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友の来訪と柚木沙弥郎展(日本民藝館)

2023年02月16日 08時56分56秒 | つれづれなるままに
幼稚園時代から付き合ってる友人夫婦が訪ねてきて、1泊していった。足利で勤務してた頃のOB会があったようで、福井から車で関東に。友人関係が並じゃなく、日本中どこにでも友人がいるような男で、どうせ関東に行くなら、あの人、この人、会える機会に会いましょうと1週間ほっついてる。今回の旅の最後(違うかも)に我が家に来てくれた。
14日の夕方来て、銭湯に出かけた。家の風呂じゃ寒がりの彼は辛いだろうの想い。
うん、これは正解だったね。体に暖かさを維持して、食卓を囲み、積もる話を長々と。彼のお父さんの葬儀で我々が福井に帰って以来。
そして昨日は駒場の日本民藝館へ柚木沙弥郎生誕100年展を4人で見に行った。友人夫婦も民藝館、沙弥郎さんの染め物に興味を持ちそうな2人で、「来る」との連絡がもらった時に「よし、じゃこれ行こう」と決め、「これ行くから」と知らせてもおいた。友人夫婦も満足して観賞してくれたようでよかった。
僕は民藝館4回目だと思う。沙弥郎さんの作品も4回目だろう。民藝館の収蔵品展示も毎回刺激される。20世紀初めにこういう民芸品の価値を見出し、収蔵に尽力した柳宗悦(ヤナギ ムネヨシ)の文化度には敬意以上のものを感じる。今回新たに知ったのは宗悦さんの奥様 兼子さんは当時有名なアルトの声楽家だったようなのです。旧家(民藝館西館)では歌声がBGMで流れてました。
昼食は駒場東大の構内にある(なんで国立大学構内にこんな民間のレストランがあるんじゃい?)「ルヴェソンベール」というレストランを予約しておいた。美味しく軽いフレンチのランチコースを頂いた。 ここもよかったんじゃないですか。
彼等は昨日は横浜のホテルを予約してあるとの事。4時頃家に帰り着き、それから慌ただしく車に荷物を積み込んで、ゆっくりすることもなく、帰っていった。
これでいいんです。深く干渉することなく、したいようにする、させる。
そんな付き合いだからこんなに続いて来たんだろう。今後も彼の福井の家と僕の家を相互に利用し合いながら、付き合っていきそうです。 死ぬまで。
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