保護猫と暮らす隠居爺の“自然農法”野菜作りとスキーの日記

5~11月は自然農法による自給用野菜作りと冬に備えた体力作り、12~4月はスキーに明け暮れ、保護猫活動は1年中無休です。

タバコのコゲ穴補修

2009年12月02日 | クルマ販売と板金修理の実録

喫煙者が減ったからと言って
コゲ穴のある比率が減少した印象はありません。

シートの補修は見えない個所から同じ生地を少しだけ“採取”して
黒いコゲの硬くなった部分を取り除いた後
その穴の大きさに切り抜いて埋め込むと
特に柄物は“柄合わせ”をしっかりとすれば
かなり目立たなくすることが可能ですが
無地物は非常に難儀で、特に毛足の短いものは
私の腕では確実に分かってしまう程度にしかできません。

プロもいるようですがまだお願いしたことはなく
どの程度になるのか、また特別な道具があるのかを知るためにも
1度頼んでみようと思っていますが、この方法は住宅の絨毯や
マットのリフォーム技術としてで紹介していましたので
ご存知の方も多いでしょう。

一方、今回のステップワゴンにはその他
純正フロアマットにも数個のコゲ穴があって
こちらは余分な生地がありませんから全く独自な方法ですが
ホームセンターに売っているシリコン系シール剤を利用します。

ほとんどのフロアマットは内装色のグレーかベージュ系ですので
このシリコン系シール剤の白、黒、茶色を混ぜ合わせると
それなりに近い色が作れますので
これで穴を埋めるのです。

もちろん現在市販されている
この3色だけで作れる色には限度がありますので
よく見れば判る程度にしかなりませんが
前のオーナーの“ニオイ(痕跡)を消す” ことが
中古車仕上げの基本姿勢と思っていますので
たったこれだけのことでも「のコゲ穴」を
「何かのちょっとした汚れ」に変えることはできます。

出品の際はちゃんと記載しますので
お客様ご本人は分かっていることでも
同乗なさる方がこれに気付くことはまずないはずで
「こんな穴のあるのを買ったの」と
非難めいて言われることを避けることができますから
こんな少しの気遣いでも意外と大切だと思うのです

 

 

 



 




 

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