部屋を見せてもらった。

元食堂で、カウンターの跡が残されている。

 

 

部屋の壁に沿って造り付けのベンチもあった。

 

 

 

 

こちらは前日に訪れた、レストランのすぐそばの上林温泉ホテル千寿閣。

昭和3年創業のホテルで、新しく改装されているそうだが、入口にオリジナルのステンドグラスが残されているとか。

 

 

入口のステンドグラスを少し見せて頂いた。

 

 

 

 

 

扇モチーフの和風でシンプルなステンドグラス。

 

 

 

 

 

吹抜けの玄関ホール。

 

 

 

 

 

こちらも前日にお茶しに伺った、近くの猿座カフェ。

 

 

レモンパフェとレモネードのセットを食べたけど、爽やかでボリュームもたっぷり。おいしかった。

 

 

この近くには冬になると温泉につかる猿が見れるという世界で唯一の場所、地獄谷野猿公苑がある。

外国人に超人気のスポットだそう。

 

 

そして、ちょうどこの志賀高原では紫陽花が満開。

 

 

あちこちで大輪の紫陽花を見かけて、ついつい写真に撮ってしまった。

 

 

 

 

 

 

 

この後は某所へ立ち寄った後、渋温泉の町歩きへ繰り出した。

 

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長野のタイル&近代建築巡り2019【旧志賀高原ホテル・志賀高原歴史記念館】

2019-08-04 | 長野のタイル&近代建築巡り2019

 

 

角間温泉の越後屋へ泊った翌朝は、旧志賀高原ホテルへやって来た。

志賀高原ホテルは欧米人観光客の誘致の為、国策ホテル(上高地ホテル、志賀高原ホテル、野尻湖ホテル)

として昭和12年に建てられたホテル。

 

 

 

車寄せには石を積み上げたような柱がインパクト大。

 

 

建物の一階部分も同じく石貼りに。

建物は4階建の山小屋風の外観。

 

 

玄関。

 

 

玄関の天井には瓶の底が集まってできたようなステンドグラスの照明が。

 

 

玄関の両サイドには馬に乗った騎士のステンドグラスがはまっている。

 

 

玄関扉を開け、中へ入ると、目の前には大きな石造りの暖炉が圧倒的な存在感を放っていて、

まるで外国?!のようなスケール感が漂ってる。

設計はドイツ人設計指導者によるものだそう。

 

 

煤で所々黒くなった石の暖炉は迫力満点。

周りには薪が山積みされてて、今も薪を燃料に火が灯されてるようだ。

 

 

重厚感のある受付カウンターと柱。

 

 

柱もカウンターも足元はシックな色味のタイルが貼られてた。

 

 

開業当時は延べ建坪は1280坪、計56室の部屋があったという。

昭和20年から昭和26年の間はアメリカ軍により接収され、米軍のレジャー施設としても使用されていたことも。
 
昭和40年には長野冬季オリンピックアルペン競技の舞台にもなり・・

その後スキー客の減少により平成12年に廃業。

現在は建設当時の建物である正面玄関と左側建物一部を修復再生し、志賀高原歴史記念館として公開されている。

 

 

淡い色合いが美しいステンドグラス。

 

 

 

 

 

1階奥の壁面の両サイドにもステンドグラスがはまっている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2階へ上がると、階段ホールにも花の模様の可愛いステンドグラス。

 

 

 

 

2階の回廊。

壁は板と板の間に竹が組み込まれ、和な要素も取り入れられてる。

 

 

2階の回廊には日本画が何枚かかかってた。

白樺の額縁が絵にマッチしてていいなあ。

 

 

こちらは元娯楽室のようで、ルーレットの台などが残されてた。

現在は喫茶室となっていて、ここで後ほどお茶することに。

 

 

残されてたルーレットのボード。

白樺の木も内装に取り入れられていて、山小屋風感アップ・・

 

 

 

 

 

座り心地のよかった椅子。 

 

 

喫茶のテーブルはゲームテーブルを再利用したもののようだった。

 

 

カフェラテを飲んで一服。

 

 

喫茶室には石積みの壁にタイルを組み込んだ壁面もあった。

 

  

そして三階へ。

こちらは元ビリヤードルームだそう。

1階、2階より天井は低めだけど、広々とした空間。

 

 

真ん中には暖炉。瓦のような質感のタイルが貼られた暖炉に、

猪の首や鳥のはく製などワイルドなインテリア。

 

 

 

 

 

3階にもステンドグラスがあり、

 

 

エンブレム風のデザイン。

 

 

そして圧巻だったのは、2階にも掛けられてた日本画と同じく、京都府出身の日本画家、西山英雄の壁画が部屋を囲む。

 

 

春・夏・秋・冬が表わされているという。

 

 

 

 

 

 

窓辺にはロッキングチェア。

外国人サイズなのか?どっしりと座り心地のいい大きなチェアだった。 

志賀高原歴史記念館を堪能。。

この後はランチにファームハウス(旧志賀山文庫)へ向かった。

 

 

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長野のタイル&近代建築巡り2019【旧小田切家住宅のタイル】

2019-08-02 | 長野のタイル&近代建築巡り2019

須坂の古民家イタリアン、ラノッキオでランチをした後、やってきたのは旧小田切家住宅。

こちらへもタイルをお目当てにやって来た。

 

 

小田切家は、麹、酒造、蚕糸、呉服商などを営む豪商として幕末まで須坂藩の御用達を勤めていた。

現在の建物は明治時代に再建されたものだそう。

現在の敷地には主屋、長屋門、店、土蔵などが残されている。

 

 

座敷と奥座敷。

 

 

奥座敷の床の間。

 

 

付書院

 

 

付書院の欄間は組子ではなく、なんと透かし彫りされたものだとか。

 

 

 

 

広縁。

 

 

広縁の欄間

 

 

広縁の突き当りの襖は梅の花が散りばめられ、 



その引手は、なんとチューリップ?!

斬新・・

 

 

 

釘隠しもバラエティーに富んでた。

 

 

松、

 

 

梅、などなど

 

 

お勝手。

2階は女中さんたちが寝泊まりしてたという。

 

 

台所のかまどはタイル貼り。

 

 

 

 

お納戸と呼ばれる部屋には、なんと抜け道がある。

明治3年にあった世直し一揆須坂騒動の後に再建されたため、再びの一揆を恐れて

外に逃げる抜け道を用意したという。 

 

 

襖を開けると、横に逃げ道が。

昔の人は体が小さかったというけど・・詰まってしまいそうな細さ;

 

 

お納戸から中庭へ出れる抜け道。

 

   

そして、中庭に面した土蔵の前に、タイルが敷き詰められていた!

 

 

タイルは瀬戸の銅版転写の本業タイル。

細かくびっしり描き込まれたデザインはどことなく洋風な唐草模様と雷紋の中洋ミックス柄。

一枚一枚滲みがあったり、濃淡があったり、均一でないのも温かみがある。

 

  

土蔵寄りの一列は違ったデザイン。

それにしてもこんなに広範囲にびっしりと貼られている様は壮観!!

 

 

 

 

 

蔵の中はギャラリーとしても活用されていて、この日は七宝焼きの作家さんの展示があった。

猫をモチーフとしたもので、とっても可愛いかった。

建物は他にも入口にはちょっとしたカフェやお土産コーナーもあり、イベントも定期的に開催され、

活用されているようでよかった。

 

 

 

 

 

外便所にはタイルなどは残されていないか?と尋ねてみたが、

タイルはやはりなく、 しかし細かい絵付けがされた染付の便器が残されてた。

 

 

この後は志賀高原へ立ち寄り、宿泊先の越後屋へ向かった。

 

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長野のタイル&近代建築巡り2019【須坂の町歩き&古民家レストランラノッキオ】

2019-07-31 | 長野のタイル&近代建築巡り2019

松代の旧金箱家住宅のタイルを見た後は、同じく松代の真田を見学し、その後須坂へやって来た。

次なるタイル物件、旧小田切家を見学する前にランチをすることに。

車を停め、ランチ場所へ移動する途中に見かけた建物いろいろ。

須坂教会。

 

 

看板建築の柏福呉服店

 

 

十一屋履物店

ショーウィンドウ下はモザイクタイル貼り。

 

 

 

 

看板のフォントが面白い、衣料品店TAKAMARU。

2階の窓の格子も可愛い。

 

 

理容スズキ。

 

 

看板の「スズキ」には鈴がついてる~

 

 

そしてランチのお店、イタリアンレストランラノッキオに到着。

車で移動中、検索で偶然見つけたお店だけど、なかなかよさそう。

築200年以上、江戸時代からあるという古民家をリノベーションしたお店だという。

 

 

たばこ屋さんだった時代もあるのか、左端にはこんなショーウィンドウ。

 

 

所々散りばめられた赤と水色のモザイクタイルが可愛い!

 

 

お店の入口は建物の裏にあるので、建物脇の路地を進む。

 

 

 

 

 

カウンターにはリノベーション時に貼られた扇形の色とりどりのタイルが素敵だなあ。

 

 

 

 

 

ランチセットは千円前後とリーズナブル。

セットのサラダには自家製ドレッシングがかかってて、これがとても美味しかった。

 

 

薪窯が見えたので、ピザが売りだったのかもだけど、ワタリガニのクリームパスタに惹かれてしまい、こちらを注文。

クリーミーで美味だった。。

しばし、休息した後は本業タイルのある旧小田切家(次回アップ予定)を見学し、

その後再び町歩き。

 

 

雷紋のマジョリカタイルを見つけた。

グリーンはよく見かけるけど、この茶系の色合いは見たことないかも。

 

 

昔建具屋さんだったお店を改装したという居酒屋「枠屋」

 

 

ちょっと風変わりなデザインの面格子。

 

 

屋根の上に歩いてるのは猫?!

 

 

タイルと牛乳箱。

 

 

蔵のあるこの建物は旧須坂商業銀行。

明治33年建築。

 

 

浦野酒舗。

銅板葺きの大きな看板が下がる。

 

 

この気になる洋風の個人邸は昔は医院だったそう。

写真を撮ってると中から奥さんが出て来られ、お話をいろいろしてくださった。

今は駅前に病院は移転してるそう。

 

 

塩屋醸造。

江戸後期から塩の販売を始め、味噌や醤油の醸造もおこなっているという。

 

 

車で移動、須坂市旧上高井郡役所へ。

大正6年建築のもので、現在は市民交流の拠点として活用されている。

 

 

多目的ホールの天井。

 

 

 

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長野のタイル&近代建築巡り2019【旧金箱家住宅のタイル風呂他】

2019-07-30 | 長野のタイル&近代建築巡り2019

一日目は夜行バスで長野までやって来て、その後はレンタカーで行動。

宿に着く前に、松代、須坂のタイルスポットを巡った。

 

 

まず訪れたのは、松代にある寺町商家(旧金箱家住宅)

こちらは江戸末期から昭和初期まで質屋業を中心に、生糸相場や林業、古物商など

幅広く手掛けていた商家。

10時の開門まで少し待つ。

 

 

総けやき材の表門の屋根は龍や亀、鯱などの飾瓦で豪華に装飾されている。

 

 

軒先の「栗勘」と記された瓦は、金箱家の初代勘蔵は津和村の栗谷地区出身だったため、

親子2代に渡って「栗屋勘蔵」と名乗っていたところから。

 

  

波乗りうさぎと橘がデザインされた瓦。

 

 

門を入ると中庭を囲むように主屋や蔵が建つ。

 

 

こちらは質屋の店舗として使われていたスペース。

天井が少し低い。

 

 

その店舗の先には北之蔵が表座敷から入れるようになっている。

分厚い扉を開けると、

 

 

蔵の中には鉄格子が壁にびっしりと取り付けられ、質屋の蔵の厳重さが伺えた。

 

 

太い梁の通る蔵の2階。

 

  

奥座敷。

建物は平成24年から長野市が3億8千万をかけて保存、改修工事を行い、

現在は地域交流の拠点として、さまざまに利用されているという。

こちら奥座敷は飲食スペースや会議室になることも。

 

 

鶴の釘隠し。

 

  

主屋の先には学問所と呼ばれる数寄屋造りの建物があり、

 

  

その隣には脱衣所、

 

 

そして風呂場がある!

その風呂場がタイル尽くし!!

 

 

石でできた浴槽の上段にはマジョリカタイル、下段に銅版転写の本業タイルが貼り巡らされてる。

浴槽周りの壁にも銅版転写の本業タイル。 

 

 

 

 

 

マジョリカタイルは色鮮やかなまま

 

 

浴槽の外の床面にも柄違いの本業タイル。

 

 

ガムテープの貼られた跡が残るマジョリカタイルは、二人でテープをこすり取り、

きれいに拭きとった。汚れたタイルはなるべくきれいにして立ち去ることをモットーに。

 

 

しばしの間、思う存分このタイル空間を楽しんだ。

ガイドさんが言われるには翌日だとイベントがあって、この風呂は立ち入り禁止区域になったとかで、、

一日違いでほんとによかった~~。

 

 

この木製のハンドルもいいなあ。

 

 

矢羽貼りに貼られた天井もおしゃれ。

タイル友の会として、これらのタイルの美しさ、希少性を訴え、ぜひ大事にして頂くようお願いし、

旧金箱家住宅を後にしたのだった。

 

 

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長野のタイル&近代建築巡り2019【角間温泉・越後屋】

2019-07-29 | 長野のタイル&近代建築巡り2019

先週週末にぷにょさんと長野のタイル旅へ行ってきた。

今回のメインの一つは角間温泉の越後屋へ泊って、タイル尽くしの風呂へ入ること?!

 

 

長野県山ノ内町の角間温泉にある越後屋は明治3年に建てられた木造3階建ての建物。

奥には大正13年に建てられた2階建ての新館が建つ。

 

 

越後屋の屋号の看板の隣には「玉の湯」との看板。

こちらは越後屋に引かれてる源泉の名称だそう。

角間温泉にも源泉はいくつかあって、それぞれに名称がつけられているのだとか。

 

 

 

 

 

 

 

磨きこまれた廊下や階段が飴色に輝いてる。

 

 

部屋に荷物を置くと、まずはお目当ての内風呂の見学へ。

 

 

蝙蝠模様の銅版転写の本業タイルがびっしりと三方を囲む浴室は圧巻!!

 

 

その片隅にはタイルに囲まれたシンク!!

 

 

シンクの縁にはモザイクタイルがあしらわれてる。

 

 

温泉の湯口にはビーナス?!像。

壺を持つビーナスの手には温泉成分がびっしりと盛り上がる。

後ほど、一人でこのタイルに囲まれた風呂を貸し切り、ゆっくり湯に浸かった。

至福。。

 

 

脱衣所にはパステルグリーンなこんな可愛い縦長タイルの貼られた柱もあった。

 

 

 

 

翌朝はもう後二つある家族風呂のうちの一つのローマ風呂へ。

半円アーチの窓がついたローマ風呂にはモザイクタイルがびっしりの円柱がアクセントに。

 

 

 

 

湯船はモザイクタイル貼りの腰掛がついていて、そこに腰かけると、

微妙なカーブが体にぴったりフィットするとても心地いいお風呂だった。

 

 

こちらのお風呂は脱衣所と浴室が合体していて、

 

 

浴室に脱衣かごがある。着替える時はちょっと暑いのが難点だけど、

 

 

棚や柱、全てがモザイクタイルに包まれる空間での朝風呂タイムはこれまた至福のひと時だった。

 

 

タイルのグラデーションが効果的に使われたモダンなデザインも素敵。

 

 

片隅のタイルシンクもいいなあ。

 

 

もう一つの家族風呂は浴槽は檜で、壁面にはこんなモザイクが貼られてた。

 

 

こちらは家族風呂が並ぶ廊下。

 

 

廊下にもモザイクタイルがところどころに埋め込まれてる。

木製の何かの歯車らしきものと一緒にタイルが埋められてて、可愛い!

 

 

階段もこんな感じで、歯車とタイルのコラボが見られる。

ご主人によると、実家にあったという生糸工場で使われていた歯車をタイルと合わせたら

面白いのではないか、とデザインに取り入れられたそう。

 

 

散りばめられたタイルと歯車、面白い発想だなあ。

 

 

旧館から階段を上がってくると、大正13年に建てられたという新館の1階に。

洗面台横に残されてたマジョリカタイル。

 

 

新館の1階には入口の足元がモザイクタイル貼りになった部屋や、半円アーチの欄間があるドアの部屋など

気になるお部屋も並んでる。

私たちはその上の新館2階へ。

部屋には入った途端に散らかしてしまって、、写真を撮るのをすっかり失念してしまったのだけど、

角部屋のその風通しのよい部屋は、小説家の吉川英治が、新館ができた当初に1年ほど滞在して、小説を書いた部屋だったのだとか。

 

 

こちらは旧館の2階へ上がったところ。

 

 

いろんな意匠の飾り窓が並ぶ。

 

 

これは蝙蝠だなあ。

 

 

1階のトイレのドア上部の壁にも蝙蝠の透かし彫り。

お風呂のタイルも蝙蝠柄だったし、福を呼び込む蝙蝠モチーフが好んで用いられたのかなあ。

 

 

そして見せて頂けた旧館のお部屋。

 

 

障子には模様の入ったガラスが入れられてる。

 

 

 

 

つい身を乗り出したくなるバルコニー(和風の)

「対笠館」と書かれているのは、昔からこの辺りでシンボル的な山、笠ヶ岳にちなんでつけられた

この旅館の通称だそう。

 

 

旧館にあった洗面台はモザイクタイル尽くし。

 

 

シンクのオレンジ色が効いてる。

 

 

 

 

夕食も美味しく、肉も魚もたっぷりあっておなかいっぱいに!

 

 

朝食も盛りだくさん~

好きなタイル尽くしの温泉に入れて、おなかいっぱい美味しい食事を頂け、

1泊2食付きで8千円ほどという有難いお宿だった。。

 

 

朝には内湯から外湯へもはしご。

角間温泉には外湯は3軒あって、宿泊客のみ入れるようになっている。

7時から開く越後屋のすぐそばの「大湯」へ。

 

 

朝一は誰もおらず貸し切り状態だったが、かなり熱い湯で、すぐギブアップしてしまった。

 

 

こちらは共同浴場「滝の湯」

角間温泉を満喫できた!

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