相棒シーズン13 第16話「鮎川教授最後の授業・解決編」
てっきり珠光とのやり取りで1時間使うと思っていたら、あっという間に珠光が撃たれてその後は黎子の話へと移って行きました。胎児であった頃の恨み、そして死んだ母の恨みを果たすために珠光に近づいた黎子。しかしどんなに恨んでいても珠光を殺すことはできなかった。右京さんはそれが普通だと言っていましたが、まさにその通りですね。相手を憎んだり、恨んだりするのは人間として当然の感情だと思います。どんなに珠光を恨んでも、黎子は優しすぎるために彼を殺すことができませんでした。それはルールがあるから、ではなく、彼女自身の性格によるものだったのでしょう。ルールの有無にかかわらず、人はその優しさや理性によって、人を殺さずにいられるのではないかと。
珠光は彼女に殺されるためにああいった罠を仕組んだわけですが、最後の「さようなら、黎子」は黎子を殺すことによる別れではなく、黎子に殺されることでの別れを悟っていたのでしょう。
右京さんの問いかけにより、黎子はその瞬間の殺意を認めましたが、美彌子にしてみればあの問いかけは暗示であり、右京さんが殺意を認めさせたようにも見える。なかなかに鋭い指摘でした。今回は右京とカイトのみならず、美彌子も含めた3人でいる場面が多かったですが、もしかして本当に美彌子が4代目に・・・?でも、今回のやり取りを見ていて、美彌子の相棒も面白そうだなと思いました。
赤ちゃんの生死に関わる問題に直面した悦子ですが、そんな状態でもカイトと峯秋の仲を心配するのがなんとも・・・峯秋もカイトに対して大分柔らかくなったように感じますし、カイトも峯秋から電話をもらった時、物腰が柔らかくなっていた印象を受けました。前なら「何であなたが病院にいるんだよ」ぐらい言いそうですが、「何で親父が病院にいるの?」と、随分穏やかでした。このまま良い方向に向かってくれるといいのですが・・・
そんなところでまた次回。
てっきり珠光とのやり取りで1時間使うと思っていたら、あっという間に珠光が撃たれてその後は黎子の話へと移って行きました。胎児であった頃の恨み、そして死んだ母の恨みを果たすために珠光に近づいた黎子。しかしどんなに恨んでいても珠光を殺すことはできなかった。右京さんはそれが普通だと言っていましたが、まさにその通りですね。相手を憎んだり、恨んだりするのは人間として当然の感情だと思います。どんなに珠光を恨んでも、黎子は優しすぎるために彼を殺すことができませんでした。それはルールがあるから、ではなく、彼女自身の性格によるものだったのでしょう。ルールの有無にかかわらず、人はその優しさや理性によって、人を殺さずにいられるのではないかと。
珠光は彼女に殺されるためにああいった罠を仕組んだわけですが、最後の「さようなら、黎子」は黎子を殺すことによる別れではなく、黎子に殺されることでの別れを悟っていたのでしょう。
右京さんの問いかけにより、黎子はその瞬間の殺意を認めましたが、美彌子にしてみればあの問いかけは暗示であり、右京さんが殺意を認めさせたようにも見える。なかなかに鋭い指摘でした。今回は右京とカイトのみならず、美彌子も含めた3人でいる場面が多かったですが、もしかして本当に美彌子が4代目に・・・?でも、今回のやり取りを見ていて、美彌子の相棒も面白そうだなと思いました。
赤ちゃんの生死に関わる問題に直面した悦子ですが、そんな状態でもカイトと峯秋の仲を心配するのがなんとも・・・峯秋もカイトに対して大分柔らかくなったように感じますし、カイトも峯秋から電話をもらった時、物腰が柔らかくなっていた印象を受けました。前なら「何であなたが病院にいるんだよ」ぐらい言いそうですが、「何で親父が病院にいるの?」と、随分穏やかでした。このまま良い方向に向かってくれるといいのですが・・・
そんなところでまた次回。