goo blog サービス終了のお知らせ 

ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
当ブログの記事をコピーした、怪しいサイトにご注意ください。

デジモンアドベンチャー(PSP) 15日目

2013-01-30 00:00:31 | デジモンシリーズ
「自分のデジヴァイスが鳴った」と思ったあの頃。


「最後の暗黒デジモン」
果てしなく続く異空間にたどり着いた子供達。ゲンナイに寄れば、最後の暗黒デジモンはかつて「火の壁」を超えて出現し、先代の選ばれし子供たちとそのパートナーデジモンにより封印された。しかし今、その存在が再びデジタルワールドに出現したという。

存在そのものが世界を歪ませる存在。その名はアポカリモン。カードで当てて「ダークマスターズのジョグレス進化だ!」とか「でもこのニヤッとしてるのがボスなのか・・・」と思ったりもしましたが、いざアニメを見るとまさにラスボス!といった感じのデジモンでしたね。
デジモンの進化の過程で散っていったデジモンたち、その無念の集合体がアポカリモン。一人称は故に「我々」と複数形です。何故自分達が闇から闇へ葬られていく傍らで、子供たちは楽しく笑って過ごしているのか。我々も愛を、友情を語りたかったと自分の体を傷つけながら言うシーンが印象的。


「光あるところに呪いあれ!!」
まずはアポカリモンとの1回戦。HPを1000回復するオートヒールΩと2回行動は基本として、全体攻撃の「アルティメットストリーム」、単体攻撃の「ブラッディストリーム」、全体攻撃の「デスクロウ」、HP吸収技の「触手」といった、一通りの技は持ち合わせています。アニメ同様、これまでの強敵の技を使用。しかしまだ強くないので、準備が出来ていれば余裕でした・・・レベル上げしていたので、負けても言い訳し辛い状況です(苦笑。


これまで戦ってきたデジモン全ての技を使えるアポカリモン。更にはその触手でデジモンたちを捕らえ、強制的に退化させる「デスエボリューション」を使用。これを戦闘で使ってこなくて本当に良かったと思う。
デジモンたちはまだまだ戦えるといい、子供たちも諦めてはいない。だが、彼らの紋章をアポカリモンはデスクロウで全て引きちぎり、消滅させてしまう!

紋章が壊され、遂にはデータに分解されてしまった子供たち。弱気になってはダメだと、ダメな時も立ち向かって来たとデジモンたちは励ましてくれるが、今度は人間に戻れるかすら分からず、戻れても進化出来なくては勝ち目も無い。データにされた時の対処法なんて誰も知らないと光子郎。
それに対し、テントモンはこれまでどうすれば勝てるのかを知っていたのかと問いかける。そう、冒険はいつも始めてのことばかり。けれども皆と一緒に乗り越えてきた。嫌な事も、泣きたい事も沢山あったけど、皆との出会いで強くなれた。時には戦う事の大切さを知った。ここでピアノverの「Butter-fly」が流れつつ、これまでの思い出を振り返る子供たちが印象的でした。最終回もですが、ヤマトとガブモンは何も言わずとも通じ合える友なんだなぁと。

もしデジタルワールドに来なかったら、皆と一緒に旅をしなかったら、僕たちは今の僕たちじゃなかった。「あの日あの時、出逢わなければ、今の僕らはきっといないね」という歌詞を思い出します。
いつだってデジモンが、仲間がいてくれたから、助け合う大切さを知り、自分らしくいることができた。この冒険を無駄にはしない。もう決して後戻りをしない。心の中の光を絶やさない!

そう決意した時、子供たちの胸に紋章のマークが浮かび上がった。あのマークは、子供たちそれぞれの心そのもの。決して1人ではなく、皆がいたからその紋章は輝いた。皆の紋章は1人のために、1人の紋章は皆のために。今、冒険は進化する!


「私の中の光は、皆のために!」


「皆の希望が、僕の希望!」


「知識!」


「純真!」


「誠実」


「愛情!」


「友情!」


「勇気!」

とまぁ、ここから怒涛の進化ムービー(この時点では完全体、アグモンとガブモンは究極体まで)が流れるわけですが、さすがに成熟期進化⇒完全体進化をいちいち区切ってやるのはテンポが微妙。成熟期の直後に完全体進化シーンをデジヴァイスの件無しで入れてくれても良かったのに。「brave heart」もいちいち止まるのがじれったい。


選ばれし子供たちをなめてもらっては困る。いざ本当の最終決戦に!・・・と思いきや、目の前には7つの扉が。うち1つは封印されており、他の6つの扉をクリアする事で開かれるようです。
扉には左から順にメタルエテモン(ロゼモン)、ピノッキモン(セラフィモン)、ヴェノムヴァンデモン(2回戦目?・オファニモン)、ムゲンドラモン(ヘラクルカブテリモン)、メタルシードラモン(ヴァイクモン)、ピエモン(3回戦目・ホウオウモン)が立ちふさがっています。ここで条件、おそらくキズナランク関係でしょうけども、それを満たしているとカッコ内のデジモンにワープ進化可能になり、そのデジモンが3番目のデジモンと入れ替わります。満たしていない場合は、そのままのメンバーで戦闘突入。

ワープ進化は知っていましたし、「ゴマモンの究極体ならプレシオモンが良い!でもズドモンの究極体ならヴァイクモンかな・・・」と思ったりもしました。出ると知った時から、決して本編中では進化するまいと決めていたのですが、いざワープ進化のシーンを見ると、正直震えました。小学生の頃からずっと考えてきたワープ進化が、今目の前に!いやはや、何とも熱いものを見せてもらいました。でも何でオファニモンなのだろう。セラフィモンと並んだ時には引き締まるけど、やっぱりテイルモンの究極体はホーリードラモンだったので、そのままであって欲しかった気もします。進化に間違いは無いと言うけれど、じゃあ02のアレは色んな意味で何だったのかと。

・・・ただ、実を言うとヴァイクモンのワープ進化だけ見れて無いです(涙。確認した所、ヤマトのキズナが4、太一が3でした。他のメンバーは全員究極体に進化しましたし、キズナランクは皆5以上。4か5以上無いと究極体にはなれないのでしょうか。2週目の課題が出来ました。
扉の色である程度予想していたのですが、悉く外れまして。やり直すのも癪なので、全員一発で突破してやりました。


そして今度こそ最終決戦。アポカリモンは毎ターンHP1000回復に加え、何と3回行動。「触手」に加えて攻防2段階上昇の「本気」、様々な状態異常(瀕死含む)を引き起こす「ダークネスゾーン」、攻撃や防御を低下させる「プラグボム」、高威力の「ムゲンキャノン」と結構やりたい放題やってくれます。
ウォーグレイモン、メタルガルルモン、エンジェウーモンの3体で挑んだのですが、相手の攻防低下ばかりに気を取られ、こちらの攻防上昇技をすっかり忘れていました。エンジェウーモンは2回行動、リゲイン、セイントエアーで補助を。メタルガルルモンが攻撃低下を、SP消費を抑えたウォーグレイモンがひたすら攻撃を繰り返す、長期戦となりました。プラグボムがきつい。
最後のターンには「ダークネスゾーン」を2連発され、しかもウォーグレイモンとガブモンが両方「毒」&「瀕死」という状態に。特上肉持ってて良かった・・・


ようやく倒したものの、アポカリモンはこの世界もろとも道連れにするべく、究極奥義「グランデスビッグバン」を放つ。しかし、これで終わりではない、終わりにはさせない。絶対に。だって、私たちには
!!
するとデジヴァイスから光が放たれ、グランデスビッグバンのエネルギーは封じ込められた。遂に世界は救われた!


「新たな世界」(最終回)
オーガモンたちも駆けつけ、子供たちを祝福する。そして足元を見ると、ファイル島が再生し始めていた。はじまりの町にたどり着き、そこで記念写真を撮影する事に。この写真が後々生きてこようとは。
撮影を終えると、オーガモンはまたどこかへ旅に出かけてしまう。

戦いは終わり、元の世界に戻る事になる・・・そこでヤマトは、残りの夏休みの間こちらに残ると言い出した。その意見に皆も大賛成。デジタルワールドの1日が、あちらの世界の1分だと換算すると、冒険の日々は後110年も残っている。新たな冒険が始まろうとしていたその時、ゲンナイが悪い知らせを届けに来た。
アポカリモンの出現により、2つの世界の時間のズレは無くなった。更に今度ゲートが閉じれば、子供たちはこの世界から「異物」として認識され、消されてしまう可能性が・・・

残された時間をパートナーデジモンと共に過ごす子供たち。「そんなことない、そんなことなかったよピヨモン・・・」のシーンは、今見ても泣ける。他人行儀ではなく、いつか自然に言えるようになれたらとテントモンを抱きしめる光子郎。握手を交わしながらも、ゴマモンの目には涙。また会えると信じ、約束を交わすタケルとパタモン。ヤマトのハーモニカが聞きたいと願うガブモン。湖での思い出を楽しげに語りながらも、堪えきれずに涙を流す太一とアグモン。アニメだと泣いていませんでしたが、ここの楽しげな声からの移り変わりがやばい。
そしてホイッスルをテイルモンに渡し、「またね」と告げるヒカリ。

だが別れの時間が来ても、パルモンは耳の前に姿を見せない。そしてとうとう電車は動き出し・・・
ここからEDムービーに入ります。音楽は普通の「Butter-fly」。このバージョンか・・・と思っていると、パルモンの足音が聞こえ始め、曲も小さく。まさか、これは!?と思っていると、パルモンが転んだシーンで「無限大な~」と流れてくれました!!最高だよデジモン!ちょっとだけど、ミミの帽子が舞っているシーンも描いてくれた!
そしてスタッフロール、エピローグと続きます。デジヴァイスの音が無かったのが残念ですね。放送当時、思わず自分のデジヴァイスを確認したのを思い出します。



「後日談」(仮)
戦いからしばらく後の物語。空はテニスを初め、スカートを履いてイメチェンしようと考えていましたが、太一はどっちも似合うとどっちつかずな感想。光子郎はヴァンデモンやアポカリモンの事件の影響について、冒険の事を隠しつつ世界中の人々とメールでやり取りするのが楽しい毎日。丈は受験勉強しながらも、自分が成長して血を見ても倒れなくなった事に気づいていました。ミミは犠牲になったデジモンたちのためにも落ち込んでばかりもいられないと、明るく過ごしていました。タケルは強くなり、ヒカリもまた、体を鍛えようとしているようで。
余談ですが、「何故光が丘での事件をヒカリは覚えていて、自分は忘れていたのか」という太一の疑問に対し「ついにそこに気づいてしまったのね。実はヒカリには超能力があるのだ!」というヒカリが可愛すぎて(略。


そして戦いの舞台はネットの世界に!


以上、テレビ本編最終回まででした。いやはや、さすがラスボスだけあってアイテムを使用したり、何度も気絶させられたりで苦戦させられましたが、ウォーグレイモンとメタルガルルモンの2体、そして完全体のエンジェウーモンで倒せたのは嬉しかったです。究極体もいいけれど、やはり1週目ぐらいはアニメ通りに完全体のままで。アポカリモン戦は、ガルダモンがシャドーウイングでプラグボムを蹴散らすシーンが好きです。

触手戦なんかもあったら良かったかなと。ズドモン&リリモン、ホーリーエンジェモン&エンジェウーモン、アトラーカブテリモン&ガルダモンの後で、最後に本体VSウォーグレイモン&メタルガルルモンとか、そんな感じの流れ・・・頭をよぎるタコツボゲッソー(汗。
それにしてもヴァイクモンに進化させられなかったのは悔しい。何としても2週目では全員究極体に進化させたいですね。

EDで感動し、ビデオで本編見直してまた感動。けれども冒険はまだまだ続きます。もうしばらく、このデジモン感想に付き合っていただければと。


余談
「知識の紋章」は弟しか持っていないカードの1つです。
コメント (8)