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2014年本屋大賞

2014-04-09 | 図書館
「全国書店員が選んだ いちばん!売りたい本 2014年本屋大賞」の発表が昨日ありました。
大賞は、大本命の『村上海賊の娘』和田竜(新潮社)!!

一次投票には全国479書店605人、二次投票には330書店より386人の書店員の投票があったそうです。
二次投票ではノミネート作品をすべて読んだ上でベスト3を推薦理由とともに投票されています。

2014年本屋大賞の受賞作発表



大賞 『村上海賊の娘 上・下』  和田竜  新潮社 366.5点
2位 『昨夜のカレー、明日のパン』  木皿泉  河出書房新社 332.0点
3位 『島はぼくらと』  辻村深月  講談社 299.0点
4位 『さようなら、オレンジ』  岩城けい  筑摩書房 274.5点
5位 『とっぴんぱらりの風太郎』  万城目学  文藝春秋 267.5点
6位 『教場』  長岡弘樹  小学館 243.0点
7位 『ランチのアッコちゃん』  柚木麻子  双葉社 221.0点
8位 『想像ラジオ』  いとうせいこう  河出書房新社 213.5点
9位 『聖なる怠け者の冒険』  森見登美彦  朝日新聞出版 156.0点
10位 『去年の冬、きみと別れ』  中村文則  幻冬舎 136.0

私はノミネート作品10作のうち、1位から9位までの9作品を読みました♪
(1冊だけ公立図書館からなかなか回ってこなかったのです。)
その中でも『村上海賊の娘』はやはり断トツに面白かったです。
(過去記事はこちら
その他には『島はぼくらと』『さようなら、オレンジ』『とっぴんぱらりの風太郎』も良かったです。

昨年は百田尚樹著の『海賊とよばれた男 上・下』でした。
昨年も今年も上下巻の2巻本…書店員としては2冊売れるほうが…とちょっと思ったりもあったでしょうか?!
作品自体、とっても面白いし、ある程度の長編の方が読む側の思い入れも強くなりますよね。
『村上海賊の娘』、是非映画化してもらいたいです!
出来ればジブリで♪

「翻訳小説部門」というもがあり、
昨年1年に日本で翻訳された小説(新訳も含む)の中から「これぞ!」という本が選ばれました。

1位 『HHhH プラハ、1942年』 ローラン・ビネ(著) 高橋啓(訳) 東京創元社
2位 『11/22/63』 スティーヴン・キング(著) 白石朗訳(訳) 文藝春秋
2位 『コリーニ事件』 フェルディナント・フォン・シーラッハ(著) 酒寄進一(訳) 東京創元社
2位 『ハロルド・フライの思いもよらない巡礼の旅』 レイチェル・ジョイス(著) 亀井よし子(訳) 講談社

お恥ずかしいことに、1冊も読んでいません。。。
そうこうしているうちに、そろそろ芥川賞・直木賞の候補作も発表されますね。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
2014年本屋大賞 (りん)
2014-04-09 23:52:14
私は目まぐるしく変わる世界 より 歴史や未来の解らないロマンが好きなのです。早く言えば
現実の逃避ですよね。多分!!
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りんさま (holy)
2014-04-10 23:27:09
現実逃避とも言えますが、違う世界を知る楽しさでもありますよね。
それから、本は主体的に向き合えるのもいいですよね。
TVはどうも時間を持っていかれる気がしてしまいます。
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