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国会審議 変えないと

2023年02月01日 12時58分37秒 | 国を憂う
通常国会の本会議、予算委員会審議を聞いている。毎度毎度そうなんだが、審議が終わってみると「今日は何がどういう方向で進展したのかな」と疑問符だらけだと感想してる。「無駄な会議」「時間の浪費」結局「税金の無駄使い」だなと思え、虚しいです。
民間企業でTQC活動として「問題解決グループ運動」をやってきた自分には「あんたらちょっと考えてよ」と言いたくなる。
その手順はこうだったような。
   (絞りこみはグループ全員の討議によります。
    また各ステップでの検討内容は資料化して残します。
     次の改善活動の資料として繋がっていきます。)
 ① 問題の抽出とテーマの決定
    現状での問題点を挙げる。対象はなんでもいい。
    ある程度出たところで、議論し、今回のテーマを絞る。
 ② 原因の列挙とグループ化
    絞られたテーマの原因を列挙し、似た原因をグループ化する。
 ③ 解決したい原因グループを決定
 ④ 選ばれた原因群に対する解決策を列挙
 ⑤ 実行に移す解決策を決定
 ⑥ 解決策を実施し、その効果を測定する。
こういう手順を踏むことで、グループの中で討議の方向性が明確になり、第三者は「何について、どうしようとしてるか」を理解しやすくなります。また取り残された問題点、原因、解決策にはどんなものがあるかを常に押さえていられます。これを僕は「議論地図」と呼んでるのですが、これを一度きちんと作れば、無駄な議論のやり直しは省けるでしょう。時間の中で手直しが必要になるのは当然です。さらにこうやって進めれば、「ごまかし」も効かないんですよ。

じゃ今の国会にこういう「議論地図」があるだろうか。無いよな。 作れないのだろうか? そんなこと無いよね。やらないだけ、「やりたいようにできなくなる」からだろうな。

「この点も重要な事だと思いますが、どうなんですか」の質問jに 「それも重要課題です」と答えすね。「今はそこじゃなく、こっちが重点ですよ」と言えばいいのにと思います。
「国会での議論は実質与党と擦り合わせをすればそれに値する」と政府は言う。今回の茂木さんの「所得制限を外しては」は政府与党の中でも議論地図が作られてないことの表れでしょう。
今は少子化問題、しかも「資金援助」に絞られてるけど、「5年間で43兆円」という防衛問題が最重要課題じゃないの?
先日予算委員会で「ある後進国のしかも田舎の教育施設(日本が資金援助)を視察してきました。もっと・・・・してくださいよ」と質問が出た。そんな質問するな、問題じゃないでしょう とは言わないが、優先順位というものがあるでしょうと感じる。
要するに、税金から給与貰ってるんだからさ、もっと中身ある議論を効率的にやる努力してくださいよ。   国会で現状の「議論地図」を作ってはどうですか。
コメント
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