夜ノヤッターマン 第6話「冬に咲く花」
ドロンジョたちは逃げても逃げてもゴロー将軍に追われ続け、遂にドロンジョはかすり傷ではあるが負傷してしまった。それを見て危険を感じたボヤッキーとトンズラーは、ドロンジョにヤッターマンにデコピンするのを諦めてはどうかと問いかける。「危険すぎるんだレパード!」と、トンズラーもといエレパントゥスも声を荒げ、ガリナもサイコロの目に従って危険すぎると指摘。それでもドロンジョは諦めず、1人で先へ進んでしまう。
追いかけてきてくれるはず、戻ってくるはず・・・互いにそんな風に思っていたが、一向にやってこないのに痺れを切らしていた折に、よりにもよって今度はヤッター兵が現れた。更にボヤッキーたちはガリナが負傷して自転車から落ちたことに気づかず、ガリナは1人逃げ遅れてしまう。そんな彼にゴロー将軍の犬が迫るが、何故か犬はガリナを襲おうとはしない。しかし、ガリナは結果的にゴロー将軍に捕らわれるのだった。
一方町へと逃げ込んだドロンジョは、軒先につるしてあった干し柿に目を奪われるも、誰かを悲しませてはいけないと思い必死に空腹をこらえる。そんな彼女の葛藤を窓から見ていた男の姿があった。男はドロンジョがヤッター兵に追われて逃げた後、彼女が反逆者であることを知る。
ボヤッキーとトンズラーはドロシーの忘れ形見であるレパードを、命を懸けて守り抜くと誓った。守るために諦めさせようとしたが、その結果1人にしてしまったことを反省する2人。誰かのために悲しみ、怒り、泣くことができる彼女は、アルエットがいうように本当の天使なのかもしれない。この世界に新たな夜明けを見せてくれるかもしれない。考えを改めた2人は、やらなければならないことが別にあることに気づくのだった。
ドロンジョも、そんな2人が自分を心配して諦めさせようとしていたのは分かっていた。なのについあんな態度をとってしまったことを反省していた。が、考えるのに夢中で目の前の坂に気づかず、ドロンジョは負傷して動けなくなってしまう・・・
ドロンジョが目を覚ましたところは天国・・・ではなく、長い冬に閉ざされた地獄。ドロンジョを救ったのは干し柿を吊るしていた男だった。ドロンジョを助けた男は、ドロンジョが勝手にラベンダーを育てているハウスの中に入ってきたことにするといい、朝になったら消えるように告げる。ドロンジョは助けてくれたことへの感謝とラベンダーの感想を述べ、ラベンダーの花言葉を知っているかと問いかける。だがその時、ゴロー将軍が夜明けと共に反乱分子を処刑するとの放送が流れた。
ガリナが処刑されそうになっているのを見て、1人じゃ何も出来ない、けれどもそれではガリナを見捨ててヤッターマンと同じになってしまうと悩むドロンジョ。そんな彼女に男はラベンダーの花言葉を告げる。
その言葉に勇気をもらったドロンジョは、マスクを被って柵をよじ登り、ガリナの元へと走り出す。ドロンジョが銃で狙われたのを見て、男は咄嗟に石を投げてヤッター兵の注意を引くも、その銃で打ち抜かれてしまう・・・
「無理なんてことはない!なせばなる!」と走るドロンジョ。ゴロー将軍から言い残すことはないかと言われたドロンジョは、ガリナと共に「ヤッターマンのスカポンタン!」と叫ぶ。ドロンジョも銃で狙われるが、そこへオハナツーミロボに乗ったボヤッキーたちが助けに現れた。ヤッター兵を次々に無力化し、ヤッターパグにはあらかじめ掘っておいた落とし穴で対応。
ボヤッキーとトンズラーは、もう諦めろなんていわない、願いを叶えるためにドロンジョを守ると彼女に伝える。ドロンジョを助けた男が、この世界の春の訪れを信じて倒れこんだ頃、ドロンジョたちはヤッターマンを倒し、この世界に新たなる夜明けをもたらすことを宣言するのだった・・・
感想
ラベンダーの花言葉はいくつかあるようですが、「あなたを待っている」「期待」が今回の話にはしっくりくるかな?
ヤッターマンの支配下に置かれ、長い冬に閉ざされた地獄のような生活。そんな冬に咲く一輪の花はドロンジョを指しているのでしょう。厳しい冬にも負けず、力強く咲こうと頑張るその姿に男も希望を抱いたようです。そんな花が大事だからこそ守り、危険な場所から遠ざけたいという気持ちもありました。けれどもそれではその花が咲いたことに誰も気づいてくれない。
ヤッターマンを倒すという願いを叶えようとする花を守り、咲かせることによって、世界に新たな夜明けをもたらす。夜ノヤッターマンは、世界を暗い夜に包んでいるヤッターマンを示しているのでしょうか?
ドロンジョたちが決意を新たにした一方で、ゴロー将軍と彼に従う犬にも何やら妙な描写が。犬がガリナを襲わなかったこと、ゴロー将軍が彼の名前に聞き覚えがあるような雰囲気をかもし出したことから察するに、アルエットの父親がゴロー将軍、犬は彼女の愛犬っぽいです。散々追い掛け回しても気づかなかったのか、はたまた気づかないくらいに洗脳されているのか・・・「ヤッターマン様に救われた命」といっていましたから、強制労働中の事故の際に改造と洗脳を受けたのかな。
そんなところでまた次回。
ドロンジョたちは逃げても逃げてもゴロー将軍に追われ続け、遂にドロンジョはかすり傷ではあるが負傷してしまった。それを見て危険を感じたボヤッキーとトンズラーは、ドロンジョにヤッターマンにデコピンするのを諦めてはどうかと問いかける。「危険すぎるんだレパード!」と、トンズラーもといエレパントゥスも声を荒げ、ガリナもサイコロの目に従って危険すぎると指摘。それでもドロンジョは諦めず、1人で先へ進んでしまう。
追いかけてきてくれるはず、戻ってくるはず・・・互いにそんな風に思っていたが、一向にやってこないのに痺れを切らしていた折に、よりにもよって今度はヤッター兵が現れた。更にボヤッキーたちはガリナが負傷して自転車から落ちたことに気づかず、ガリナは1人逃げ遅れてしまう。そんな彼にゴロー将軍の犬が迫るが、何故か犬はガリナを襲おうとはしない。しかし、ガリナは結果的にゴロー将軍に捕らわれるのだった。
一方町へと逃げ込んだドロンジョは、軒先につるしてあった干し柿に目を奪われるも、誰かを悲しませてはいけないと思い必死に空腹をこらえる。そんな彼女の葛藤を窓から見ていた男の姿があった。男はドロンジョがヤッター兵に追われて逃げた後、彼女が反逆者であることを知る。
ボヤッキーとトンズラーはドロシーの忘れ形見であるレパードを、命を懸けて守り抜くと誓った。守るために諦めさせようとしたが、その結果1人にしてしまったことを反省する2人。誰かのために悲しみ、怒り、泣くことができる彼女は、アルエットがいうように本当の天使なのかもしれない。この世界に新たな夜明けを見せてくれるかもしれない。考えを改めた2人は、やらなければならないことが別にあることに気づくのだった。
ドロンジョも、そんな2人が自分を心配して諦めさせようとしていたのは分かっていた。なのについあんな態度をとってしまったことを反省していた。が、考えるのに夢中で目の前の坂に気づかず、ドロンジョは負傷して動けなくなってしまう・・・
ドロンジョが目を覚ましたところは天国・・・ではなく、長い冬に閉ざされた地獄。ドロンジョを救ったのは干し柿を吊るしていた男だった。ドロンジョを助けた男は、ドロンジョが勝手にラベンダーを育てているハウスの中に入ってきたことにするといい、朝になったら消えるように告げる。ドロンジョは助けてくれたことへの感謝とラベンダーの感想を述べ、ラベンダーの花言葉を知っているかと問いかける。だがその時、ゴロー将軍が夜明けと共に反乱分子を処刑するとの放送が流れた。
ガリナが処刑されそうになっているのを見て、1人じゃ何も出来ない、けれどもそれではガリナを見捨ててヤッターマンと同じになってしまうと悩むドロンジョ。そんな彼女に男はラベンダーの花言葉を告げる。
その言葉に勇気をもらったドロンジョは、マスクを被って柵をよじ登り、ガリナの元へと走り出す。ドロンジョが銃で狙われたのを見て、男は咄嗟に石を投げてヤッター兵の注意を引くも、その銃で打ち抜かれてしまう・・・
「無理なんてことはない!なせばなる!」と走るドロンジョ。ゴロー将軍から言い残すことはないかと言われたドロンジョは、ガリナと共に「ヤッターマンのスカポンタン!」と叫ぶ。ドロンジョも銃で狙われるが、そこへオハナツーミロボに乗ったボヤッキーたちが助けに現れた。ヤッター兵を次々に無力化し、ヤッターパグにはあらかじめ掘っておいた落とし穴で対応。
ボヤッキーとトンズラーは、もう諦めろなんていわない、願いを叶えるためにドロンジョを守ると彼女に伝える。ドロンジョを助けた男が、この世界の春の訪れを信じて倒れこんだ頃、ドロンジョたちはヤッターマンを倒し、この世界に新たなる夜明けをもたらすことを宣言するのだった・・・
感想
ラベンダーの花言葉はいくつかあるようですが、「あなたを待っている」「期待」が今回の話にはしっくりくるかな?
ヤッターマンの支配下に置かれ、長い冬に閉ざされた地獄のような生活。そんな冬に咲く一輪の花はドロンジョを指しているのでしょう。厳しい冬にも負けず、力強く咲こうと頑張るその姿に男も希望を抱いたようです。そんな花が大事だからこそ守り、危険な場所から遠ざけたいという気持ちもありました。けれどもそれではその花が咲いたことに誰も気づいてくれない。
ヤッターマンを倒すという願いを叶えようとする花を守り、咲かせることによって、世界に新たな夜明けをもたらす。夜ノヤッターマンは、世界を暗い夜に包んでいるヤッターマンを示しているのでしょうか?
ドロンジョたちが決意を新たにした一方で、ゴロー将軍と彼に従う犬にも何やら妙な描写が。犬がガリナを襲わなかったこと、ゴロー将軍が彼の名前に聞き覚えがあるような雰囲気をかもし出したことから察するに、アルエットの父親がゴロー将軍、犬は彼女の愛犬っぽいです。散々追い掛け回しても気づかなかったのか、はたまた気づかないくらいに洗脳されているのか・・・「ヤッターマン様に救われた命」といっていましたから、強制労働中の事故の際に改造と洗脳を受けたのかな。
そんなところでまた次回。