柳・桜をこきまぜて

2007-04-07 | 【樹木】ETC
 シダレヤナギは、他の木々よりは早く、みずみずしい若葉をつけ出す。桜の花の時季には、その細長い葉を風に揺らしている。先般、京都・鴨川べりを四条大橋から五条大橋にかけて歩いた。シダレヤナギは葉をなびかせていた。
 それで、次ぎのような和歌も成る。古今集の素性法師の歌である。
 《見わたせば 柳 桜をこきまぜて 都ぞ春の錦なりける》