ネオ・ウルトラQ 第3話「宇宙(そら)から来たビジネスマン」
「宇宙」と書いて「そら」と読むと、とある少女が駆けたのを思い出します。
さて第3話は宇宙のビジネスマン、ヴァルカヌス星人の羽屋が登場。かつて醜さから自殺直前までに追い詰められていた美樹の前に現れ、「誰もが羨む美人になる」という願いをかなえる代わりに、美樹をヴァルカヌス星に連れて帰る契約をしたと。
ヴァルカヌス星の美的感覚は、地球とは異なり、負のエネルギーがあればあるほど美しいと感じるようで。美樹はこれまでビジネスを続けてきた羽屋が絶賛するほどの美人。つまりは相当な負のエネルギーを溜め込んでいました。
しかしその負のエネルギーも無くなってしまうと、抽出された男性のように自分を追い込み、死に至ってしまう危険性も見受けられました。あの男性にしてみれば、相手を騙してやろう、金を毟り取ろうと言った気持ちで行動していたために、なまじそれが無くなってしまうと良心に押しつぶされてしまうのでしょうね。汚い心が無ければ生きていけないとは、何だかなぁ・・・
美樹を取り戻すために奔走した絵美子。ヴァルカヌス星人に「気持ちを弄ぶなんて~」と語るシーンでは、「一筆奏上!」と言って変身するかと思ってしまいましたw
そんな絵美子でしたが、男性に対しては「あんな男死んだって誰も傷つかない」「あんな男いない方が幸せ」と厳しい一言。見た目ではなく、心の醜さは絵美子も受け入れられないようですね。しかし、そう感じる絵美子をあの機械で測ったら、少しは針が振れたんじゃないかな。
見た目はどれだけ美しくても、心の中には醜いものがある。いきなり「土地からエネルギーを吸収する!」といった時には、さすがに「はい?」と思いましたが、それはさておいて(汗。環境汚染が叫ばれる中で、土地からも負のエネルギーは採取できました。一見綺麗に見えても、その土地で昔何が起こり、どういった思いが刻まれていたのか。前回のブレザレンの話を見ていると、地球のどこからでも負のエネルギーが採取できそうで嫌ですね。
ヴァルカヌス星人にとって「地球は美の宝庫」。ならば人間にとっては・・・
今回の一件は、羽屋にとってはれっきとしたビジネス。相手との契約に基づいて連行していく宇宙人もまた珍しい。大体消去エネルギー源とかで勝手に連れ去る輩ばっかりですからね・・・なぁケムール人w
人間の売買について認めようとしない絵美子たちでしたが、それはあくまでも地球の話。ヴァルカヌス星では犬や猫と同じく、人間の売買も認められている。何故犬や猫を飼うのに人間は飼わないのか、何故牛や豚を食べるのに人間を食べないのか。法律があるから、可哀想だからといった簡単な話ではなさそうです。
ペットショップに行って、人間が檻の中に入っていたらおかしいと感じても、犬や猫が入っていても何の違和感も無い。人間と犬。何が違うのでしょうね。ペットショップに行った時、かごに入っている仲間を見て、動物たちはどう思っているのでしょうか。
無事契約が成立した後の交流会ではしゃぐヴァルカヌス星人が好印象でした。考え方は違いますが、ああやって地球人と宇宙人が交流しているのを見れるのは良いですね。
しかし美樹は旅立ってしまいました。地球にいても、また元の顔に戻ってしまうだけ。絵美子や正平、仁がいるといっても、必ずしも元の顔の美樹に好意的な人物ばかりでは無いでしょう。それは美樹がこれまで大変な思いをしてきたという事からも明らかです。ヴァルカヌス星で暮らすことが、美樹にとっての幸せならば何も言えません。
地球でもヴァルカヌス星でも、自分の美的感覚にそぐわないものは遠ざけられる。もしかすると地球の中には、美樹と反対にヴァルカヌス星からやってきた人もいるのでは・・・という想像も出来た第3話でした。
「宇宙」と書いて「そら」と読むと、とある少女が駆けたのを思い出します。
さて第3話は宇宙のビジネスマン、ヴァルカヌス星人の羽屋が登場。かつて醜さから自殺直前までに追い詰められていた美樹の前に現れ、「誰もが羨む美人になる」という願いをかなえる代わりに、美樹をヴァルカヌス星に連れて帰る契約をしたと。
ヴァルカヌス星の美的感覚は、地球とは異なり、負のエネルギーがあればあるほど美しいと感じるようで。美樹はこれまでビジネスを続けてきた羽屋が絶賛するほどの美人。つまりは相当な負のエネルギーを溜め込んでいました。
しかしその負のエネルギーも無くなってしまうと、抽出された男性のように自分を追い込み、死に至ってしまう危険性も見受けられました。あの男性にしてみれば、相手を騙してやろう、金を毟り取ろうと言った気持ちで行動していたために、なまじそれが無くなってしまうと良心に押しつぶされてしまうのでしょうね。汚い心が無ければ生きていけないとは、何だかなぁ・・・
美樹を取り戻すために奔走した絵美子。ヴァルカヌス星人に「気持ちを弄ぶなんて~」と語るシーンでは、「一筆奏上!」と言って変身するかと思ってしまいましたw
そんな絵美子でしたが、男性に対しては「あんな男死んだって誰も傷つかない」「あんな男いない方が幸せ」と厳しい一言。見た目ではなく、心の醜さは絵美子も受け入れられないようですね。しかし、そう感じる絵美子をあの機械で測ったら、少しは針が振れたんじゃないかな。
見た目はどれだけ美しくても、心の中には醜いものがある。いきなり「土地からエネルギーを吸収する!」といった時には、さすがに「はい?」と思いましたが、それはさておいて(汗。環境汚染が叫ばれる中で、土地からも負のエネルギーは採取できました。一見綺麗に見えても、その土地で昔何が起こり、どういった思いが刻まれていたのか。前回のブレザレンの話を見ていると、地球のどこからでも負のエネルギーが採取できそうで嫌ですね。
ヴァルカヌス星人にとって「地球は美の宝庫」。ならば人間にとっては・・・
今回の一件は、羽屋にとってはれっきとしたビジネス。相手との契約に基づいて連行していく宇宙人もまた珍しい。大体消去エネルギー源とかで勝手に連れ去る輩ばっかりですからね・・・なぁケムール人w
人間の売買について認めようとしない絵美子たちでしたが、それはあくまでも地球の話。ヴァルカヌス星では犬や猫と同じく、人間の売買も認められている。何故犬や猫を飼うのに人間は飼わないのか、何故牛や豚を食べるのに人間を食べないのか。法律があるから、可哀想だからといった簡単な話ではなさそうです。
ペットショップに行って、人間が檻の中に入っていたらおかしいと感じても、犬や猫が入っていても何の違和感も無い。人間と犬。何が違うのでしょうね。ペットショップに行った時、かごに入っている仲間を見て、動物たちはどう思っているのでしょうか。
無事契約が成立した後の交流会ではしゃぐヴァルカヌス星人が好印象でした。考え方は違いますが、ああやって地球人と宇宙人が交流しているのを見れるのは良いですね。
しかし美樹は旅立ってしまいました。地球にいても、また元の顔に戻ってしまうだけ。絵美子や正平、仁がいるといっても、必ずしも元の顔の美樹に好意的な人物ばかりでは無いでしょう。それは美樹がこれまで大変な思いをしてきたという事からも明らかです。ヴァルカヌス星で暮らすことが、美樹にとっての幸せならば何も言えません。
地球でもヴァルカヌス星でも、自分の美的感覚にそぐわないものは遠ざけられる。もしかすると地球の中には、美樹と反対にヴァルカヌス星からやってきた人もいるのでは・・・という想像も出来た第3話でした。