汽車が発車したあとでも未だにマスクをつけているのに気づき、その時点でやっと取り外す。自分以外は誰も居ないので、まさしく中国ウィルスとは無縁な地帯。今日も東京都で1502名の感染者。緊急事態宣言が発令して1週間なのに効果の兆しは見えず感染者の数は膨らむ一方。中国という国は今回だけではなく、前にも世界的に流行したSARSも発生源になっている。対岸の火事ではなく、世界に多くの尊い生命を奪うなど迷惑を被っている状況。2021年はマスク無しの生活が普通になれば・・・・今の状況を見るとまだまだ厳しい。旅行もできず自粛生活だともう本当にストレスですからね・・・。
2017年に訪ねたときは、ありました。秘境の駅、坪尻の飾り物。
かつての改札跡にきっぷ入れ。ずーっと昔、1950(昭和25)年坪尻駅開業時は国鉄の駅員さんが駐在していたのであろう駅事務室もあります。20年後の1970(昭和45)年に無人駅化。
秘境駅だというのに、生け花。それを見た瞬間、偽物?と思い、触れてみたところ、ホンモノの菊です。定期的に坪尻駅にやってきては駅の雰囲気をよくしたり、掃除をしたり・・・メンテナンスをする献身的なお方がいらっしゃるのは間違いない。
JR四国の観光地といえる駅に、こういったラブラブ椅子が備えていますが・・・今だったら、ソーシャルディスタンス違反。2人がくっ付けるように斜面があります。秘境駅の坪尻駅でラブラブですかね・・・。一瞬、青ヶ島のデートスポットを思い出しました。都道上手の通行止め手前に、空中ベンチがあります。青ヶ島で恋人ができたら、あそこの空中ベンチでお互いに自分の想いを!と当時の青年団が設置。
あそこはもともと出札窓口跡。昭和25年当時、多くのお客さんが訪ねてきては何々行きの硬券を何枚も売りさばいていたんだろううと思います。改札口も駅員さんが立って、硬い切符にぱちんと鋏を入れて・・。今のようなトラック輸送が発達していなかった昔は鉄道による荷物の送り受けもしていたので、きっぷ窓口だけではなく、荷受けの窓口もあったようです。
坪尻駅上りの様子。坪尻駅を発車すると、本線左側の助走線に入線。助走線からフルパワーで本線に走行。(音が出ますので、視聴時にはご注意ください)昔の国鉄時代、蒸気機関車の牽引する客車だったと思いますが、石炭を燃やしてその熱湯で発生した蒸気をエネルギーに変換。その力で動輪を回すんですが・・・あの状態でも動輪を回せるほどすさまじいエネルギーを要していたかも知れない。いくら石炭をくべてもエネルギーが足りず後退する事故もありました。北海道の塩狩峠事故(明治42(1909)年)、熊本県および宮崎県の県境付近、真幸駅事故(昭和20(1945)年8月22日。終戦後、多くの復員兵を乗せた列車が登り切れず後退)
1月9日。3連休初日ですけど、緊急事態宣言による外出自粛要請が出ていることから、自宅から1歩出ず。中国ウィルス感染者が今日も全国で7171名。本日もまた神奈川県で999名。最多を更新。今のところ、1都3県に対し緊急事態宣言が出ていますが、今度は大阪府、京都府、兵庫県も政府に緊急事態宣言を要請しているところです。中国は、2011年に起こした高速鉄道(新幹線)の先頭車両を原因究明をせず、すぐ解体し土の中に埋めてしまうほどの隠蔽国家。今回の中国ウィルスも武漢で発生したのは明らかなのに、欧州から輸入した冷凍食品に付着していたとか、米軍から持ち込まれたとか責任転嫁しているな。
この話はさておき・・
坪尻駅はスイッチバックなので、普通列車は本線からはみ出た線路で坪尻駅に入線。運転士さんも、さすがにこの駅に降りる人はいないだろうと思っていたみたい。後ろの人影に気づき、(アンタ!ここで降りるんですかい!?)と言いたげな表情。「この切符、下車記念にいただきたいんですが・・」と書いたメモも一緒に差し出し。「はい、いいですよ、ありがとうございます!」
運転士さんの直筆で「使用済」とサインを書いてもらいたいんですけど、それがなかった。坪尻に降りるなんてよっぽどの鉄道ファンなので、再利用するとかキセルされる恐れはないと信じてくれたみたい。JR北海道のワンマンカーは当駅まで有効になっている乗車券は原則として回収する決まりがあるので、もらえるかは運次第。JRグループの中できっぷに関しては寛容しないのはJR北海道だけ。乗車記念としてお持ち帰りができるのは駅員配置の有人駅でマルス(券売機も含む)で発券されたもの、および軟券の近距離区間のみ。手書きの補充券、料金補充券、車内で発券された乗車券類は強制回収。ワンマン運転時はすべて回収。
もし、ここが北海道だったら、もうとっくに廃駅になってもおかしくないはずなのに、JR四国さんは秘境駅を売りにしているのか四国千年まんなか物語の観光列車も止まります。JR北海道の秘境駅(小幌駅、雄信内駅、糠南駅など)は地元の自治体が駅を存続させるのに必要な経費を毎年契約更新していますが、ここは自治体が負担している話は聞いていません。2021(令和3)年のダイヤ改正で宗谷本線を中心に18駅も一気に廃駅。抜海駅も稚内市に移管し、廃駅は免れました。北星駅も秘境駅だけど、名寄市が存続に応じなかったため、残念ながら廃駅。どうやら豊浦町や幌延町は秘境駅を大切にしているようです。その分、全国から秘境駅マニアが訪ねてきて、その土地の活性化につながりますし・・・。
本線からはみ出たスイッチバックなので、駅の先は行き先止まり。
運転士さんは後ろの運転席に移動し、反対方向へ発車。
前回来たときの灰皿は改札口付近にあった。四国まんなか千年ものがたりは全車両禁煙なので、坪尻駅停車中に愛煙家が駅の真ん中、改札前に置かれている灰皿に群がるので迷惑極まりない。それで、駅の1番端っこに灰皿を移動してしまったみたい。改札付近は駅の顔でもあり、一時停車中でも多くの人が行き交うスペースなので、灰皿を端っこに移動させるのは当然なこと。しかし、JR各社では駅敷地内を終日禁煙とする方針がありますが、四国はマイナーな駅だと灰皿がまだ残っている。
四国まんなか千年ものがたりの利用者だと思われますが、鉄道でしかたどり着けない秘境駅で吸い殻を片付くのもかなり労力がいる。その手間を省けるため、秘境駅も終日禁煙にすればよろしい。JR北海道の秘境駅に灰皿の備え付けはなかった。JR四国は愛煙家に甘い。
この駅から最寄りの道路に出るのに、あそこまで。遠すぎる・・・・。
1月7日、東京都における中国ウィルス感染者2447名。全国7007名。またもや最多を更新。千葉県も今まで見たことのない数字(450名)になり・・・。1月8日からおよそ1ケ月間、1都3県で緊急事態宣言が発令されます。また「旅行」が遠のく・・・。
多度津行きの1両ワンマンカーが入線。終点の多度津駅は土讃線の始発駅、予讃線への乗り換え駅でもあります。
坪尻駅に降り立つのは今回で3回目。日本一秘境駅の小幌駅も2回かな??この後、乗車券の経由欄を「飯田線」も追加して小和田駅も検討していたが、中国ウィルスのこともあり1泊2日の時短旅。
青春18きっぷのポスター。そういえば、JR全線普通列車乗り放題の青春18きっぷシーズンになりました。
この駅ってどこなんだろ??
→ 大分県の別府を出て、別府大学、亀川、その隣が豊後豊岡駅。別府からわずか9.5キロ先にこのような駅に出会えるとは思いもしなかった。別府市内ではなく、日出(ひじ)町内の駅。
佃駅。徳島線への分岐駅。
ここでも風光明媚な風景。徳島線なら並行する吉野川。今乗っているのは土讃線なので、鉄橋で川の上を渡ります。
まだ紅葉が見られ、12月とは思えない風景。
あれ!?誰も乗っていない!貸切の状態じゃないですかね。
うしろも誰もいな~い!!
箸蔵駅。
まわりに民家が建っているので、秘境駅ではない。
となりの駅なら、秘境駅。
となりは坪尻なのに、これから秘境駅に向かうとは思えないような風景。
再び、中国ウィルスに関する痛ましいニュースばっかりで本当に気が滅入ってしまいます。1月7日からおよそ1ケ月間、1都3県に対しての緊急事態宣言が再び出ることになりましたが、1日でも早く抑えこみに成功できるように。
2020(令和2)年12月18日、阿波池田駅の窓口。自動改札機が置かれていなくて、有人改札。
北海道から鹿児島までJR全線のどこからでも運賃計算やまたは全列車の空席照会や座席予約、インターネットで予約した内容の発券などすべて1台で可能。1964(昭和39)年の東京オリンピックが開かれる前までに東海道新幹線開通。開業当時の指定席は全国の駅から予約センターに電話。電話を受けたオペレーターが中華の回転食卓みたいに台帳が置かれ、該当する列車を取り出して空席照会。空いている座席を伝え、埋めて行くやり方。新幹線の本数も増え、このやり方のままだとオペレーターの数も逼迫するに違いないと考えていた当時の国鉄が座席予約システムの開発を日立製作所に持ちかけ、プロジェクトが始まった。 システムの名称はギリシャ神話の軍神になぞらえて、「マルス」。1965(昭和40)年9月24日、全国の主要駅からオンライン回線で座席予約が可能になる「みどりの窓口」スタート。「みどり」の名称はコンピュータで発券された乗車券の色が「みどり」だったのを由来。
現行のマルスで発券される乗車券の原点は1984(昭和59)年に開発されたデクスのような大きさのM端末。緑色のピンで駅名を差し込み・・・のタイプ。物心ついたときからM端末から長ーいおつきあい。1992(平成4)年頃になると、日立のワークステーションを使った、画面がカラーのMR端末登場。デクスような大きさからかなりコンパクトに。1996(平成8)年頃からパソコンのデクストップモニターを使ったMR12型デビュー。2006(平成18)年頃から、それまでの熱転写方式だったのに突然感熱タイプのMR32型登場。何々駅@1などの@が付く。MR32型の後継として、2013(平成25)年頃から現行のMR52型。徐々に置き換えられ、現在は100%このモデル。
JR東日本オリジナル機種としてのOKI電機の端末もあります。何々駅E1などの「E」が付いていればJR東日本のOKI電機端末で発券されたもの。
これは愛媛県を中心に運転される、観光列車の伊予灘ものがたり。車内の内装はレストランっぽい雰囲気で運行する時間帯によっては沿線の料理店が出すご馳走が出ます。
キセラーは絶対に許せませーん!!似たようなポスターはJR西日本、JR九州もあります。ニッポンの東側(北海道や東日本)はそのようなポスター無し。中間的なJR東海は無し。西側の3社は掲示あり。
JRグループで新幹線がないのは四国のみになりました。四国でも新幹線を!とキハ32の外装を新幹線の0系にしてしまった、かわいいディーゼルカーが走っています。
ここから秘境駅の坪尻までわずか260円区間。
みどりの窓口横の通路側に駅員さんが改札中。この乗車券を差し出し、坪尻が有名になりすぎてそこに行きたがる変わっている客もいるんだなと駅員さんは別に驚く様子はなく無表情でチケッターによる入鋏済。
改札側のホームから発車なので、そこでしばらく待つことに。
四国は温暖な気候なのか・・・12月18日になっても紅葉。
まだまだ新しそうに見える特急2000系なんですけど、製造は1990(平成2)年。坪尻とか険しい四国の山地を縦断し急勾配・急カーブが続く土讃線の速度向上を目的し、速度を落とさず揺れを減少させる「振り子式」を採用。デビューから30年、累積走行距離もかなり嵩み、最近は平成末期から令和にかけて新型特急の2700系が量産されるつれに、この車両は老朽化に伴う廃車が進んでいるそうです。国鉄のキハ185系を残してJRの2000系の廃車が進むなんて矛盾しています。
険しい山岳区間を走行中、乗り心地は良かったのに廃車なんてもったいない。小湊鐵道の特急として寄越して欲しいくらいですが・・・。
1時間後もまた特急が停まります。坪尻に行くには3段目の「ワンマン 13:35 多度津」行き。高知から各停で坪尻、と思いましたが・・・
特急は毎時1本発車するのに、普通列車は極端に少ない。
ここから坪尻に出かけるのに6時12分は坪尻駅通過。その次の6時42分は停車。7時57分も停まります。その汽車が出てしまうと、次は5時間半も空きが出てしまう。特急は毎時1本だけど、もちろん坪尻は通過。13時35分発の汽車で坪尻に下車。次は16時45分、2時間10分も秘境駅の坪尻で過ごすのではなく、1時間後下りの汽車が来るので、また阿波池田に戻ればよい。
待ち時間1時間なので、阿波池田でお昼時のランチです。
阿波池田駅舎。
駅前のアーケード。商店街になっていますが、人ががらーんとしています。もし、昭和時代に戻れば多くの人が行き交い、にぎやかだったかも知れません。
アーケードの入り口に三好市立中央図書館。「中央」と名乗っているわりにはこじんまりとした雰囲気。「みよしし」を入力すると真っ先に「三次市」と変換。三次は広島県の市名で徳島県のは確か、「三」に「好き」と書いて三好のはず・・・と変換候補に「三好」が出たのでそれを選択。
三好市では、飲食店の出入口にそのお店が喫煙可能なのか、禁煙店なのか、はっきりと表示させる義務があるそうだ。喫煙可能店はごめんなさい。近寄りがたい店。私みたいに嫌煙家がこの表示を見ただけで拒絶反応をする。今の時代はね・・・タバコを吸われる方の人口がかなり減少しており、「喫煙可能店」より美味しく食事するなら「禁煙店」を選ぶ傾向が多い。
こちらの店は禁煙のお店。
洋食専門店でした。四国に来て、洋食!?どうなんだろう・・・と迷っていたら
禁煙店の「うどん屋」さん。そっか~四国といえば、讃岐うどんとかそういったイメージが浸透している。
ランチタイムなので、おすすめのランチメニュー。
この看板を見て、このお店にしようと決定。
店内でも同じメニューがあり、「からあげ定食」に指差して、「からあげですね~。うどんはどちらにしますか」
かけうどん、ぶっかけうどん、ざるうどん。(かけうどんって、何もトッピングをつけない素うどんでしょ?ざるうどんは今の季節、寒いし・・・残る選択肢はぶっかけうどんしかない) 「ぶっかけうどん、お願いします」
ぜんぶ、揚げたて、うどんも熱々の状態で運ばれてきました。冬なので、ぶっかけうどんは熱い状態だったのか。なるほど。ボリュームたっぷりのごはんなのに650円は安すぎる。
図書館のとなりのある「一福亭」は美味しいお店です。阿波池田に寄れる機会がありましたら、是非、このお店へ!
大歩危を出ると、次は小歩危(こぼけ)。残念ながら通過しますが、車窓は風光明媚な風景が続きます。
2014(平成26)年、2017(平成29)年も多度津から下り。今回は飛行機で高知までワープし、上り。鉄道の「上り」「下り」は東京に向かうなら「上り」、その逆は「下り」。なーにもない漁村の田舎の長門二見に住んでいたころ。改札口真上の「今後の発車は 上り 米子行 〇:〇〇 下り 下関行 〇:〇〇」の札。今はもうすっかり無人駅だけど、昭和の国鉄時代なら有人駅。発車数分前から改札が始まり、硬券に切符切り。列車が到着し、下車客の切符を回収する集札。それが終わると、発車案内の差し替え。伯母と一緒によく汽車で出かけ、「上りや下りって何ですか?」と伯母に質問。「のぼりはね・・・ここから見れば東京に近いのはどの方角?」「長門市や米子方面」「そうそう・・・東京方面なら上り、反対なら下りになるんですよ」伯母は聞こえる人でも弟(父)がろう者なので、コミュニケーション手段はもう身につき、手話は堪能。
小歩危駅通過~!!
青春18きっぷのポスターになっている構図。
険しい山間に鉄路。高知方面の貴重なインフラ路線。
道路は高松市から高知市に至る国道32号線。JR土讃線とほぼ並行。
鉄路と道路の鉄橋が交差するなんて珍しいところ。
あっけなく、阿波池田に着いてしまいました。
ここで乗務員の交代。車掌さん同士で敬礼し、入れ替え。ここは徳島県内だけど、高知から阿波池田まで高知運転所、阿波池田かから児島まで高松運転所、児島からJR西日本の岡山車掌区。高知発岡山行きの長距離を走行する特急であっても、始発から終点まで同じ運転士や車掌さんがぶっ通しで乗務しているわけではなく、各所属ごとに交替。かつての九州から東京のブルートレインはJR九州の車掌さんが東京まで越境、ぶっ通しで乗務だったけれど、現在の越境乗務する区間は北陸新幹線の長野から上越妙高の59.5キロはJR西日本が越境。長野駅でJR西日本の詰所があって、ここで一括、東と西が交替。
まもなく、おーぼけ、おーぼけです。車内のアナウンスはきっとあるはず。大歩危に来るたびに気になるところ。険しい崖に家が建っている。つづら折りのジグザグ道路の真上に民家。
四国まんなか千年物語の観光レストラン列車で超豪華なランチ。あの頃を懐かしく思い出すな・・・。
決して人を罵っているわけではありません。大股で歩くのに危険な地域なので、このような駅名になりました。
大歩危はちょっとした観光地なのか、乗客はちらほら・・・。
高知駅、土佐山田駅を出発した直後でも検札。わざと特急券だけ差し出して、反応を見たところ「乗車券も拝見します」。JR四国はちゃんと仕事をしている。私は検札が大好きなわけではありませんが、悪質なキセラーを撲滅するため。通常は所属する車掌区の検札印を捺印するはずだけど、コロナ感染防止対策のため省略。JR東日本は座席上のランプで特急券の有無を確認できれば検札を省略しているわけですが、これははっきり言うとキセラーを幇助している。今は普通列車のみ乗り放題の青春18きっぷのシーズンであり、特急に乗車するのに青春18きっぷは使えず別途特急乗車区間の乗車券と特急券が必要になる。ランプの有無で検札を省略できるとしたら、青春18きっぷと特急券の組み合わせでキセルする人も多いかも知れない。JR東日本もビシバシ目視で検札すべきだと考えます。
土佐山田を出ると、案内表示が「次は大歩危(おおぼけ)」に変わりました。朝ドラの「おちょやん」で「あほんだら」とか「ぼけ!」・・・そういったセリフが出ていますが・・・朝ドラって毎週欠かさず見ているヒマはあるんですかっ!?と聞かれれば、まあ、朝早く職場の駐車場に停めて、マイカーのテレビで楽しく視聴。15分になったら、デスクに向かい、今日のやるべきことの優先順位のチェック。朝ドラのおかげで遅刻はせず充分始業時間に間に合う。
ぼけ!と人を罵るような意味合いではなく、四国の大歩危や小歩危は「歩」くのに、とても「危険」な谷だというのが由来。 大歩危は「大股で急いで歩くと危険」、 小歩危は「小股でゆっくりあるいても危険」なことに由来だそうです。あの地域は険しい崖や谷間もあり、今のような道路を整備する前だと歩くのに危険な状態なので、このような地名になったらしいです。
「大歩危」はうーん、縁起のよい駅名とは言えないので、年賀状定番の縁起のよい乗車券に採択せず。大歩危と印字された乗車券を受け取ると「ん?なんで私のことをオオボケなんですかっ!?」って失礼になってしまう。令和3年版の構図は考えていますが、投函はまだです。年末ギリギリに出して、郵便屋さんもできるだけ元日に届くようにと配達順の仕分けとか手間がかかりそうなんですが、いつもすいませんね・・・。年末年始の「おがさわら丸」は折り返し便を実施しているので、28日か29日頃投函すれば、東京発1月1日の船に搭載。2日の11時に父島到着。ははじま丸も当日中に載せ替え、父島、母島どちらも1月3日配達になりそうです。あおがしま丸の年内運行は28日で終了しますが、29日以降の年賀状はヘリコプター搭載。内地各地からの年賀状を郵袋に入れてヘリの荷台へ。かなり莫大な量なので、重たいなのかも知れません。28日に投函しても、青ヶ島宛ては元日に間に合うか微妙・・・。
JR四国の特急はディーゼルであっても超高馬力なので通過するスピードも速い。最後に「内」の文字が見え、四国なのに北海道なんかい!?と思われそうなんですが、土佐穴内(とさあなない)駅。
四国の川といえば、四万十川が有名なんですけど、こちらは吉野川の支流、穴内川。大歩危の傍らで流れている川は吉野川で合っていました。
JRの線路もずいぶん高いところを走行。
速度を落とし、ドア扱い無しで停車。すれ違いのための運転停車。
ここは大田口駅。
「大田」といえば、島根県の山陰本線にも「大田市駅」がある。羽田空港を擁する東京都大田区という自治体もありますが、大田区内に大田という駅名は無し。
やはり、土讃線は単線なので特急のすれ違いでした。早く着いた特急はドアを開かない運転停車。あとから来た対向車の特急は徐行しながら通過。
しばらくは川沿いを走行。
豊永駅通過。まだまだ続きはあります。
向かいのホームで停車中。須崎行き。「すさき」といえば、父島の「すさき」も島の端っこにあるので、土讃線の終点まで行くのかなって勘違い。土讃線の終点は窪川。
特急南風号が入線。2号車5番席はきっと窓まるごと楽しめる位置?と勘に頼りながら、e5489のシートマップから5番を選択。いい座席を選ぶ人間みどりの窓口の権威をかけて・・・。自宅のパソコンやスマホどちらも好きな座席を予約できますが、パソコンのほうがやりやすい。
前の座席だったら、窓が半分になり、十分車窓を楽しめない。
JR四国は珍しい。1号車は自由席、2号車は指定席ではなく、半分が指定席。
JR四国の特急指定席はJR西日本のe5489システムを利用し、西日本および四国の特急指定席は自由席と同額。JR東海も自社の特急予約システムを新しく開発するよりも既存するe5489システムを借用したほうが経費削減につながるとして、JR東海管内も含む特急券ならJR東海の駅で引き替え可能。ただし、西日本で完結する内容の指定席は東海では発券できない。システム上は可能なはずだけど、主導を西日本に譲るなんてという東海さんのわだかまり。
まもなく、ごめん停車。「御免」ではなく、「後免」。路面電車のどさでん交通も「ごめんまち」という終点があり、路面電車の行き先表示はほとんど「ごめん」表示。初めて見る方にとっては、「何謝ってんだ?この電車」って思うこともあります。
後免駅の「ごめん」だらけの文字。「ごめんなさい」は人に許しを乞うときに使うし、もうそれは勘弁して欲しいという意味合いもあります。
次は土佐山田駅。この駅も懐かしい。友人と一緒に秘境駅の新改駅探検。あれはいつ頃でしたっけ??と調べてみたら、なんと2014(平成26)年。もう7年経過しますが、まるで昨日のように思い出せるのは記憶に残るような旅だったからでしょうか。
みどりの窓口があって有人駅なので、集改札も実施。1つ隣の駅は秘境の新改駅。線路からはみ出てスイッチバックしますが、特急はスイッチバックに出ないでそのまま急勾配を駆け込み。
特急は超高速で疾走するため、新改駅の位置を確認しようと思ってもできぬ。次の駅に近づいてきました。
繁藤駅通過っ!!
12月、四国ののどかな田舎の風景。
田舎風景。癒やされます。続きはまだまだ長いです。今日はこの辺で・・・。
朝食後・・・乗車予定の列車は11時13分。まだ時間があります。チャイニーズウィルスのせいで事前に購入はせず、当日。発券に時間がかかりそうな変な経路なので、発車ギリギリではなく、この時間なら・・・。
今回の最大な目的は、この駅。秘境駅の坪尻駅。高知から100キロ未満なので、近距離用の自動券売機で購入可能。
みどりの窓口では2台。左側は若い女性が接客中。右側は若い男性。ずっとヒマを持て余した(失礼・・・)のか、私の顔を見るなり、やっと来た!どうぞ、こちらへ!と会釈してくれました。
「1 高知 → 祇園
経由:土讃・徳島線・高徳・予讃・本四備讃・宇野線・岡山・新幹線・東京・総武・外房・浜野・久留里線
2 阿波池田 → 坪尻 経由:土讃 往復」
1の乗車券は経路が長すぎるなので、細長い120ミリで発券されると思いきや・・・
思いっきり省略されています。「宇野線」が入っていないし、「東京」で打ち切っている。ということで名刺サイズの80ミリで発券されました。印字されない分の経由を手書きするよう、発券時にレシートなどで案内が表示されるはずだけど、それがなかった。
BRT線以降はあぶり分として経路を記入するようにとレシートが出てきて、駅員さんが転記。
駅員さんは東京ー(総武線)ー千葉、千葉-(外房)-蘇我、蘇我ー(内房)ー木更津、木更津ー(久留里線)-祇園と経路とおり入力したようだが、省略されているのは補正禁止(※)を付かないからでしょう。
((※)実際の利用経路、距離に係わらず最短距離で計算)
自動的に経路を修正しなくてもいいように、入力された経路とおりにするには「補正禁止」を付ける必要があります。そうしたら、120ミリで出てくるかも知れない。
同じ窓口で同時にe5489で予約しておいた特急券の発券。高知駅も日立製のMR52型端末なので、1番窓口は「高知駅M51」、2番は「高知駅M52」と表示。
そろそろ改札に入って、ホームへ。高知駅は自動改札機設置駅。ICには対応していない改札機でした。四国管内で自動改札機がないところは愛媛県、徳島県。松山駅は四国の中でも利用者は断トツだというのに、いまだに有人改札だそうです。自動改札機は無愛想。有人改札のほうが人の温もりがあってよろしい。
特急の入線待ち。
チャイニーズウィルスのせいで貯めていたマイレージマイルの有効期限が2021(令和3)年9月30日まで延長するとはいえ、使いたいときは使う。10月の山口帰省のときはGOTOトラベルにより航空券、宿泊代金、レンタカー利用料すべてパッケージパックで50%割り引かれ、マイルを使って個別で精算したものと比較するとGOTOトラベルを使ったほうがかなりお得な試算になるので、そちらを利用。
最近の鉄道旅は片道だけ無料で行って、鉄路であちこち回りながらこちらへ戻る旅は定番化に・・・。マイレージ枠の予約はいつも埋まっていて、空席が取れた日から有給休暇なんだけど、今回は希望する日に確保。
鉄分が切れるとかなりストレスがたまり、旅したいと欲するようになり、萩・石見空港はまだなので、あそこに行きますか!?と空港の最寄り駅を確認。「萩」と名乗っているのに、島根県の山陰本線、益田駅が最寄り。
「益 田 → 【区】東京都区内
経由:山陰・因美・智頭・智頭急行・上郡・山陽・相生・新幹線・豊橋・飯田線・川岸・中央東」
智頭急行線は東京都区内まで連絡運輸に含まれているし、智頭急行も初乗車になるから、このルートで決定と思いましたが・・・
飯田線は豊橋から終点の辰野まで6時間もかかるし、2泊3日では足りない。3泊4日ならこの旅程はできあがる。
飯田線の小和田駅に下車して、次の電車で駒ヶ根に向かい宿泊。2泊3日にしようかと検討しましたが、チャイニーズウィルスが猛威を振るっており、1泊2日の時短旅行に方針転換。
ふと、坪尻を思い浮かび、急遽、高知に決定。土讃線で阿波池田、坪尻に降りると、次の汽車までかなり開く。3,4時間も滞在するのは無理。坪尻に行って、再び阿波池田に戻れば坪尻の滞在時間は1時間で済む。ちょうどよい時間。阿波池田に戻ったら、徳島線で徳島。ホテルもGOTOキャンペーンが適用され、通常の宿泊代が1万円のところを4千円。うち千円は地域共通クーポン券。
早朝出発。
さらば東京。といっても、明日もまた東京に戻ってくる。
鉄路で往復だと、もっと時間がかかって大変だけど、航空機でワープできる恩恵が大きい。
あっという間に高知空港到着。離陸してから着陸までわずか1時間半。
高知駅行きの連絡バス。担当はとさでん交通。チャイニーズウィルス対策がしっかりとなされており、席と席の間に飛沫感染防止のためビニールカーテンが付いています。
高知駅。ここに来たのは何年ぶりでしたっけ・・・?記録では平成26年および平成29年。
平成26(2014)年11月23日。サンライズ瀬戸号が琴平まで臨時延伸。坪尻駅探検のため、途中下車。高知に着いたら、1泊。その翌日に土佐くろしお鉄道で奈半利。バスで甲浦。阿佐海岸鉄道で海部。牟岐線全線制覇して徳島。そこから船で和歌山・・・
平成29(2017)年9月2日。高知に着いたら、くるりと一周するような乗車券。平成29年といえば、ポコジィの呪縛から解放された年。今までの鬱憤晴らしに予土線の「半家(はげ)駅」に下車。
きっぷを記念にとっておいただけでも、ああ、あのときの・・・と懐かしく思い出せるのです。上の2枚とも、JR四国ではなく、JR東海で買っているな・・・。
JR四国のコーポレートカラーはライトブルー。JR西日本の兄弟関係でこのような配色。JR北海道も萌葱色になっているのはJR東日本と関わりは深い。どちらも四国はJR西日本のe5489、北海道はJR東日本のえきねっとに依存。
高知駅前の様子。もっとにぎやかなエリアは1キロ先の「はりまや橋」。
出発まで時間が余っているので、ここで遅い朝ご飯。
エキナカでこのようなモーニングをやっているのは助かります。
分煙が徹底されているお店。喫煙ルームとしっかり仕切ってあります。ドアの向こうは刺激臭の強い紫煙だらけ。タバコは百害あって一利なし。駅前の路上禁煙エリアでもまわりの迷惑を顧みず吸うマナーの悪い人もいる。こういう迷惑な民度の低い輩をたたきつぶすべき。喫煙者を取り締まるバスターズが出勤して過料の取り立てをするんですけど、バスターズは民度の低い人を相手にするわけですので、かなり大変な仕事だと言える。
9月末の鉄分補充は、こちら。九州の頭文字、「K」。秘境駅の宗太郎駅は、早朝の1往復しかないので、来訪しやすさは日本一秘境駅の小幌駅より困難を極める。
「北」の唯一未乗区間の「滝川ー富良野」間は・・・旭川はチャイニーズウィルスのせいで感染者が300名を超えており、非常時宣言が出ているので今は行きづらい。
いろいろ考えた末・・・同じく島国の「S」を応援し、
6年ぶりにまた来てしまいました。坪尻駅マニア噴出。(厳密に言うと2017(平成29)年にも観光特急列車の四国まんなが千年物語で短時間のみ坪尻駅下車)。その後、飯田線経由で小和田駅も組み込む予定だったんですけど、ジローさんやふてにゃんのことで気がかりなので、今回は1泊2日だけの時短旅。