保護猫と暮らす隠居爺の“自然農法”野菜作りとスキーの日記

5~11月は自然農法による自給用野菜作りと冬に備えた体力作り、12~4月はスキーに明け暮れ、保護猫活動は1年中無休です。

消費生活センター

2009年12月16日 | クルマ販売と板金修理の実録

県に「消費生活センター」があることは以前から知っていて
ちょっと前にここで取り上げた“詐欺のようなヤフオク出品車”を
購入してしまったK様にご紹介したことがあったのですが
今回は今後の参考のため競売について法律相談に行ってみました。

取引銀行から情報をいただいた市の運営する同名施設ですが
「架空請求」などはTELの相談に応じているようで
ちょうど待っている間にもその手の内容に答える
年配の男性の声が聞こえていましたが
当番弁護士による法律相談は予約制の1人15分で
たったこれだけの短時間では、取り仕切る係りのオバちゃんに
「時間ですよ」と消化不良のまま追い出されるハメになっただけでした。

貼られている「お願い」によると同じ内容の相談はこれ1回きりで
別件でも3ヶ月間は再相談できないようです。

学生時代の試験のようには“正解”が存在しないのが世の中で
様々な法律に触れさえしなければ
誰ぞが「あんたが正しい」と言ってくれることはなく
問題の解決の基本は当事者間の話し合いであることを
改めて確認したことだけが今回の成果で
所詮“無料”でははこれが限界なのでしょう。

かつて、裁判ザタになっても本裁判の前には
「調停」、「和解」と次々に話し合いでの解決を薦められることを
代金不払いのまま音沙汰のないお客様が腹に据えかねて
「少額訴訟」だったか「支払督促」だったかは忘れましたが
1度だけ申し立てた際に経験しています。

こうした場でモノを言うのは“署名、捺印の上で取り交わす書き物”で
口頭による約束などそれをどちらかが翻したらどうしようもありません。

自動車販売の上でこの部分が
最近目に見えて厳格になっているのは
割賦販売と任意保険の関係ですが
極めて日本的な“人と人の信頼関係”に基づく社会は
すでに過去のもので、“欧米並みの契約書”に基づく社会に
急速に、かつ確実に変化しているのでしょう。

こうした変化が良いことなのか悪いことなのか
私には判りませんが例えそうではあっても
お互いの信頼関係が根っこにあってこその商売だと思うのです…。






 









 

コメント
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