人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

メジャードラフトの夢見る面々

2009-06-12 23:22:41 | 野球

 米大リーグ、ナショナルズはドラフト会議で駒大苫小牧高校の主力選手として活躍し、米国の短大に在籍する鷲谷修也外野手(20)を全体の412番目で指名した。この鷲谷は’98年10月3日生まれで180cm、73㌔、右投げ左打ちの外野手。駒大苫小牧高校ではマー君こと田中(楽天)らとともに夏の甲子園で’05年優勝、’06年準優勝したときの主力メンバーだった。その後、’07年から米カリフォルニア州の短大に留学していたのが、それが今回メジャーのスカウトマンの目に留まったのである。
 実はこの鷲谷について、以前このような記事があった。
《駒大苫小牧を今春卒業した甲子園V戦士の鷲谷修也さん(18)が、米国留学を目指し、地元・登別で充電中だ。鷲谷さんは05年優勝、06年準優勝と夏の甲子園に燦(さん)然たる足跡を残した。多くの仲間が現在も白球を追っているのに1人、市民プールと英語塾に通っている。予定では8月下旬にカリフォルニア州の英語学校に入り、来年1月に短大へ。2年後、4年生の大学に編入する。「野球部には入りますが、強い大学を選ぶことはしない。勉強をします。メジャー? それは無理です。将来は外資系の企業に勤めたい。そして世界中に友人を持ちたい」と熱っぽく語る》
 そう、彼はメジャーを目指していたわけではないのである。それは大学受験のときもそうだった。受けたのは国立の筑波大。
「(私大に)野球で行くと野球しかやれない。それはいやでした。筑波でスポーツトレーナーの勉強をして、選手らといろいろな国を回れれば…なんて」
 しかしその桜は咲かなかった。それで即、留学を決意したという。 同期はマー君の楽天を筆頭に、不動の4番だった本間は亜大に、3番を打っていた中沢も国学院大に進学した。マー君らに比べたら、少々遠回りした彼だが、目指す舞台はマー君よりひとつランクの高いモノとなった。彼は入団予定のようだが、僕は彼が松坂、川上、黒田、斎藤、岡島らと対戦する日がくればいいと思っている。(尚、大リーグのドラフトでは、過去’02年にロッキーズがアリゾナ・ウエスタン短大の坂本充外野手を24巡目(全体の711番目)で指名して入団した例がある)。
 そういえば、鷲谷を指名したナショナルズだが、今回のドラフトで全体1位として最速103マイル(約166キロ)の速球を誇るサンディエゴ州立大の右腕、スティーブン・ストラスバーグ投手(20)も指名している。彼は北京五輪では大学生としてただ1人、米国代表入りしていたが、速球と落差のあるカーブ、チェンジアップを武器に今季大学で13勝1敗、防御率1・32、109回で195三振を記録していて、メジャーでも即戦力との呼び声が高いという。ただここに大きな障害がある。というのも、彼の代理人にはA・ロッド、松坂らの入団させたポラス氏が付いているからだ。その彼の要求はなんと史上最高額の47億5千万円らしい。これは資金難のナショナルズにとっては頭に痛いところ。もし拒否すれば“日本流出”もポラス氏がちらつかせているというが、鷲谷氏同様今後の動向が気になるところである。
 最後にこのドラフトには思わぬ著名人の関係者も指名されている。まずはボクシングの元ヘビー級チャンピオンで史上屈指の名ボクサーとも呼ばれるモハメド・アリの養子であるアサド・アリ捕手兼外野手。ミシガン州の高校出身でロサンゼルス・エンゼルスから40巡目で指名された。また、あのスタン・ハンセンの息子シェーバー・ハンセン内野手はベイラー大で活躍し、シアトル・マリナーズに6巡目で指名されている。
 この他にも、今年のドラフトでは、カルロス・ベルトラン外野手(ニューヨーク・メッツ)のいとこにあたるレイモンド・フエンテス外野手がボストン・レッドソックスから1巡目、元ゴールドグラブ賞三塁手のティム・ウォラック氏(元モントリオール・エクスポズ:現ワシントン・ナショナルズ)の息子ブレット・ウォラック投手がロサンゼルス・ドジャースから3巡目と上位で指名されたほか、「最後の三冠王」カール・ヤストレムスキー氏(元レッドソックス)の孫マイク・ヤストレムスキー外野手も祖父の古巣レッドソックスから36巡目で指名されている。

  では明日の予想。まずは東京10R【稲村ヶ崎特別】は8番コスモオースチンでなんとかならないだろうか。13ヵ月の休み明け3走目。3歳時はローゼンクロイツ、エアシェイディと僅差のレースをしてきた馬、能力的にはこのクラスにいる馬ではない。母父コマンダーインチーフは東京2000m芝で良く走る。
 東京8R【くちなし賞】は12番ラッキーポケット。東京2400mではジャンポケ×SSは黙って買いたいところ。昇級緒戦となるが、左回りではまだ底を魅せておらず、今回が面白そう。
 中京からは最終レース。本命は9番マチカネオイカゼ。このクラス2着、2着と来てそろそろ順番であるが、今回は混合で人気が下がる分狙い目だ。マイネルラヴ×サドラーズウエルズは中京1700mダートと相性が良く、鞍上は最近中京で好調の吉田稔で死角はない。  

 今週で稼ぎどころの中京と東京が終了する。例年夏は苦戦して今年も同様なことが考えられる。よって何とか明日と明後日で・・・神様、お願い!!!

コメント
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