“リリー・マルレーン”

2022-12-09 | 【断想】音楽

 マレーネ・ディートリッヒ(1901.12.27~1992.5.6 90)が歌う。
 1954年6月、ロンドンのカフェ・ド・パリでのライブ録音他を収録したアルバム。
 「Live at the Café de Paris」(SONY) 
 オープニングのノエル・カワードの洒落たマレーネの紹介、そして、マレーネの挨拶、お客の歓声・・・・みんな、その時を愉しんでいるようだ。
 彼女の人気がひとかたならぬことがわかる。また、歴史的記録のようにも感じる。
 ジャズ・ヴォーカルの棚に見つけたCDだが、ジャズではないですね。
 伴奏をしているのは、ジミー・キャロル・オーケストラとバート・バカラック(17~20)。
 収録曲は、「バラ色の人生」「レイジー・アフタヌーン」「ローラ」「ジョニー」「リリー・マルレーン」「フォーリング・イン・ラブ・アゲイン」「彼女の顔になじんできた」他で、映画の主題歌等が多い。
 古くさくて、懐かしい雰囲気の音楽、それがいい。
 古きよき時代の歌手という感じなのだ。
 ベターッとした女のいやらしさを感じさせない。
                            


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