ひびレビ

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アイドルマスターシンデレラガールズ 第7話「I wonder where I find the light I shine…」

2015-02-21 07:28:30 | 2015年アニメ
アイドルマスターシンデレラガールズ 第7話「I wonder where I find the light I shine…」


 真面目な話でしたが、そんな中でも寝起きで髪もボサボサな卯月が可愛すぎた第8話。

 何を聞いても「こちらで対応する」「調整中」という曖昧な答えしか返ってこず、真意を問いただしても返ってくるのは謝罪の言葉だけ。何を考え、何をしようとしているのかが伝わってこない。そんな中では信頼関係も築けないでしょう。言葉が足りなかったために未央は一時的に去り、凜までもが誰を信じていいか分からなくなってしまいました。
 そんな中、卯月は現状に多少の戸惑いはあれども、今後の展望を笑顔で語っていました。ミニライブの心残りはお客さんの数ではなく、笑顔でやりきれなかったこと。ミニライブの話が出たとき、プロデューサーは身構えていましたが、あれは「お客さんの数の話をされたらどうしよう」と思っていたのかな。

 「アイドルを続けるかどうか」ということに迷わず、「3人で」またステージに立つことを想像し、プロデューサーにも今後ともよろしくお願いしますと言える卯月。何て良い子なんだ・・・!もちろん凜や未央が悪いということではなく、彼女たちの反応もまた当然のものだったと思います。そんな中で一切めげずに前を向ける姿勢というのは見習いたいくらいですね。
 卯月はデビューできると知らされながらもしばらく待たされていました。それでもレッスンを続け、プロデューサーを信じて待ち続けていました。どこまでも真っすぐ、プロデューサーである自分を信じてくれている。その期待に応えるべく、プロデューサーも走り出したのでしょう。

 未央や凜が去る際に、プロデューサーは別のアイドルが去る姿を彼女たちにだぶらせていましたが、部長の話からすると過去に真っすぐすぎたために、何人かのシンデレラがプロデューサーのもとを去ってしまったとのこと。真っすぐな道、真っすぐな示し方は確かに安心できるものかもしれません。曲がり角が1つもなければ、道に迷うことも無い。
 しかしどこまでも真っすぐすぎる道は、何一つとして景色が変わらないものだと私は思います。真っすぐだから、分かれ道に立っても迷わず真っすぐ進めるけれども、時には立ち止まって休んだり考えたりすることもまた大事でしょう。ゴールまで一直線の迷路とか、何も面白くないでしょうし。
 そんな過去があったから、プロデューサーはシンデレラを導く魔法使いではなく、ただお城まで届けるだけの無口な車輪になってしまったと。しかし今回の一件で口調も変わるようですし、どんな関係になっていくか楽しみですね。口調を変える訓練と言いつつ、プロデューサーの反応を楽しんでいるようにしか思えないちひろさんの姿は「No Make」で!


 それにしても、前回の「当然の結果」は「人数が少なくて当然」だと思っていましたが、まさか「成功」という意味を含んでの発言だったとは・・・さすがにその言葉だけ聴いたら失敗だと思うよなぁ。美嘉のステージで大観衆を経験していたわけですから尚更。美嘉もステージに誘ったことを気に病んでいましたが、美嘉は卯月たちを見込んで誘ったわけですから、彼女には何ら非が無いと思います。加えて、今回の件は誰かが悪かったという責任問題ではないと思います。色々な問題点は見えたものの、今後いくらでも改善できる話かと。

 アイドルたちが輝くためにはプロデューサーとの信頼関係が必要だと、改めて今回の話で分かりました。彼女たちが履いているのはガラスの靴であって、ささいなことでも壊れてしまうかもしれません。しかしそれを恐れて触れずにいては、信頼関係なんて築けません。一歩踏み出す勇気と、壊れた時に支えてあげられる優しさ、それを相手に届ける言葉が必要になってきます。
 最後、改めて第一歩を踏み出した3人。これからどんな話が広がるのか、非常に楽しみです。

 ・・・と思いきや、次回は特別番組。なんでさ。
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