ケニー・ドリューが弾く“ゴールデン・イヤリング”。
僕たちは悲しみと付き合わずには過ごせない。
過ごすことがあるとしたら
その感情を持たない場合だ
ケニー・ドリューは癒やしてくれる
「リコレクションズ」は絶品だ
以下は、聞いたことのあるカサンドラ・ウィルソンのアルバム。
1988 ブルー・スカイ BAMBOO
1989 ジャンプ・ワールド JMT ※ブルックリン派
1993 ブルー・ライト・ティル・ドーン BLUE NOTE ※ブルーノート・デビュー
1995ソング・ブック JMT/BAMBOO ※コンピレージョン
1996 ニュー・ムーン・ドーター BLUE NOTE ※定評盤
1997 ランデブー:テネシー・ワルツ BLUE NOTE
1999 トラヴェリング・マイルス BLUE NOTE
2002 ベリー・オブ・ザ・サン BLUE NOTE ※「トラヴェリング・マイルス」以来の盤
2003グラマードBLUE NOTE
2006サンダーバードBLUE NOTE
2008ラブリーBLUE NOTE
2015カミング・フォース・バイ・デイSONY
今回は、コンピレージョン・アルバムとなる「ソング・ブック」。
JMT / BAMBOO時代に残したアルバムから選んだ10曲を収めたアルバムとなっている。
ブルックリン派と呼ばれていた頃のものとなるが、その中で、オーソドックスな要素の濃い歌唱が選ばれているのかな。
このあたり、私には、自分で判断する能力が無い。
カサンドラ・ウィルソンの歌にど迫力を感じたのは、「ニュー・ムーン・ドーター」からだったか。
だから、その前の時代のものになると言うこと。
〈収録ソング〉
1.レッツ・フェイス・ザ・ミュージック
2.スゥート・ロレイン ※ブルー・スカイ
3.ブルー・イン・グリーン
4.ビューグルズ、バングルズ・アンド・ビーズ
5.アイム・オールド・ファッションド ※ブルー・スカイ
6.ワールウィンド・ソルジャー ※ジャンピワールド
7.リトル・ワン・アイル・ミス・ユー
8.ボディ・アンド・ソウル
9.ノー・グッド・タイム・フェアリーズ
10。オータム・ノクターン ※ブルー・スカイ
ジャズ・ヴォーカルの歴史に新しいページを開きつつあり、かつ、独自の境地を歩みつつあったのだろうが。
ここには、その後のブラックで、ヘヴィーなものは、まだ顕著ではない。