今日も一期一会

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本好きholyの覚え書き的日常のあれこれ

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19年目のholyのブログをそのまま残します。 同じ時は二度とやって来ない。これからも毎日を「一期一会」の心で過ごします♪

夏越の祓

2014-06-30 | 本の紹介
今日で6月も終わり、2014年も半年が終わります。
この半年、いつにも増して早かった気がします!!

人が知らず知らずのうちに犯した罪や過ち、心身の穢を祓い清めるための神事を「大祓(おおはらい)」といい、
毎年6月と12月の年に二度おこなわれ、その月の末日がその日に当たるそうです。
今日6月30日は「夏越し(なごし)の大祓」、この半年に身についた半年間の穢れを祓い、無病息災を祈るため、
出勤前に時間があったので、近隣の神社へお詣りに行って来ました。
県指定天然記念物「大クスノキ」


「茅の輪くぐり」をする神社もありますね。
「水無月の夏越の祓する人は千歳の命のぶというなり」
残り半年も元気に過ごせますように。

今月の読書は、以下の8冊でした。
1月から6月までで52冊となり、この調子なら目標の年間100冊読了を達成できるかな?

『本屋さんのダイアナ』  柚木麻子
『ミッドナイト・バス』  伊吹有喜
『舞台』  西加奈子
『太陽の棘(とげ)』  原田マハ
『恋の華・白蓮事件』  永畑道子
『嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え』  岸見一郎
『ワセダ三畳青春記』   高野秀行
『虚ろな十字架』  東野圭吾

一番最近読んだ『本屋さんのダイアナ』は直木賞候補作で、少女2人が主人公です。

 

久し振りにこういう作品を読みました。
境遇が違うけれどもお互いの良いところを尊重できた少女時代は無二の親友だったのに、思春期の難しい時代に仲違いをし、
そろぞれに「違う世界の人」と思い込もうとして10年間も音信不通となってしまった二人のヒロイン。
少女から大人への輝ける瞬間に強さと切なさを紡ぐ長編小説です。
本が好きな人、女性同士の友人関係を考える人、母娘の関係を考える人、そんな方は特に楽しめる作品だと思います。
この主人公たちのように、心から相手のことを考えてあげられるのが「腹心の友」なのでしょうね。

今日、ラジオで「今度生まれ変われるとしたら男性になりたい。」という女子高校生の投書を聞きました。
女同士は小さいことで気を遣うし、グループで一緒に行動しなくちゃならないし、男を取り合うし(!?)、
付き合いが面倒くさい、けどグループから抜けられないし一人もイヤ。
男の子はバカみたいなこと言って騒いで、気楽そうでいい、と。
男子生徒も、見ているとそれほど単純ではないと思いますけどね。