徳島鉄道風景(新)

昔の徳島の蒸機が尽きて関東中心にしてましたが
戻って来たんで、これからは徳島起点でやってきます。

フェリーで阪和の支線探訪、1

2024-10-27 21:42:21 | 乗り鉄と帰省の道中


衆院選結果が荒れてますね。今年は天気も異常だったんで彼岸花の開花が遅かった様ですが、金木犀もやっと咲きました。


例年、一個か二個年を越してもしがみついてる抜け殻があります。ちょっと見倣いたいわ。


久々にDJ誌購入。特集がこれで、連載の貨物時刻が吹田-姫路とくれば買わんならん。RJ誌は先月中頃に申し込んでやっと順番が回って来ました。徳島市にも熱心な読者が3人くらいは居るということです。特集記事も面白かったですが、今回は京成の記事が良かった。舞浜の遊園地のことは知ってましたが、関鉄や小湊が系列とは知りませんでした。新京成も取り込んで躍進中みたいです。



和歌山行きフェリーで行きは3便、帰りは7便とすれば行きは日の出、帰りは日の入りを船上から見ることが出来る季節で、終日晴れの日を選んで行ってきました。アホみたいにいっぱい撮ったんで2~3回に分けて載せます。


和歌山方で8時間あるんで、この間は春に続いて阪和方面の乗り鉄。ホントは御坊まで足を伸ばして紀州鉄道も乗りたかったんですが、晴れの日を待ってると三連休に当たり、土休ダイヤでは接続が悪くて行けませんでした。あっちは好きっぷの範囲外なんで、いつか18切符で行くかな。そう言えば、次の18切符から自動改札が通れる代わりに連続して使わないといかん様になりましたね。


さて、4時に起きて5時半発の3便に乗り、沼島を右端に見て6時ちょい前に淡路島南方を航行中↑。


この写真で6:09。洋上からではなく紀伊半島の山の上からでした。


最初はデッキにほとんど人は居なかったんですが、日の出の頃には10人くらいになりました。この時間はまだ一つ上の展望デッキに出られず撮りづらい。


反対方向では眉山と徳島市街が朝日に染まってます。


神々しいと言うか、思わず拝みたくなりますわ。


霞んでますが大鳴門橋。


反航する下り便。あっちは新型の「あい」ですね。


南の方、蒲生田岬とその先にある徳島県の最東端、伊島。


マースクのコンテナ船が大阪湾方向に航行中。左側のクレーンが立ってるところは地図で見ると淡路島由良の淡路共同造船の様です。


7:16、和歌山の市街地が見えてきました。


少し前まで製鉄所だったところ。


和歌山港到着後、動く歩道もある連絡通路を通って和歌山港駅へ。


平日だと到着後10分で和歌山市行き各停が接続するんですが、土休は33分接続のサザンまで待たんといかんのです。そこそこ徒歩利用の方もいますね。徳島港に車を置いて徒歩で乗船する方もいました。


何度か使ってますが、今回は時間があるんで先端で列車撮影。


下り方先頭の料金が必要な車両に比べ、なんば方の一般車は南海伝統スタイルのちょっと古め。


最初の目的地は汐見橋。岸里玉出で乗換です。左側が汐見橋に行く線のホーム。


全く予備知識がなかったんですが、この駅は高野線の乗換駅でもあるんですね。


へえ~知らんかったなぁと思いながら汐見橋方面のホームへ。


前方を斜めに分岐していくのが高野線みたいです。その先の高層ビルはひょっとしてアベノハルカス?


折返汐見橋行きとなる電車が到着。本線の電車と同じ新しい電車で意外でした。


てっきり本線運用から引退した旧型車かと思ってました。春に乗った時も思ったんですが、南海の車両は東急車輌製です。何でだろと検索すると、東急車輌←帝国車両←梅鉢車両と言う流れで古い付き合いを守ってる様です。今はJR東系の総合車両になりましたな。


この途中の各駅が皆シブいんですわ。乗車率はチラホラでしたが、三連休のせいか一目で乗り鉄と分かる方が大半でした。


岸里玉出のホームだけが単線で、以後は複線です。沿線を歩き鉄してる方も見かけました。


汐見橋駅に到着。ホームの先に両渡りがある終端駅によく見かけるタイプです。


直ぐ横に高速道路が覆い被さるようにあるとこなんかは南武線支線の浜川崎そっくり。


わざと残してあるんかと言う様な建物。


以前、元CEOの写真やRJの記事を見ていっぺん行かなアカンなとは思っていました。


好きっぷは南海全線行けることになってるものの、ここの自動改札も通れるんか不安でしたが無事通過。


これはまた凄い。昔は始発駅として風格があったんでしょうね。


外に出てまたまた知らなかったことが。駅名は違いますが乗換駅ですね。駅名が同じでもむちゃくちゃ歩かされる詐欺みたいな乗換駅もあるし、基準を統一するか時刻表の路線図に注釈入れるかして欲しいわ。


駅前の通りの向こう側。右手のタワマンの手前に道頓堀川に架かる汐見橋があるようです。で、駅前の通りを左に行くと木津川に架かる大正橋があって、その先がJR大正駅。そっちから来る人が多い。


次は高師浜に行くんで駅に戻ります。便所に額が飾ってあって、中にはダイヤ(正確にはダイヤグラム)が収められていました。


折返、岸里玉出行きの電車が到着。今回はここまでにしときます。


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中秋の名月を狙う

2024-10-20 21:29:24 | 徳島で

今までフォントは明朝を使ってきましたが、指定出来んようになったそうです。


急に寒くなりました。今朝は16度ちょっとしかなかったわ。やっと半袖を仕舞う決心がつきました。↑こんな本を借りてきて読みました。歳とって頑固になってるんで効果あるかなぁ。


旧新町橋交番の裏にあったビルはすっかり解体されました。


ふと見れば、眉山寄りにあったビルもほとんど無くってました。


構造の違いなのか、あっという間の解体でした。


西新町のアーケード南側も解体進行中。奥の方でまだ2店舗ほど営業中です。



もう一ヶ月前になってしまいましたが、今年の中秋の名月の日は月の出時刻と日の入り時刻が接近していたんで、これを背景に列車を撮ろうと空が広い池谷へ。


この日の日没は18:04だそうなんで、早めに着いて975Dの到着から開始。


夕方の鳴門線は40・47が二編成で交互運行。全線一閉塞ですから池谷で上下列車が交換です。


975Dは972Dと交換です。


これは972Dの発車。


後追い。池谷の鳴門方は柵も無く撮り易い。


さて、日の入りに備えて徳島方の蓮根畑に移動。ニーロクの3024Dです。


夕陽と列車を両方写すのはむずかしいわ。


逆光では私の腕だと列車が上手く写せないんで反対側に移って桑野発の962D。


駅横にちょっとだけ田圃があって、ここはこの頃まだ刈られてませんでした。


朝日も光りますが、夕陽はやっぱり雰囲気が違うなぁ。


この写真で17:49。15分くらい早いですが山の端に沈んで行きました。


列車を出そうと逆光補正すると夕焼けの色が冴えんようになる。


この日はこの雲が良い仕事してました。これがなかったら間の抜けた空になってと思います。


上の写真から14分後、夕焼けが消えかかったところで3023D。


この日も暑くて、蚊に食われるやろなぁと覚悟してたら全然でした。トンボがいっぱい飛んでたからやないかと想像してます。


ネットで調べたら、この日の徳島の月の出は18:15でしたが、20分になってやっと建物の上に出て来ました。


少し雲が掛かって電線もありますが、さすがは中秋の名月だけあってキレイです。


西の空にはまだ明るさが残ってます。


やって来たのはこの日最初に撮った編成の折返、974Dです。


列車はほとんど見えませんが空がキレイやったんで。


オレンジ色と青はいわゆる補色の関係で正反対に居るわけですが、自然は見事に移り変えて行きます。


こちらは974Dと池谷で交換した977D。


西の空はかすかに明るさが残ってますが、こちらは宵が始まってます。ISOを1600まで上げたら60分の1が切れました。


この日の狙いの一つ、満月背景なんですが、月が小さすぎるし位置も悪い・・・発車して間もないんで列車がそこそこ止まってるのが救いです。


列車の背後にドーンと大きな月を入れた写真をよく見かけますが、ああ言うのはもっと離れたところから望遠で撮らんといかんのかなぁ。


せっかくの中秋の名月を活かせませんでしたわ。


帰り際、駅の跨線橋の柵にカメラを固定してオートで撮影。ISO6400で4分の1秒でした。


これもオートで。6400だと20分の1で切れてます。結構写るもんやなぁと感心しました。この353Dに乗って引き上げました。









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18切符でシノヤスへ

2024-10-13 21:46:52 | 関西での撮り鉄


たまには食べもんの話。先月末の散髪の帰りに銀座(←徳島の)の「あら木」を思い切って覗いたんですが、やはり貧乏人は入りづらい雰囲気。幸か不幸か昼時で満席だったんで退散。ちょっと先のこちらに寄りました。


階段を上って二階というのは入りづらいカンジです。ここも満席かと思ったら一つ空いてました。


一汁三菜定食と言うのがあったんで迷わずそれに。美味しかったし、店の雰囲気も良かったんですがやっぱり1300円は高いなぁと思います。



今年夏の18切符ではシノヤスには行こうと決めてました。普通の切符では途中下車出来ないんで、この時とばかりに瀬田川鉄橋にも寄ります。東海道本線を二両編成の特急が走る時代になりましたわ。


ここで最初の貨物は1059レ。後がキレイなのに機関車次位の2両だけ空って言うんがイヤラシい。


撮ってる場所の直ぐ横に遊覧船?が繋がれてました。船名で検索してみると、日にちを決めて瀬田川一帯も周遊するみたいで、機会があれば乗ってみたい。


続いては1081レ。まるっきり曇りの天気ですが、この日までずっと晴れの日を待ってましたが18切符の期限で「時々晴れ」に期待して決行でした。


その後は草津駅コンビニで食料調達してから篠原へ。到着後数分でやって来る富山発3094レはホームで撮ります。数少ない米原廻りの列車です。北陸から大阪方面へは「上り」になります。


最初はいつも通り光善寺川鉄橋で1071レ。何度も来てるのにまた道に迷ってしまいました。歳やなぁ。。。


東洋ガラスのコンテナが全部で4台載ってました。


更には山陽特殊製鋼の返空4段積み。久しぶりに見ました。


最後尾にはコキ200が3両で、見たことないコンテナが載ってました。一つ前のコキ107には一個積みなんで重たいヤツか?


56レ。この辺はキレイに草が刈られてありがたいんですが、鉄橋脇の柵に絡みついたアレチウリはそのまま。


1070レ。これも機関車に被ってしまいました。168号機はこの日唯一の従来塗装機だったのになぁ。桃太郎はやっぱりこの塗装のが好きです。


琵琶湖方向を望んだところ。あちこちで白い煙みたいなのが立ち上ってますが、コンバインが刈り取り真っ最中なんやないかと思います。


琵琶湖側からも撮ってみました。正面は長嶋神社の鎮守の森。


5060レは最近キレイなAKCのコンテナが載るようになってますね。この日は見事に揃ったのに架線柱を引っ掛けてしまいました。


シノヤスらしい場所に移動して1073レ。


帰り際にホームに居た方に尋ねると、中央左の高い山が比叡山らしい。


これは62レだと思います。背後の比良山系にはずっと雲が掛かってました。


満載だったんで引いて撮りましたが、ちょっと小さすぎたか。


続行して来たんで1072レと言うことになりますが、コンテナの内容を見ると1050レかと思ってしまいます。


でも後ろの方はタンクコンテナ。やっぱり1072レか?


光そうなんでずっと追ってました。


そろそろ1050レが来るなと待ってると、やって来たのはどう見ても違う感じ。


ほどなく59レの通過。珍しく空コキがありました。


5087レを撮ったらここは引き上げようと思っていました。やって来たのは驚くような編成。


後ろの方にチョコッと載ってました。まさか北海道からずっとこの状態で来たんやないでしょうね。


移動してる途中で不明の上りが通過。


駅に戻る途中、光善寺川鉄橋で1062レを撮って行こうと待ってると背後から下りが通過。


この後1054レが来るので待ってるとほぼ定刻で来ました。


ただ、どう見てもこれは1050レ。遅れてるのでスジを譲ったんでしょうか。


野洲で新快速へ乗り換える際、通過表示が出たので向かいホームに移動して待ってると1059レと思われる列車が定時で通過。この列車にも空いてる所がありました。
今回も遅れで成果イマイチな日でしたわ。


















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有年の上郡方で

2024-10-06 21:44:55 | 関西での撮り鉄


猛暑・酷暑な今夏でしたが、さすがに最近は熱帯夜でなくなってホッとしてます。いやはや今夏の電気代はホンマに異常でした。
10月の昔の写真も少なくて、似たようなんを前にも載せてます。小松島の庫の前で、車輪の踏面が錆びてて、その割に車体は磨かれた感じがしますから検査が終わってまだ走ってない状態でしょうか。C11で形式入りナンバーのは他にも居ましたが、前照灯が250Wの大型だったんは31号機だけでした。だいたい大型前照灯は小松島配置機では他にC58の333号機しか見たことがありません。ちょっとC11には大きすぎる感じでした。空が黄ばんでますが、洗浄が不十分なんだと思います。ネガは今でも酢酸の匂いがしますわ。ちゃんと街の写真屋さんにDPE頼んでますが、当時はこんなもんやたんです。


戦争絡みの文庫を建て続けに読みました(半藤一利さんのは読み始めたところ)。阿川さんのが一番気楽に読めました。勤めていた頃のCEOから頂いたもので、阿川さんの本を頂いたのは二冊目です。私の父も海軍(と言っても終戦直前の超速成士官)やし、何と言ってもやはり格好エエ。この手の戦記ではないのもNF文庫で何冊か読みましたが、やはり本職の作家が書いたもんは違いますね。猪瀬さんのは阿川さんの本の巻末に出ていた案内で目にとまりました。以前「昭和16年夏の敗戦」を読んで面白かったので図書館で借りてきました。終戦の時は色んなドラマがあったようですが、これは切り口が他とはちょっと違う感じで大変面白かった。半藤さんのはまだ少ししか読んでませんが分かりやすい語り口で、もっと早く読んどくべきやったと反省です。



この日も18切符利用者で激混みの各停で8時半頃有年着。乗って来た電車の後を55レと1051レが追ってくるはずなんでホームで待ちましたが来ず。諦めて自転車を借り、千種川東岸の田圃へ。この頃、徳島ではとっくに稲刈りが終わってますが、ここらはこれからですね。


編成から55レと思われる列車。約1時間遅れ。手前の田圃、稲と稗?を混植しとんかって言うくらい稲でないのが茂ってます。編成最後部付近が前回来た釜島川鉄橋。


上郡方の鯨の形をした小山はなんとなく古墳の様なカンジです。地図で見ても有年一帯には何カ所か古墳があります。


さっきの55レと思しき列車から約半時間後、今度は1051レらしい列車。


いやな展開です。この日も陽射しが強くて暑いんで、列車が来るまで日陰で待ってようと思っていましたが、いつ来るかわからんのは辛い。


我慢できずに釜島川沿いの木陰に待避していたら下り列車が通過。近いスジは8069レですがそうは思えない。


化成品タンクコンテナが多いのが特徴。


ここで日陰がある釜島川鉄橋に移動です。


この列車、スジは5074レが近いんですが編成を見ればそうでないことは明らか。但し、この日は土曜日だったんでダイヤが違うのかもしれませんが。


鉄橋から有年駅方向の緩い勾配は良いようでなかなか上手く活かせません。


これはたぶん5050レ。


右側が小さな山で日陰になってるのがありがたい。


湘南色が来ました。個人的には山陽本線の地域色と言うか芥子色みたいなのが気に入ってるんで違和感もあります。


たぶん5070レ。この場所は構図が限られるし、少し曇ってきたので当初予定通り田圃の方へ移動することに。


さっきの湘南色が25分くらいで戻って来ました。


宇タ発の1059レだと思います。4両目辺りに空きがあるのが残念。


この前に上郡で撮った時は満載やたんですがね。


夏雲を活かすと列車がわからん様になる。


編成からすると5050レかと思うんですが、この時既に正午を過ぎていてかなり遅れてる様です。


壮観ですね。キティちゃんを探せって拡大して調べたら後の方に一匹居たように見えました。


特急が接近中でしたわ。


だいぶスカスカですが、載ってるコンテナ見ると1050レの様に思います。だとすれば約3時間遅れ。


小豆色コンテナで統一された隙の無い美麗編成。時刻的には2086レに相当しますがどうでしょう?


これがこの日のベストショットですわ。


撮ってる場所の背後に倉庫があって、その陰でいつ来るか分からん列車を待っていました。


湘南色より映えると思います。


また満載の列車が来ました。


時刻からでは該当するスジが見当たりません。さっきのベストショットやと言った写真と甲乙つけがたいですが、こっちは手前に電柱の陰が入ってしまいました。


自転車は二時に返すと伝えていたんで戻って返却。「通過」の表示が出たんで駅の階段から撮りました。これもスジが見当たらん。


多数のモニターがお辞儀してる様に見えます。この電車で岡山へ行き、その後は高松から3時間も掛かる各停で徳島に戻ったのです。有年からの所要時間は5時間6分でした。


















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