雑誌をぱらぱら読んでいたら阿川佐和子(阿川弘之の娘さんですね。といっても還暦らしい)さんが「「齢をとるのはすばらしいことなのよ」という意見には私も同意しませんけど、若い時代に戻りたい気はないの。あの頃は結構暗黒の日々だったので(笑)」と対談で語っていた。
実にまったく同意。若さをうらやむ気分は分からないではないのだけれど、自分が若くなるのとは別問題だ。
僕はいま46歳で、昔の僕ならずいぶん年寄りになったものだと思う年齢になった。仮に15年ひいて31歳の頃のことを思うと、本当に子供だったな、という気分はする。
で、仮に15たしてみると驚く事に61歳で還暦を越える訳だ。ものすごく先のことだと思ってたけど、なんだかだいぶ近づいてるものである。
ああ、なんだか人間の一生なんて、本当に儚いものなのですね。