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ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
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怪奇大作戦セレクション第3夜

2007-05-03 05:21:43 | 特撮
怪奇大作戦セレクション第3夜「美女と花粉」「霧の童話」「人喰い蛾」


「美女と花粉」
怪奇大作戦セカンドファイル「人喰い樹」も花粉がキーワードだったために選ばれたであろう作品。
美の観念の裏には必ず残酷な何かがある。本人が自分の美を意識しようとしまいと恨み、妬まれてしまう。「美しさは罪」というのはあながち冗談でもなさそうだ。
相手が美女ということもあり?今回はさおり活躍編。女の勘で犯人を的中させる。
本編終了後流れた映像によると、どうやら殺害された人々は元々その醜い姿のままで生き続けることになっていたそうだ。

「霧の童話」
SRIの面々があまり姿を見せない一編。土地開発によって姿を消そうとしている鬼野村を守るため、老人たちが団結し、村の伝説を利用して賛成派たちを襲う。伝説やわらべ歌などを利用した殺人のことを「見立て殺人」というのだったか。今回は少し違う気もするが。
ラスト、少年が三沢に手を振る場面で終わるかと思いきや、村が鉄砲水にあったという衝撃的な展開に入る。

「人喰い蛾」
元々は怪奇大作戦の第1話として放送される予定だった作品。チフス菌という人を泡状にして溶かしてしまうという脅威の細菌を蛾に植え付け、殺人を行う。泡になるシーンが何度かあるが、いずれも衝撃的だ。白骨まで描写しているものもある。
牧、三沢、野村と言った主に調査に赴く3人の姿が描かれている。第1話としても良いと思うのだが、ちょっと衝撃が大きいかも?
これも「人喰い樹」から連想されて選ばれたであろう作品。

以上3作品。今夜は最終夜。4作放送。時間も5分延長。おかげでビデオの3倍録画の必要性が出てきた。
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人喰い樹

2007-05-03 05:21:36 | 特撮
怪奇大作戦セカンドファイル第3話にして最終話「人喰い樹」。

単なる特撮ドラマでなく、社会派ドラマであることを印象付けた第3話。最も恐ろしく、最も面白かったのがこの作品。

冒頭でさおりの友人の血管が植物の根と化していくシーンは本当に怖かった。その直後の赤い文字での「人喰い樹」という文字。恐怖を煽る効果は抜群だった。

自然を愛するあまり、植物との一体化を望んだ青年・榛名。その願いを叶えたのは恋人の楓。人間と植物の一体化。極論だが、そうしなければ植物の気持ちは分からないかもしれない。環境破壊が叫ばれている今、数々の異変は自然の人間への復讐なのだろうか。

科学により発展してきた人類。その反面滅び行く自然。それを科学で復活させようという人類。何とも皮肉な話だ。人類は科学により進歩し、科学により滅んでいくのかもしれない。

問題を解決したのは榛名が愛していた音楽「G線上のアリア」だった。杉に埋め込まれた榛名と楓の遺伝子。それらが共通して愛していた曲。これの伏線が序盤での牧と楓の会話にあったのだろう。
しかし何かと謎が残る解決法だった。まずこの病気にかかるのはスギ花粉症の人のみ。私も花粉症だが別の種類なので効果は無いだう。あとは・・・上手くいえないがどこか腑に落ちない点があった。

「人間は花粉よりも凶暴でしぶとく、悪意に満ちた存在」牧が言ったのは人間の本質だろう。

これにて怪奇大作戦セカンドファイルは終了。今回は牧中心だったため、他の人物の陰が若干薄くなってしまった。

これの直後に放送されたのが「美女と花粉」。しかもその後には「人喰い蛾」。そういえば「ゼウスの銃爪」と「恐怖の電話」、「昭和幻燈小路」と「京都買います」と連想付けることが出来る作品が選ばれている。NHKのセンスはいいなぁ。
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バンビから伴へ

2007-05-03 05:21:23 | テレビ・映画・ドラマ
バンビーノ!第3話感想。忙しさはひしひしと伝わってきた。

冒頭で博多ラーメンを食す伴。てっきり「こんなの博多ラーメンじゃなか」とか批評するかと思ったのだが。あのシーンは必要だったのか?

今回も成長する伴。第1話で香取から煙草のことを注意されたために煙草をやめ、手際が悪いのを何とかするためイメージトレーニングに勤しみ、見事その成果を発揮する。一見簡単そうなことだが、焦っているときは普段できることもできないことが多い。良い例が「クイズ番組はテレビの前だと答えられるが、実際に出ると答えられない」というもの。よくある話で。

自己満足のために残ろうとした伴を「皆プロなんだ、人生賭けてるんだ」と説き博多に帰らせるシェフ。この時シェフの口調が「おいで」「食べなさい」と子ども扱いしていたのはバンビと意識してのことだろうか。

去り際にまかない料理を作る伴。「元気でな伴」と香取が一言。何だかんだ言っても根はいい人なんだろうきっと。この「バンビ」ではなく「伴」という呼び方がいい。もはや店の人間ではないということを意識させるには丁度いい台詞だろう。

店に一礼し、去っていく伴。でも当然これで終わるはずが無く。第3話ですから(笑)。次回舞い戻るのか?にしても「おいバンビ!」「もういません」て何かベタだなぁ・・・


それにしても相変わらず台詞が0に等しいほっしゃん。いいのかそれで。そして連想できるようなサブタイトルはやめた方が。
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