“金の耳飾り”

2024-06-16 | 【断想】音楽

 ケニー・ドリューが弾く“ゴールデン・イヤリング”。
 僕たちは悲しみと付き合わずには過ごせない。
 過ごすことがあるとしたら
 その感情を持たない場合だ
 ケニー・ドリューは癒やしてくれる
 「リコレクションズ」は絶品だ


C.W ソング・ブック

2024-06-16 | 【断想】音楽

 以下は、聞いたことのあるカサンドラ・ウィルソンのアルバム。
 1988 ブルー・スカイ BAMBOO
 1989 ジャンプ・ワールド JMT ※ブルックリン派
 1993 ブルー・ライト・ティル・ドーン BLUE NOTE ※ブルーノート・デビュー
 1995ソング・ブック JMT/BAMBOO ※コンピレージョン
 1996 ニュー・ムーン・ドーター BLUE NOTE  ※定評盤
 1997 ランデブー:テネシー・ワルツ BLUE NOTE
 1999 トラヴェリング・マイルス BLUE NOTE
 2002 ベリー・オブ・ザ・サン BLUE NOTE ※「トラヴェリング・マイルス」以来の盤
 2003グラマードBLUE NOTE
 2006サンダーバードBLUE NOTE
 2008ラブリーBLUE NOTE
 2015カミング・フォース・バイ・デイSONY
 今回は、コンピレージョン・アルバムとなる「ソング・ブック」。
 JMT / BAMBOO時代に残したアルバムから選んだ10曲を収めたアルバムとなっている。
 ブルックリン派と呼ばれていた頃のものとなるが、その中で、オーソドックスな要素の濃い歌唱が選ばれているのかな。
 このあたり、私には、自分で判断する能力が無い。
 カサンドラ・ウィルソンの歌にど迫力を感じたのは、「ニュー・ムーン・ドーター」からだったか。
 だから、その前の時代のものになると言うこと。
 〈収録ソング〉
 1.レッツ・フェイス・ザ・ミュージック
 2.スゥート・ロレイン ※ブルー・スカイ
 3.ブルー・イン・グリーン
 4.ビューグルズ、バングルズ・アンド・ビーズ
 5.アイム・オールド・ファッションド ※ブルー・スカイ
 6.ワールウィンド・ソルジャー ※ジャンピワールド
 7.リトル・ワン・アイル・ミス・ユー
 8.ボディ・アンド・ソウル
 9.ノー・グッド・タイム・フェアリーズ
 10。オータム・ノクターン ※ブルー・スカイ
 ジャズ・ヴォーカルの歴史に新しいページを開きつつあり、かつ、独自の境地を歩みつつあったのだろうが。
 ここには、その後のブラックで、ヘヴィーなものは、まだ顕著ではない。