8月第一週で恒例の口絵です。去年も一昨年も8月はこの付近でした。背景の山は眉山で、徳島駅前から見るのと比べると裏側にあたります。この年の8月23日?小松島に教習用デーテンが回送されて(K君が撮った写真があります。彼の承諾を得た上でいずれアップしたといと考えています)その後こういう形での練習運転が始まりました。対象は高徳・徳島の両本線で、9月に入るといつの間にかデーテン単独運転となり、四国で最後まで残って居た小松島からもC58が消えていきました。
午前5時、今日も暑くなりそうな太陽。
夏は海やなぁ、と旧軍港で開催された艦艇公開に撮り鉄途中で寄ってきました。
イージス艦の脇にベビーカー置き場と言うシュールな光景。さすが都市近郊の部隊は装備充実。
肝心の公開は待ってると焼け死にそうなんで止めておきました。
本文は未だ梅雨の四国周遊です。
多度津から電車特急いしづちで松山へ。松山から接続する宇和海は2000系試作編成TSEが当たりました。のっぺりとした顔がいかにも試作というカンジ。貫通扉がボコボコにへこんでいてもう長ごうはないなぁと言う気がしました。(が、最新情報では入場してキレイに修復されたそうです)
となりのホームに居る伊予灘物語が大人気でちょっと寂しそうです。
下灘に寄るため伊予大洲で下車。この2000系試作編成はこの日もう一度乗ることになります。
伊予長浜駅の手前で肱川の眺めです。細長い入り江の様な風光明媚な所です。
その伊予長浜駅では、さっき松山駅にいた伊予灘物語号と交換。
向かいの線に来るのかと思ったら避けられて向こう側に入線。
貴重な乗車券を手に入れた勝ち組の笑顔。関東では入手出来ないので四国に着いてから3度問い合わせましたがキャンセルは出ませんでした。
去年も通ったコースです。昔の本線、58系のうわじま号やいよ号が頻繁に通った所です。
瀬戸内海との狭い間に並ぶ家々も素敵です。
で、下灘駅。他にも撮ってる方が居たので脇に避けたんですが手摺りは避けてくれませんでした。
でも去年より人は少なかったです。天気は相変わらずスカッとしてませんが雨よりは良いか。
ここで大失敗。20分後に来た下り54に乗ってしまいました。
これでは去年と同じ行程で、内灘-伊予市間が未乗のまま残ってしまいました。
結局再び大洲へ戻ってきました。跨線橋から大洲城。この先の肘川の鉄橋を行く列車の背景にお城を入れた構図が有名ですね。
さっき交換したのが折返し。改造は内装重点?両開き扉やユニット窓はそのまま利用と合理的です。この車輌はエアサス履いてますから元寒地仕様。更に車端屋根上に水タンクを装備しているので500番台車からの改造ですね。
一方、小生はここから再度2000系試作編成に。下灘駅へ行っている間に宇和島一往復してきた様です。
ところで、直ぐ前の座席とその奥の座席は明らかに形態が違います。手前のはオリジナルで奥のはN2000と同じ新型だろうと思います。
お握りが品切れでこんなん買いました。味はおもしろい味でしたが、頭に来たのはその包装です。ラップの様な素材でグルグル巻きにしてあって大きな品質表示シールがべったりと貼られています。お握りの様にここから開けると言うような表示は一切無し。商品化会議の際には紙皿にでも盛られて提供されてOKが出たんでしょうが、実際に販売される状態で審査して貰いたいもんです。
思い出すとまた腹が立ってきましたよ。
予定より一時間早く宇和島に投宿。
翌朝、予土線一番列車に乗車。これも去年と同じです。北宇和島-務田間峠越えが良かったので今年も乗りました。予讃線との分岐駅、北宇和島です。
左が予讃線、右へカーブするのが予土線です。
北宇和島を出て1分。まだ宇和島市内です。
6分経過でだいぶ山深くなってきました。
木の枝がバシバシと車体を叩きます。こういう所は牟岐線南部と似てます。
まるで森林鉄道に乗ってる様です。務田まであと5分くらいの所。
高知県に入り、江川崎で20分停車した後に駅を出て直ぐの四万十川支流鉄橋を渡る所です。
江川崎の次が有名?なハゲ。右下を四万十川が流れています。
十川の手前、R381が大胆に四万十川を渡っています。
ここらはトンネルと鉄橋の繰り返し。
さすがは鉄建公団、阿佐海岸鉄道も似たようなカンジです。
昭和駅。久々の乗客ですよ。
次の大正駅までは9㎞近くあります。
再びトンネルと鉄橋が繰り返され、そのたびに四万十川は流れの向きを変えます。
地図を見れば分かりますが、猛烈に蛇行する四万十川を線路が割と真っ直ぐ貫いているためです。この辺が予土線のハイライトでトロッコ列車ならさぞ楽しいでしょうね。
四万十川名物の沈下橋が見えて来ました。(徳島では潜水橋と言いますね)流れが緩やかになったと言うことです。
土佐大正駅に到着。この写真では後方山奥に森林鉄道の遺構があるそうです。行ってみたいです。
道路脇に小舟が置いてありました。川が氾濫したときの備えでしょうか。
鉄建らしい造りですが梅雨のこの時期は苔むして自然の一部になってるようなカンジです。土讃線にもこういう所は多いです。
若井の手前にある信号場で土佐黒潮鉄道の列車と交換のため少々待ちます。
だいぶ長くなったので、もうすぐ窪川と言うところでまた続きます。
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