梶と蛇

2010-08-18 | 【樹木】ETC
 諏訪大社では、その神紋たる梶の葉の紋様をよく見かけた。
 吉野裕子の「蛇」(講談社学術文庫)に、次のようにあった。
 「・・・梶を解字すれば、木と尾である。蛇は頭と尾で成り立っているようなもので、他の生物とこの点で非常に異なっており、蛇の蛇たる所以はまさにその尾にある。陰陽五行思想において、蛇はまた木気であって、その木と尾の取り合わせである『梶』の字は蛇の象徴であろう。」

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