人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

強すぎ~!イクイノックス

2023-11-26 18:53:48 | Weblog

《大相撲九州場所》千秋楽。大関・霧島が春場所以来、2度目の優勝を飾った。1差で追っていた平幕の熱海富士が琴ノ若に敗れて決まると、結びの一番で大関・貴景勝に突き落としで勝ち、13勝2敗とした。前回の優勝は霧馬山のしこ名で優勝しており「霧島」が優勝力士となるのは、師匠の陸奥親方(元大関霧島)が名乗って大関として優勝した1991年《初場所》以来、32年ぶりとなった。霧島は新大関として臨んだ今年の《名古屋場所》は、右肋骨を痛めた影響で途中休場したことが響いて負け越し。《秋場所》で9勝してかど番を脱出すると、十分な稽古を積んだ今場所は鋭い出足を武器に白星を重ね、14日目の熱海富士との2敗対決で完勝し、単独トップで千秋楽を迎えていた。師匠の陸奥親方は4月に定年を迎える。《初場所》後に横綱昇進を果たせば、師弟で最後となる春場所を新横綱で迎えることになる。三賞は3度目の返り入幕の平幕・一山本が、千秋楽の一番で11勝目を挙げれば、という条件付きで初の三賞となる敢闘賞獲得が決まった。千秋楽まで優勝争いしている平幕熱海富士は2度目の敢闘賞が決定。関脇琴ノ若は、熱海富士に勝利し、5度目の敢闘賞を受賞した。尚、殊勲賞、技能賞が該当者なしとなった。

 女子駅伝日本一を決める《クイーンズ駅伝》が今日行われ、積水化学が2年ぶり2度目の優勝に輝いた。2区で山本有真(23)が区間賞の走りをみせると、エース区間3区で《世界陸上ブダペスト》マラソン代表の佐藤早也(29)が激しい首位争いを制し、トップで襷をつないだ。後半は5区の新谷仁美(35)らが逃げ切り、2021年の初優勝に続く2度目の栄冠を手にした。上位8チームまでに与えられる来年のシード権争いは5区、10位でタスキを繋いだ《東京五輪》マラソン代表だった天満屋の前田穂南(27)が1.2㎞付近で2人抜きで8位へ、9位のルートインホテルズとの差を1分2秒つけてアンカーに託した。アンカーの大東優奈(25)が順位を1つあげて7位に入り、4年ぶりのシード権を手にした。《プリンセス駅伝》で優勝し、この大会に出場した岩谷産業は8位に入り、チーム初となるシード権獲得となった。積水化学は強かった。ただ積水だけでなく、いま日本の長距離トップランナーの競演は見応えあった。天晴れ!
〈クイーンズ駅伝2023 シード権獲得チーム〉…優勝:積水化学、2位:JP日本郵政グループ、3位:パナソニック、4位:資生堂、5位:ダイハツ、6位:第一生命グループ、7位:天満屋、8位:岩谷産業

 ゴルフの話題。国内女子メジャー《JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ》最終日。プロ4年目の山下美夢有がツアー最終戦を連覇して2年連続の年間女王を決めた。メルセデスランキング1位で最終日は首位スタートし、「70」をマーク、通算10アンダー。逃げ切りで今季5勝目、通算11勝目を挙げた。2年連続の年間女王は2015、16年のイ・ボミ(韓国)以来8人目、最終戦2連覇は07、08年の古閑美保以来4人目。また2年連続年間5勝は1988年ツアー制施行後では不動裕理、宮里藍、イ・ボミに続く4人目となった。3位から出て、一時は単独首位に立った高橋彩華は「70」で通算7アンダー2位。逆転の女王獲得へ、山下と6打差7位から出た申ジエ(韓国)は13番のイーグルなどで追い上げたが「69」で5アンダー4位に終わった。申同様に本大会で年間女王獲得の可能性があった岩井明愛は4オーバー24位に終わった。山下はやっぱり強かった。勝負どころで逃げないゴルフが素晴らしい。お見事でした!
 国内男子ツアー《カシオワールドオープン》最終日。優勝したのは5バーディ、1ボギーの「68」で回り、通算14アンダーとなった27歳の鍋谷太一。首位タイで迎えた18番のバーディフィニッシュで決着をつけ、ツアー初優勝を飾った。通算13アンダーの2位に米澤蓮とソン・ヨンハン(韓国)。賞金ランキング1位の中島啓太は9位からスタートし、1イーグル4バーディ、2ボギーの「68」でプレー。通算12アンダーの4位で終えてランク2位以下の選手に次週最終戦の優勝賞金4000万円を超える差をつけ、プロ2年目での賞金タイトルを確定させた。23歳での賞金王は、18歳の石川遼(2009年)、21歳の松山英樹(2013年)に次ぐツアー史上3番目の若さとなる。約4033万円差でランク2位の金谷は首位から「72」と伸ばせず、通算10アンダーの7位に終わった。鍋谷&中島天晴れ!
 欧州男子ツアー《フォーティネット オーストラリアPGA選手権》最終日。3打差2位から出た星野陸也が5バーディ、2ボギーの「68」でプレー。通算17アンダーで6月《BMWインターナショナルオープン》3位を超える自己最高2位で欧州ツアー新シーズン開幕戦を終えた。女子メジャー2勝のミンジー・リーを姉に持つ地元オーストラリアのミンウ・リーは首位から出て「68」でプレー。通算20アンダーで2021年《スコットランドオープン》以来となる3勝目をあげた。久常涼が4バーディ、2ボギーの「69」でプレーし、通算10アンダー13位。比嘉一貴は「73」とスコアを落として通算3アンダー47位で大会を終えた。星野は正直、優勝しなければもっとスコアを落とすのでは…と思っていたが、良く踏ん張った。開幕戦で2位スタートは上出来で、是非久常に続く優勝を飾ってほしい。
 国内シニアツアー《いわさき白露シニアゴルフトーナメント》最終日で、1打差首位から出た宮本勝昌が5バーディ、1ダブルボギーの「69」でプレー。通算9アンダーで逃げ切って10月《福岡シニアオープン》に続く今季3勝目をあげた。この結果、優勝賞金1200万円を獲得してシニア参戦2年目で初の賞金タイトルを手にした。通算8アンダーの2位に鈴木亨。通算6アンダーの3位に寺西昭と横田真一が並んだ。賞金ランク2位のP・マークセン(タイ)は「67」で回り、前年大会覇者の渡部光洋らとともに通算5アンダー5位で終えた。宮本天晴れ!
 競馬を振り返る。東京12Rで行われた【第43回ジャパンカップ】は、C・ルメール騎乗の1番人気イクイノックス(牡4歳・木村哲也厩舎)が3番手追走から直線で楽に抜け出すと後続を寄せ付けず圧勝。テイエムオペラオー、ロードカナロアに並ぶ歴代最多のGI6連勝(海外レース含む)を果たした。また、1着賞金5億円を獲得しJRA以外の競走も含めた総獲得賞金(本賞金+付加賞)で20億円の大台を突破、アーモンドアイ(19億1526万3900)を上回り歴代1位となった。名実ともに現役最強馬から史上最強馬になった。タイムは2分21秒8。4馬身差の2着にはリバティアイランド(2番人気)、さらに1馬身遅れた3着にスターズオンアース(5番人気)が入った。
 勝ったイクイノックスはとにかく強かった。まぁ簡単に勝つと思っていたが、ここまで強いとは…。たぶん史上最強だろう。今後は【有馬記念】も有り得るらしいが、僕はこのまま放牧して来年に備えてほしいと思っている。2着リバティアイランドは2着を守るのだから相当強い。まだ3歳馬、末恐ろしい。3着スターズオンアースは外枠からほぼ理想的なレースだった。まぁ一度叩いていれば2着はあったかもしれないが、でも前2頭は強い。4着ドウデュースも力は出し切っている。5着タイトルホルダーも同様。
 イクイノックスは、父キタサンブラック、母シャトーブランシュ(母父キングヘイロー)という血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(有)シルクレーシング。通算成績は10戦8勝(うち海外1戦1勝)。重賞は2021年【東スポ杯2歳S】、22年【天皇賞・秋】、【有馬記念】、今年の【ドバイシーマクラシック】、【宝塚記念】、【天皇賞・秋】に次いで7勝目。木村哲也調教師は【ジャパンC】初勝利、C・ルメールは09年ウオッカ、18・20年アーモンドアイに次いで4勝目となった。
 また京都12Rで行われた【第68回京阪杯】は、菅原明良騎乗の4番人気トウシンマカオ(牡4歳・高柳瑞樹厩舎)が豪快な追い込みを決めてV。2016,17年のネロ以来となる【京阪杯】連覇を果たした。タイムは1分7秒4。1番人気に支持されたルガルはしぶとく上位争いに加わったものの勝ち馬の決め手に屈し2馬身差の2着、さらに1/2馬身差の3着にはエイシンスポッター(6番人気)が入った。
 勝ったトウシンマカオだが、菅原の作戦が見事に嵌った。もともと力のある馬だが、やっぱり強い。今年はGⅠに跳ね返されたが、この走りができれば…。2着ルガルも強い。まだ3歳馬でこれだけ走れば立派。今日は勝ち馬に末脚に負けたが、これからまだ強くなる。3着エイシンスポッターは現状の力は出し切っている。馬場も荒れ気味の方が良さそう。
 トウシンマカオは、父ビッグアーサー、母ユキノマーメイド(母父スペシャルウィーク)という血統。北海道新ひだか町・服部牧場の生産馬で、馬主は(株)サトー。通算成績は15戦5勝。昨年の【京阪杯】に次いで重賞2勝目。高柳瑞樹調教師は昨年に次いで【京阪杯】2勝目、菅原明良は初勝利となった。

 

 今日の一口馬。アルシミストが東京6R【2歳新馬】(1800m芝)に出走。促して五分のスタートから中団後方の外を進む。じっくりと動かしていき直線へ向くと脚を使うもジリジリとした伸びで6着となった。木村調教師は「段階的に立ち上げてきて何とか整えられたかなと見ていました。返し馬も悪くなく、これなら良い位置を取れるのではないかと見ていたのですが、いざレースへ行くとちょっと後ろになってしまいましたね…。ルメールさんに聞くと『ベイビーですね。それに大人しすぎました。最後に向けて伸びる格好は見せていましたし、今日は結果を出せなくて残念だけど良い勉強になったと思うし、次回以降良くなると思います』と言っていました。う〜ん…なんとか上手く整えられたかなと思っていただけに残念ですが、ジョッキーが言うようにまだこれからなのでしょうから、この経験を糧にしていきたいです」とのこと。素質的にはもっとやれるようになって良いはずなので、使いながら良い走りができるようになってくれたらと思う。木村&ルメールの言葉も心強い。

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