
混雑するGWが始まるまでにちょっと遠出したいなと思っていたら、旦那が赤穂にある海辺の良いカフェを教えてもらったというので、そこへ行きがてら周辺を少し回ることに。

前回、室津で牡蠣をたらふく食べたが、この赤穂の坂越でも牡蠣を養殖しているようだ。
牡蠣シーズン終わったと思っていたけど、まだ水揚げされてて、販売もしていた。

近くの赤穂の塩を製造してる赤穂化成株式会社では、調べてみたら工場見学もやっていて、洋館もあるようだったので、当日、ダメ元で電話してみたが、、この日は、立て込んでおられたそうで、見学できず。
しかし、事前予約で日が合えば平日、見学可能なよう。
また次回、何かのついでに来てみたい。

ピンクの下見板貼りの外壁にセメント瓦葺きの洋館は、
現在、会議室などとして使われているそう。


門を入って、右手にある守衛所も同じくピンクの下見板貼りのセメント瓦だったので、古いものだろうか・・

門の外から。

そして、坂越の中心部へやってきた。
坂越は北前船の寄港地としても栄えていたようで、赤穂でつくられた塩がここから全国へ運ばれていたようだ。
こちらの旧坂越浦会所は、現在観光案内所に。


大道というメインストリートを歩く。

石畳のいい感じの路地があちこちに。

散髪屋さんをリノベーションしたカフェがあったり、

規模の大きな家並みが続く。



慶長6年創業の、兵庫県で二番目に古いといわれる酒蔵、奥藤酒造。

「乙女」や「忠臣蔵」という銘酒が造られてる。


白壁と焼板の壁が続く奥藤酒造の酒蔵。

そして、ランチに「暖木」というお店にやってきた。
大正末期に建てられた下駄屋さんを改装したカフェ。



お店の前に、ミシンの台に乗ったモザイクタイルシンクがあったので、
ちょっとテンション上がった。

店内も素敵空間が広がる。


自家農園でとれた米と野菜を使ったランチがヘルシーで美味しかった。
この日の週替わりの一汁多菜定食は、鶏チャーシューがメイン。

周辺には、よさげな古道具屋さんもあったり、、閉まっていたけど。

おしゃれな外観のアンティークショップも。

「坂利太」という洋菓子屋さんでは、ここでしか手に入らない?!
ナポリの伝統菓子「アラゴスタ」が販売されてる。

アラゴスタはクロワッサンをもっとサクサクに歯ごたえをよくしたようなお菓子で、中にいろんな味のクリームが詰まってる。

アラゴスタをカップにした生乳ソフトがあったので、それにした。
生地がサクサク硬めで、、美味しい。
でもクリームと一緒に食べたかったので、普通のアラゴスタにすればよかったかも。

向かいには、大正末期に、奥藤銀行坂越支店として建てられ、その後、
さまざまな銀行として使用されてきた建物が、現在、坂越まち並み館として
活用されている。

中には、赤佐信用金庫坂越支店時代の大きな金庫が残されていた。

あちこちの路地裏を歩きつつ、駐車場へ向かった。