“惑星”

2024-06-15 | 【断想】音楽

 《エリック・ドルフィー・クインテッド / ライブ・イン・ジャーマニー(1961 MAGNETIC RECORDS)》で、“オン・グリーン・ドルフィン・ストリート”を聞いた。
 エリック・ドルフィーの演奏はとてもよさそうだ。
 24分近くの熱演である。
  途中、“ゴーイン・ホーム”のメロディもあって、おもしろい。
 だけど、ともかく録音が悪い。
 まともなものを聞きたくなった 
 《エリック・ドルフィー・クインテッド / アウト・ワード・バウンド(1960 PLESTIGE》で、同じ曲を聞く。
 このアルバム、日本では、「惑星」との名前で登場。
 古いLP盤のジャケットは、安っぽい。


“プライベート盤”

2024-06-15 | 【断想】音楽

 新宿のディスク・ユニオンで、棚に以下のアルバムを見つけて、即座に購入を決めた動機は、「これは、持ってないな。エリック・ドルフィーのものだから、手に入れておこう」ということだった。
 最近は、特に欲しいと思うものがなくなって、時に、そう言う買い方もする。
 ◇
 エリック・ドルフィー・クインテッド
 ライブ・イン・ジャーマニー(1961 MAGNETIC RECORDS)
 〈パーソネル〉
 エリック・ドルフィー(b-cl)
 マッコイ・タイナー(p)
 ボブ・クニングハム(b)
 メル・ルイス(ds)
 〈トラック〉
 1.ソフティ・アズ・イン・ア・モーニング・サンライズ(朝日のようにさわやかに)
 2.オレオ
 3.オン・グリーン・ドルフィン・ストリート
 4.ザ・ウェイ・ユー・ルック・トゥナイト
 5.ザ・テーマ
 このアルバム、CDをかけるとすぐに気づく。
 録音がひどい。
 音質は悪いし、楽器音の音量バランスも悪い。
 録音マイクが、各楽器の音をバランスよく録るようになっていない。
 性能も悪い。
 折角のプレイヤーたちの演奏が台無しになっている。
  MAGNETIC RECORDSとは、どんなレコード会社なのだろうか。
 私家本を扱う書籍出版社のように、持ち込まれたプライベート録音の音源でCD化などをして、売り出しもするようなレコード会社のようだ。
 エリック・ドルフィーについては、以前にも、こんなCDに出くわした。
 まあ、残念だと言うしかない。