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ケリー・マクゴニガル著 『スタンフォードの自分を変える教室』

2013-03-12 | 本の紹介
人気の自己啓発本を読みました。

ケリー・マクゴニガル著 『スタンフォードの自分を変える教室』

米スタンフォード大学の超人気講義「意志力の科学」を書籍化したものです。
著者は心理学者、ケリー・マクゴニガルさん、35歳とお若い!
私は自己啓発本はあまり読まないし、それほど面白いとも思わないのですが、
これは心理学や神経科学、経済学等の観点から実験結果を踏まえて考察してあり、
大変興味深かったです。

彼女の講義を受講する生徒たちは10週間にわたって、毎週一つの課題に取り組みます。
そして最終的な目標は「意志の力を強くする。」
例えば、禁煙する、ダイエットする、無駄遣いをしない、勉強する…etc、は何故出来ないのか?!
よくある精神論とは違うのが面白いところです。

各章のタイトルを挙げてみます。

第1章  やる力、やらない力、望む力 ―潜在能力を引き出す3つの力
第2章  意志力の本能 ―あなたの体はチーズケーキを拒むようにできている
第3章  疲れていると抵抗できない ―自制心が筋肉に似ている理由
第4章  罪のライセンス ―よいことをすると悪いことをしたくなる
第5章  脳が大きなウソをつく ―欲求を幸せと勘ちがいする理由
第6章  どうにでもなれ ―気分の落ち込みが挫折につながる
第7章  将来を売りとばす ―手軽な快楽の経済学
第8章  感染した! ―意志力はうつる
第9章  この章は読まないで ―「やらない力」の限界
第10章  おわりに ―自分自身をじっと見つめる

“サラダを見るとジャンクフードを食べてしまう”
“人は良い事をすると悪い事をしたくなる衝動にかられる”
“ひとは未来の自分を過大評価しすぎる”

などは、なるほど!と思いました。

作者は
「私の本の内容を信じ込む必要はない。ただ、試してみてはどうか」
とおっしゃっています。
試してみます♪

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