ひびレビ

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探偵が早すぎる 第2話

2018-07-27 07:41:58 | テレビ・映画・ドラマ
探偵が早すぎる 第2話

 腕の治療のために病院に通っていた一華。だがそこにも大陀羅グループからの刺客の手が及んでいた。治療の裏で密かに進む一華殺害のための下準備。だがそれを「史上最速の探偵」千曲川は早くから見抜いており・・・


 といった感じで、第2話も安定のトリック返し。犯人は一華の体質を利用したアナフィラキシーショックによる殺害を目論んでいましたが、千曲川はそれを何と犯人にやり返すという大胆さ。1話では毒蜘蛛を噛ませようとした犯人自らが毒蜘蛛に噛まれ、2話ではアナフィラキシーショックに苦しめられる・・・と。

 「罪には罰を」とは言うものの、探偵が犯人に対して、犯人が使ったのと同じ方法で命の危機にさらす、という展開にはなかなかハラハラさせられますね・・・正直見ていて微妙な気分になるところは否めないです(汗。
 犯人がやろうとしていたことが、如何に卑劣なことか、如何に苦しいものかをその身をもって味わわせるには最適なのかもしれませんが、「探偵」のイメージとはやや違うため、ちょっと受け取りがたいところもあります。

 とはいえ、「犯人の不倫」「左腕を指先までギプスで覆った人は、右腕の肘に保湿ローションを塗れない」といった点はなるほどと思いました。
 また、一旦は相続放棄を考えた一華から千曲川が離れた際、一華が不安になる描写も見受けられました。以前道路に突き飛ばされた時のように、いつ何時誰が狙ってくるか分からない。千曲川を鬱陶しがっていたものの、彼がいることで普段どおりの生活が送れていたことに気づいていたのが印象的です。

 敵である大陀羅グループは巨大な組織。今回のように一見関係無さそうな人物でも、グループの息のかかった人物かもしれない。もしかしたら学友や気になっている相手がいつ何時牙を剥いてくるか分からない・・・という環境はなかなかに怖いものでしょう。
 今のところ味方といえるのは千曲川。そして政子。「ツンデレ家政婦」と紹介されているだけあり、厳しいように見えて、プールで一華が溺れそうになった時は着の身着のままで飛び込んで救い出すなど、彼女を真に思っている節が見受けられました。でも、何だか疑ってしまうのは私の悪い癖です(苦笑。


 大陀羅グループの大きさを知った一華は、母も病気ではなく大陀羅グループの手によって死んだのではないかと疑い始め、正式に千曲川を雇うことに。バーでの「うどん」と「バーボン」のやり取りには笑いました(笑。
 

 まだ千曲川のトリック返しには慣れないところがあるものの、ともあれ第3話に続きます。
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