【新古今和歌集】
散りはてて花の蔭なき木の本にたつことやすき夏衣かな(慈円)
新古今和歌集の夏歌から、植物が出てくる歌を順次取り上げてみることにする。ここのところ、ブログ記事に何を書こうかと惑うことがよくあり、無理に書くと単なる日常の感想になってしまうことが多い。それで、何か本を定め、それを刺激に一言というやり方をしようかと思った。去年、芭蕉の「奥の細道」を取り上げてやった手法だ。今回は、「新古今和歌集」でという次第である。
上にあげた歌の意趣は、次のようなものかと思う。
夏がやってきた。
花の散ってしまった木のしたに佇む。
花がないので、心が騒ぐこともなく、安らかである。
更衣もした。
裁断がた易いひとえの夏衣を着て。
更衣、ノーネクタイはいいが、28度設定というのは、不快だね。
散りはてて花の蔭なき木の本にたつことやすき夏衣かな(慈円)
新古今和歌集の夏歌から、植物が出てくる歌を順次取り上げてみることにする。ここのところ、ブログ記事に何を書こうかと惑うことがよくあり、無理に書くと単なる日常の感想になってしまうことが多い。それで、何か本を定め、それを刺激に一言というやり方をしようかと思った。去年、芭蕉の「奥の細道」を取り上げてやった手法だ。今回は、「新古今和歌集」でという次第である。
上にあげた歌の意趣は、次のようなものかと思う。
夏がやってきた。
花の散ってしまった木のしたに佇む。
花がないので、心が騒ぐこともなく、安らかである。
更衣もした。
裁断がた易いひとえの夏衣を着て。
更衣、ノーネクタイはいいが、28度設定というのは、不快だね。
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