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原子力規制委員会はクリア

2023年02月14日 09時24分21秒 | つれづれなるままに
昨日「60年超運転」の是非で委員会が開かれ、5人の委員のうち1人が反対し、4人の賛成で新方針が承認された。 この委員会の様子を今朝のTVで見たが、「素晴らしいな。皆こうであってほしい。」と絶賛した僕です。

原案に反対意見を述べたのは「石渡委員」で、その反対理由は僕にも解り易かった。
 ・科学的知見に基いた変更ではない。
 ・より安全側に機能する変更ではない。
 ・経産省からの提案がなかったらそもそもなかった議論であること。

従来は全員一致でことを決めて来た委員会だが、今回は「委員の中で根本が食い違ってしまった」として、山中委員長が多数決を実施した という経緯でした。そしてその一部始終が公開された。  決定内容に賞賛を送ってるのではない。この「一部始終が公開された」という点を絶賛したいのです。
行政機関の議論は本来ALL公開でいいはずだし、そうあるべきです。ところが、今は「隠す」方向に進んでると見てます。
閣議の議論なんかその最たるもの。誰がどんな意見を述べ、どういう過程で決定されたか全く知らされない。 国会の議論は傍聴できるが、閣議はできないのです。そして今の日本は閣議決定で国が動いて行く傾向が凄く強い。この点は改善要です。

「隠さない」 せめて原子力規制委員会にはこの文化を残して行ってもらいたい。
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