高崎のデーデー

正確には先月になりますが、高崎で車両展示があるというので猛暑日の炎天下に出掛けてきました。

ほんまに暑かった、射すような日差しとはこういうのでしょう。

大方の方のお目当てはこちらでした。ヘッドマークといい大盤振る舞い。５３５号機の方は保存の署名活動が盛んに行われていますね。

小生の目当てはこちらです。この前、新前橋の公開日に行き損ねたデーデー。遠目に走っているところや駅に留置されているのは見たことがありますが至近でちゃんと撮れるのは初めて。

ところが他の各機と横一線の展示でほぼ正面しか撮れない。

どっちから撮っても同じ。だいいち、こうやって最前列に出るのも一苦労、順番待ちです。

デーデーはもう少し横から撮った方がその大きさが出て良いと思うんですが。これじゃＤＥ１０と変わらない・・・

そのかわり休憩所になっていた高崎の旧客を堪能しました。

実はテールライトフェチです。それも少し後の外ハメ式ではなく、こういう埋め込み式が大好きです。

国鉄書体も良いですね。現役車両で「荷物」表記があるのは他にマニ５０くらいか。換算表記見てるとインレタか、と思ってしまいました。

オハニ３６の室内。旧客荷物室の内部が見られるのもこの車両ぐらいではないでしょうか。製造当初のオハニ６３が示すように鋼体化シリーズの一員ですが最初から急客仕様で造られ座席はスハ４３と同等、台車は当初こそ他の鋼体化客車と同様に種車のTR１１でしたが後に軽量客車と同じTR５０に履き替えました。

同じくオハニ３６の車掌室。荷扱車掌（ニレチ）も乗務するからでしょうか、広くとってあります。鉄ピク・アーカイブスセレクションによるとオハニ６３の時代から土讃線準急「南風」に使用されていたそうです。当初はC58（土讃線運用なのでもちろん重油併燃と集煙装置付き）でDF５０登場後は早速これに交替。 この後方監視窓から流れゆく大歩危・小歩危の絶景を見てみたかった。そういえば新緑と紅葉の時期に運転されるトロッコ列車乗ってみたいですねぇ。

目を転じると上信電鉄の保存（放置）車両が見えます。これは元・西武でしょうか、電車にガラベンが不似合い。他にも元・国鉄テムと思しき貨車なんかもありましたがもっと酷い状態だったので割愛します。