保護猫と暮らす隠居爺の“自然農法”野菜作りとスキーの日記

5~11月は自然農法による自給用野菜作りと冬に備えた体力作り、12~4月はスキーに明け暮れ、保護猫活動は1年中無休です。

女房の軽のユーザー車検…⑤無事合格!でも疑問点が2つ

2016年03月08日 | クルマに関するアレコレ

今回の車検に掛かった費用

法定費用35620円
オイル交換など3000円
ワイパーゴム3本交換2106円
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
総合計40726円

このようにユーザー車検が維持費の節約になることは確かです。

ただしそれが安全を犠牲にした見返りであってはならず
私が必要とする最小限の整備でそれを維持することを目的としています。

そのため、下回りのスチーム洗浄や錆止め塗装はもちろん
3000~5000㌔毎のオイル交換、2年で6000㌔しかも平地しか走らないのに
車検毎のブレーキ分解&清掃、ブレーキフルード交換などは
過剰整備、やり過ぎに思えてしまうのです。

ある程度の知識を持つことが前提ですが、全部を他人任せにせず
自分の目と感覚で愛車を見ていれば、それだけでかなりの部分の不具合・故障を
未然に防げるはずで、それが安全に繋がることになります。

むしろ逆に、点検記録簿に載っている約90項目のいくつを理解できるか
知っておくことも必要なことで、ぜひ一度は記録簿の内容に沿って
“点検”してみることをお奨めします。

すると意外にユーザー車検が身近に感じられるようになるかも知れません。

他方、工場の料金表では「車検基本料」などと呼ばれている
他人に頼むがために発生する費用は、これが他ならぬ儲け分なのですから
自分でやれば不要になることは当然です。

【車検基本料の一般的な内訳】

*24カ月点検整備料…分解整備を実施して記録簿を記入の上
点検整備済みステッカーを貼付する費用。1万円~
(整備をしない車検代行では掛かりません)

*検査手数料…認証工場が協会に車を持ちこみ検査ラインを通す費用
または指定工場が自分の検査ラインを使用させる費用。5千円~

*代行手数料…協会に行って車検証の更新をしてもらう費用。3千円~


(軽自動車検査協会。検査ライン建屋)

かくして女房の愛車のユーザー車検も無事終了し
机の上の計算ではおおよそ1万8千円以上は節約できたはずです。

繰り返しになりますが、私の基本的な心構えはまず不適合になることは
ないであろうという車両状態を前提にユーザー車検を利用しているわけで
言い方を変えたら経費の節約もその程度で良いと思っています。

 ところで今回、下の2つが疑問点として残りました。

早ければ2、3カ月後に次のユーザー車検のチャンスが来ますので
その際に解決するかもしれません。

疑問点

不適合になった場合、当日なら最初の1回を含めて3回まで
費用の負担なしで検査ラインに入れます。

ヴォクシーではたった1枚のステッカーのため
そして今回は球切れではないのに、たまたま点灯しなかった後退灯のため
再度ラインを通さなければなりませんでした。

不適合個所のみの再検査なのでその他はただ”通過”するだけなのに
列に並んで待つ時間が長くてなんとも煩わしい限りです。

ヴォクシーの時のように運が悪いと2分で該当のステッカーを剥がし終えたのに
次の予約タイムの車まで並び出していてさらにタイム中間の
休み時間にまで引っ掛かったため再入場まで40分以上もかかる始末でした。

今回も後退灯の球を抜いて再度セットして完成するのにたった1分
たまたま空いていたので10分ほどで再入場できても
結局、適合=合格になったのはAタイム終了時間の20分くらい前でした。

このように、たかが数分で終わる不適合個所の作業なのに
いちいちこうしてまた列に並んで再入場しなければならないのかどうか
新しい車検証が発行されるまでの間に事務所窓口の女性に訊いてみました。

少し奥の席の偉そうな50代男性職員に替わり帰って来た回答は次の通りです。

ラインの再入場が原則ではあるが、その程度の場合は
終わった時点で検査員に声をかけると合格に変更してもらえることもある。
ただし、その判断は検査員の判断に寄る。

(なるほど。では次からはまず検査員に“お声をかけて”みることにします)

 

疑問点

ヘッドライトは前照灯と呼ばれ次の2種類に切り替わります。

ロービーム…すれ違い用前照灯
ハイビーム・・・走行用前照灯

ラインでのこの検査の時、2回ともロービームの左が×だったのに
ハイビームの左右が〇だったので適合になりました。

もともとハイビームで検査されていたものが昨年の9月の検査基準改正で
ロービームに変更になり、その暫定緩和処置として長野県では
「ロービームが不合格の場合はハイビームで測定できる」とされているとか。

なにはともあれ、×が点いた時は道路を挟んだ反対側にある工場で
3000円近く出して光軸調整をしてもらわなければならないことを覚悟したのに…。

イヤ~、良かった良かった。

でもこの辺りの曖昧な状況、今後はどうなるのか分からないそうです。

(完)

 

コメント
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