保護猫と暮らす隠居爺の“自然農法”野菜作りとスキーの日記

5~11月は自然農法による自給用野菜作りと冬に備えた体力作り、12~4月はスキーに明け暮れ、保護猫活動は1年中無休です。

墓じまいと改葬・・・⑥善光寺・雲上殿・納骨堂

2017年12月06日 | 離檀・墓じまい・改葬・仏壇の処分

「創建当初から宗派を問わない善光寺には、古くから納骨の風習があり
善光寺如来様のお慈悲に包まれたこの地に故人の遺骨を納めて
その遺徳を偲び極楽浄土を祈りました」
(雲上殿パンフレットより抜粋)

これが新たに納骨する予定の善光寺雲上殿納骨堂です。

善光寺の北方約1㌔、善光寺平を一望できる地附山の中腹に
昭和24年に建立されましたのでちょうど私と同い年です。

その後、納骨数の増加に伴い西納骨堂、さらに2年前に
下の東納骨堂が増築され今回の改葬による納骨先はここになります。

宗教全般はもちろん、神社仏閣についての知識が欠乏しているので
地元住人でありながら自信はまったくありませんが、この善光寺は
「牛に引かれて善光寺参り」のキャッチフレーズのように、宗派を問わず
老若男女を受け入れていることから分かるように檀家は持っていないはずです。

善光寺は天台宗の「大勧進」と25院、浄土宗の「大本願」と14坊によって
護持・運営されています。

そして「大勧進」住職は「貫主(かんす)」と呼ばれ
天台宗の名刹から推挙された僧侶が務めていますが、一方の「大本願」は
大寺院としては珍しい尼寺であって、住職は「上人(しょうにん)」
と呼ばれ代々公家出身者から住職を迎えています。

僧侶を派遣して給料をもらっている形に見える
これら門前にある39軒の宿坊にも檀家っぽい信者がいるそうですが
それぞれの宿坊に墓地があるわけではなく、この雲上殿の正面に向かって
左側に個別墓用墓地があり、それなりの金額(具体額不明)を出せば
入ることができると聞きました。

ただ供養を依頼する場合、持ち回りの順番を崩すことになるので
お経をあげていただく僧侶の指名は一切出来ないと言うのですから
檀家とは言えないような気もしますが・・・。

また、今回初めて知ったこととして、善光寺及びその周辺関係では
いわゆる葬儀・葬式は執り行えずあくまで「納骨から後の供養」が役割とのこと。

さて、こうなってくると「葬式・葬儀とは?」「供養とは?」という
無知から来る疑問と、世間一般で目にする葬式・葬儀の形が
頭に浮かんでしまって今一つその意味が理解できません。

「終活」の大事な一つである宗教色のない自分の葬式の
あり方を考えるためにも、この辺りの状況を今後学んでみるつもりです。

(続く)

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