フライ・トゥ・ジョーダン

2024-08-13 | 【断想】音楽

 デューク・ジョーダンの「フライ・トゥ・ジョーダン」。
 名盤の一枚である。
 フライ・トゥ・ジョーダン、スターブライト・・・・と曲は続く。
 これで、僕は、スタンリー・タレンタインやディージー・リースの魅力を知った。
 名盤というのは、後に、広がりを用意している。


“りらくしん”

2024-08-13 | 【断想】音楽

 さて、マイルス・ディヴィスの「リラクシン」。
 マイルス・ディヴィスのアルバムの中で好きなものだ。
 昨日聞いたレッド・ガーランドの「ゴー...」と演奏メンバーを比較する。
 ベースとドラムスは同じだけど、さて、どちらがリラックス型の顔ぶれと言えるか。
 言うまでもないのだろうな。
 as:キャノンボール・アダレイ→無し
 ts:無し→ジョン・コルトレーン
 p :ウィントン・ケリー→レッド・ガーランド
 ds:フィリー・ジョー・ジョーンズ&ジミー・コブ→フィリー・ジョー・ジョーンズ
 tp:フレディ・ハバード→マイルス・ディヴィス
 b :ポール・チェンバース→ポール・チェンバース


和泉式部の“愛”

2024-08-13 | 読書

 この前、馬場あき子の「和泉式部」(河出書房新社、1990年)を通読した。
 だいぶ以前に一度読んだことがある。
 和泉式部の心のことが語られ、総じて、難しい。
 古文の知識が乏しい私には、意味がとれないところも多かった。
 紫式部や清少納言との交りのことなどは興味深く読んだ。
 澁澤龍彦の「女のエピソード」には、“華やかな自由恋愛のチャンピオン”として、和泉式部のことが語られていた。
 こちらは、読みやすかった。   


サロメのエロチック・ダンス

2024-08-13 | 【断想】音楽

 澁澤龍彦の「女のエピソード」にサロメも取り上げられていた。
 サロメは、ヘロデ王の誕生日にお祝いの舞を舞う。
 褒美をやろうと言うヘロデ王にサロメは所望する。
 「預言者ヨハネの首を盆に載せていただきたい」
 聖書の記述は少ないが、多くの芸術家によって、サロメのことは多くかたられた。
 ・・・女性の色情狂と性的冷感症は裏腹の関係・・・
 ・・・熱く燃えているのは頭の中だけ・・・
 リヒャルト・シュトラウスの“サロメの踊り”を聞こうか。
 ショルティ指揮、ウィーン・フィルハーモニック・オーケストラで。