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ベルギー&フィンランドの旅2024【カフェ&レストラン アールヌーヴォー】

2024-07-17 | ベルギー&フィンランドのタイルと建築の旅2024
2日目の終わりに、ホテルのすぐそばにあったカフェ&レストラン、
「アール・ヌーヴォー」へ訪れた。
看板によると、1841年からあった建物は1904年、建築家ポール・ハメッセによりアール・ヌーヴォー様式に改装されたのだそう。


ドアノブのデザインも面白い。
ハンドル部分はフクロウの顔のようで、郵便受けとの一体型に。


エントランスホールへ入ると、床には大理石モザイクが敷き詰められていた。



床の隅にも凝った大理石モザイクが貼られ、オウムのレリーフが描かれた真鍮の鏡の台、傘立てと兼用か?!
とても美しい~



建物と共に家具もデザインされていて、ビリヤードとチェスボードルーム、リビング、ダイニング、詩室と、それぞれ特徴ある各部屋が残され、
ウィーン分離派やマッキントッシュの影響も受けているという。



エントランスホールを入ってすぐ右手の通りが見える部屋。
元応接室?


大理石の暖炉には真鍮のレリーフがはいっている。
窓辺には控え目なステンドグラス。


寄木細工の床も美しい。





こちらは、元ダイニングルームだろうか?
造り付けの白い戸棚やベンチが可愛い。


暖炉も白。



天井がまた花模様で可愛い~


照明は、上向きに天井を照らす緑の照明と、下部を照らす照明とに分かれてる
初めて見るようなデザイン。


元ビリヤードルームかな?



元ビリヤードルームから続く、チェスボードが置かれたチェスボード部屋。
ステンドグラスが中庭との空間をつないでる。



天井は、美しいステンドグラス。


重厚な造り付けの家具、部屋と部屋との仕切りに入れられている欄間のようなステンドグラスや部屋毎に異なる天井装飾が美しい~






ステンドグラスの入った窓の下には真鍮の鳥のレリーフの台、
奥の内側が大理石の家具は洗面台になっていた。




シンプルなデザインのステンドグラス


リビングルームだろうか?こちらの部屋の天井は、ドーム状になっていて豪華絢爛。壁面の装飾などはクラシックな装い。







ここまでの部屋は、貸切のスペースなのか?グループ客が一組使用してるのみだった。この先は、カフェ&レストランスペース。







魚やアンモナイトのような貝、タコのような海藻が描かれたレリーフ。
(リュックは自分のものではない)


カフェ、レストランのカウンター。


カフェのメニューが欲しくて頼んだのだけど、いきなりコーヒーが出てきて・・
まあいいか~と
逆にコーヒー一杯でこんな素晴らしい内装を見れて感激・・





階段ホール。


階段途中にあった照明。


そして地下へ下りてみると、やはりキッチンは地下にあって、
床には様々なタイルが貼られてた。





廊下、つなぎ目、部屋と、次々に切り替わる床タイルのデザイン。


廊下と部屋のつなぎ目には、狐が描かれたタイルが!



そして、壁面にはアール・ヌーヴォーの曲線が美しいマジョリカタイル。
上階には、マジョリカタイルは見られなかったのに、
こんなところに隠れていたとは~
上階は上階で、大理石と真鍮のレリーフのコンビとステンドグラスの組み合わせで各部屋美しくまとまっていたので、タイルの入る余地はなかったか・・
あ~でも最後にタイルと遭遇できてよかった。。

この後は、ようやくホテルへ戻る。
二日目もアントワープ日帰りからブリュッセルまで、長~~い一日だった・・
見てきたものが膨大過ぎるので、写真整理しながら徐々に消化していく感じ。
写真整理が大変でもあるが、振り返りは楽しく、自己満足の極みである。
ようやくブリュッセルは、後半日の記録を残すのみ・・

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