人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

一口馬たちは良く頑張った!

2021-11-07 18:32:18 | Weblog

 セ・リーグ《CSファーストS》第2戦は巨人が4-2で阪神を下し、2連勝で《CSファーストS》を突破した。阪神はシーズンを2位で終えながらも、3位の巨人に敗れ、今季は完全終戦となった。先取点を奪ったのは阪神だった。二回1死から久々に先発マスクをかぶった梅野が、中越え二塁打を放ってチャンスメーク。続く佐藤輝が高橋の直球を振り抜き、左中間へ先制の適時二塁打をマークした。しかし、直後の三回に守備のミスから試合をひっくり返される。青柳が打ち取った吉川の遊ゴロを中野がファンブル。その後に3連打を浴び、丸に逆転の右前2点適時打を献上した。青柳は三回途中5安打3失点(自責点0)でノックアウト。懸命な継投で勝利を目指したが、八回にダメ押し点を奪われた。大山のエラーから1死二、三塁とピンチが広がり、守護神のスアレスがウィーラーに中犠飛を打たれた。ビハインドが2点に広がった。2つの拙守が失点につながり、打線は好機を作るも決定打が出ない。阪神の弱みが凝縮されたような一戦で、2021年の全日程を終えた。阪神はCS出場9回のうち、ファーストS敗退は7度目。情けないぐらい短期決戦が弱すぎる。
 一方、パ・リーグ《CSファーストS》第2戦は、4-4で引き分け、結果レギュラーシーズン2位のロッテが1勝1分けとし、《CSファイナルS》進出を決めた。ロッテは2015年以来6度目の《ファーストS》突破。10日から京セラドーム大阪で行われる《CSファイナルS》で、《日本シリーズ》進出を懸けてオリックスと対戦する。ロッテは今日も監督のミスを選手が救った。完全に投手陣の交代が遅れた。致命傷になるところをマーチンの一発で救った。逆に楽天は昨日、今日と肝心なところでの一発が響いた。マー君を使わずに敗れたのは悔いが残りそうだが、一球の怖さを身に染みただけに来年に繋がる敗戦になるのでは・・・。ロッテは勢いがあるので《ファイナルS》は面白そう。緒戦で山本を攻略すれば・・・。

 《第53回全日本大学駅伝》は終盤までもつれた大激戦となったが、自力に勝る駒大が2年連続14度目の優勝を果たした。2位は青学大で、タイム差はおよそ8秒だった。駒大は1区で1位に立つも、2区で7位、3区で11位と順位を落とす。そんな厳しい状況も、6区で4位に上がると、7区では“学生ナンバーワンランナー”の田沢廉(3年)が3人抜きの激走で先頭に立ち、18秒差つけて最終8区につないだ。 ただ8区は青学大の飯田に追いつかれ、並走する展開に。しかし、18㌔手前で花尾がスパートをかけて振り切った。3位には順大。トップ3に入ったのは実に20年ぶり。2区で《東京五輪》3000m障害7位入賞の三浦龍司(2年)が圧巻の走りでトップへ。7区終了時点で5位まで順位を落としたが、アンカーの四釜峻佑(3年)が2つ順位を上げて3位でフィニッシュした。4位には國學院大が入り、過去最高順位を更新。《出雲駅伝》王者の東京国際大は3区イェゴン・ヴィンセント(3年)、6区・丹所健(3年)が区間新の快走で、その他の区間も粘りのタスキリレーを見せて5位となり2大会ぶりのシード権獲得。途中トップに立つ勢いを見せた早大は6位。7位に明大と続き、中大が8位。中大のシード権獲得は10年ぶりとなった。 一方、33秒差でシード権を逃したのは法大。東洋大は10位となり、連続シード獲得が13でストップした。ベストメンバーでなかった中での優勝、やはり箱根も優勝候補NO.1 だろう。
 国内女子ゴルフ《TOTOジャパンクラシック》は単独首位で出た20歳・古江彩佳が3バーディー、ボギーなしの「69」で回り、通算16アンダーで2週ぶりとなるツアー通算7勝目(アマ時代を含む)を挙げた。今季6勝目で優勝賞金3300万円を獲得。2位で出た現在賞金の女王の稲見は16番までに2つ伸ばすなど懸命に追い上げたが、「70」の13アンダーで及ばなかった。大会前の時点では、賞金ランクトップの稲見が2億1448万6649円、同2位の古江は1億9759万7575円で1688万9074円差だった。古江は今大会も含めて直近4週を優勝、優勝、3位、優勝と猛追。しかし、稲見も今大会単独2位に入り、2007万9400円を積み上げた。稲見は2億3456万6049円、古江は2億3059万7575円で賞金ランクの入れ替わりはなかったが、その差400万円と肉薄した。なお、僕が注目している西郷真央が9アンダーの3位、4位タイ(8アンダー)には上田桃子、青木瀬令奈、大里桃子が入った。残り3試合、女王の行方はどうなる!?
 国内男子ゴルフ《マイナビABCチャンピオンシップ》浅地洋佑が7バーディ、3ボギーの「68」で回り、通算16アンダーでツアー通算3勝目を飾った。通算14アンダー2位タイに堀川未来夢、石坂友宏、通算13アンダー単独4位に片山晋呉、通算12アンダー5位タイに杉山知靖、稲森佑貴が入った。星野陸也は通算10アンダー10位タイ、今平周吾は通算2アンダー50位タイ、藤田寛之は通算1アンダー52位タイ、小平智は通算イーブンパー56位タイで大会を終えた。浅地は昨日から信じられないナイスショットを放った。今日の17番のセカンドショットもそれ!是非ゴルフファンの人はYouTubeにあるから観てほしい。
 
 競馬の話。まずは日本馬の快挙。日本時間の今朝に行われた米GⅠ【BCフィリー&メアターフ】は川田騎乗のラヴズオンリーユー(栗東・矢作芳人厩舎、牝5歳)が直線鋭く伸びて優勝。日本調教馬で初めて【ブリーダーズカップ】制覇の快挙を達成した。スタートを決めて道中は4番手。勝負どころで進路が狭くなる場面があったが、直線半ばで進路が開けると一気に加速。最後は2、3着馬の間を割るように脚を伸ばし、半馬身差をつけてゴール板を駆け抜けた。日本調教馬の米GⅠ勝利は2005年【アメリカオークス】のシーザリオ以来2頭目。【ブリーダーズC】では延べ17頭目の参戦で待望の初勝利をつかんだ。ラヴズオンリーユーは今年の香港GⅠ【クイーンエリザベスⅡC】に続く海外GⅠ2勝目。今後は【香港C】(12月12日、シャティン、香港GⅠ、芝2000m)の招待を受諾していて、世界をまたにかける名牝の道を突き進んでいく。
 ラヴズオンリーユーも凄いが、もっと凄いことをやってのけたのが、米GⅠ【ブリーダーズカップディスタフ】(牝馬限定、1800mダート)に出走したが、オイシン・マーフィー騎乗のマルシュロレーヌ(栗東・矢作芳人厩舎、牝5歳)。後方から3~4コーナーでまくって先頭に立ち、後続の追撃を振り切った。勝ちタイムは1分47秒67。管理する矢作芳人調教師はラヴズオンリーユーの【フィリー&メアターフ】に続いて、ブリーダーズC一日2勝の快挙を成し遂げた。現地で単勝オッズ50.9倍の伏兵にすぎなかったマルシュロレーヌが歴史を動かした。ダートの本場・米国でGⅠ初制覇だ。まさかダートで日本馬が勝てるとは・・・。本当に本当に天晴れ!
 日本の重賞を振り返る。東京11Rで行われた【第59回アルゼンチン共和国杯】は、C・ルメールの1番人気オーソリティ(牡4歳・木村哲也厩舎)が道中4番手を追走から直線で力強く伸びて抜け出し快勝。57.5㌔のトップハンデをものともせず同レース連覇を達成した。タイムは2分32秒4。2馬身半差の2着に4番人気のマイネルウィルトス、さらに3/4馬身差の3着には僕が本命に推した3番人気のフライライクバードが入った。
 勝ったオーソリティだが、力が一枚、いや2枚上だった。心身ともに充実し、直線での反応も良く、良い脚を使った。これだけ走れば【有馬記念】も面白そうだが、ルメールは乗れないので、その辺りが・・・。2着マイネルウィルトスは初の東京も問題なかった。力もつけているし、今後も注目できそう。3着フライライクバードは勝ち馬マークも直線は(前の馬と)離されたが、それでもしっかりと食らいついていた。昇級戦だったし、重賞でも十分にやっていけるだろう。
 オーソリティは、父オルフェーヴル、母ロザリンド(母父シンボリクリスエス)という血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(有)シルクレーシング。通算成績は10戦5勝。重賞は2020年の【青葉賞】、【アルゼンチン共和国杯】に次いで3勝目。【アルゼンチン共和国杯】は管理する木村哲也調教師、騎乗したC・ルメールともに昨年に次いで2勝目となった。

 阪神11Rで行われた【第11回みやこS】は、浜中俊の5番人気メイショウハリオ(牡4歳・岡田稲男厩舎)が中団追走から直線、鞍上のアクションに応えるように豪快な伸び脚を発揮し、最後僕本命のロードブレスの追撃をハナ差しのいで勝利。重賞初挑戦でタイトルを奪取した。タイムは1分50秒8。ハナ差の2着にはロードブレス(6番人気)、さらに2馬身半差の3着にはアナザートゥルース(10番人気)が入った。なお、連覇を狙った武豊の1番人気クリンチャーは6着、出走メンバー唯一の3歳馬メイショウムラクモ(2番人気)は5着に敗れた。なお、勝ったメイショウハリオには【チャンピオンズC】の優先出走権が与えられた。
 勝ったメイショウハリオだが、馬ごみも大丈夫だし、最後は2着馬が外からきたら、そこからもうひと踏ん張りする根性もある。まだ4歳馬だし、これからの成長が楽しみな馬だ。2着 ロードブレスもよく頑張っている。これで勝ちきれないところがこの馬らしい。まだ良くなるそう。3着アナザートゥルースの粘りには驚いた。最後まで頑張っていたし、改めて力があると思った。ノルマンディーの最高賞金獲得馬。馬券的には抑えなくちゃならない馬だ。
 メイショウハリオは、父パイロ、母メイショウオウヒ(母父マンハッタンカフェ)という血統。北海道浦河町・三嶋牧場の生産馬で、馬主は松本好雄氏。通算成績は13戦5勝。重賞は初制覇。【みやこS】は岡田稲男調教師、浜中俊ともに初勝利となった。

 今日の一口馬。東京8R【3歳2勝クラス】(2000m芝)にコーディアルが出走。競馬では五分のスタートから出たなりで後方を追走。直線に入ってから追い出されるとしっかり脚を伸ばしたが、前には届かず3着。課題のスタートはハミなどを替えた効果もあるのかうまく出たが、馬に力みがあって後ろの位置に。ただ今日の展開では後ろにいてはノーチャンス。今後はこの気性が課題となりそう。次こそは・・・。東京12R【3歳2勝クラス(1300mダート)にジュリアが出走した。初めてのダート戦でおまけに出遅れたが、追走しつつ徐々に位置を上げ、直線は目が覚めるような末脚を繰り出し、差し切り勝ち。この走りを見ると、ダートの短距離なら相当なところまで行けそう。楽しみが広がった! 今週は1勝、3着、4着、7着、8着とすべての馬で賞金を稼いだ。上出来だ!

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 明日の一口は勝ち負け! | トップ | ゴールドレガシーに期待! »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Weblog」カテゴリの最新記事