カワセミ側溝から

好きな言葉は「のこのこ」。好きなラジオ中継「相撲」。ちょっと苦手「煮た南瓜」。影響受けやすいけど、すぐ忘れます。

道を聞くべき県

2013-09-13 | 散歩

 宮崎行ってきた。お仲間が居たのだが、皆口をそろえて宮崎は遠いという。確かにその通り、以前と比べたら近くなったにもかかわらず遠いところだよ。
 しかしながら相対的に考えると、宮崎の人は長崎に来るには難儀しているに違いない。遠いなあと思っているに違いない。気持ちまでもお互い遠くならないようにしなくては。
 ところで僕の個人的な気分としては、宮崎県人には親近感を持っている。何故かというと親切だから。
 宮崎で道を聞くと、そりゃあ詳しく教えて下さる。今回じゃないけど、一度などは僕の車に乗り込んで道案内をしてくれたおじさんもいたくらいである。いきなり乗ってきたので面食らったけど、ありがたい思い出です。
 今回もホテルのスタッフは、まあ、お仕事としても、駐車場のおじさん、売り場の店員さん、別の施設のスタッフさん、皆本当に親切に教えて下さる。信号待ちの自転車のお兄ちゃんも、汗ふきながら教えてくれました。この場を借りてありがとう。
 これはなんという県民性なんだろうね。僕は比較的出張の多い人間だと思うけど、恐らく宮崎のこの親切さは頭抜けてるんじゃなかろうか。
 宮崎には道を聞くためだけに行ってもいいとさえ思うよ。皆さんも体験してみて下さいな。
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荒野と平行線

2013-09-13 | net & 社会
 この題材はどう料理しようかな、というのが難しく思われて、ちょっと敬遠していた。それというのもコメントのずれた感覚の話だから。簡単にいうと文意とは別のコメントへの対応の苦慮ということになる。誰もが経験するとは思うが、誤解の種は確かに自分の投稿文にあったとも読める。しかしそう読まれると解説が難しい。
 具体的に紹介できるとより分かりやすいが、これを読んだ人がやはり「なんだ!」と思う可能性もある。そういうことを揶揄したいために書きたい訳ではない。いや、むしろ自分の戒めもあるかもしれない。
 例えば最近の話でいうと「風立ちぬ」なんかはどうだろう。
 僕は普通にハンカチを濡らしたクチだが、いろいろ意見も同時に持っている。そんでもってブログでもある程度焦点を絞って感想を書いた。さらにSNSだと、「泣けました」程度はつぶやくかもしれない。
 ここでとりあえず「私も」なら普通の共感で問題無い。「うーん、私は微妙」でも感想だし、ま、個人差の範囲だ。「まったくだめだったよ」でも、残念でしたね、なので、別に意見が合わない事を問題にしたい訳ではない。しかしたまに、「宮崎は甘いんだよな」とか「(見に行った)子供がかわいそう」みたいなことがつらなったりする訳だ。つい喰いついちゃったということなんだろうけど、これはちょっと返しにくい。
 いきなり問題の解決法だが、一番は無視しかない。誤解は解けそうにないし道は遠い。
 しかし妙にからんでしまうことがある。これはほぼ墓穴。単に荒涼たる風景が広がっていく。これが基本的に不味い訳だが、しかし、この説明をするのがまた面倒なので、つい、余分に返してしまったりする訳だ。何となく荒れてしまうのを注意していても、適当に書くとまた誤解が広がって頭を抱えてしまう。
 基本的にはですよ、コメントくれる前に自分で立てろということに尽きる訳だが、そういう人は自分からは投稿を立てたりしない。場を待っているけど適当な所を探すことができないということのようなのだ。
 先日よそ様の投稿に、やはり何かの感想を簡単に書いているのがあった。「意外に良い」程度の評価なのだが、これにいろんな人が、「元(過去)が悪いので駄目だ」みたいなコメントがたくさんついていた。そんなに嫌われている人なのかというのは知らないのだけれど、「意外に良い」なのだから、過去が悪くて当たり前だ。それを今更さらに表明して非難するという態度はいったい何だろう。
 また同じように、「残業してたけど別の仕事が舞い込んできてまずまずだった」というような事を書いている人がいて、それに知り合いが、仕事の分担の仕方やスキル、仕事の小道具などの紹介のような方向に展開していた。「元はつらい仕事を頑張ってしたら、あんがいラッキー」程度の事だったはずなんだけど、笑えない展開だったのではないか。
 この世に誤解は溢れている。さらに対面した会話では無いから、誤解の山は目の前に積み上がるばっかりだ。少なくとも対面していると顔色という別の情報があるのだけれど、空気の読めない人には、これがどうにも届かない。
 この文章自体が誤解を助長するものである気がしてきたので適当に止めたいが、会話は考えて楽しみましょうという提案なのである。議論は別に立てるべきだということも。それに文意はちゃんと読みましょう、かもしれない。まあ、僕に言われたくない人も多い事でしょうが…。ホントにすんませんでした。
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