保護猫と暮らす隠居爺の“自然農法”野菜作りとスキーの日記

5~11月は自然農法による自給用野菜作りと冬に備えた体力作り、12~4月はスキーに明け暮れ、保護猫活動は1年中無休です。

仏壇の処分・・・④ここでもまず閉眼供養(へいがんくよう)

2020年03月13日 | 離檀・墓じまい・改葬・仏壇の処分

2年4カ月前の2017年12月に菩提寺からの檀家離れとともに
墓じまい&改葬を終え、次は仏壇の処分をすべく、とりあえず元の場所から
同じ部屋の一角に移動し下の画像の無宗派の祭壇を作ったのは
すでに1年以上前の2018年11月のことでした。

イントラ仕事が終わる2019年春に仏壇の処分をする予定でしたが
たまたま町内会の役員を2つ仰せつかってしまい、多数の引き継ぎ資料&備品の
収納場所がなかったためこの祭壇室を使うことに・・・。

このため、無宗派の祭壇にするとは言え義父母+先祖のための1段は
これまで通り仏式で祀る予定でしたので、位牌等を移せなくなってしまい
仏壇の処分も今になってしまったものです。

ここでもお墓同様、「開眼(かいがん)供養」が行われている場合は
「閉眼供養」が必要ですが、義父母の2人はすでに他界し菩提寺もなくした今
この供養が営まれたのかどうかの確認は取りようがなく
されていることを前提に進めることが無難です。

閉眼法要とは、開眼法要の逆で「御霊抜き(みたまぬき)」とも呼ばれ
故人の魂を納める役目を終えていただくために「仏様の目を閉じ」
「仏様の魂を抜き取る」儀式のことで、これにより仏壇を
"単なる木の入れ物"へ戻してから処分することになります。

墓じまいの時も当然、菩提寺だった寺でこの供養を営んでいて
お布施5万円+離檀料10万円、同時に行った私の実家の
墓分も同額、合わせて30万円でお願いしました。

今回はたまたまスキーイントラ仲間に僧侶(浄土真宗本願寺派)がいて
以前からその節はお願いする旨、話してありましたので
ちょうどスキー仕事が新型肺炎騒動のため全てキャンセルになり
お互い時間が空いたのを機会に執り行うことにしたものです。

出来ればかつての宗派の曹洞宗で、とは思ったのですが、墓じまい後に
合葬にてお骨を納めたのが善光寺納骨堂であり、善光寺そのものは
日本で初めての仏様を本尊とし日本仏教の根源と考えられて来た
つまり日本仏教に宗派が生まれる以前に創建されたことから
宗派・男女・貴賤を問わない無差別、平等とされていて
その主旨に沿っても何ら問題ないはず。

善光寺は現在、25院の上に立つ大勧進(天台宗)と
14坊の大本願(浄土宗)の2つの宗派によって管理・運営されていますので
納骨堂での改葬における合祀の際の法要もどちらかに属する
日替わり当番の僧侶(供養料5千円・予約不要・指名不可)に
行なってもらっています。

それに倣ったわけでもないのですが、今回の「お布施」は5千円
20㌔離れた寺から自家用車でお越しなので「お車代」5千円
参列者は女房と2人だけ、20分程度の長いお経の後で
御斎(おとき)として手作り昼食をお出しして閉眼供養を終えました。

(続く)

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