水に縁あるヤマブキ

2009-04-13 | 【樹木】ETC
 吉野川岸のやまぶき咲きにけり嶺のさくらは散りはてぬらむ(藤原家隆)
 新古今和歌集に収められている一首である。
 ヤマブキ(山吹)は、湿気の多い地を好むようである。
 秩父だか富士山麓だったか、どこかでヤマブキをメインにした公園に行ったことがある。
 全体に薄暗く、じめじめしたところで、水車小屋もあったように思う。
 公園奥の傾斜地を歩こうかと思ったが、蝮に注意との標識があり、やめた。
 そう言うことで、ヤマブキが詠まれている和歌には、川や蛙がよく出てくる。
 蛙を食べる蛇までは、出てこないようだが。

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